このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

11/6 王子戦
西武6−3王子

(入場者数:721人)

1P2P3PTOTAL
西武2(10)2(13)2(11)6(34)
王子1(13)0(5)2(8)3(26)

【セット】
<GK>菊地
<FW>
1:小林友・ブライト・石岡
2:小野・藤田・上野
3:今・樺山・高橋
4:薮野・土田・豊田
<DF>
1:大川・大久保
2:小堀・伏見
3:山崎・(小川)

【得点】
<1P>
04:24 【西武】藤田(A:小野)
17:50 【西武】小林友(A:石岡・大久保)PPG
19:32 【王子】杉沢(A:ヘンダーソン・山中)

<2P>
04:46 【西武】ブライト(A:小林友・小堀)
12:56 【西武】樺山(A:小堀・藤田)

<3P>
01:02 【西武】ブライト(A:藤田)PPG
02:04 【王子】ヘンダーソン(A:城野・杉沢)
03:05 【王子】杉沢(A:城野)
10:36 【西武】山崎(A:今)

【得点シーンレビュー】

1点目:敵陣左で小野がパック奪いライアンへドロップパス。中央へ切れ込みリストショットでゴール右上に決める。

2点目:パワープレー終了寸前、1本もシュート打てぬまま終わるかと思った矢先、自陣からのカウンターで決める。

3点目:中盤で友人のパス受けたクリス、敵陣入ったところでやや右から豪快なスラップ、左下に決まる。

4点目:小堀の中央からのスラップ、リバウンド出たところ樺山が2回叩き決める。

5点目:ライアンやや左からのスラップ、王子GK岩田前に飛び込んで止めるもリバウンドがクリスの前へ。フリーで持ったパックをガラ空きになったゴールに叩き込む。

6点目:山崎の左45度からのスラップ、ゴール前で今がスクリーンとなりそのままゴール。


4日間で3試合という強行日程でファンも疲れたのか、スタンドの入りは土日の時の半分程度の寂しさのなかでフェイスオフ。
強行日程で疲れているのは当の選手たちももちろんのこと。両チームとも動きが重く、チェックが弱々しい。
その分攻める側は楽に相手陣内に持ち込めるため、自然とゴール前での攻防の時間が増え、それはそれなりに楽しめた。

西武が早々に2点のリードを奪うも1ピリ終了直前に王子も1点返し、試合は「乱打戦」の予感が漂ってきた。

ところが2ピリは西武の一方的な展開になり既にこの時点で楽勝ムード。
だが13:24に小川がメジャー+ゲームミスコン(王子菅原へのボーディング、負傷退場させたため)を取られて大ピンチと思わせるも、5分間の長いキルプレーを何事もなかったかのようにやり過ごし、3点差をつけたまま2ピリ終了。

3ピリ開始直後に西武がさらに追加点をあげ試合を決定づけたかに見えたが、そのすぐ直後に杉沢&城野の「タダでは終わらせない」執念を感じる怒涛の攻撃で2点を返され、また試合の行方は分からなくなってきた。
だが王子の勢いがこれ以上増すことはなく、疲れの見えていた西武もそれ以後は慌てるようなシーンもなかった。
3ピリも中盤に差しかかったところで西武が駄目押し点を挙げ完全に勝負あり。

今日は西武の良さというより、王子の情けなさの方が目立ってしまったような内容。 攻守ともにバラバラでかつての王者の面影は感じられなかった。
西武も開幕から3試合の中ではもっとも悪いパフォーマンスだったのは否めないので、今日に限っては「相手に恵まれた」勝利といっても言いすぎではないと思う。
実際、今後連戦が続くと層の薄さが影響を及ぼす事態も考えられる。
そこをいかにして最小限のダメージで食い止めて乗り切れるかが、長期戦を制するカギとなってくるに違いない。

勝てるうちに勝っておこう。


HOME

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください