このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


11/23 バックス戦
西武4−2日光

(入場者数:人)

1P2P3PTOTAL
西武
日光

【得点シーンレビュー】
1点目(3P 08:44):敵陣入り込みゴール裏での攻防、ゴール前左に出た大川から逆サイドで待つクリスにパス、春名完全にふられ空いたゴールネットに叩き込む。
2点目(同 13:59):カウンター攻撃中央突進するクリスからブルーライン入ったところで右をオーバーラップしてきた大川に横パス、そこから豪快なスラップ、ゴール右上に突き刺さる。
3点目(同 14:31):ゴール前の混戦からライアンが角度のない位置でシュート、春名押さえきれず前にこぼしたところ小野がつめ強引に押し込みゴール。
4点目(同 19:18):バックスの6人攻撃しのぎクリスパックをキープ、前のスペースへ放り込み追いついた友人がエンプティネットゴール。


2ピリ途中からの観戦。1ピリがどのような展開だったか不明だが、2ピリの西武は何かにとり憑かれてるかのように動きが全体的にぎこちない。
パスがことごとく繋がらない。相手に読まれてるというより精度が悪く、バックスの選手にパックが「誤爆」して一転ピンチになるというシーンが目立つ。
それだけでなく自陣でバックスへの「プレゼントパス」まで連発し冷や汗をかくシーン多し。

そんなことを重ねているうちにやっぱり失点。
359度バックスファンに囲まれたスタンドは異様な盛り上がり。
この雰囲気が西武の選手の動きをおかしくしている要因なのか?恐るべし霧降。
状況が好転せぬまま追加点を奪われ、追いつくどころかキルプレーでピンチが続き青息吐息の状況で2ピリを終了した時はさすがに九分九厘敗戦を覚悟した。

3ピリも得点の匂いもせぬまま残り10分を迎えようかとして絶望感に襲われたその時、クリスが意地の本日初ゴール。
正直その時点での試合の内容からいって、1点返したもののそれ以上望むのは酷かなという感じだったが、ゴールを決めた直後のクリスはニコリともせず鬼の形相。その顔には「まだまだこれから!」という気迫が読んでとれた。
点差は1点になったが試合の主導権を握るまでには至らず一進一退を繰り返す中、一瞬の隙をつきカウンター攻撃が決まり遂に同点!
それまではせっかく敵陣に数的優位で入りこんでも、ヘタに考えすぎてシュートに持っていけないままチャンスを潰すシーンが多くイライラが募っていたところだったが、この攻撃ではとてもシンプルにプレーすることができ、それが功を奏したようだ。

そして2点差を追いつかれて動揺を隠せないバックスに対してこの好機を見逃さず、すぐさま逆転弾を決める。
このタイミングの良い得点が今日の試合のキーポイントになった。

逆転されたバックスはこれで「夢遊病状態」から目を覚ましたのか、2ピリ同様の怒涛の攻撃を再び開始する。
西武は終了直前まで防戦一方となるが、疲れを見せながらも気力と集中力でなんとか乗り切る。
バックス最後の6人攻撃を抑えエンプティーネットを決めたところで勝負あり。
その瞬間バックスファンで囲まれたスタンドは凍りつき席を立ち始める人続出。その中で一人アウェイゴール裏でピョンピョン飛び跳ね歓声をあげる筆者・・・(^^;)

超アウェイ、精神的プレッシャー重くのしかかる状況下での、それを跳ね除けての見事な大逆転勝利。
霧降での苦手意識を払拭できそうな価値ある1勝だ。


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