このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

コラム 「高の原」の由来

東大寺学園の最寄り駅である高の原駅。ところで、この駅名の由来をみなさんご存じですか?『「高の原」と言ったって、高原も何もないし、あるのは雑木林とニュータウンだけだし・・・。』ある友人はこう言いました。確かにその通り。

実は、この駅名、近くにあった佐紀の宮で、長皇子と志貴皇子とが宴を催した折に詠まれた、

「秋さらば 今も見るごと 妻恋に 鹿鳴かむ山ぞ 高野原の上」

(長皇子)<万葉集巻1−84>

という短歌にちなんでつけられているんです。

高の原駅が開業したのは、昭和47年11月。昭和55年11月当時は、1日の利用客数は9300人余りだったのに、今では38000人を越える人が利用する駅になりました。それにしても、「高の原」と名付けた人(たぶん近鉄の社員さんでしょう)は風流な人ですねぇ。

[ 戻る | パンフレットTOP | 次へ ]

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください