このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

さつま
無 双
さつま無双(株) 鹿児島県鹿児島市

(2006.01.04)
皆様、あけましておめでとうございます。本年も当サイトをよろしくお願いいたします。・・というわけで、2006年の第一発目はこれです(爆)。

さつま無双株式会社 が設立されたのは昭和41年という。会社のホームページには「鹿児島県下の自治体や各関係機関からの要望により・・・」と紹介されている。その代表銘柄の名前の名前には「鹿児島を代表するにふさわしい名を。」と一般公募による県民の願いが込められているそうなのだが、私の遠い記憶には私自身がやらかしたある事件とともに深く深く刻み込まれている銘柄である。

父の仕事の関係で横須賀に住んでいたことがあった。幼稚園入園から小学校1年の夏まで。首都圏ながら私が住んでいた地域では山が近く、幼稚園や小学校低学年の足でもいける範囲にため池や畑があったり、牛を飼っている(記憶が曖昧なのだがホルスタインじゃなかったかな。つなぎ式牛舎で30頭くらい)農家さんがいたり・・・。あ、そういえば近所にはアリジゴクがいるお寺さんがあった。近所には鍛冶屋(?)の工場があって、散歩や近所の友達と遊びに行く時にはよく真っ赤になった鉄を叩いているおっちゃんの姿を見ていた記憶も・・・。よくもまあ、四半世紀前の記憶を鮮明に覚えているものです。我ながら感心。

で、その事件なのだが、伏せておこう(爆)。火事とか泥棒とか人道にもとる犯罪で無いのは当然だが、子供だからかよくぞこのようなことを思いついた・・・といったような無邪気で途方もないことをやらかしたのであった。何というか、本当にごめんなさい。

当然その行為も親にばれ、お詫びの品とともに先方へ謝りに行くこととなった。その品を買いに母に連れられていった先は酒屋であった。購入したのはおそらく日本酒なのだろうが、どうもおぼろげな私の記憶に残っているのはこの酒屋の棚の最上段に飾られた赤と橙のラベルなのだ。いったい絶対本当に・・・と聞かれれば自信はないのであるが・・・。

時は流れて現在へ・・・。

正月に帰省したときに父が飲んでいたのが“
さつま無双”。土産で持っていった宮崎の焼酎もあったが、開封するのも面倒であったのでこれを楽しむことにした。おせちの残りをつまみながらお湯割りで。『鹿児島焼酎の基本形』と称されるだけあって、非常にバランスがよいな・・・というのが正直な感想。ぴりりとちょっとしたクセを感じさせながらも、するりと喉に入っていくのには降参でした。

ちなみに、“無双 黒”や“赤無双”など、色々とヴァリエーションがあるようです。
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