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2004/7/8
今回は、いつもかぐらスキー場で講習を受けている中里SS主催の乗鞍スキーキャ ンプに初めて参加することに。この暑い時期、スキーキャンプといっても当然 ながらゲレンデスキーではなく、乗鞍大雪渓に残る残雪上でハイクアップして 何度も滑るハードなスキー講習(らしい…)。
20:00過ぎ、鴻池新田のAさん宅でKさんと合流。Kさんの車で3名で出発。 中央環状沿いの藤平らーめんで、ラーメンと焼プリンを食して出発。A君の運 転で近畿道〜名神と走る。
大津SAで給油後、名神〜中央と走り、虎渓山PAで自分に運転交替。順調に走り、 中津川ICで降りて、R19を北上。R19は平日だからかトラックが週末以上に多く、 なかなかペースが上がらない。
2004/7/9
木曽福島町のR361への分岐を越えてしばらく走り、右手にあるタイムリーで飲 料水等を調達。R19を再度北上して藪原駅方面へ左折し、県道を進む。
やがて1.5車線のクネクネした道を登り、境峠を越え、野麦峠スキー場への分 岐を過ぎ、さらに北上を続ける。上高地乗鞍林道の分岐手前でバイパス(新野 麦街道)へ右折できたのだが、道をよく理解していなくて直進してしまい、旧 道のワインディングを攻めるハメになる。
ダム湖を左手に見て進む。R158に突き当たるので左折。トンネルとトンネルの 間にある信号交差点を左折して、乗鞍高原へ進む。
ラーメン藤を過ぎて少し先にある、宿への分岐を見過ごして湯けむり館の前ま で行ってしまう。後部座席で寝ていたKさんが起きたので道を聞いて引き返し、 宿への分岐へ右折して、少し走ってテニスコートの先を左折し、ダート道の先 のペンション『樹間舎』へ。
時刻は1:30くらい。荷物を部屋に持ち込んでさっさと就寝。
7:00過ぎに起床し、朝食へ向かう。朝食はパン食で美味しい。支度をして7:45 頃に宿の車で出発。観光センター前のバス停まで送ってもらう。松本電鉄のバ スがやってきくる。板をバスの下に積み込み、出発。
エコーラインと呼ばれる県道をぐりぐりと登る。乗鞍高原スキー場のゲレンデ の中をくぐって登っていくと、やがて森林限界へ到達。標高が上がるのとバス がクネクネとワインディングを登っていくのとで気分が悪くなる。
肩の小屋口バス亭で降りる。ここから岩場のような道を数分歩いて登り、雪渓 へ。雪渓はスプーンカットと呼ばれる小さな凸凹のある、汚れた雪だが、少し しまった感じで、それ程滑りにくそうではない。
日付 | 2004年7月9日(金) |
場所 | 乗鞍大雪渓 |
天気 | 晴れ |
気温 | 暑い |
積雪 | やや締まったスプーンカット |
リフト | ありません(笑) |
岩場の陰に荷物を置き、靴をスキーブーツに履き替えて滑る準備をする。今回 はKさんが借りてきた試乗用のKEIスキー3台とHEAD1台の、いずれもサンドイッ チ構造の板を順番に借りることに。最初はKEIスキーのARから乗ってみる事に。 でもその前に目の前の斜面を歩いて登らないといけない(笑)。登り方はいろい ろあるようだが、自分はバインディングのヒールピースにストックの手皮を絡 め、両手首でぶら下げるようにして登る。
結構疲れるが300M程度登ってスタート地点へ。斜度は20度台前半の中斜面。雪 面はデコボコしたスプーンカットなので、踵を斜面下方に押しずらしながらの ショートターンで滑る。切り換えで外脚股関節を緩めるように切り換えて滑る。
次にKEIスキーの基礎用ロングターンモデルTLを借りる。これでショートター ンをすると、踵を下に押し出した時に両スキーがたわんでグリップして斜め下 に飛び出していく。それに何とか身体を付けていきながら股関節を緩めて切り 換えると、今までにない滑走感覚でショートターンができた。代表やKさんの 評も概ね良好。
HEADの板も借りてみる。基礎用のサンドイッチ板だが、意外に柔らかく、扱い 易い。スキー自体は直線的に走るので、孤の描き易さという点ではKeiスキー よりやや劣る感じ。
午前中は8本くらい滑って終了。最後の方は、頭が痛くてあまり登れない。宿 で作ってもらったおにぎり弁当を食す。13:30までの長い昼寝タイム。持ち込 んだ飲料水は昼飯時に無くなってしまう…困った。
13:30から再び滑走。2本滑って代表のデモンストレーション滑走を見る。当 然ながら圧巻の滑り。しかしながらその後で、自分は午前中から続いていた頭 痛がピークとなり、滑走を中止。岩場の上で寝て休む(x_x)。
結局、頭がガンガンする中、講習終了となる15:30ぐらいまで寝て休む。その 後、板を置いて皆でバス停まで降りる。
行きと同じ、肩の小屋口のバス停から、15:45の畳平行きのバスに乗車する。 そうしないと畳平から乗鞍高原へのバスは満車で乗れない可能性があるからだ。
畳平に移動し僅かな停車時間を利用し、飲料水を購入して水分補給。やはり水 分不足だったのか水を飲むと少し楽になる。しかし平日ながら畳平から乗鞍高 原への乗客は多い。
バスは行きと同じ、エコーラインを降りて、乗鞍観光センターへ。宿の車に迎 えに来てもらい、無事帰着、とは言え、頭はガンガンに痛く、しばらくベッド に伏せる。
小休憩の後、Kさん達と一緒に近所の温泉に行く事に。最初は体調不良の為、 止めようかと思っていたが、温泉に入ると体調も回復するかも、と考え直し、 付いて行く事に。
温泉に行く前に宿より少し下に降りたところにある、地元のスーパーにて飲料 水等を購入する。その後、温泉に向かう。
今日は湯けむり館(¥700)に行く。平日という事もあり、人は少ない。天気も よく、のんびりと露天風呂に浸かる。泉質も典型的な乳白色の硫黄泉で満喫す る。白骨温泉と同じ泉質との事。このあたり、湯けむり館の少し上の、?\500 の温泉(単純泉?)やコロナ観測所の近くにある「せせらぎの湯」(無料)とか、 良い温泉が多い。
温泉にしばらく入ると頭痛もかなりマシになる。18:30から晩飯なので急いで 温泉を出て戻る。ちょうど晩飯の時刻だ。晩飯も豪華で美味。ビールを飲んで 昼間の頑張りを称え合う…と言っても自分は昼から寝てたけど…
食後に大広間でデザート食べながら滑走ビデオを見る。その後、ミーティング。 椅子に座る時、椅子から立つ時に上体の前傾を使うと力を使わないで済む話。 また、ひねりとひねり戻しで重心を上下させずに下へと落としていくような話 が主体。
ミーティングの後は懇親会。21:30くらいには眠くなったので退席して就寝。
2004/7/10
6:30くらいに起床。まだ少し頭痛は残るが昨日よりは元気だ。7:00から朝食。 美味しいパンを食べる。支度して19:45前に宿を出る。今日は下の停留所から 出発。土曜は観光のお客さんが多いので観光センターから出発すると全員が乗 車できない可能性がある為だ。
無事に乗り込んだバスは昨日と同様にエコーラインを登る。天気はイマイチ。 昼から雨との予報。肩の小屋口で降りて雪渓まで歩く。昨日とは異なり、スキー 板を担いでいないだけ楽だ、とは言うもののこの標高まで上がってくるとやは り頭は重い…
日付 | 2004年7月10日(土) |
場所 | 乗鞍大雪渓 |
天気 | 曇り後、雨 |
気温 | 濡れると寒い |
積雪 | 荒れたスプーンカット |
リフト | ありません(笑) |
昨日と同様に滑り出す。やはりショートターン主体。初日よりは身体も多少慣 れて楽だが、やはり昼前になると頭は重くなる。しかもどんよりとした空から 雨も落ちてくる。雨具に着替える。他の人はザックや靴をザックカバーやビニー ル袋に仕舞っている。自分はそういう用意が無いのでザックも靴もずぶ濡れ (x_x)。しかもこの頃になると、かなり頭が痛い。
8本程滑り、早めの昼休みの時間となる。雪渓から下の駐車場まで降り、駆け つけた宿の車内で飯を食う事に。ところが!高山病で頭がボケていたせいか雪 渓に弁当を置き忘れて来てしまう(x_x)。仕方がないので、代表におにぎり一 つとおかず少々を恵んで貰い、また周囲の人にチョコレート等を恵んでもらい、 なんとかしのぐ(笑)。
食後も雨はざぁざぁ降っているが、再び雪渓に戻り、滑り出す。午後はやはり 頭が痛く、それ程多く滑る事はできない。休み休み4〜5本滑り、滑走終了。
雨の中、肩の小屋口バス停から畳平へバス移動。畳平ではトイレに行きたかっ たが、ここは有料トイレだったので我慢する事に(笑)。
バスは折り返し乗鞍高原へと降りていく。どうもこの降りていく過程で頭痛が さらに酷くなるようだ。観光センターに到着の時点で、かなりフラフラ。宿の 送迎車に乗り込み、ほうほうのていで帰る。宿の標高が1,600mくらいなので約 1,000m の縦移動となるわけで、自分の身体には相当なダメージがあるようだ。
部屋に戻り、この日も小休憩の後に温泉に行く事に。今日は村営の銀山荘に行 く事に。銀山荘は露天は無いが、安価で良いらしい、が行ってみると「本日休 館」の張り紙が…諦めて昨日と同様の湯けむり館へ向かう。
昨日よりのんびりと浸かって体調を回復する。ようやく頭痛も治まり、宿に帰っ て晩飯。昨日と同様に晩飯後、ビデオを見ながらデザートを食べて、その後ミー ティング。
ミーティングは昨日と同様の話。リラックスして立った状態から、股関節を屈 曲して腰を後部に引き、膝にゆとりを持たせた構え。外脚サイドの緊張と、内 脚サイドの弛緩。外脚股関節の弛緩。ペアと左右に引っ張り合うシミュレーショ ン等々。
その後は懇親会。23:00前に就寝。
2004/7/11
6:30前に起床。7:00の朝食後、7:45に宿を出る。昨日と同じ、宿より少し下の バス停へ。天気はやはり雨がぱらつく雨模様。
バスに乗り込み、出発。エコーラインをぐりぐりと上がり、肩の小屋口バス停 でで降りる。幸い、雨は殆ど降っていない。雪渓まで歩き登り、支度する。
日付 | 2004年7月11日(日) |
場所 | 乗鞍大雪渓 |
天気 | 雨のち曇り |
気温 | 暑くも寒くもない |
積雪 | 荒れたスプーンカット |
リフト | ありません(笑) |
ハイクアップでの滑走開始。昨日よりは体が重く、ペースが上がらない。この 日はKEIスキーのTS等を履く。悪くはないがTLの方が自分には合っているようだ。
昼まで滑って、昼飯。空はどんより曇っているが、雨は降っていないので、初 日と同様に岩場に座って食べる。風が強くて冷たいので寒い。岩場の上を移動 して、風が当たらないところに行く。
昼食後は、やはり頭が痛くなる(x_x)。が、初日に比べればまだマシだ。 無理 に連続してハイクアップすると堪えるので、休み休み登る。下で休んでいる時 間を利用し、KさんやAさん、Nさんの滑りを撮る。
Aさんに自分の滑りを撮ってもらう。滑りを見ると、悪くはないがターン前半 でのスキーの振り出しが大きい。もっと足元からゆっくり両スキーのテールで 削りだした方が良い感じ。どうも腰の重さをタングやスキーに直接乗せてしま い、腰を前方向にロックしてしまう癖があるようだ。あと両足でのバランスも イマイチ。特に右外足時の左内足アウトエッジに乗れない。
14:30まで滑って滑走終了。14:45のバスに乗る筈が、バスはその2〜3分前にやっ てきて、そのまま行ってしまう。15:00過ぎに畳平から折り返し降りてきたバ スは満車で乗れない状態。バスの乗務員が「もう一台のバスが5〜10分で来ま す」と言い残して降りていったので、皆で待つ。
寒い中もう一台のバスはな かなかこない。どうも他のスキーヤーの中には最初から折り畳み自転車とスキー 持参でここまでバスで上がってきて、帰りは自転車で降りていく方法を取るも のもいるようだ(珍しいので写真に撮ってみる)。
結局、30分後に来たバスは、滅茶苦茶乱暴な運転でエコーライ ンを駆け下りる。頭痛が酷いというのに、この運転ではたまらない。
ようやく着いた観光センターから宿に戻る車内では、先程の松本電鉄バスの横 暴から、やはり競争のない構造というのは駄目だね、という話題になった。上 高地周辺も含め、マイカー規制するのは良いが、その後の体制が一社独占の低 サービスというのもお粗末な話。複数のバス会社で競わすべきだと思う。
宿に戻って帰り支度を行う。試乗スキーを宅配便で送り返す手配を行った後、 A君の運転で宿を出る。昨日行って休館であった銀山荘に向かうが、参議院選 挙の投票所となっているようで、念の為、選挙の受付の女性に「今日は温泉は 休みですよね?」と聞いてみるが「はい休館です」と当たり前の返答が帰って くる(笑)。
乗鞍高原での入湯を諦めて、帰途につく。帰りの野麦峠スキー場下にある「渋 沢温泉ウッディモック」(¥400)にて安上がりな入浴。さすがに湯けむり館あ たりと比べると、あっさりした湯だが、浴感はあり、人も少なく良い感じ(ボ ディソープしかなく、シャンプーが無いのは少し困ったが…)。もう少し乗鞍 寄りにある、リフレイン奈川の評判はイマイチなのでここらでの入浴選択肢は 事実上ここしかないだろう。
R19を目指して走り、途中にある「志めと」で晩飯。時刻は18:45くらい。すん きそばを食べるが麺、ツユ共にマズい…親子丼を食べたA君が一番正解だった よう。今後は他の店にすべきだと思った。でもその後見たところR19沿いの 「しのはら」「源氏」とかは閉店していた様子で店の選択は難しそうだ。(後日 調べたところでは、奈川村役場近くに「ながわ山彩館」、「福伝」、「ちゅう じ食堂」等の食事処があったようだ)
R19を走る。休日の夕方の為、通行量は少なくはないが、冬場のように停滞す ることはなく中津川ICへ。中津川からは中央道を走り、恵那SAで自分に運転交 替。順調に進む。
名神も特に停滞なく進み、草津PAでKさんに運転交替。自分は後部座席で寝る。 名神〜近畿道と順調に走り、23:00過ぎに無事帰宅。
交通費 | 約¥7,000/人 |
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