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戸隠〜小布施の食&紅葉&温泉旅(2005/10/29,30)


目次:

往路


2005/10/29

昨年行って味をしめた戸隠〜小布施を中心とした新蕎麦旅行を今年も催行することになった。メンバーは昨年と同じ、自分と知美、それと奈良に住んでいるSさん、Kちゃんの計4名。昨年は11月初めの金曜、土曜だったが、今年は紅葉狙いで10月末の土日となった。土曜の早朝4:30過ぎにくらいに鶴見区の自宅を出発。天気は雨。中央環状を南下し、長原ICから近畿道経由西名阪道へ(ETC早朝夜間割引¥200安い)。早朝とは言え5時前後ともなると中央環状や西名阪の交通量は多い。香芝SAで給油して満タンとする。

Sさんを拾うために香芝ICで降り、R168を南下して良福寺にて左折し、Sさん宅へ。5:15くらい? Sさん合流後、その後、Kちゃん宅に移動し、合流。いつもの道で法隆寺ICへ。天理ICまで走り(ETC早朝夜間割引¥200)、名阪国道へ。

昨年よりも約1時間出発が遅いが名阪国道を順調に進む。昔の名阪の速度取締り機の位置は、ほぼ頭に入っていたが、近年リプレースされてからはあまり覚えていないので時々肝を冷やす(とは言っても取り締まり機が作動するような速度は出してないが…)。亀山PAで小休憩。亀山PAは亀山ハイウェイオアシスとなっており小奇麗に改装されていた。トイレの前には人懐こい太った猫が愛嬌を振りまいていた。7:00くらいに再出発。東名阪に入ると交通量が増える。名古屋西ICまで走り(ETC通勤割引¥800)、東名阪道へ(ETC通勤割引¥250)。楠JCTから名古屋高速に入り、小牧JCTまで(¥350)。

名神に入り、東に走ってすぐ中央道に分岐。恵那峡SAまで走って休憩。観光バスの団体が多く、トイレも常時行列ができる程の混雑。おにぎりを買って食べる。再出発の後、トイレ休憩の為に、至近にある神坂PAに寄った後、Kちゃんに運転交代して進む。自分は後部座席で熟睡する。

姨捨PAで休憩&運転交代。結構おなかも空いてきた。再び自分の運転に交代し、長野ICで降りてr35長野真田線を北上しR19長野南バイパスに左折。コジマやら何やら量販店が沢山あるエリアを抜け、長野新幹線をくぐって今里団地北交差点を右折して右手にある『たなぼた庵』に。11:30くらい?


たなぼた庵〜戸隠中社〜やまぼうし〜おぶせの風YH〜穴観音の湯


たなぼた庵の前は、既に駐車車両で一杯であるが、丁度、良いタイミングで空いたスペースに停めることができた。店の前には入店待ちのお客が数名いてこちらを興味深く見ている。周辺に停めてある車のナンバーも長野ナンバーが大半で、大阪ナンバーは気を惹く存在のようだ…

大して待つこともなく入店できる。ログハウス風の店の外観は、巷の気取った蕎麦屋とは一線を画しており、無造作に盛られた新蕎麦を見ても、ここが昨年訪れた『ふじおか』等とは異なる庶民向けの蕎麦屋であることが伺える。天もりそば(¥1,250)と、かももりそば(¥1,250)を頼み、中もり(+¥25)、大もり(+¥75)のオプションを付ける。これらを4名でシェアして食べることに。

出てきた蕎麦はやはり凄い盛りである(^o^)。肝心の新蕎麦の味も満足できるもの。自分的にはそばつゆより、かももりそばの汁の方が美味しい。4名で分けて食べても結構腹一杯になる。蕎麦湯も蕎麦粉をゆで汁(もしくはお湯か?)に溶いているそうで、ポタージュスープのようなとろみをおびている。最近の蕎麦湯はこういうのが多い。

かなり満足して店を出る。1円あたりの満足度は昨年の『ふじおか』とは比べものにならない。店から北上して突き当たりを左折し最初の交差点を右折して北上。小市橋で犀川を渡って道なりに右折。R19旧道に突き当たるので右折。長野市街に向けて走る。どうでもいいけどSAN(長野県スキー連盟)ってこの辺にあったのネ。

途中、左に分岐し、相生橋で裾花川を渡る。渡った後すぐに左折しようとするが進入禁止でこれは不可…再び直進し、岡田町交差点にてR19に左折して北上。長野県庁を左手に見て進み、信州大学に突き当たって右折し、その後左折。バードラインに入り、今は長野市に合併された戸隠に向かう(2005年1月に合併)。

天気は良くないが紅葉の始まった景観を楽しみながらバードラインを進む。七曲りを抜けるとすっかり山の中。しかしながら普段は真冬にしか通らないところなので、ある意味新鮮でもある。

旧戸隠村の中心地へと進み、いつもスキー帰りに立ち寄る『森のしずく』を売っている碓井製菓へ立ち寄る。店内は以前より広く改装されており、また新作もあるようだ。いつも通り試食を楽しんだ後、おみやげを購入。

再び車を進め、中社の上方にある無料駐車場に車を停め、少し下って中社を拝観する。スキーを含めると、これまで数え切れないくらい戸隠に来ているが、ここ中社に詣でるのは今回が初めて。拝観後に階段を下りて鳥居のところまで降りるが、それ以上見所もなさそうなので車に戻る。

車に戻ってから駐車場の近くにある『やまぼうし』に立ち寄りティータイムとする。紅茶やらケーキセットをのんびり食し、『小布施堂』の『くりは奈』を電話予約したりした後、天気も雨がちということもあり、戸隠を後にする。大座法師池を左折して、ループライン方面に走ってそのまま進んで、リゾートラインと呼ばれる道に。時折道幅が狭いが交通量も少なく、走り易い道。いいづなリゾートスキー場や霊仙寺湖の近くを抜けてR18に右折。このリゾートラインはたぶん初めて通った道なのではないかな。

R18を南東に走る。豊野町大倉付近から信州中野ICへ向けてショートカットできる新しい道へ左折。上信越道←の看板が目印。トンネルを抜けて右手にあるコーナンで給油(¥132/リットル - 高っ!)。その後、信州中野ICを過ぎてすぐ左手にあるセブンイレブンに立ち寄り、ホットレモンを買う。上信越道沿いに南下。時刻は16:00前。

間もなく小布施町に入り、昨年も泊まった『おぶせの風YH』に到着。今回はKちゃんSちゃんで一部屋、自分と知美で一部屋、となる(YH会員1泊2食¥5,580/人)。一番奥のSルーム。一休みした後、『小布施穴観音の湯』に向かう。YHでもらえる前割り券(¥400 - ¥100安い)を皆で購入した後、出発。車で5分のところにある『小布施穴観音の湯』に。

温泉の入口では生栗やら地元の農産物を売っており興味をひくが、特に買い物はせずに温泉に向かう。ここは何度入っても浴感の強い良い湯。今日はまだ日没より早いので暮れゆく陽の中に浮かぶ小布施の町並みを見ながらの露天風呂も楽しめた。内湯もゆっくりと時間をかけて楽しんだ後、6:00過ぎにYHに戻る。

6:30より夕食。宿泊者は結構多く十数人はいる。いつもながら素朴で美味しい料理だが、今回特筆すべきは栗ご飯!この栗ご飯目当てでこの日に予約したこともあり非常に満足(^^

食後しばらくは多くの人の歓談で賑わっていたが、温泉ツアーに向かう人が去ると食堂の人も少なくなる。その後、部屋に戻ってベッドでうとうとしている内に寝てしまい、21:00のティータイムには参加できず。このティータイムには限定のモンブラン等が出たらしい…自分は夜中に目覚めて歯を磨いたりした以外は寝てばかりとなる。木曜にアメリカ西海岸出張から戻ったところなので疲れが抜けてないのは仕方ない。


オランチェ〜松仙堂〜北斎館〜たなか亭〜小布施堂〜鼎〜五色温泉〜山田牧場〜雷滝


2005/10/30

7:00前に起床。7:30には朝食。おぶせ牛乳を美味しく戴く。食後のコーヒーを楽しんだ後、チェックアウトして中野IC近くの農産物販売所『オランチェ』へ。ここは大半の野菜が¥100で売っており、いつも混雑している。9:00からということだったが8:50に着いたら既に駐車場は満車に近い状態で、店内も地元民?でごった返していた。車を何とか停めた後、店内に出撃!

知美やSさんやKちゃんが買い物するのを助けながら店外のりんごや梨の試食を楽しむ。うちの家は野菜以外に味噌(北信濃3年味噌と手作り味噌)を購入。美味しいといいな…一方、Kちゃんはトートバッグ持参で準備が良い。買った野菜をジェットパックや後部スペースに積み込んで、小布施に車を走らせる。

次の目的地は昨年も伺った『松仙堂』へ。昨年の情報を元に場所を思い出しながら進む。茶巾絞りの『空蝉』や生栗を購入。ここのは防虫の為に栗を薬で蒸すなどしていないらしい。

『松仙堂』を後にし、小布施の街中に戻る。YHの駐車場に車を置かせてもらい(予めペアレントさんには承諾済み)、街中を散策する。『北斎館』で珍しく美術鑑賞の後、昨年同様に『たなか亭』でおみやげのおやきを買った後、『小布施堂』で前日予約していた『くりは奈』(¥600)を受け取り、その後、11:30から開店する『蔵部』に並ぶが、予約しているお客でほぼ満席状態らしく、30〜40分待ちとの事。携帯番号だけを告げて店を後にする。この店は土日に利用するなら前日以前に予約の必要があるなぁ。

『蔵部』を後にして、新しい店を開拓するために、YHの前の道を北上し、突き当たりを右折し、すぐ左折したところにある蕎麦屋『鼎(かなえ)』に。小さな店だが新しく、昨日のたなぼた庵よりある意味蕎麦屋らしい蕎麦屋。開店直後だと思うがそこそこ人は入っており、自分らの入店でほぼ満席になったような感じ。30食限定の10割蕎麦やらを注文する。時間的には結構待たされるが、出てきた蕎麦は噛むと独特の食感と甘みがある美味しい蕎麦。10割蕎麦というのは自分の経験では実はハズレが多いけど、ここのは本当に美味かった。

デザートにはそばわらび餅を食べる。もっちゃりした食感がGood。ゆっくりと昼食を楽しんだら、店の外には行列ができていた。そこそこ人気のある店らしい。鼎を後にして、YHに戻り、お土産物を車に詰め込んで、小布施を後にする。

車を松川渓谷に向けて走らせる。昨年も通った道だが、違うのは山田温泉のあたりから始まる紅葉の素晴らしさ。去年は終わっていた紅葉が丁度見頃になっており、それは良いのだが、車の多さもそれに比例してか多い。また狭い山道なのに観光バスも多く。進むのに時間がかかる。

目的としている五色温泉『五色の湯旅館』に到着。入浴料¥500を支払って、恐ろしく複雑で雑然とした館内を下っていくと内湯と露天の分岐があり、そこを右手に進むと露天に向かう。露天は混浴と女湯に分かれているのだが、混浴も女湯も同じ出口から屋外に出て、目の前にあるのが混浴で、女湯は手前を右折、となっているところが分かりにくい。

取りあえず自分は事実上の男湯である混浴露天に向かう。脱衣所は3人入れば一杯という感じで狭いが、何とか着替えて露天へ。広めの石造りの露天風呂は快適。グレーのお湯は黒っぽい湯の花が浮いており、独特な雰囲気。紅葉の季節ということもあり、人は結構多い。

露天を後にして脱衣所で着替えようとするが、人が多く、外で着替えようとしていると、女湯に向かおうとしている女性と鉢合わせになったりと問題が多い(笑)。あまり露天は好きになれなかったので、そそくさと内湯に向かう。

内湯もまたややこしいところにあるが、こちらは一人しか入浴しておらず、その人も自分と入れ替わりに出て行ったので事実上浴室は独占状態。写真やらムービー撮り放題である(^o^)。浴室は木造の雰囲気の良い小さなものだが、浴槽の回りの放射状に張られた床板や緑色の泉質は興味深く、露天よりもずっと気に入った。

内湯を楽しんだ後、ロビー(というべきところなのか?)で休んで女性陣が出てくるのを待つ。この旅館の建物自体は増設を重ねた雑然とした造りで、はっきり言って泉質と内湯(浴室)の良さ以外はあまり興味が惹かれるところがなかったが、宿泊料が一万数千円となっているのは驚いた。これなら青荷温泉(青森)とかの方が安くてずっと良いと思う。ただ、お湯(泉質)だけならこっちの方が断然上だけど…

(後におぶせの風YHのWebサイトを読んで、この五色温泉が数十年前YHだったことには、さらに驚いたけれど…)

全員が揃ってから温泉を後にし、さらに山の上を目指して進む。1.5車線の山道はそこそこ険しく、真冬に登るのは4WDじゃないと少し厳しい感じである。

紅葉は相変わらず素晴らしい。今年のこの週は先の五色温泉あたりの標高が紅葉のピークのようだ。景色を楽しんでいるうちに『山田牧場(スキー場)』に到着。開けた高原状の地形にリフトが何本か架かっている。牧場といっても既に牛やらはいないが、写真を何枚か撮る。が、寒いので車に戻り、来た道を戻る。

来た道を下りながら、『雷滝』に立ち寄る。運良く空いた駐車スペースに車を押し込み、やや狭い遊歩道を降りていく。観光バスやらで立ち寄っているらしき客も多く、行き違いに苦労する。混雑の程で言うならば今年のゴールデンウィークに行った屋久島での縄文杉への道のような感じ。

この雷滝についての事前の予備知識は無かったが、この滝は別名「裏見の滝」と呼ばれるそうで、滝の裏側を歩いていける変わった滝。間近で落ちる迫力ある滝を正面と裏側から同時に楽しめたのは良かった。他にこういう滝は記憶になく、結構、穴場ではないのかなぁ…でもやはり山の気温は低く、温泉は山田牧場と雷滝に行った後にすれば良かったと少し後悔。


復路


松川渓谷を下って、小布施町を経由して小布施PAに。小布施ハイウェイオアシスで買い物をした後、知美に運転交代し、ETC専用出入り口を利用してPAから上信越道に入る。特に渋滞などはなく進むが、恵那山トンネルを抜けてから、土岐JCTを先頭に17kmの渋滞とあるので、恵那峡SAにピットイン。

フードコートにて恵那峡ラーメン(¥500)を食べる。値段を考えるとまあまあ悪くない味。食後に買ったコーヒーはインスタントながらドリップ感のある風味を狙ったものだったが、香りが焼き芋(の皮)のようで(^^;;)少し後味が悪い。SAを出てからはKちゃんの運転で出発するが、先の渋滞はほぼ解消されており、良い感じで進む。

往路と同様に小牧ICで降り(¥6,200)、名古屋高速(¥350)、東名阪(¥500、¥1,550)、と進む。東名阪で一旦休憩した後、名阪国道に入り、そのまま西名阪法隆寺ICで降り(¥400)。天理料金所を通過するのがあと5分遅ければ(22:00以降なら)¥400→¥200となったのは惜しいが、まあいいか(笑)。IC近くのいつものGSで給油(¥121/リットル)後、交通費精算。その後Kちゃん宅へ到着。Kちゃんとお別れ。Sさんの運転でSさん宅へ。Sさんと別れて自分の運転で香芝ICから長原ICへ(ETC早朝深夜割引¥200)。中央環状を北上して帰宅。時刻は23:30過ぎ。ETC割引を考えたら近畿道を使っても良かったかな? 帰宅後におみやげを記念撮影(^^

所感:

今回は昨年より一週早めることで紅葉も拝めてよかった。温泉や蕎麦も昨年とは違う新しいところを開拓できて満足。温泉・蕎麦(その他の食・スイーツも?)についてはまだまだ行ってない良い所がありそうなので来年以降も要調査。スキーで来るなら山田牧場から山田温泉スキー場へのタコチコースにトライしてみたい。

今度行きたいところをまとめると、以下のような感じ (松川渓谷沿いが多い気がする…)


交通費精算:


高速代¥16,500(/4人)
ガソリン代¥10、370(/4人)
交通費¥6,718/人(昨年より¥454安い)

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