このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
![]() | ![]() (2017.07.31) |
さて、皆様お久しぶりです。 前回の更新から1年以上経過してしまったわけですが、時間が経つのって、本当に早いですね。仕事を言い訳にするわけではないのですが、しばらく文章書きから遠ざかっておりました。 その間、宮崎焼酎にかかるトピックとしては色々あったのですが、県内から製造量日本一の蔵元が誕生したり、都城市のふるさと納税の話題やら、果敢に輸出にチャレンジする蔵元の存在、宮崎市内で開催される大きなイベントの定着等々と明るい話題が多かった様に思えます。一方で、焼酎を取り巻く環境というのは厳しく、雑誌の特集でも国産ワインや日本酒が多く取り上げられる一方で、焼酎は一時のブームからすると落ち着いた状況に置かれている・・・といった感じですかね。 その様な中で、2017年夏。久々に焼酎関係のムックが発売されたので紹介したいのですが、KKベストセラーズさんから、雑誌「 一個人 」の別冊として『焼酎一個人』が出版されたのでした。 これがねぇ・・・。単なる焼酎ムックだったらこうしてサイトで取り上げることも無かったのですが、(言い方が悪いので申し訳ないですが)この手の本ではまず紹介されることが多い鹿児島の焼酎を押しのけて、宮崎の焼酎が特集のトップを飾っているのだ。 表紙の雰囲気の良さげなカウンターの写真は、今年2月に都内にオープンした“宮崎焼酎酒場 ひなた”さん。当初、3月までの期間限定での出店予定だったのですが、同店が提供する宮崎の郷土料理の数々や、実際に宮崎から焼酎蔵元を呼んでのイベントの開催が好評だったのでしょう。今も宮崎の味を手軽に味わうことができるアンテナショップとして絶賛営業中の様です。一度、行ってみたいお店ではありますが、なかなか上京の機会が無いのだよな・・・。 表紙をめくると、宮崎の焼酎の歴史を紐解く上での決定版とも言える『宮崎のしょうちゅくれ』を自費出版された田代学さんのインタビューから始まり、宮崎の焼酎の特徴や現在の宮崎の焼酎をぐいぐい牽引する蔵元の面々・・・といった盛りだくさんの内容となっています。 その他、オススメの焼酎銘柄を紹介する記事も非常にソツ無く・・・と申しますか、この手の本にありがちなプレミア銘柄重視といった内容ではなく、普段飲みができる銘柄が多く紹介されているなど、非常に好感の持てる内容です。絶賛販売中のムックですので、是非とも、書店やコンビニの店頭で手に取っていただきたいと思います。 | |
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そして、もう1冊紹介をしたいのが、top画像にも写っているオレンジ色の冊子『焼酎印帳(しょちゅいんちょう)』だ。 簡単に言えば、宮崎県が出した焼酎のパンフレット。数年前から県が宮崎の焼酎のPRに力も入れていることもあり、県のオールみやざき営業課が運営する本格焼酎応援サイト「 だれやみ 」の記事充実もあって、出版に至ったのかな・・・という気がしている(・・・あくまで想像だけれど)。 この手のパンフというのはこれまでも酒造組合が出版していたものがあったのですが、各蔵の製造する銘柄の写真紹介くらいで内容としては十分とは言えなかったのが個人的に感じていたところです。ですが、上の画像の様に各蔵の簡単なプロフィールに加え、代表銘柄のスペックも紹介されている。その数、なんと、33蔵97銘柄! いや、ホント、宮崎焼酎のビギナーはもちろん、プロの飲んべえまで満足できる内容になっています。 何より特徴的なのが、各蔵元の名称と焼酎の銘柄が印刷された折りたたみ3面のシールが付属していること。 そこで、それぞれの蔵元の紹介ページをめくっていただくと、「Put a Sticker!」と記載されたスペースがあることに気が付くのですが、この焼酎印帳を手にした皆さんが蔵元を訪問(見学施設がある場合には良いけれど、ちゃんとアポを取りましょうね・・・)したり、オススメの銘柄を飲んだ時に、ここにシールを貼る。すると、自分だけの焼酎印帳を完成させることができるといった飲んで良し、集めて良し・・・といった楽しい内容となっているのだ。 さて、この焼酎印帳。どこでも配布している訳ではないし、数量限定の様子。7月27日には上記の「焼酎一個人」の発売を記念して、新宿と宮崎県庁前にある“ みやざき物産館KONNE ”にて、焼酎をお買い上げの方に限ってプレゼントされた様だ。 宮崎は雑誌の発売が首都圏からすると2〜3日遅れることもあり、私はこのタイミングを逃したのですが、まだ少しは在庫があった様で、レジで精算する際に申し出たところ無事に入手することが出来た。今ならまだまだチャンスがあるでしょうから、是非とも、KONNEで焼酎を買って焼酎印帳をゲットしてもらいたいと思う。 | |
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