第１１弾：北千住駅西口−堀之内・椿循環

■路線概要

　「はるかぜ」が増えようにも、さすがにもう余地はあるまいと思いこんでいたところ、平成20（2008）年 9月27日より新設された路線である。運行は第５・６弾と同じく新日本観光自動車で、第６弾と北千住駅西口−扇小学校北間で経路を共有しながら、尾久橋通・環七・荒川放水路に囲まれた江北地区を押さえている。

　運行本数は毎時二本が基本で、それなり以上の利便性が確保されている。江北地区ではバス路線がまさに四通八達しているなかで、北千住へのアクセスをさらに強化する路線の成立は、足立区における北千住の重みをよく象徴している。西新井の再開発が進もうと、日暮里・舎人ライナーが幹線として育っていても、北千住の地位は未だ健在である。

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