このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

霞釣れねぇーよー!なんて言ってるのはだれだ!!
40UP、50UP連発!!
今、大山沖が熱い!!

カッ飛びつりっ子太郎J.Tに強引に誘われ、渋々釣りに行くことに同意した
私(湖上の海人K.S)であったが、自分のボートを浮かべる気はサラサラなく、
つりっ子太郎255に同船し、大名釣りを決め込んだ。
天気も良く風もない。ガラ空きの大山スロープでボートを降ろし、
小野川上流へと太郎を走らせた。
小野川は水深が浅く、明確なブレイクもない。シャローのカバーもイマイチ。
とりあえず、アシ際をテキサス、シャロークランクで流すが、アタリはない。
J.T氏はヘビーダウンショットのピッチングというカッコ悪い釣り方で、
一度アタリをとったらしいが、その後沈黙。
私はテキサスのピッチングでアシを狙うが、どうも上手く決まらない。
桧原通いですっかり腕が落ちたかと思ったが、原因はそれだけではないらしい。
どうやらリールにオイルを指し過ぎで、スプールとボディの間に
オイルが干渉しているらしく、気持ちよくラインが放出しない。
ボート上でリールをバラシ、余分なオイルをふき取ると、バシバシ決まりだした。
アタリのないまま、時間は過ぎてゆき、二人そろってテンション下がりっぱなし、
オマケに新調したペラを太郎はお気に召さないらしく、エア噛み続出!
シャローがダメなら、ナマズ狙いで浚渫でもやりに行くか!
ということで、大山スロープ沖浚渫に移動。
二人とも、この後のドラステッィクな展開を想像もしていなかった!!
大山沖の浚渫は桧原のハンプっぽい感じで、カリカリ感もいい感じ。
下がったテンションがやや盛り返してきた。本湖でバスが釣れる話を聞かないので、
すっかりナマズに期待し、フットボールを投げ続けていた。
そして、その時はやってきた!!
コン!
私の手元に、昨年のこたかもりカップ以来のなつかしい生命感が伝わってきた。
あまりに唐突、あまりに意外であったため、
アタッた後、どうすればいいか思い出せず、数秒後やっと気がついてあわせた!
「きた!!」
いいサイズだ!やはりナマズは浚渫にいるのだ!!と思ったのだが、
その引きは明らかにナマズのものではない!!
「まっ、まさか!!」
霞の濁った水は、その姿を遮りなかなか正体を見せてはくれない。
「最後にラージを釣ったのはいつのことだっただろう?」
そんな思いが脳裏を駆け巡った!!
ネットを使ってランディングする心のゆとりはなかった!
私は一気に太郎のデッキにブッコ抜いた!
「あれ?」
その魚はナマズでもなく、ましてラージでもなかった。
「ボラ?ニゴイ?」
どうやらコイ科の魚らしいがなんだかわからない。
「ケッケッ!なんだよ!ナマズかと思ったのに!」
J.T氏は、私を鼻で笑っていたが、サングラスの奥の炎を隠すことはできなかった。
「ま、いっか。魚釣ったもんねー!」
しかし、これで終わりではなかった!
同じポイントで、今度はJ.T氏のロッドが曲がった!!
デカイ!!正直に言おう!このとき私はバスでないことを祈った!!
「ナマズならゆるせる!たのむ!!」
し、しかし上がってきたのはナマズではなかった!

by 湖上の海人(ウミンチュ)K.S

ニゴイでした。


というわけで、J.T氏にサイズで負けたものの、仲良くバスの姿は見れず!
しかし、この魚いったいなんだろう?

ペヘレイ    らしい。

Vol1

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裏磐梯がオフシーズンでもガマンできないコマッタちゃんたちが
釣れない下界の湖で、孤軍奮闘しております!

下界の湖上から

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