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2005年12月10日(土)・11日(日) パシフィコ横浜で「フライフィッシングフェスタ2005」が開催されました。
目玉は、フライフィッシング界の本山博之・岩井渓一郎氏と、バスフィッシング界の岩井渓一郎・本山博之氏のコラボレーション!
「バスフライサーフェイスシステム」についてのトークショーと、あのマジックミノーのタイイング方法のレクチャーが行われました!
筆者も今年9月、本山プロにマジックミノーの威力を見せ付けられているので、非常に興味深い!
岩井氏自身も言っていましたが、フライフィッシングとルアーフィッシングの融合により、まったく新しい釣りが生まれたと言えます。
岩井氏曰く、「渓流のフライは水の流れとのやり取りだが、この釣りは魚そのものとのやり取りが楽しめる!」
筆者自身も「これは表層のサイトフィッシングだ!」と思いました!
筆者自身は、フライとルアーの決定的な違いは、食性で口を使うか否かだと思っています。
ルアーの場合は、食べようと思って口を使うと言うより、食欲と言う本能が働いて反射的に喰ってしまうケースが少なくない。
しかしフライは、魚が食べれるものか否か、判断して口を使っているように思えます。
「食べれるかどうかの判断を優先して、警戒心が少なくなる」
マジックミノーを観察するバスの姿を見ていると、そんな気がしてなりません。
実際、ミノーを動かしてしまうと「コイツはニセモノだ!」と気付いてターンしてしまうらしいです。
つまり!どんなにルアーでホンモノの動きを出せても、ホンモノでないことはバレテいるのかもしれない。
それでも喰ってしまうのは正にリアクションバイト!ということか・・・?
やはりキモは、マジックミノー!
岩井氏によるタイイング方法が解説されました。思っていたほど難しい技術はいらなそうでした。(でもわたしにはできないが・・・)
さて今回、「フライフィッシングフェスタ2005」ってくらいですから、来場者はほとんどフライフィッシャーなわけです。
バリバスブースのモニターで、レンジャーに乗ってバスを釣っている岩井氏の映像を見ていたフライフィッシャーが
こんなこと言ってました。
「おぉ!岩井渓一郎がバス釣ってるよぉー!」
フライフィッシング界では、なんとなくバスは邪道とまでは言わないけれど、ちょっと異端な魚らしいのです。
岩井氏自身、トークショーの中でこのように言っておりました。
「僕が今までバスを釣らなかったのは、バスの位置づけがはっきりしていなかったからです。
しかし、今年6月に施行された外来生物法で、バスは釣っていいしリリースしていいとはっきり明言されたわけですから、
本気で釣ってみる気になったわけです。」
バスアングラーがフライロッドを振り、フライフィッシャーがバスを釣る!
来シーズンは新たなバスフィッシングが展開されるかも!
本山プロもお疲れ様でした!来シーズンも桧原湖上で会いましょう!
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