このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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(05.08.10)
「焼酎に合う宮崎の名物料理といえば!?」
・・・と問われるとなかなかコレッ!!という物を示せないことが結構宮崎県人にはつきまとうと思うのだが、その原因のもっとも大きなところは全国的に知名度の高い郷土料理がないことにあると個人的に思っている。地場の特産品も料理の“素材”となる物が多いために、畜産物も野菜も県外向けに販売される量が県内流通よりも圧倒的に多いだろうから、地元民との関係は結構希薄であったりする。
そのような中で県民の食卓にもっとも身近な存在として重宝されているのが鶏肉である。ただでさえ我が国トップクラスの養鶏県である。例えばマンモス食鳥企業を抱える児湯地方を車で移動すると、採卵鶏のウインドウレス鶏舎やセンダンの木に囲まれたブロイラーといった肉用鶏の鶏舎などが目に飛び込んでくる。最近は“みやざき地頭鶏”がメディアでよく取り上げられるので、皆さんの方が宮崎の養鶏をよくご存知かもしれない。
そのような中、鶏肉を使った料理の中に全国的な知名度を誇る郷土料理がある。冷や汁と並び、宮崎県といえば・・・と不動の地位にある“あれ”である。
それは・・・、
宮崎県人が愛して止まない『チキン南蛮』だ(爆)。
生まれは延岡市とも言われ、ボリュームもありご飯のおかずにもぴったりのチキン南蛮であるが、基本となるレシピは同じでもそれぞれの家庭、店で千差万別のヴァリエーションを見せる(過去何度か紹介したことがありましたよね)。例えば甘酢であり、タルタルソースであり、どの部位の肉を使うかということであったり・・・。宮崎の大抵の食事どころには必ずと言っていいほどメニュー化されているので、食べ比べて自分の好きな南蛮を見つけるのも楽しいと思う。共通するのは「とっても美味い!!」ということであり、そのジューシーな風味は唐揚げ好きならずともハートを射止めてしまう最強のメニューだ。かくいう私は居酒屋でチキン南蛮を必ずといってもよいほど注文する。この画像のチキン南蛮は私の職場でよく利用する西都市内の居酒屋のものだが、少々濃いめの味付けで、焼酎のロックに絶妙のマッチングを見せるのであった。
酒のつまみとしては同じ鶏料理に“炭火焼き”もあるのだが、どうもこちらは焼酎と言うよりはビールのつまみである気がする。だから私はこれを強烈に推したいのですね。
ん〜、食べたくなってきたぞ。
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