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かぐら(2004/12/10-12)


目次:

往路


2004/12/9

今週は2001年より毎年行ってる中里SSのシーズンインキャンプ。 毎年このキャンプに連れて行ってくれるクラウンのKさん(先々週のKさんとは別人)、自分と同じクラブの女性Nさんに加え、今回は知美も初参加である。 17:30くらいに早々と退社。 Kさんの到着が遅れるとの事なので、荷物をまとめた後、うだうだして待つ。 19:30くらい?にKさん到着。Kさんの車に荷物を詰め込んで出発。

守口でNさんを拾って4人乗車の状態で出発。 種々の事情で板を車内に8本積み込んだ状態だ。車内は結構狭いが何とか大丈夫。 摂津南ICから近畿道へ乗り、吹田から名神へ。大津SAで晩飯を食べる。 Kさんから自分に運転交替し、21:00過ぎに大津SAを出て順調に進む。

北陸道に入ると交通量も少ない。順調に走って途中でKさんに運転交替する。 名立谷浜SAで給油兼休憩の後、自分に運転交替し再出発。

2004/12/10

トラックの多い中、淡々と進む。長岡JCTで関越道に入る。 小千谷あたりは昨日の中越地震の影響で舗装ががたがたしており、怖い。 路肩や道路端のフェンスの曲がり具合を見ると、地震の被害の大きさが伺える。 またかなり濃い霧が発生しており、60km/hくらいでしか進めない。 六日町を過ぎると霧も収まり、越後湯沢ICで降りる。

R17を走っていつものセブンイレブン中越湯沢神立店で買い物した後、 Kさんの運転で『私の家中屋』に向かう。 2:15くらいに『私の家中屋』に到着。 荷物を部屋に入れて風呂に入った後、3:00頃に就寝。Zzz…

7:15くらいに起床して朝食。いつもの和食で、自家製のパンもある。 この宿の米はいつもながら美味しい。 滑走支度した後、8:30に宿の送迎車でゲレンデに向かう。

昨晩は暗いのでイマイチ周辺の様子が判らなかったのだが、 あらためて景色を見渡すと、湯沢の平地には全く雪が無く、晩秋といった風情。 そんな中、R17を群馬方面に向かって走っていく。 いつもなら雪道を登るところだが、全くのドライコンディションである。 何か変な感じ。


滑走1日目


かぐら・みつまたスキー場に到着。平日という事もあって駐車車両も少ない。 ロープウェイに乗り込んで上がっていく。 しかしながら今年は雪が少なく、 ロープウェイを降りてからゴンドラ乗り場まで滑るコースにも雪が全然ついていない。 従ってここの区間は無料シャトルバスが運行されている。

シャトルバスに使われている車両は、 地元のボロい路線バスを調達してきたもののようだ。 バスに乗り込みゴンドラ乗り場へ向かう。 滑っていくのに比べて結構時間がかかる印象。 道もゲレンデ内を抜ける舗装林道のような1車線道で、 結構バスも揺れるので鬱陶しい。

10分強程度の移動でゴンドラ乗り場に到着。ゴンドラ乗り場もやはり雪が無い。 ゴンドラに乗り込んでメインバーンへと登っていく。

ゴンドラを降りるといつものメインバーン前。 一応、雪はついているが、メインバーンの急斜面は、下から見て右半分しか滑れない。 またいつもの高速リフトは運行せず、第3リフト(シングルリフト)が動くだけのよう。

日付2004年12月10日(金)
場所かぐら
天気晴れ
気温やや暖かめ
積雪50cm程度
ゲレンデ第3シングルリフト沿い。ハイシーズンの半分のコース幅
リフトほぼ待ち無し
リフト券(キャンプ費用込み)
道路ドライ
駐車場宿からの送迎

間もなく講習開始。代表の指示でコースインスペクション開始。 高い姿勢でコースの先まで見渡すようにしながら滑り、視界を確保する。 硬いところと柔らかいところがあり滑りにくい。 またメインバーンも下から見て右しかコース幅が無く、いつもよりかなり狭い印象。 取りあえず今シーズン初の急斜面であり、その点ではありがたい。 その後フリー滑走の後、ロングターン主体で滑る。 斜面に合わせて立つ事、そして前後のバランス、左右のバランスがテーマ。 今回初めて持ってきたKeiスキーも調子良いが、履きこなすにはもう少し時間が必要。

Keiスキーはサロモンより荷重点が前なのでトップが浮きがちになる。 代表にも時々トップが浮く事を指摘される。 左右の動きも少なめだったので、 切り換えで内脚小指(特に左内脚)を大きく追い越すように動きながらクロスオーバーすると、 スムーズに切り換わるようだ。 また最初、股関節にかなり力が入っているので、 昨シーズンのように力を抜いた状態で腰をストンと乗せ、 上体をリラックスするようアドバイスされる。 確かにそうした方が板に重みも乗ってたわみも出易い。

ビデオ撮りを行った後、昼食。平日なのでいつも混雑するレストハウスもすいている。 豚バラ煮込みラーメンと肉まんを知美と二人で分けて食べる。 食後にコーヒーじゃんけんを行い、Kさんと知美が負けてしまう。 自分は過去に行われたコーヒーじゃんけんも含め、無敗を継続する。

昼からはショートターン。 乗鞍キャンプの時のように下に巧く押せる感じはしないが、 あまり踵を横に出し過ぎないように滑る。

15:30くらいに滑走終了。登ってきたゴンドラで降りる。 今日のゲレンデはすいていたが、明日以降は混雑しそうだ。 ゴンドラを降りてバスに乗り換え、ロープウェイを降りる。

宿の送迎バスに乗り換えて戻る。そこそこ疲れた。 滑走自体はそれほど疲れなかったが、 送迎バス-ロープウェイ-シャトルバス-ゴンドラの4種類を乗り継がないと、 宿からゲレンデに辿り着けないことに疲弊した感じ。

送迎バスは宿に到着。部屋に戻って一休みの後、風呂に。 その後、昼間に撮ったビデオを少し見て、18:30から晩飯。

晩飯は和食だがおかずが一杯あって美味しい。その後、キャンプ残金を精算して、 20:00からはミーティング。前後・左右のバランスに関する話。 ポイントは大腿の前と後ろの筋肉をバランスよく使うこと、それと リラックスして構える事で、横や前後から押されてもバランスを保つ構えができること。 ペアになって引っ張ったりとか、人をおぶって立てる構えを作ること等々。

ミーティングの後、昨日と同様の懇親会がある。23:00くらいに就寝。


滑走2日目


2004/12/11

7:00頃起床。外は雨が降っている(x_x)。 天気のせいもあり、朝食時も皆無口である。 雨具を持っていくかどうかかなり悩むが、上の方は雪だろ、と楽観して持っていくのを止める。

8:30に宿を出発。送迎バスでゲレンデに向かう。外は普通に雨が降っている。 しばらく走ってゲレンデに到着。 昨日よりは車は多いが、雨のせいか土曜にしては少ない感じがする。 ロープウェイ乗り場では昨日よりも並ぶ。

ロープウェイを降りたら、昨日と同じシャトルバスに乗り換える。 外はやはり雨である。ゴンドラに乗り込み上がって行くが相変わらずの雨模様。 しかしいつものメインバーンに着くと、何と!みぞれ混じりの雪となっている。

日付2004年12月11日(土)
場所かぐら
天気
気温午後からは冷える
積雪50cm程度
ゲレンデ第1高速クワッドリフト沿いのみ。上部は石&ブッシュ多し
リフト0〜1分程度
リフト券(キャンプ費用込み)
道路雨の為、ウェット
駐車場宿からの送迎

集合してからレッスン開始。本日もシングルリフトで回す。 降雪は気にならないが、ガスが濃くて視界が限られ、滑りにくい。 ロングターン主体で滑った後に、ミドルターンに。 メインバーンの急斜面はコブだらけになってきて難しい。 切り換え〜ターン外への踵の押し出し〜切り換え…と滑る。 ターン前半からの働きかけを意識する事で荒れたバーンでも安定して降りることができる。 また正しい方向に踵を押せると、本来の軌道よりトップがすっと内側に入ってくるのが感じられる。 なるべくこのトップの動きが出てくるように滑る。知美と一緒にペアスキーもする。 後ろにつくと結構難しい。知美は本日は試乗用のフォルクル5スター。中々調子は良さそう。

昼飯にする。食堂の混雑はそれ程ではない。 パイコー麺(¥1,000)を知美と二人で分けて食べる。 この日のコーヒーじゃんけんは知美も自分も勝利する。 Kさんはまだ連敗中…

昼からはショートターン。 テーマは先のミドルターンと一緒で、切り換えてすぐ踵の押し出しを使って「ゆっくり」滑る。 緩斜面での代表のデモンストレーションも本来の滑りからするとかなりゆっくりしたものとなる。

代表の真似をしてゆっくり滑る。代表の評もまずまず。 ただ逆ひねりをしっかり作ることを言われる。 急斜面でも同じ滑りができるように苦心するが、難しい。 でも何度も滑るうちに、踵を押す事でトップが回り込むようになってくる。

最後には横滑りを左右に交互に繰り返して滑る。 但し切り換えで立ち上がらずに ダイレクトに次の横滑りのポジションに切り換えなければならない。 自分は腰が回ってしまいうまくできない。 外脚股関節を後ろに引くことと、 内脚内股を前に見せるような感じを強調して滑ればよかった?

講習を終了し、フリーになってから高速クワッドを上がって見る。 しかしクワッド降り場からシングル乗り場までのバーンは石が多く出ており、 非常に滑りにくかった。 途中からはひたすら降雪機のある下から見て右側を滑る。

滑走終了してゴンドラで降りる。 結構なゴンドラ待ちの行列ができており20分以上は並んだ。 ゴンドラで降りた後のバスはそれ程待たず、ロープウェイへ。 ゴンドラ沿いも日中は雪が降っていたようだ。

ロープウェイを降りる。宿の送迎車で帰る。 下界は雪ではなかったようだ。 宿に戻り、部屋に戻ってすぐに風呂に。 その後、ビデオをちょっと見てから晩飯。腹が減っていたので凄く美味しい。 代表にはショートターンでのひねりについて、 ターン後半に腰下までスキーが戻ってくるところまで行うように言われる。

20:00からはミーティング。昨日と同様にバランスについての話。 ひねりを使って両足で立った状態から内脚1本のバランスになったりとか。 いつもながらシミュレーショントレーニングの重要さを再認識する。

その後は懇親会。合間の時間にワックスがけをしておく。 昨日・今日共に購入時のサーボバックによるワックスを剥がさずに滑っていたが、 まだ一部ワックスが残っていたようだ。 かなり固めのワックスを使っているということか? とりあえずそれを剥がした後、 自分のKeiスキーと知美のサロモンにホットワックスをかけておく。

懇親会を終了後、23:00過ぎに就寝。


滑走3日目


2004/12/12

どういうわけか6:00過ぎくらいに目覚める。朝風呂に入りに行き、ストレッチをする。 7:15から朝食。いつもどおり腹一杯食べる。 食べ終わったら眠くなってきた(笑)が、荷物をまとめて地下の風呂場前に移動し、 8:30に送迎車でゲレンデへ向かう。 今日はナショナルデモの藤井さんがゲストで参加する。 どんな滑りを見せてくれるのか楽しみ。

駐車場は昨日以上に車が多い。 ロープウェイに乗る為の行列は、今まで見たことが無いくらい長いものとなっている。 30分くらい並んでロープウェイに。 その後、シャトルバスでゴンドラ乗り場へ。 最初のロープウェイ以外はさしたる待ち時間も無かったが、 結局、ロープウェイに9:00に並び始め、かぐらのメインバーンに到着したのは10:00。 疲れた…

日付2004年12月12日(日)
場所かぐら
天気晴れ
気温暑くも寒くもない
積雪50cm程度
ゲレンデ第1高速クワッドリフト沿いのみ。初日より幅は広くなっている
リフト0〜3分程度
リフト券(キャンプ費用込み)
道路ドライ?
駐車場宿からの送迎

集合して滑り出す。 昨日の高速クワッドに懲り、第3シングルリフトだけで滑る。 フリー滑走の後、藤井デモと代表のデモンストレーション。 シングルリフト降りたところからの緩斜面と、その下の急斜面。 いずれも凄い迫力。現役デモに触発された代表の滑りも凄い。

ロングターンからトレーニング開始。 昨日と比べてもかなり人が多くて滑りにくい。 骨盤の向き、内膝の向きをデモより修正するように言われる。 バーンも硬くて起伏が多く、滑りにくい。 次にデモから指摘されたのは両脚のひねりをつくること。 基本的には言ってくる事は代表と同じような内容だ。

人があまりに多い中、同じく講習を受けている人が他の人にぶつかって講習は中断。 そのまま昼飯となる。12:00くらいということもあって食堂もかなり人が多いが、 何とか席を確保。

今日もパイコー麺を知美と分け、加えてエビチリドッグを半分ずつ食べる。 そこそこ食べ応えはある。 この日もコーヒーじゃんけんに参加し、藤井デモに勝利する(^^)。 お陰さまで三日間共にコーヒーを只飲みする。

昼からはショートターン。 デモと代表のデモンストレーションの後、急斜面をメインに滑る。 コブの間にアイスバーン+人が多いという、昨日と比べても厳しいバーン。 どうも滑りの調子が悪いが、Kさんによると「腿が寝ている」という指摘。 ハムストリングを意識して滑り、 上の緩斜面では何とか良い感触で滑れるようになるが、下はやはり難しい。 デモや代表の評では、フラットなままでターン始動する為、 大きくテールを振るすべりになっているので、角付けをしっかりしてから押し出す事、 上体を被せず起こす事を言われる。

角付けをしっかりしてから押し出す事で、昨日のようにトップが内に入ってくるようにはなる。 次はターン後半にブーツを身体の前まで回し込んでくるように言われる。 でもそこまでは今回はできなかった… 最後にフラットなアイスバーンから、突き出たコブに対する攻略法を、代表に教えてもらう。 フラットなところから突き出たコブに当たる前に、トップを浮かしてプレジャンプ、 そのままスムースにコブに乗り上げて滑っていく、 真似してみるが巧くはできない(笑)。

15:00まで滑って講習終了。フリー滑走になってからもデモや代表の滑りを見る。 特にデモの急斜面ショートは圧巻。 またそれについていくことができる参加者がいることも凄い…

15:30くらいに滑走終了し、ゴンドラで降りる事に。 メインバーンの上でコンタクトが外れたりして皆の集合に少し遅れる。 やはりゴンドラ待ちの行列は凄い。 昨日までと同様にゴンドラで降りてシャトルバスに乗り、ロープウェイで降りる。 結構、疲れておりシャトルバスでは本気で寝てしまった。

結局、ゲレンデからロープウェイを降りるまでも1時間かかってしまう。 宿の送迎車前で記念撮影後、宿に戻る。 記念に知美と藤井デモの2ショット写真を撮影してから、 取り敢えずは風呂に入り、板に簡易ワックスをかけた後、 そそくさと荷物をまとめる。 宿のご好意でおにぎりを2個食べる。美味しい。 荷物を車に積み込み、18:00過ぎに宿を出発。Kさんの運転で進む。


復路


湯沢ICから関越道に乗り、往路と同じ道を戻る。 有磯海SAまで一気に走り、晩飯。その後、自分の運転で北陸道を進む。 交通量は少なくて走り易いが、いつしか降り出した雨が気になるといえば気になる。

2004/12/13

名神に入り、草津PAで休憩。交通費を精算した後、Kさんに運転交替。 そのまま吹田〜近畿道と走る。 Nさんを京橋近くで降ろした後、鶴見区の自宅に1:20くらいに到着。


交通費精算:


高速代(摂津南IC→吹田IC)¥500
高速代(吹田IC→湯沢IC: ETC夜間割引)¥8,600(¥3,650安)
高速代(湯沢IC→吹田IC: ETC夜間割引)¥8,600(¥3,650安)
高速代(吹田IC→門真IC: ETC夜間割引)¥350(¥150安)
ガソリン代¥?
交通費約¥9,000/人

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