このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





リオへの遠い切符





■リオ五輪

 いよいよリオ五輪が始まる。今回の五輪は荒れるな、という予感がある。

 ロシアのドーピング問題、ということも一応ある。筆者が見るところ、地理的にやたらと遠い、という点が最大の波乱要因となるだろう。

 リオ五輪は、参加主要国からとにかく遠い。北米大陸からはまだしもとして、欧州からも亜細亜からも遠い。多くの国にとってまさしく「アウエー」の地である。有力選手でも力を発揮できるかどうか。

 サッカーW杯南アフリカ大会よりも遠い大会だ。サッカーW杯の本選参加国は所詮32国しかない。アフリカ大陸からの出場国を除き、多くの参加国にとって「アウエー」の地であり、波乱要因はあまりなかった。

 リオ五輪本選がどうなるか、注目したい。





 ……といっても、実は筆者は、五輪が始まるまでのプロセスで充分に堪能してしまっている。水泳の北島康介選手である。北島選手が五輪出場を目指し、努力を重ね、力を出し尽くし、出場権獲得まであと寸秒まで肉薄しながら果たせず、潔く引退した姿には感銘を受けた。日本のスポーツ選手のなかで、北島選手は最も尊敬に値する偉人の一人であろう。存在そのものが偉大な選手だから、リオ五輪でその活躍が見られずとも、惜しくはない。そのかわり、出場する各選手の活躍には期待している。

 また、サッカー日本代表の出場は素直に喜ばしい。 過去記事のとおり、出場を危うんでいた だけに、苦戦の連続は確実とわかっていても、健闘を期待している。





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