このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

マグレも屁理屈語ればパターン成り!

51cm!2kgのビッグスモールをGetしたクランキングパターンとは!?

by ダイナマイト☆スイーパーY.K

せんえつながら、諸先輩方を差し置いてスモールマウス50upを手にした時の状況を
報告させていただきます。

毎年、お盆を過ぎる頃になるとライトリグなどのカッタルイ釣りになってくる。
元々わたしは、手段を選ばぬ鬼畜の根こそぎ君なのだが
ステップアップの為に、友人と 本山塾長のガイド を体験した。
ガイド中に色々と教わった事が今でも自分の釣りに影響している。
なぜ?どうして?何処で?何を?など考えながら釣りをして、答えを教えてくれるのではなく、
導かせるガイドレッスン。船団の中でも釣り勝つテクニックなど目からウロコがいっぱい。
お試しあれ!!

そして翌週、2004年9月中旬、Myアルミボートでこたかもりから出陣。
その日は風も無く9月にしては蒸し暑い位の陽気でした。
エレキで岸沿いをトップで流し始めた。水深は8m前後、魚探には無数のベイトが映し出されている。
もしかしたら、でっかいヤツがこのベイトに引き寄せられて、シャローにさして来るかも!
状況を判断し、いろいろな可能性を試みる!
塾長に教えられたことが早くも身についている。

ベイトが溜まるエリアにあるトップ3mのハンプに到着。
Wスイッシャーを大遠投し、反応を見てみる事にした。
1投目、シャラシャラシャラ、反応無し。2、3投して魚がスレない様にルアーチェンジ。
選んだルアーはディープクランク。この選択がビッグスモールを呼び込んだ1つ目の要因だった。
アルミボートでひざをついてのニーリング。不安定きわまりない。
これが2つ目の要因!安定したバスボートでは出せない、
不規則な動きをしていたのではないだろうか?

ガリ、ガリ、ガリ、ガ!ん?根がかりかなと思いゆっくり立ち上がった。
すると根がかりが動き出した!それもトテツモナイスピードで!!
内心、鯉でも引っ掛けちゃったかなーってな感じでやり取り開始。
姿を見るまでは結構強引なやり取りだったが、スモールの姿を確認したら、いきなり慎重な対応に激変!
現金な私の性格を物語っている!
今まで見たことがない大きさにヒザは震え出した。
しかももう一匹、争うようにルアーを追っている!
今思うと、2匹いた事が3つ目の要因だったような気がする。
2匹いたからこそ、ムキになって、ルアーを追ったのではないだろうか?

それにしても凄まじいまでの引き!ヤバイ!どうしよう!ネット積んでない!
ネットがいらないようなサイズしか釣った事が無い私の心臓は、バクバク唸り出した!
ありあまるトルクとスピードにクラッチフリーで対応。幾度かの突っ込みを華麗な竿さばきでいなし、
ゆっくりとヤツを引き寄せると、改めてその大きさにビビった。
深呼吸し、フックの掛かりを確認して、一気にハンドランディング!一発で決めました!
暴れるヤツを持ち上げるとズッシリとした重量感にニンマリ。
誰か見てないかなーとすました顔して見渡しても誰もいなかったので、ライブウェルに入れ、
タバコを一服決め込んだ。

そこへ何も知らず、カッ飛びつりっ子太郎J.T氏がやって来た。
『釣れますかぁー』と聞いてきたので、『やっちゃった、オバケ釣っちゃった』とヤツ見せた。
サイズは51cm、重さ2kgまぎれもなくランカーです。
悔しがるJ.T氏にデジカメで写真を撮ってもらい、
塾長の本山さんにメールを入れた。
すぐさま電話が入り、共に喜んでくれた。塾長は写真を送ってくれと言うので、
後日、その写真を送ったら 塾長のHP に出してくれたぁー!

その日の夜。カッ飛びつりっ子太郎J.T氏、湖上の海人K.S氏らに
今回のパターンを語って聞かせたのだが、

「まっ、マグレも屁理屈語っちゃえば、なんとなくパターンに聞こえるねぇ!」
「あ〜あ!不幸な人だ!来年から釣りしてても、つまんねぇぞー!
オレなんか7年も楽しめてんのに!」

などと嫌味を言われたが

やっぱり釣ったもん勝ちだよね!!

というわけで、今シーズンはチョーシコイテ私も買っちゃいました!





でも、ビッグスモールを呼び込んだ2つ目の要因
不安定なニーリングができなくなっちゃったなぁ!!


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