このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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衝撃の瞬間ち言うものは、誰にでもあるものと思います。
でも、あげん風景に出会うなんて思っても見ませんでした。
宮崎で過ごした5年間でも遭遇しなかった事態。学生の世界(少なくとも私の周囲では)には無かった世界・・・。
そんな“恐怖”の焼酎文化を、社会に出て私ははぢめて知ったのです・・・。
大抵の飲み会であれば、所属長の挨拶で、「まずは生ジョッキで乾杯!!」となりますね。
『ゴクッ ゴクッ ゴクッ・・・・・プハーッ!!』
で、1杯目に続き、2杯目のジョッキを空けるまでは、まぁ何でもない普通の飲み会光景と言えましょう。ここで、
「課長、ビールですか?」−「いやいや焼酎を。」
「おねーさん!!“黒霧”を1本ーっ!!」
となるのが皆様が考えておられる飲ん方の自然の流れという物でありますやね。
さて、盆にのって運ばれてきたのは、地元宮崎でも圧倒的なシェアを誇る“黒霧島”5合瓶(もち20度仕様)と氷にポット、グラス数個だ。店によっては5合瓶1本で500円(キープではない)なんて驚愕価格の飲み屋も存在するから、宮崎はさすがに地元。恐ろしいのである(最近はブームのあおりを受けて、何かと制限があるようだが・・・)。
ここで普通の人なら、「霧島のお湯割りコップで一杯!」であるとか、「ロック!」、もしくは「水割りで作ってくんないよ。」・・・なんてなるはずである。1〜2杯目までは宮崎でもそうであろう。しかしながらここからは違う。20度焼酎をがんがん飲んでいる宮崎人。このままでは終わらない。
ジョッキに残ったビールを飲み干し、それにガチャガチャと氷を放り込むのである。そして、“黒霧”を注ぐ・・・。
「ぐびぐび・・・。」
・・・ていうか「えーっ!?ウソやろ!?」て思ったでしょう?本当のことです。焼酎王国“宮崎”を象徴するような飲み方でしょう?ビックリしました?
こんな飲み方をやっているのは若者を中心とした一部だけだかと思ったら、結構年輩の御方でも見られるのである。だれもがみんなやっているわけではないということをお断りしておくが、全国でも焼酎の消費がダントツというショチクレの国“みやざき”は奥が深かったのだ。
・・・私なんて当然ながらこのような芸当は無理です。
(05.01.19)
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