このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

九州車両の模型事情

キハ40日南色



実車について
新車が入らない日南線への見返りとして、沿線自治体である宮崎県日南市などが
1両あたり50万円、残りをJRが負担してキハ40を黄色く塗り替えました。
黄色に映える青いワンポイントが特徴ですが、実物は煤けていたりします。

塗り替えとベンチレータの撤去がメイン工作となります。
キハ40はKATOを推奨、最近発売されたアリイのものは寒冷地仕様の500番台なので
台車などが違います。車両のバラし方は小倉工場試験色のページを参照ください。
ほかに必要なのは、”モデルあずみの”かジャングルプロダクションのキハ40日南
ラインデカールです。”ラインデカール”とあっても帯が入っているわけじゃないんです。

車体の工作
加工、というほどではないんですが、車体についているタブレット保護板を削り取ります。
扉の手すりなどが傍にありますので慎重に彫刻刀などで削り取っていき、削れたら耐水
ペーパーで仕上げます。
あとは、見落とす場合も多いですが、客用扉横の座席サボ(っていうんですか?)、
上から、号車番号サボ受け、行き先サボ受け、座席種別サボ受けとならんでいますので、
一番下にある(ドアレールの横にあるやつ)ものを削り落とします。
トイレの傍にあるものが面倒なので(水タンク点検用のステップが錯綜している中にある)
やらなくてもいいです(自分もやってません)。
あとは、タイフォンを暖地仕様にする、というオプションがありますが、
これは根気がある人だけにすすめます。なぜなら、タイフォンの直径が大きすぎて
銀河モデルなどのパーツと合わないからです。削って直径を縮めるなどの
作業が必要です(これまた自分はやってない>ダメじゃん>俺)。

屋根の加工
こちらは大仕事になります。ベンチレータを全部撤去して屋根をツルツルにします。
って書くと1行でおしまいですが、結構時間を食います。
やった方法は、おなじみ、ニッパーで荒っぽくもぎ取って、彫刻刀で平らにならし、
プラシートであいた穴を塞いで瞬間接着剤で隙間埋め。その後、耐水ペーパーで
仕上げ、です。全部平らにするのでペーパーがけは非常に楽です。
ただし、水タンク横のものが厄介で、彫刻等が入りにくいので、ニッパーでもぎ
取ったあと金属ヤスリを使って平らにならします。
ツルツルになった屋根にGMカラーの灰色1号を吹いて終わりです。

車体の塗装
合う塗料がないので、色を追求したかったら各自で調色のこと、以上。
って書くと非常に無責任ですが、私の場合、オーソドックスにグンゼの黄色を使いました。
この色、下地の色に非常に左右されますので、予めGMカラー37、白3号を
吹いておきます。その後、黄色を吹きますが、ごくごく薄く吹くのがポイントです。
KATOの車両はTOMIXの車両に比べてモールドが浅いので、ちょっと厚塗りしただけで
埋まってしまいます。このあたり、両社の使っている塗料の違いでして、
K社は油性塗料を使っているのに対し、T社はにおいのきつくない水性塗料を使っているから、
だそうです。
早い話が、T社は厚塗りになることを考慮したモールドになっているわけです。
どっちが好き、っていわれたら各自の好みによるんでしょうが、タミヤのかっちりした
モールドが好きだった自分に言わせればT社の方がいいですねぇ。でも発色はK社。

さて話を戻して、塗装をします。黄色の発色がよくなったら乾燥させて、
デカールを貼ります。円形のマークが入ったものが3種類ありますが、
JRの文字が入っているものが前面、円形マークの横に文字が並んでいるものが
トイレの外側、残り1種類が、ほかの戸袋部分につきます。
あとは、ATSのステッカを貼りつけます。
貼り付けるときに注意する場所は、いうまでもなく前面で、マークが貫通扉の
把手にかかりますから、はりつけたあと、あたる場所にカッターを当てて
切り取るのが賢明です。

ガラスへの工作
Hゴムを黒に変更します。また、前面の種別幕にも黒を差しておくのがよいでしょう。

乾燥させたあと、クリアーを吹いて表面を保護し、さらに乾燥させて、
元通りに組み立てたら完成です。窓をはめる際、塗膜が厚くなっていますので、
前面窓など車体の内側を軽くカッターで削っておきますと、すんなり入ります。



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