このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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11月19日(水)〜24日(月)という日程で今年度の“本格焼酎と清酒まつり”が開催された。場所は宮崎空港の1階オアシス広場。県酒造組合に所属している44蔵が参加して展示即売会が開かたのだった。11月28日付けの宮日朝刊に広告が出て、きき酒会も開催されるという。
宮崎県といえば「焼酎」というイメージだ。しかしながら県内には“綾錦”の雲海酒造(株)と“千徳”の千徳酒造(株)の2清酒蔵がある。これらも含めて『太陽と緑豊かな神話の国宮崎に、本格焼酎と日本最南端の酒が一同に揃って自慢の味を競い合います。』というのだ。
さすがに平日は仕事で参加できない。しかも今は研修中ということもあり土曜日も無理だ。というわけで定期的に休みをもらっている日曜日に行ってやろう・・・となったのである。
23日は晴天。気温は15度と低めだが過ごしやすいのである。日曜日ということで車がいっぱいな1h¥150の駐車場に車を停め、オアシス広場に向かったのであった。
会場は宮崎空港ロビーのど真ん中である。結構広いスペースが取られていたのであった。しかしながら、どちらかというと人もまばら。思っていたほど盛況という感じではなかった。「あらたまって焼酎を買うという気持ちは芽生えにくいのかなぁ・・・。さすが宮崎。」と会場へ足を進める。
(2003.11.23)
試飲スペースには人が群がっていた。“日向古秘”や“平成元年”などなど20銘柄以上が試飲可能だった。
参加蔵元のうち、ブースが設けられてあったのは次の通りである。
雲海酒造(株)、姫泉酒造(資)、松の露酒造(名)、寿海酒造協業組合、櫻の郷酒造(名)、井上酒造(株)、(資)生駒高原酒造、明石酒造(株)、千徳酒造(株)、佐藤焼酎製造場(株)、本坊酒造(株)、京屋酒造(有)、神楽酒造(株)、高千穂酒造(株)、松露酒造(株)、落合酒造場、王手門酒造(名)、霧島酒造(株)
この18蔵のうち雲海は綾ワイナリーも併せて、また本坊酒造についてはワインのみであった。これ以外の蔵元は上の画像のように“展示”という形を取っていた。蔵にも事情があるので仕方ないが、ちと残念。
各蔵元の主力銘柄が展示。並べられた1升瓶を見ているだけでも結構楽しめる。
王手門酒造のブースである。どう表現していいか分からないが、知人にオブジェが飾ってあるよと聞いていたが、ここまでとは。
ここだけまとまっていて、なんだか会場の空気とは浮いていた。
こちらは寿海酒造協業組合のブース。
千徳酒造。
新聞の広告にあった“きき酒”も度数と原料当て、そして清酒の造り当てと3つ用意してあったようだ。原料当てに挑戦したが、前回の
まりりんBar
の試飲会以来、自分の貧乏舌には非常に自信がない。解答用紙を箱に入れたが、どげんなったっちゃろ・・・。
宮崎県内で焼酎といえば“黒キリ”や“木挽”といった大ブランドであり、地域で流通しているような銘柄はなかなか知られていない。しかしながら、各ブースにはそういうレギュラーよりも都会受けするあか抜けた銘柄の方が多かったようだ。会場が空港であったことから、どちらかといえば県内と言うよりは県外へのPR的性格が強かったのかもしれない。
しかしながらこういうイベントが開催されるというのは非常に有意義なことであると思う。日曜日にもかかわらず会場が閑散としていたのは「ちょっとこれ、大丈夫かな?」と心配したくなったが、楽しめたのだった。来年度も是非開催してくださいね。
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