このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
(株)正春酒造 宮崎県西都市
(2007.07.30)
どうも最近、酒を飲んでいない。
在庫を切らしているせいもあるが、このところ、公私ともにドタバタしていて、プチ単身な感じで毎日を過ごしていた。どうも酒屋を覗く・・・というか、酒を顔を合わせる機会を失している状況だった。
ある晩、残業を終えて、夕食を買いに近所のスーパーに行ってみたのだが、何気なく酒類の陳列棚を観察していて目に入ったのがこの金文字の焼酎であった。
正春酒造
さんは以前から黒麹仕込みの焼酎“
黒のいざない
”という銘柄を製造・販売していた。よく大型ショッピングセンター等で見かけていたのであるが、ある時、ぱたり・・・と姿を消し、しばらく見ないな・・・と思っていたところ、かわって姿を現したのが黒麹仕込みの“正春”であった。
これにはどうやら、蔵の銘柄整理が潜んでいるようで、数年前に西都でよく見かけていた“蔵元直結”もいつの間にかカタログ落ちしている(そういえば、“
天使のはしご
”っていう名前の焼酎もあったが、これも最近は見かけなくなったな)。
飲んだ事は当然なかったし、なにより5合瓶の値段が1000円でおつりが来るような感じであったので、購入してみる事にした。つまみは、店に行った時間が遅かった事もあって、売れ残りの鶏の唐揚げである。
帰宅後、風呂を浴びて、唐揚げをつまみながらお湯割りをすする。
一人で飲むというのは久しぶりである。YouTubeにあげられた音楽クリップなどを見ながら、飲んでいた。
飲んでみての率直の感想であるが、20度というアルコール度数にもよると思うが、香りは宮崎焼酎に共通する穏やかさを持っている。特に、児湯焼酎の持つ柔らかさを感じる。反面、味わいについては濃い甘みが前面に立ってきて、銘柄特有の世界観を創り出していると思った。
値段もあまり高くなく、普段飲みにはとても良い焼酎だと思う。
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