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2004/4/22
今回は12月以来の中里SS代表のキャンプ。Kさんと住道駅南で17:45に合流し、 A君を鴻池新田で拾い、近畿道〜名神で移動する。途中、養老SAで晩飯を食べ、 A君の運転で快調に進む。平日なので車は少ない。松代PAで自分に運転交代後、 給油して再出発。
豊田飯山ICで降り、千曲川沿いのR118を進む。この時期、雪は全く無いので順 調に進む。栄村を越えて新潟県に入り、津南町、中里村と進み、難所のR353へ。 難所とは言っても雪のない峠道は冬場を思えばラクチンである。
2004/4/23
R17を南下して左手のセブンイレブンで休憩&食料調達。その後、いつものお宿 『私の家中屋』に到着。時刻は0:45くらい? チェックインの後、風呂に入り、 ビール飲んで就寝。
7:30頃に起きて朝食。ゲレンデに行く前に今回の講習のテーマである古武術の ビデオを見ながら代表の説明を聞く。8:30過ぎに宿のマイクロバスでかぐら、 みつまたに向かう。天気は雨模様。よってウェアの上にGORETEXの雨具を着て いくことに。
ロープウェイ、ゴンドラを乗り継いで上がる。ゴンドラを降りると雨はそれ程 降っておらず、気温もそこそこ低く、コンディションはこの時期にしては良い 方だと思う。集合して1本滑り、代表のレクチュアを受けながら滑る。
日付 | 2004年4月23日(金) |
場所 | かぐら・みつまた |
天気 | 小雨 |
気温 | 頑張って滑ると暑い |
積雪 | ざくざく雪だが荒れておらず、この時期にしてはまずまず |
ゲレンデ | ガスで視界5m。人はあまりいない |
リフト | 0分 |
リフト券 | (キャンプ費用込み) |
道路 | 雨でウェットな路面 |
駐車場 | 宿からの送迎 |
ガスで視界がイマイチの中、両鳩尾・両股関節・両膝・両足首(だったか?)の8 箇所がピタリと捻れてバランスが取れた状態から、それらを同時に動かして瞬 時に切り換える動きの練習。最初はレールターンから。自分は膝が前に出過ぎ と指摘される。その後、トレーンで滑って前の人がこけたのを避けたら後ろに ピタリとついていたKさんが追突してきて転倒(笑)。Kさんは危なくないように 当たってくれたので、ケガ等は全然なし。
ゲレンデを田代方面に移動しながら、大回りで(スキーを動かさない)ひねりの 練習。肩から下、そして足首から上でひねる事を練習。まず横移動をして、ひ ねりを行い、その後に踵で雪面を削り出す事で高速や不整地で安定した滑りが できる。自分は最後の踵で削り出す動きが巧くできない。またタングに膝を強 くあてるポジションがそれを邪魔しているよう。その矯正の一環として、バッ クルを外して滑ってみたりもする。
また「ひねる」事に関して、滑り出す前に代表が各人が構えているところに歩 み寄って、大腿をぐっと回してもっとひねる事ができる事を体感させてくれた ので、その後は少しだけひねりを大目に使えるようになった(けどまだまだ不 足している)。
ガスで見えないところをトレーンで何度も滑る。結構怖い。ドラゴンドラの乗 り場近くまで移動して昼食。美味しいけど結構高かった。
午後からも同様の講習が続く。それにしても平日とは言え客が少ない。視界も 悪いのもあって、時々、お客さんを見かける、という感じ。
滑走中の「構え」のシミュレーションで、直立して静止した状態から両脚を股 関節から外転することで大きなワイドスタンスを作る。姿勢を低くする際に、 腰が後ろに移動し、上体が少し前傾するのを何度もシミュレーションする。上 体の前傾でトップを抑え、腰でテールを押さえる感じ。
コブも滑る。コブの溝に落ちずに、フラットに近いラインを通ること(大回り でも重要)、コブの裏に合わせてポジショニングする事で、自分から曲げ伸ば ししないで、コブにしてもらう、等のアドバイス。代表によると、曲げ伸ばし なんかするよりは膝を緩めずにヒネリを左右に繰り返す事の方がよっぽど大切 なんだとの事。このあたりの感覚は自分にはまだよく理解できていない…
ストックワークも手首と五指を使って突き、肩・肘を動かさないようにする。 実際にはなかなかできない。突いてからは手の位置はそのままでリングが自然 に後ろに行く、もしくはコブ等でそれができない場合は、突いてから手を返す 動きを使うとの事。
またいつもの「コバ・ターン」(代表の得意とするフラットターン)も練習する。 自分はポジショニングが悪く、全然できない(;_;)。もう少し巧くできた時も あったんだけどなぁ…
最後はかぐらのメインバーンに戻り、ガスが一瞬切れた隙にビデオ撮影。しか しみるみるうちにガスが流れてきて自分の番では数ターンしか映らなかったよう。
滑走を終了して下山する。下山コースの緩斜面を皆で競争しながら降りる(下 山バトルと言われている)。かなり疲れるが楽しかった。
送迎バスで宿に戻り、ビール飲んで休憩の後、風呂に入る。風呂に上がったら 代表の部屋で花見をするのというので行く。花見とは宿にある桜を部屋から眺 めて、皆でビールやおつまみを楽しむのであるが、今回初めて楽しむ。春スキー の醍醐味?
夕食後に料金精算を行う。その後、ミーティング。落ちる力と支える力が釣り 合ったバランスが取れた状態で、一気に切り換える、とか、昼間のトレーニン グの補足的な話。
ミーティングの後に懇親会があり、その後にWAXがけして23:00くらいに就寝。 懇親会ではビデオも見るが、自分の滑りはやはり他の受講者の方々と比べても ぜんぜん脚がひねれていない。上体の安定感が増したことだけが今シーズンの 収穫かな…
2004/4/24
7:00ぐらいに起床して朝風呂に入る。なんと外はうっすら雪が積もっている! その後、朝食。今日は普通のスキーウェアを着ていくことに。8:30にバスは出発。
ゲレンデに着いてロープウェイとゴンドラで上がる。ゲレンデも雪が舞ってお り、真冬程ではないものの風は強く、そこそこ寒い。今日は土曜なのでそれな りに客は多い。
日付 | 2004年4月24日(土) |
場所 | かぐら・みつまた |
天気 | 雪 |
気温 | セーター無しでは寒い |
積雪 | 新雪の下にアイスバーン |
ゲレンデ | 人はそこそこいるが多くはない |
リフト | 0〜3分 |
リフト券 | (キャンプ費用込み) |
道路 | 少しだけ積雪あり |
駐車場 | 宿からの送迎 |
フリーで1本滑ってロングターンでレッスン開始。代表のアドバイス+ビデオ撮 りで繰り返し滑る。鳩尾から下、足首から上で大きくひねる(スキーを動かさ ないヒネリ)。上体を暴れさせないこと、膝を前に出さないことをアドバイス される。
ゲレンデ上部は新雪が荒れて溜まり小さなコブとなり、その間にはアイスバー ンと、結構難しいコンディション。きちんとひねりが使えていればそこでもしっ かり雪面を捉えることができるとのことだが、自分はできないのでひねりが使 えていない、もしくは弱いのだと思う。さらに大きく捻って傾けたトップを雪 面に対して押さえるように使う?事でしっかりエッジングできるそうだが、自 分の感覚ではまだしっくり来ない感じ。
昼食となる。この日は皆と同じ席は取れなくて一人で飯を食う。軽くフリーで 1本滑ってから午後の講習が始まる。
午後からはショートターン主体のレッスン。膝を前に出さずにしっかりひねる 事をアドバイスされる。自分的には外脚をしっかりと身体の前に回しこんだ時 に、同様に内脚も身体の前でエッジングすることを意識する。フォールライン あたりでは両脚でエッジングできるのが、大きくひねったときには外脚1本の 荷重+エッジングになりがちなので…
この日はコース端の新雪も楽しむことができる。やはりしっかりひねってなお かつ滑走性を失わないエッジングがポイント。そしてバランスが取れた状態か らひねり戻し〜次のひねりを即座に行う事が重要。他の上手な受講生の方もそ んな感じで滑れているのは分かる(自分はなかなかできない!)。
新雪の後はコブもすべる。やはり曲げ伸ばしを自分から行わず、コブに当たる 事で反応するようにとのこと。難しい。またスキーをフラットにしてしまうと コブからのリバウンドをモロに貰ってしまうので必ずひねりを加えた状態で吸 収できるようにするようにとのこと。これは時々できたりするが、まだ上手く いかないことの方が多い。
代表のメインバーンに戻る。代表のショートターンを背後から撮影する。右の 写真がその一コマだが、フラットな状態からのスキーの捻りこみが凄い!いつ もながら圧巻。
夕方まで滑って下山。昨日同様の下山バトルだが、膝の調子も悪く、疲れも溜 まっているのであんまり無理せずに降りる。宿の送迎車に乗り込み、ゼリーの プロテインを飲んでから、まどろむ。
宿に着いてから部屋に戻り、休憩の後、風呂へ。その後、夕飯の後、WAXをか け、その後は昨日と同様のミーティング。今日は構え/ひねりの話。直滑降の 姿勢(関節の角度は145 度等)の確認とひねり動作。小回りのひねりのシミュレー ション(踵を外に動かしてエッジング〜エッジングを外して踵を外に動かす - 平地でやると前に進んでいく(エッジングで沈み込まないように注意!))。床に 仰向けになって両足をひねってもらう、等をパートナーに確認してもらいなが ら行う。
ミーティングの後は懇親会。明日はフォルクルのSL板(P60 SC RACING 160cm r10.8m)を借りれることになり、少し嬉しい。適当にうだうだしながら23:00く らいに就寝。
2004/4/25
起床後、例によって朝風呂に。24時間入浴できる宿は嬉しい。朝食後、荷物を 地下の浴室前に置いてから送迎車に乗り込み出発。この日は準備が遅れて結構 慌てた。8:30出発の予定でもその10分前には皆バスに乗り込んでるものなぁ(^^;)
ゲレンデに到着。車も昨日より多い。天気が良いこと、また何よりも昨日雪が 降った事を地元周辺の人達は皆知っているからだろう。ロープウェイ〜ゴンド ラと上がって集合。
日付 | 2004年4月25日(日) |
場所 | かぐら・みつまた |
天気 | 晴れ |
気温 | 昨日よりは暖かめ。でも平年より寒い |
積雪 | モサ雪の下にアイスバーン |
ゲレンデ | 人は昨日より多いが午後からは減る |
リフト | 0〜3分 |
リフト券 | (キャンプ費用込み) |
道路 | ドライ |
駐車場 | 宿からの送迎 |
この日も午前中はロングターンの練習。ビデオとレッスンを交互に行う形式。 やはり上体の安定やしっかりひねりを作る事がアドバイスの主な内容。膝が前 に出過ぎたポジションはかなり影を潜めてきたようだ。
借りているフォルクルのSL板はロングターンでは回り過ぎるが扱いにくい板で はない。キャップ構造の為か適度にずれてくれる。選手用のサンドイッチ板だ とこうはいかないと思う。
場所を田代側の中斜面に移してミドルターンを行う。やはりしっかりバランス の取れた状態から素早く次のターンポジションへ切り換える練習。身体の重心 を真下に落とすと板は自然に外を回りこんでくるとの事。最後はコースが荒れ て結構難しい。Kさんはかなり調子良さそうだった。
ロングターンを一通り行った後、昼飯に。たまたま同席した受講生の方々は3 名とも今期テクニカルを受けたが駄目だった(自分含む(笑))との事で、いろん な検定会場(志賀、栂池、八海山)のテクの話等をする。
午後からはショートターン。かぐらのメインバーンでアイスバーン+コブの中 間付近でビデオ+レッスン。最初スキーを外に動かしているだけのエッジング になっているのでしっかりひねること、と言われて修正。次はひねりの練習と しては良い滑りだが、一気にひねらず、スキーを回し込みながらひねることを アドバイスされる。
自分の場合に踵を横にまったく出さずに、代わりに真下に向かって出していく 意識で上手くひねれるようだ。それと思い切りひねること、ひねった際に内足 にもしっかりと重みを乗せることが大事に思えた。
次に正面バーンに移動してビデオ&レッスン。目標に向かって視線を定めし、 そちらにむけて重心をまっすぐ落としていく練習。エッジングがフラットなの でスキーがずれる、だからもっとしっかり角付けを行うようにとのアドバイス。
2本目はしっかり角付けを行うように意識した。そのせいもあり、スキーの抜 けが良くなってきた。やや縦目に降り過ぎている感覚もあるが、自分の滑走 フィーリングとしては悪くなかった。
レッスンは一旦終了したが、それは代表が終了時刻を勘違いしていたからで (笑)、途中で無線で連絡が入り、再度集合してレッスンを行う。その後、レッ スンを終了して下山。
かなり膝が痛く、また体も弱っていたので下山バトルには参加せず(笑)。ロー プウェイで降りて宿の小さい方の車で先に移動し、皆より先に風呂に入る。丁 度、風呂から上がる時に代表も風呂に入るところで、「フラットなひねりと角 付けされたひねりを使い分けるように」とアドバイスされる。
荷物を片付け、時間があるのでKさんのスキーにWAXをかけておく。宿のサービ スのぜんざいを食べて、17:30ぐらいに出発、とKさんがストックを積み忘れた ことに気づいたのですぐに戻ってストックを積んでから再出発。
R18〜R353〜R117といつものように走る。車の流れは全体に良く。順調に豊田 飯山ICに到着。梓川SAまで走って晩飯。ここでKさんらと同様に栂池をベース にするK夫妻と遭遇する。
その後、A君の運転で順調に走り、途中で自分に運転を交代し、吹田JCTから近 畿道へ。門真ICで降りて鶴見区の自宅に無事到着。
交通費 | 約¥11,000/人 |
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