- JR九州の車両はあまり発売されていないので欲しい人は自作、もしくは
- 改造で製作していることが多いのが現状です。
- Nゲージの2大メーカーであるTOMYとKATOはプラスチック完成品を
- 発売しますが、プラ製品を成型する”型金”というものは、一般に高価であり、
- 一つ製作するのに数千万園単位の金が動きます。
- 近年はタミヤなどがコンピュータを採用し、機械で型を削りだすこともしていますが、
- まだまだ微妙な再現を要する鉄道模型に採用するのは苦しく、人手に頼っているのが
- 現状です。ある意味、プラ製品を出すことは大きな賭けであり、いきおい手堅い路線を
- 取らざるをえなく、鉄道模型人口の大口といえばやはり東京なのでその人たちに受ける製品、
- とくに東京地区に乗り入れる車両を優先的にリリース傾向が強くなります。
また、TOMIXは実車がなくなると型金を壊す傾向にあるので(クハネ581生産中止、 - サシ481はスシ24に改造など)実車がなくなる前に手に入れないと中古市場でプレミアが
- ついてしまいます(これはKATOも一緒ですが)。
- また、出す、といって出なかったりするのもこの業界の特徴で、最近ではTOMIXの
- キハ120などがでていません。最近のKATOの157系も予告してから3年近い月日が
- たってようやく出ました。
- 実車では多彩な車両が出現している昨今ですが、大手が手堅くいこうとすると首都圏外の
- 車両が欲しいときに非常に困ることになります。
- そこを埋めているのがガレージメーカというもので、比較的安く済む金属エッチングパーツを
- 発売し(エッチングはセットも発売されているように、自分でパーツをデザインして
- 作り出すことも可能な素材で、手軽です>プラ型を作るよりは、という意味であり、
- 大変なのには変わらないですが)九州の車両といえば知る人ぞ知るジャングルプロダクション
- (以下JP)というメーカーがあり、九州の車両でてこずるレタリング類を印刷したデカール、
- インレタや一部の形式をリリースしています。
- そのメーカ、場所が九州でなく、横浜というのがなんともいえずあやしい気もするのですが???
- (実車考証などどうするんだろ)、実車と違えばユーザが加工する、というのも楽しみなので
- 放っておきましょう。
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