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八海山(2003/12/27-2004/1/1)


目次:

往路〜1日目滑走


2003/12/26

今回は年末・年始の休暇を利用し、クラウンプライズを持っているKさんに以 前薦められた八海山SSのコースレッスン(3日×2)を受講しに、はるばる関越方 面へ一人で出かけることに。列車移動のため、20:50に板を担いで荷物を引き ずり自宅を出る…が財布を忘れて一旦帰宅(x_x)。再出発。

21:00に諸口のバス停から大阪駅北口へ向かう市バスで大阪駅に向かう(¥200)。 21:40に大阪駅着。22:07にシュプール1号黒姫行きで出発。B寝台の最上階の為、 かなり狭い…また下の寝台の子供がうるさくてすぐには眠れない。子供が静か になってからも、今回は全く知らない場所に一人で行く事や、交通機関の連絡 やらが心配でイマイチ安眠はできない。

2003/12/27

5:54過ぎに直江津駅に到着。今回は新潟県の六日町が目的地の為にここでシュ プールから降りる。ここでシュプール降りたのは自分だけ。そりゃここでは降 りないよね、普通(笑)。渡り線の先にある北越急行のホームに移動。JRと北越 急行間で特に改札などは無い。外は雪がしんしんと降っている。時間が無いの で慌てて階段で移動するがよくよく見るとエレベータがあったようだ。ワンマ ン2 両編成の北越急行快速列車は6:00に出発。乗り継ぎが際どく、今回はたま たま乗り継げたが、あまり良い乗り継ぎパターンとは言えないようだ。次回は 要再考。

列車の扉開閉ボタンを押して乗車(雪国によくあるタイプ)。北越急行は直線的 な経路を在来線としてはかなりの速度で走る。無人駅に停車する際は車両先頭 で降りて車掌自身が改札を行う。50分程で六日町に到着。宿のピックアップの 都合上、上越線に乗り換えて2駅新潟寄りの浦佐に移動。ここで下車精算(¥ 1,270)した後、待合室で持参のおにぎりとメロンパンを食べて朝食。メロンパ ンは潰れていたが美味かった。

7:40に今回の宿泊先である「やまぼうし」の送迎車が来たので乗り込む。送迎 車は途中でオイル切れとなりGSにピットインするという一幕もあったが無事に 8:00過ぎに宿に到着。今シーズンはオイルに祟られる事が多い。

既に部屋は用意されていた。四人相部屋の和室。荷物を運び込んで滑走準備。 8:30の送迎車には間に合わず、9:00の送迎車でゲレンデへ。9:20ぐらいにゲレ ンデ到着。スクール受付でコースレッスン料(宿泊・リフト込み)の残金¥ 31,000を払い、下のペアリフトを2本程滑る。雪が降っている。

日付2003年12月27日(土)
場所六日町八海山
天気
気温寒い。山頂で-9°C
積雪80cmぐらい? 荒れた深雪
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路圧雪路
駐車場宿からの送迎

10:00となりゲレンデ下に集合。ペア〜ロープウェイと上がって準備体操後、 班分けの為に移動。ダウンヒルコースを少し降りて講師が見守る中滑る事に。 かなり寒い中、どんどん降り積もるモサモサした雪で小回り。滑った後に他の 人が滑るのを並んで待つが、受講者は50人近くいるらしく、またその50人がな かなか班分けのスタート位置に揃わないのか、大変な時間待たされる。

どうやら班分けが終わったようで班毎に呼び出されて分かれて行く。自分はど うも3〜4班のようだ。講師(確か御名前は川上さん?)の方についていき、小回 りを何本か滑る。結構、班のメンバーのレベルにはバラツキがあるようだ。ど うもポジションが後ろ気味でうまく滑れない感じではあるが、まあ2週間ぶり のスキーにしては上出来の方かも。

12:30に昼食。一番下のレストハウスで坦々麺(¥750)を頼む。が、もの凄く並 ぶ。味はゲレ食としては美味い方だが、待ち時間が長いので空いていそうな御 飯物にすれば良かったと後悔。食後、2ペア沿いを2本程滑る。

13:30に集合し、午後の部スタート。と、午前の班分けに不備があったとの事 で、班分けの再編成が行われる。自分は午前の班から主任講師である平川圭祐 さんの班へ移動。どうもここが1班らしく講習の内容及び周囲の受講者のレベ ルが突然アップして戸惑う(笑)。後から聞いたところ班分けのメモの数字がず れていたかなんかで、自分を含めた何人かが本来の班とは違う別の班に移動し ていたらしく、自分が午前中にいた班は5班だったそうだ。

講習は股関節をうまく緩めて使う事を主体に行われた。自分は股関節を突っ張っ てしまう癖が強いので、なかなか難しいが良い練習にはなる。ロープウェイ降 りて左の急斜面(チャンピオン)は結構な深雪で苦戦させられる。難コースの噂 にたがわぬ八海山の手強さにある意味で大満足と言える。

15:30に講習終了。2ペアを上がり滑り、ロープウェイを上がり誰もいない斜面 を降りて、1ペアを上がって滑り滑走終了。16:30の宿の送迎車に乗り込み、宿 に戻る。17:15に風呂に入り、その後18:00に夕食。夕食はコースでスープやス テーキが出てくる為、なかなか豪華な感じである。デザートやコーヒーもつい ており量、質ともにかなり満足する。

夕食後は同じ部屋の3人と歓談。岐阜やら横須賀やら取手やら色んなところか ら来ている指導員や準指受験者というメンツ。皆、年は自分よりも上だがいい 人達ばかりでまずは一安心。年賀状の残りを書いた後、21:30に同じ部屋の人 達とWAX掛けに行く。その後22:50に就寝。


2日目滑走


2003/12/28

7:15起床。7:30朝食(朝食は前日のうちに和/洋を選択できる)のパンを食べる。 美味しい。コーヒーも飲み放題でgood。8:30に送迎車で出発。外は小雪が舞っ ているが昨日よりは暖かい。1ペア降りてロープウェイで上がる。ダウンヒル で降りるが深雪が凄く滑りにくい。なんとかかんとか集合時間の9:15には間に 合う。講習が始まり、ロープウェイ降り場から今度はチャンピオンの深雪へ。 急斜面だが、雪は思いのほか軽くて滑り易い。

日付2003年12月28日(日)
場所六日町八海山
天気小雪
気温普通
積雪100cmぐらい?重い新雪
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路圧雪路
駐車場宿からの送迎

引き続き、股関節を緩めて使うことを意識する。さらに重い新雪では山回りの 最後でテールを押しこんでトップを上に抜き、足首を緩めず、そして大きく板 を回旋させずに切り換える動きを練習(ドルフィンターン?)。うまくいくとリ ズムが途切れずに降りていくことができ、良い感じ。但し足首が緩むと単に後 ろよりの滑りになって破綻する。

ストックワークについて、あまり斜面の下に向かって突かないこと、強く突き 過ぎないこと、腕を巻かないことに注意して滑る。11:30過ぎに午前の講習終 了。ロープウェイ沿いに降りていく。

昼飯は昨日と同様、一番下のレストハウスでマーボ丼(¥750)麺と違って殆ど 待ちが無いのが良い。味もまずまず。12:15に再びゲレンデへ。ロープウェイ 上がって、チャンピオンへ。ややコブが出来始めている。ロープウェイ沿いに ずっと降りて、2ペア上がって前倉を滑って集合場所へ。

13:00に集合。午前とはうって変わって1ペア沿いで低速練習。テールコントロー ルの練習。直滑降からプルーク、直滑降から片プルーク、プルークからターン、 等、ターン始動で外脚側の股関節を緩めながら「少し」後ろに引くとテールが 外に出て行く動きでターン前半からずれながら斜面を捉えることができる(そ ういや親父の平川氏も同じ事を行っていた)。特に苦手外足で意識すると良い 感じ。

トップコントロールは右手で左膝内側、左手で右膝内側を押しながらターンし たり、両太股の付け根のうちに親指を挟みながらターンしたりといったバリエー ションで導入する。その他に、トップを内へ内へ向けながらステップする動き を練習する。最終的には緩斜面でカービングターン。上体をリラックスして重 みを乗せた状態で特に内脚股関節を緩めて、内側骨盤を雪面に近づける動きを 意識することで、突っ張る動き主体であった滑りを変えることができた。

15:40講習終了。講習内容について受講者から質問が多出する。特に内側の骨 盤を雪面に近づける動きについて違和感がある人が多いようだ(確かに…)。WC カップ選手もそうなっているそうだが…(→後で宿でスキージャーナルみたら ハイそうなってました)

講習終了後、1ペア→ロープウェイと上がり、チャンピオンのコブに挑戦。左 内足が使えないことが多いので注意して滑る。その後16:30の送迎車で宿に戻 る。

部屋で休憩した後、風呂に入る。風呂では同じ班だった常連さんらしき巧い人 が「(班の?)レベルが低い…」とか、イントラの悪口を言ったりしていた(一緒 に風呂に入っている自分が同じ班の人間だとは気づいていない様子)。常連さ んにはあまりよろしくない班構成&講習内容のようだ。

部屋に戻って仮眠後、18:00に晩飯。今晩は鍋だ。その後WAX掛けをして22:30 ぐらいに就寝…


3日目滑走


2003/12/29

7:00起床。7:30に朝食。部屋掃除の為、荷物を一旦まとめて置いておく。8:30 に送迎車出発。予報は夕方から雨との事だが空は明るい。ロープウェイ上がっ てらくらくコースで降りる。トイレに行ってから9:15に集合。

日付2003年12月29日(月)
場所六日町八海山
天気曇り後雨
気温暖かい
積雪100cmぐらい?
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路濡れた路面
駐車場宿からの送迎

集合後、ロープウェイで上がる。谷開きの片プルークや、シュテムでテールコ ントロールの復習。外脚から外脚に乗り換えてのロングターン。上体が起き上 がるのに注意。その後、チャンピオンのコブに挑戦。両足荷重とドスンと落ち ない溝に落ちないライン取りを意識してアタックするが難しい…その後、整地 で小回り。外腰をターン後半スキーに付けていく小回りを練習。

11:40に昼食。昨日と同じ場所で同じマーボ丼(¥750)を食す。ロープウェイ上 がってチャンピオンのコブに。とても掘れていて難しい…その後2ペア沿い滑っ て13:00に集合。

集合後、1ペア沿いで、トップコントロールでカービングターンの練習。ワイ ドスタンスにするとやり易い。外腰をもう少し外に位置付けるようにとのアド バイス。その後、ロープウェイを上がってチャンピオンに。切り換えで外腰股 関節の力を抜くように、重みを乗せてズラすように、ターン前半に一気に降ら ないように、とのアドバイス。

その後、整地小回り、ターン後半横のスペースを取り外腰を押し今度回しこむ (但し上体で回さない)ようにとのアドバイス。その後コブのノンストップ滑降 など行い、15:30に講習終了し、閉校式。

その後1ペア沿いを2本滑るが、午後からぽつぽつ降ってきていた雨が酷くなっ てきたので、滑走終了。16:00の送迎車に滑りこみセーフ。部屋に戻って休憩 後、風呂。

18:00に夕食後、同じ部屋の人達で談笑。同じ部屋には愛知陸上連盟?のコーチ の人やら合気道の達人の人がおられ、トレーニングやサプリメントについて、 為になる話やいろいろマニヤックな雑学的な話で盛り上がる。その後、22:00 過ぎくらい?就寝。


4日目滑走


2003/12/30

7:00起床。外は雨が降っている…ここのところ暖かい日が続くなあ。7:30に朝 食後、部屋移動の為、荷物をまとめて置く。8:30の送迎車で出発。スキー場は 雪が降っている。スクール受付後、2ペアを滑る。新雪がコース脇に残ってい る。楽しい…

日付2003年12月30日(火)
場所六日町八海山
天気雨のち曇り
気温暖かい
積雪120cmぐらい?
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路濡れた路面
駐車場宿からの送迎

今日は9:30に班分けバーンに来た人から班分けを順次行い、集合の10:30まで はフリーというやり方。これは待ち時間が無駄にならなくて良い。9:20くらい に班分けバーンを下見しに行くと、既にスタート位置に立っているイントラに 捕まり「では滑って下さい」と小回りで滑らされる。やや荒れた新雪で結構難しい。

その後、時間があるので新雪目当てで同じ宿のYさんとロープウェイを上がる。 チャンピオンは避けてダウンヒルコースへ。しかしコース端も含めて新雪はも う食われた後。ところがセパレートコースのコース端は新雪がかなり残ってお り楽しめる。もう一度2ペアを上がり、コース端より外の林の際の新雪を攻め る。小枝が身体に当たって痛いが(笑)結構面白い。

10:30前に集合。結局、1班に編入される。班の人数は5人。先生はI先生。いき なりロープウェイを上がってチャンピオンへ。アドバイスは「とにかく身体を ぐるんぐるん回して楽に滑って下さい」とのこと。とは言うものの急斜面+新 雪の下にコブというシチュエーションでは難しい。その後も身体を落としなが ら結果としてエッジが切り替わるという滑りの練習。

11:50に講習終了して昼飯。今日はダウンヒルレストハウスでチキンカレー(¥ 850)を食す。まあ普通のゲレ食という感じ。ここは下のラーメン屋のようにカ ウンターのような個人席が無いので、長く居座ると迷惑になる。そういう意味で はあまり居心地は良くない。

昼食後、降りて1ペア滑って13:30に集合。ロープウェイ上がって横滑りやシュ テム大回り等を行う。要は外股関節を緩めてすぐに外スキーを押せる位置に移 動する練習。その後、3ペア沿いを繰り返し滑り、シュテムと同じ切り換えか ら大回りへ発展させていく。

16:00に講習終了。2ペアと1ペアを滑って滑走終了。16:30のバスで宿に戻る。 17:00に風呂に入り、18:00晩飯。その後同じ部屋の浦佐常連の人とスクール依 存症の女性の話題等で盛り上がる。部屋に戻ってWAXかけに行こうとするがWAX 部屋がなかなか空かず。結局、23:00過ぎにWAX かけて寝る。


5日目滑走


2003/12/31

7:15起床。外は曇りだが昼からは雨の予想が出ている。7:30朝食。8:30の送迎 車でゲレンデへ。1ペア上がり、雨が本格的に振り出した時の為に、持参した 雨具をコース端の目立たない林の中に隠しておく。コインロッカー(¥300)に預 けるのも何だか勿体無かったので…

日付2003年12月31日(水)
場所六日町八海山
天気曇り後小雨
気温暖かい
積雪120cmぐらい?
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路濡れた路面
駐車場宿からの送迎

9:15に集合し、講習開始。ロープウェイを上がってコブを滑ってから、3ペア を上がり、迂回コースの緩斜面で横滑りを繰り返し練習。外腰の股関節をしっ かり緩める事で外腰を下げ、板の中心まで重心を戻して切り換える。股関節に ストックを水平に当てながら滑り、外腰が下がらない場合は、I先生がストッ クをバシッと叩く(笑)。やはり左腰がどうしても下がらない…無理に下げよう とすると、上体でくの字を作って外脚一本に乗ってしまう、がそれではダメな のである。

再び3ペアを上がり次はダウンヒルコースに。次はワイドスタンスで上体をロー テーションさせながら滑る。これは主にターン前半の重心移動の練習で、この 動きにターン後半、しっかり外腰股関節を緩めて外向傾を作る事で、スムーズ で力強い小回りができるのが実感できる。

11:50に昼食。この日は下まで降りてマーボ丼(¥750)。12:20にロープウェイ で上がり、コブ滑る。13:30に集合。いよいよ小雨が降ってくる。ロープウェ イを上がると雨は雪になっている。コブを滑る。切り換えでエッジを外せる位 置に移動する練習(足首を横に転がす動き)。またコブのバンクを使って深回り する事で溝の衝撃を受けないようなライン取りの練習(テールだけを出し過ぎ ない事)。また横滑りから斜滑降への移行で骨盤の角度を変えない(伸び上がら ない)練習。

全体として、脚を決して突っ張らず、股関節を緩めて使うこと(特に苦手外足 サイド)、骨盤の角度を変えずに板を乗り越える切り換え、が主題になってい る感じがした。またこのスキー場(湿雪・急斜面・深雪・コブ…)がそういう技 術を求めていると強く感じた。やはりゲレンデというか滑る斜面がスキーヤー を育てるのである。

15:30に講習終了。ダウンヒル、すいすいコースを滑り、朝に隠して結局着な かった雨具を回収し、16:30の送迎車で帰る。風呂に入り、昨日はなかなかか けれなかったWAXをかける。その後夕食。夕食後、同じ部屋の人達と歓談し、 22:00に年越し蕎麦を食す。

その後、宿の近くの神社(八海神社?)に初詣しようか考えていたが、外はかな り雨が降っている事、それ以上に疲れている事から23:00過ぎくらいには就寝。


6日目滑走〜復路


2004/1/1

7:00起床。7:30朝食。荷物をまとめて1Fのロビーに移動する。今日でこの宿と もお別れかと思うと何だか寂しい。8:30の送迎車でゲレンデへ。外は雨だ。取 り敢えず1ペア、ロープウェイを上がる。上の方は雪が降っている。チャンピ オンを滑ってみる。とても雪が重く苦労する。その後、らくらくコース、2ペ ア沿いを滑って集合場所に。

日付2004年1月1日(木)
場所六日町八海山
天気雨/雪のち晴
気温暖かい
積雪120cmぐらい?
ゲレンデ全面open
リフト0分
リフト券(キャンプ費用込み)
道路濡れた路面→圧雪路
駐車場宿からの送迎

9:30に集合。ロープウェイ上がり、ダウンヒルを滑る。視界が非常に悪く、ま た足元も荒れた重い新雪が溜まりとても滑りにくい。ノーストックで上体をぐ るぐる回しながら大回りや小回りをするが、かなーり疲れる。身体自体にも疲 労が蓄積してきているのかも(→きっとそう)。

その後、ノーストックでロープウェイ降りて右手のエキスパートコースに。コ ブの上に荒れた重い新雪がぐしゃぐしゃと溜まっている急斜面で、ストック有 りでもかなり厳しそうな斜面である。こういう状況では当然、ミスは避けるこ とができないが、なんとか大爆発はせずに滑り切る。やはり上体を安定させた まま、股関節を緩めておいて斜面の状況に対応できるように脚のストロークを 活かせることがポイントとなる。とは言え、さすがにここはI先生もかなり苦 しそうな滑りだった。

次にストックを持ってダウンヒルで大回りや中回りをする。やはりストックを 持つと安心感が違う。昨日までと同様に左股関節を緩める事に注力するが、両 足の重心に骨盤を近づけるような感じで左股関節を緩めていくと、巧く両足に 乗れることが解った。I先生のコメントも概ね良好。このように腰を乗せてい くと、自分の重さで雪を押しのけていけるので凄く楽なのが実感できる。

午前の講習が終わる。例によって下まで降りてマーボ丼(¥750)…マーボ丼に 飽きてはいるのだが、これが一番早くてそこそこ食えるメニューなのだからしょ うがない(ラーメンも美味しいのだが時間がかかる!)。その後、2ペア沿いを2本滑る。

13:30に集合。下のゲレンデで内脚を畳みながらレールターン的なカービング ターンを行う。トップが軽いので板がたわまないことを皆、指摘される。出だ しで股関節を折り曲げてからトップに重みを加えてそれを逃さないようにスター トしていくとうまくいく。次にそのリズムを早めて、カービングショート的な レールターンを行う。リズムを早めるとまたトップが軽くなるので注意。また ショートでも内脚を畳むことを忘れないように…

その後、両スキーをプロペラ状に回旋するフラットターン等を練習、というか これは殆どお遊び。フラットターンも片足ずつなら出来るのだが、両足となる と全くできない。上体の補助を使ってもやっぱり難しい。

15:30に講習終了・閉校式。2ペア沿いを滑って滑走終了。16:00の送迎車で宿 に戻る。速攻で風呂に入ったのちに片付け。17:00に宿の精算を行う(中泊¥ 8,000)。17:00過ぎに宿の送迎車で六日町駅へ。車内で腹の足しにプロテイン サプリを食す。17:20に駅着。待合室で前日の夕食に出たみかんをほおばって 列車を待つ。18:18に北越急行直江津行きの普通列車に乗り込む。

往きと同様に列車は直線的な経路をするすると走り、19:20?に直江津駅に到着。 かなり腹が減っていたので、駅外にある蕎麦屋で、もずくそば(¥400)を食べる。 その後、キオスクでパン買って食べながら待合室で列車が来るのを待つ。待合 室はテレビで年明けの特番やらを流しており、のんびりしたムードと言いたい ところであったが、隅の方で日雇い労働者風の男二人がケンカをしており険悪 な雰囲気であった。

帰りのシュプール号がやってきたので乗り込む。今回はB寝台でも下段なので かなり広くて快適である。着替えて就寝体制に入るが、向かいの家族連れがう るさいのですぐには眠れない。それでも23:00前には完全に就寝…

2004/1/2

5:30ぐらい?に大阪駅到着。知美からメールが入っており、それによると自宅 へ帰る市バスの始発は6:18であったので、それまでバス停で待つ。結構寒い。 こんなに早い時間にも拘らず、大丸や阪神百貨店には年明けセール目当てのお ばさんが行列を作っている。まもなくバスがやってきたので乗り込み。7:00前 に自宅に到着。


交通費精算:


シュプール号寝台(大阪-直江津)往復(週末料金)¥26,200
北越急行(直江津→六日町)→上越線(浦佐)¥1,270
北越急行(六日町→直江津)¥1,140
大阪市バス(諸口-大阪駅)往復¥400
¥29,010(高い…)

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