このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
(有)渡邊酒造場 宮崎県宮崎市田野町
(2008.05.02)
この時期、蔵のある宮崎市田野町では早期水稲の田植えが一段落した頃。
今頃は地域の畜産農家が牛の飼料にするために、イタリアンライグラスの刈り取り、調整を一生懸命行っているところだろうか。昨日(5月1日)には雨が降ったが、ここ数日の宮崎はこの季節には珍しく天気に恵まれている。牛の餌となる飼料作物には“刈取適期”という収穫のタイミングがあり、この時期を逃すと栄養的に最適な飼料を収穫する事が出来ない。ここしばらくの晴天によって水分が蒸発し、良い感じの乾草が取れるのではないだろうかと思う。
私自身、割と農業に近い立場にいる訳であるが、昔から言われる事であるが本当に農業は天候に左右される。台風のような大きな災害はもちろん、雨が長く続けば生育の遅れだけでなく、病気も発生する事となる。
この焼酎を造る
渡邊酒造場
をすごいなぁ・・・と思うのは仕込みに用いる甘藷を自家栽培している事だ。甘藷の栽培はあまり手がかからないと言われているが、それでも蔓の植え付けは手作業で行うわけだし、収穫作業は炎天下の中となる。そのような重労働を笑いながら「特別な事じゃない。」と渡邊幸一郎専務をはじめ、蔵の方々は仰る。
さて、白麹仕込みの“
旭 萬年
”である。このところは懐の事情もあって普段飲みのために購入する機会も減ったが、やはり大好きな銘柄。量は飲めないけれども、飲み屋さんなどでこの銘柄があれば必ず注文してしまう。
この焼酎の魅力は封を切った時に立ち上る香ばしい香り、膨らみのあるほろ甘苦い風味にある。飽きが来ないからお湯割りでするする・・・と飲んでしまうので、気を付けないと私のような下戸はとんでもない事態に陥ってしまう。
私が住む都城ではこの銘柄を扱う飲み屋も少ない事。繁華街である牟田町まで出ればありつけるのだろうが、今の職場はこの牟田町からは少々離れているのだ・。・・・というわけで、しばらく飲んでいないとどうしても飲みたくなるのが悲しき焼酎飲みの性であります。
というわけで、仕事帰りに西都城駅前にある
さいしょ酒店
さんで購入して参りました。
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