このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

カッ飛びつりっ子太郎のワンマンバスライフ
水温と釣果の関係性


今シーズン大幅に遅れたスポーニング!
一概に言い切ることはできないが、水温が大きく影響していることは間違いない。
過去のデータを振り返り、今後のシーズンを占ってみよう!


by カッ飛びつりっ子太郎J.T







上記は2001年、2002年6−8月の釣果と水温(朝一)の関係グラフである。
釣果はそれぞれの人により得意、不得意な釣りがあるにせよ、
つりっ子太郎なりのスポーニングについて上記グラフをもとに考えてみたい。

例年GW明けから本格的なスポーニング活動に入ると考えている。
(GW明け直後は水温的に約10度前後)
ただし釣り方によって釣果は大きく変わってくる。
01,02年の水温上昇を参考にしてみると
両年とも水温(朝一)が15度を目処にして釣果は大きく伸びている。
このことからサイトもしくはシャローでイージーに釣るには15度を超えてから、と言える。
(スポーニング第一陣の始まりと思っている)
また、16〜18度で一旦水温が落ち着きピークを迎えると思われる。
この時期、水深で言えば3mまでのロックの絡むポイントが熱い。そこにウィードが絡んでくれば更に良い感じ。
少々急な斜面であろうとそこにロックが絡めば、意外と良いスポーニングエリアになり得ると思っている。
それは魚の量と人の数、人為的プレッシャーに関係しているのでは?と推測しているからだ。
必ずしも人気エリアばかりがホットスポットではない!平日の釣行なら別ですけれど。
その後、20度を越え始めるとスポーニングは終焉を迎え、
多くの魚はウィードの発生と共に沖を目指す。そんな気がするんですなぁ。
それでも20度を超えて大型の固体が遅ればせながらスポーニングに入って来る事も少なくないので
シャローのチェックもお忘れなく。



ウィード、水温、ベイトにつられて次第に沖合いに移動しだした個体が本格的なディープフラットを目指すのは
朝一水温が25度前後になってからであると思っている。
つりっ子太郎的なターンオーバーについての考え方としては、8月に入り、
台風等の影響もあるにせよ水温が下がり始める。
最初の水温低下と共にガクッと釣果が落ち始めているのだ。
これは軽いジャブ程度なものだが水面には泡が出始め、透明度も一気に悪くなる。
その後は朝夕の寒暖差が大きく、魚の移動も早くなる。
魚の移動に釣り人側がついていけないと、01年の釣果のようになってしまうので気を付けましょう。
ここでいう魚の移動とは横だけではなく、縦方向も含めます。

まぁ私には特別大きな魚は釣れないのだけど、
大きな魚は、やはりアベレージサイズとはちょっと違う動きをしているので難しいですな。
釣り方はその人なりの釣りがあると思うし、一つの釣り方、エリアばかり固執してしまうと
大きな魚に出会えないと困るのであえて記載してません。
このデータを鵜呑みにせず、現在の水温から湖がどのような状態にあるのか
釣行の際には参考程度にでもして頂き、
桧原湖を訪れるビギナーの方に、少しでも楽しい釣りのお手伝いが出来れば幸いです。

因み私の水温計で6/19の水温は18.5、釣れている水深も
3mまでが良い感じで、魚は次第に沖合いも目指しているような感じです。
今後の水温変化を考え、自分なりのホットスポットを見つけて良い釣りしましょう。

カッ飛びつりっ子太郎J.Tでした。



特集INDEXへ戻る











このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください