このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
小野川湖釣行記
桧原湖とは似て非なる湖!!
by 湖上の海人K.S
8月某日 裏磐梯四湖の一つ、小野川湖で釣りをしてきました。
以前、レンタルボートとアルミボートで釣りをしたことはあったのですが、釣れたのか?釣れなかったのか?すら覚えていないほど昔のことで、
初めて浮かぶ湖のような新鮮な気持ちで小野川湖に臨みました。
小野川湖というと桧原湖と同様に、島やハンプが無数に存在する非常に入り組んだエリアと、
リザーバーを思わせるステイーブなバンクとワンドで構成されていて、一見ミニ桧原湖という印象ですが、
以外にもしっかり個性があって、桧原湖のパターンでは対応できない面も多々あるようです。
はじめて行く湖のようなワクワク感を味わいたかったので、特に情報は仕入れず、とりあえず浮かんではみたものの、連日の晴天無風!
ポイントを探しながら釣っていると、すぐに真夏の暑さがやってきて、バイトが遠のいてしまいました。
夏のこの時期は、朝一からベストポイントに直行するくらいでないと釣果は望めないようです。
さて、あくまでも私見ですが、桧原湖をホームにするアングラーの視点から、小野川湖のインプレッションを述べさせていただこうと思います。
広さ的には、エレキのみだとちょっとツライけど、パスポートでは持て余すといった感じで、
アルミの小馬力エンジン船がベストマッチですね。ちょうど湖の両端にレンタルボート店があるので、
エリアを絞るならエレキや手漕ぎでも大丈夫!
(レンタルボート店マップ参照)
以前はラージがかなり混じっていたようですが、最近は圧倒的にスモールが多くなっているようです。
小野川湖は、桧原湖の水が流れ込み、秋元湖へ流れ出しています。
そのため水位は常に安定せず、一日の内で数十センチの変動があります。
朝見えていた岩が昼には暗岩になっていることが多々あります。白鳥島から南西のエリアは非常に危険ですので、エンジン走行はやめましょう。
白鳥島 角度によって白鳥に見えるらしいんだけど・・・
意外なことに、この入り組んだエリアの方が、白鳥島から北東方面(いわゆる本湖)より明らかに水温が低いです。
地形と水温に違和感がありますが、これは南西端にあるインレットから桧原湖水深20mの水が流れ込んでいるためで、
小野川湖の特筆すべき点です。
桧原湖にもよく見られる岩が積み重なった島。さぞや根がかりが多いだろうと思うのですが、
意外に水中はノッペリしていることが多く、コリコリ感がありません。見た目に頼らず魚探でハードボトムを探しましょう!
本湖のショアラインはチープに見えるのですが、ちょっとしたストラクチャー(岩、倒木、スタンプ)にもバスは付いています。
同行した自遊人G藤さんのスピナーペイトに、スタンプの影からヒットしてきました。
半日間でわたしがやった範囲には、桧原湖の月島南に点在するようなロックハンプは、ほとんど見られず、
沖とディープのパターンは発見できませんでした。
後から聞いたのですが、この時期は本湖のショアラインを回遊するワカサギに付いているバスを、
表層で喰わせる釣りがメインパターンになるらしいです。
半日のだけの釣行でしたが、桧原湖とはちょっと違った雰囲気を楽しめて、改めて裏磐梯の懐の深さを実感いたしました。
ちょっと本気で釣り込んでみたくなりましたな!
余談ですが‥・海人をカイジン(怪人!?)と読む方が稀にいらっしやいまして‥・
ウミンチュです!怪しい人ではありません!沖縄の方言で漁師を意味します。
ちなみに島人はシマンチュ、沖縄人はウチナンチュ、酔っ払いはビーチャー、内地人はナイチャー、漁師船はサバニです。
My Bassサバニ!
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