このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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九州新幹線の開業記念の一貫として、鹿児島中央駅のコンコースには期間限定の焼酎スタンドバーがお目見えした。開業前のPR広告でそのことは知っていたし、数多くの銘柄を口にすることが可能。しかも鹿児島らしいちょっとした肴まで揃えているとか。
研修が終わり、せっかく
新幹線
を見に鹿児島中央駅まで出てきたのだからこの焼酎スタンドバーも観察をしてみた。立体駐車場に車を停め、連絡通路から駅コンコースにはいるとすぐにバーであった。周囲には鹿児島県内のメーカーののぼりが立っている。棚には確かに多種類のさつま芋焼酎と黒糖焼酎。銘柄は200近いと言うから驚きである。 注文を受けてお湯割りを造る。飲み方はロック等自由に選べるようです。
今度のオーダーは白金酒造の“石蔵”のようだ。
“薩摩焼酎場 Amutas”これがこのスタンドバーの店名のようだ。メニューでありますが、まず焼酎。『かごしまの代表銘柄』、『こだわりの焼酎』、『頑なな焼酎』と3つに分けられていた。それぞれ300円、400円、500円という価格設定であるが、おお、あるある。甑島の“五郎”、市来の“七夕”だ。“伊佐美”や“吉祥宝山”などは500円で飲める。他にも大海酒造の銘柄や“五代”、“純黒”、“喜界島”、“弥生”・・・。結構押さえているねぇ・・・などと注がれる焼酎の甘い香りにもだえつつも思ったのだった。
肴は・・・、黒豚の自家製チャーシュー、さつまあげ(いわし棒天)、さつまあげ(にんじん)、キビナゴ干物、枝豆、乾き物(これら各200円)。そして焼酎を飲まれていた皆様が舐めていたのが“黒豚みそ(100円)”。リーズナブルである。
しばし観察していたが、旅行者には大人気のようである。
皆さん、2杯、3杯とお代わりされて、それぞれの味の違いを試されていたようだった。
鹿児島中央駅のコンコースに並ぶ駅売店には以前から土産向けに焼酎が販売されていた。銘柄は本坊酒造の“紅薩摩”など大手の銘柄ばかりであった。これら“駅改札の外”の売店はこの路線を堅持しているようで、棚には“小鶴”、“里の曙”、“我は海の子”等の銘柄が並んでいる。ある店舗では下画像の通り、カメの“桜島”がレジ横に置かれていた。
しかしである。新幹線の自動改札をくぐって真っ正面にある鹿児島特産品専門店“The さつま”。ここはなにやら趣が違う。薩摩焼の壷や錫製品等の工芸品等が並んでいる。その中でももっとも広いスペースを与えられていたのが“鹿児島焼酎”なのだった。銘柄も多彩。聞けば200銘柄近い商品が並んでいると言うことで、前述の大手銘柄はもちろん、“華奴”、“蘭”、“種子島 紫”、“屋久の石楠花”・・・。奄美の黒糖焼酎も“里の曙”を中心にポロポロある。うーん、黒千代香もある。それにしても何で1升瓶の3本くくりが並んでいるのか・・・。
(04.06.16)
土産としては普通は重くて敬遠されがちな焼酎の瓶なのだが、軽羹やさつまあげを押しのけて鹿児島土産のスターと・・・。私はやだなぁ・・・。車内を3本くくりもってうろうろするの。
時代は変わりましたね。うん。
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