このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
松露酒造(株) 宮崎県串間市
(2013.05.28)
南九州の人間は年から年中、焼酎を飲んでいる関係で、あまり焼酎に季節感を感じたことが無いというのが本当のところだと思う。強いてあげるのであれば、秋口の新酒の発売くらいだろうか。それでも、自分の周囲の人間を観察する限りでは、そういった部分に気を払う様子を感じたことがないし、話題に上ることもマレ・・・か。
季節の酒・・・。
忘れそうになりますが、“焼酎”という言葉自体が夏の季語なんですよね。暑気払いの盆焼酎だったり・・・というのがまず、頭に浮かんできます。
昨年、いくつかの蔵元から“夏焼酎”と聞いたことのないジャンルの焼酎が急遽発売されました。涼やかな青色の瓶。これまでの焼酎にはないような意匠のラベル。それら銘柄の多くはアルコール度数を20度前後に抑えるなど、ロックで飲んでもらうことを強く意識した商品だったと思います。
単純にアルコール度数を抑えるだけでは芸がありません。それぞれの蔵元で原料や酵母、仕込みの細かい部分・・・といった工夫を凝らされていました。それがどのように感じられるのか・・・。それを味わってみたいと思い、宮崎の焼酎蔵の物を買い求めて楽しんだ昨年でした。ロックですいすい・・・と杯が進む軽快さ。いやぁ、危険なくらいのうまさ。週末はだいたい“轟沈”していましたね。
さて、この様に下戸な私にとっては危険きわまりない“夏焼酎”なのですが(爆)、今年は、昨年発売された銘柄に加え、いくつかの蔵元が夏焼酎に取り組んでいる様子。そのような中に私のフェイバリットな蔵元の一つである串間市の
松露酒造
さんがありました。この蔵の焼酎はコガネセンガンを用いた骨太な味わいのものが多かったのですが、この夏焼酎では地元串間市特産の宮崎紅という赤芋を使用しています。その分、華やかに、艶やかに、軽快に・・・といった味わいに仕上がっていますが、ベタづかず、しっかりと甘藷の風味を感じるのはさすが・・・といったところでしょうね。
閑話休題。
ついつい飲み過ぎてしまうのですが、健康診断が数日後に迫っておりますし、「飲み過ぎだ!」という嫁の厳重注意が入りました。
タイムリーな話題なのですが、宮崎は昨日(5月28日)に梅雨入りしました。昨日、今日はあまり気温が上がらなかったのですが、それでもしとしと・・・と雨は降っています。ぼちぼち苗を植え付ける普通期水稲のことを思うとアレ・・・なのですが、人間というのは身勝手でして、天気が悪いと妙にモヤモヤ・・・してしまうのですよ。そのような時こそ、ぐびぐびと飲める焼酎だ・・・と思うのですが、現実問題、社会的てーさいだとか、家庭内における嫁との力関係・・・だとかがございまして、そんなショチクレの思いを押し通す事がむずかしくなているようです。。
う〜むむむ・・・。私だって、日の高いうちから酔っぱらいたいですが、行動に移す自信がございません。
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