このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

あなたに ひとめぼれ
>Index
20°
(株)都城酒造 宮崎県都城市

(2008.11.15)
県内のしょちくれにはお馴染みの経済酒でございますね。満を持しての登場となります。

これまで200mlペット等は購入したことはあっても、それなりの容量の物を・・・というのはございませんでした。一番の原因というのはいつでも飲めるということ、そして店頭で見かける4Lペット、5Lペットに恐れをなしていたってなことでしょうか。

さて、この手の大型ペットボトルでの販売、消費については、宮崎では南那珂地域で盛んな様子。農畜産業、林業、漁業・・・と肉体を酷使する産業が盛んな地域というわけではないでしょうが、ある程度の規模の焼酎蔵元であればその代表銘柄を大型のペットボトルに詰めて店頭化しています。

小売店でも安売りの目玉として扱われている様子ですし、たしかに毎日飲むことを考えればお得ですね。まさに生活の酒だ・・・と。

私が現在住んでいる都城、北諸地域に視線を移してみます。大型ペット焼酎については 都城酒造さん の独壇場といった状況でして、酒店やディス屋はもちろん、スーパー等で見かける機会の方が多いですね。値段も1升で千円するかしないか・・・という価格設定です。黒麹仕込みの物もあるのですが、さすがに差別化されているのでしょう。価格設定はちょっと高めとなっております。また、白黒と仕込む麹で差別化されている甘藷焼酎に加えて、麦、米、そば、トウモロコシと原料別に様々な顔を持っているのが同銘柄の特色です。

甘藷製のこの焼酎については、原料に麦、コーンスターチも使用しているのも特色でしたね。そのため、甘藷の香りが控えめとなっており、非常にスムーズな味わい。そこに飲み手の好みが別れるかも知れません。

さて、蔵元である都城酒造さんと言えば、観光施設“森の駅”のオープンが11月中旬と間近に迫ってきております。レストラン(イタリアン)、イベントホール、物産館、リキュール製造施設、樫樽貯蔵施設を備える観光施設なのですが、何より注目すべきはここに移転してくる大浦酒造さんの存在。

都城酒造さんについては、この秋はちょっと目が離せませんね。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください