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東北縦断温泉旅(2004/8/14-21)


目次:

近畿〜東海脱出編(大阪〜奈良〜三重〜愛知〜岐阜〜長野)


2004/8/14

今回は知美と二人で何年か振りに東北に向かう。17:50くらいにHR-Vに荷物を 積み込み、知美と二人で鶴見区の自宅を出発。18:10に阪奈道路沿いで給油。 その後、そのまま阪奈道路を東に走り、生駒山頂から田原台経由でR163にスイッ チ。夕方なので交通量はそこそこある。R163を東に走り、農道経由で名阪国道 大内ICへ。

名阪国道も交通量はそこそこ多い。亀山ICで降り、R1を東に走る。R25〜R23と 定番通りに走る。R23から新川西岸堤防に左折するが、その先で日の出橋に右 折するべきところを間違えて新しくできた橋(南陽大橋)に右折してしまい、 その先で堤防を北上できなくなってしまう。

堤防に途中から上がれないか、試行錯誤するが、無理みたい。仕方がないので、 R1 までr229八田停車場線で北上する。今まで何度かこの辺りで迷い込んだ事 があるが、堤防に乗れない場合は、素直にこのr229を北上するしかないようだ。

堤防からR41に左折。R302に右折してR19を北上。晩飯をR19沿いの虹橋食堂と いう中華料理の店で食べる。エビプリ餃子、温玉ラーメンサラダ、白湯ラーメ ン、ねぎワンタン、天津飯等、味はまずまず。

食事の後に虹橋食堂の少し南に戻ってセルフGSで給油。時刻は22:30くらい。 知美の運転に交替して、さらにR19の北上を続ける。

2004/8/15

R19は木曽路に入る。途中のコンビニで運転交替。塩尻〜松本市街を抜けて、 R19は再び犀川沿いの山間部に入る。結構雨が降ってくる。道の駅信州新町に 立ち寄ってみるが車中泊に適した感じではなかったので、スルーする。長野市 に入ってすぐ、安宅PAというトイレ付きの駐車場を発見。停車し、後部座席を フラットにして家で使っている布団を敷いて仮眠する。外は酷い雨。時刻は2:48。


六十里越にて東北入り〜蔵王大露天〜山形郷土料理編(長野〜新潟〜福島〜山形)


長野市郊外の安宅PAにて8:30に起床する。幸い、雨は止んでいる。トイレで顔 を洗って歯を磨いた後に出発。トイレ周辺はまだ工事中であるところをみると 比較的新しいパーキングスペースのようだ。この安宅PAは、R19沿いの車中泊 場所としてはかなり高得点が付けられる場所だと思う。但し国道を走る車が煩 かったので、国道から離れた場所に停めれば良かった。具体的には国道から見 て右奥の方(トラック用の場所だが…)。

R19を走って両郡橋からr381に右折し、300m先を左折して、犀川堤防の南岸を 走る。1.5車線程度の道だが見通しが良くて信号が少なく快適。長野市街をパ スする愛用の定番ルートである。落合橋に突き当たるので右折し、落合橋南詰 で左折しr34長野菅平線に。落合橋南詰交差点でr377に左折する。

古屋交差点で右折してR403へ。次の信号のY字分岐で左に進みr347村山綿内停 車場線に。そのまま千曲川堤防沿いにr343村山小布施停車場線を北上する。そ の後、上信越道沿いに北上してr29中野豊野線に右折。江部交差点で左折して R292へ。このあたりは志賀高原に行く時にお馴染の経路。

千曲川を渡って飯山市に入り、R117に合流。そのままR117を進んで新潟県入り。 十日町からr74十日町六日町線〜r461を経由してR252に右折。r461はR117十日 町市街をパスするのに良いかと思ったが、1.5車線前後の見通しの悪い道で、 イマイチだった。

R252〜R17と右折し、堀之内町のコンビニで知美に運転交替。自分は助手席で 寝る。その後はR252にて新潟-福島県境に跨る六十里越と呼ばれる峠道を走 る。R252の冬期閉鎖区間以外では、かつて乗った事のある超ローカル線のJR只 見線も併走し、趣のある道だ。福島県に入ると交互通行信号が多く時間がかか るが、田子倉ダムの展望は素晴らしい。

R252沿いにある道の駅『会津柳津』で昼飯。名物の博士蕎麦を食べるが、漬け 汁が辛み大根のおろし汁みたいで、辛い以外に特色はなく、大して美味しいと は思わなかった。再出発しR252 から喜多方市街を避ける為に、r336慶徳会津 坂下線〜r61塩川山都線〜r336〜広域農道?〜r333日中喜多方線〜R121と走る。 その後、R121の大峠トンネルへ。何度も通っているのだが、この道が無料とは 驚く。

米沢市に入り、道の駅『なごみの郷』で休憩。玉こんにゃくを食べる。また猫 の置物を買う。その後、米沢市街を避ける為、広域農道〜r244田口沢川西線〜 r239〜農道?〜r242大塚米沢線〜農道?〜r7高畠川西線を経由して、R13南陽バ イパスの側道(R13現道)へ。R13をひたすら北上し、山形県入り。r12白石上山 線に右折してr14上山蔵王公園線に左折してワインディングを登って蔵王へ。 山形〜上山市街の景観が素晴らしい。

蔵王大露天風呂に向かう。つづら折れの道をぐいぐい登っていくと蔵王大露 天風呂に到着。冬はゲレンデの中にあるようで、近くにリフト乗り場もある。 従ってこの露天風呂も4月下旬〜11月初旬までの営業である。駐車場から既 に硫黄臭が漂っている。¥450を番台のようなところで支払い、露天へ。ちな みに男湯はこの番台へ向かう道からほぼ丸見えである(^^;

露天風呂は岩風呂に注ぐ硫黄泉がとても良い感じ。人もそこそこ多いがくつろ げる。上の方が熱い湯、下の方がやや温い湯となっており、そばを流れる小川 (ここにも温泉が流れ込んでいる?)の雰囲気も良し。

入浴を終えて、外で知美を待つ。知美と合流して駐車場へ。時刻は19:00前。 ここの露天は日没までの営業の為、間もなく営業終了のようだ。

車で蔵王の温泉街を移動中、見つけた店で蔵王名物の『稲花餅』(いがもち)を 購入した後、山形市街へと降りていく。山形のR13沿いには新しい大型店舗が 数多くある。山形駅西にある今宵の宿『スーパーホテル山形駅西口』にチェッ クイン。スーパーホテルは以前の山口への旅行でも使用した、二人で1泊朝食 付きで¥6,980+駐車場代¥500という安価な宿だ。一人あたり1泊朝食付き¥ 3,740の計算。

部屋に戻って一休みの後、駅前に歩いていく。ホテルのある駅の西側は何もな く再開発が始まったばかりのようだが、駅の東は昔ながらの繁華街となってい る。そこで見つけた山形郷土料理屋『志ら梅』で晩飯。しめ鯖や生牡蠣、夏野 菜が乗った冷奴等を一品で頼む。どれも美味しく、かなり元気になる。この店 は適当に歩いていて見つけたのだが、後にwebで調べるとそこそこ有名な店だっ たようだ。

ホテルに戻り、シャワーで硫黄分を落とし(笑)、就寝。


怒涛の3連湯〜久々のとほ宿編(鳴子温泉〜川原毛大湯滝〜水沢温泉〜風と石ころ泊)


2004/8/16

起床後、1Fで朝食。以前に宿泊したスーパーホテル山口では朝食はパンのみだっ たが、ここはパンだけでなく御飯もあるのが気に入った。食後、部屋に戻って 支度をした後、出発。

R13を北上開始。山形市よりもややガソリンの値段が安い、天童市で給油。 名古屋あたりからここまで無給油で来れるのは、やはり夜間の下道巡航による 燃費の伸びが大きい。

コンビニでジュース等購入した後、R13の北上を続ける。片側2車線から1車線 に変わると流れは滞り気味になるが、東根市〜村山市〜尾花沢市〜舟形町まで 北上してr50新庄舟形線へ右折。広々とした河川公園を左手に見ながら山間部 へと入っていく。r50は悪くない道だが、尾花沢からr28尾花沢最上線を東に走っ た方が速かったかも。

最上町でR47に入ると交通量も増える中、淡々と進む。やがて宮城県鳴子町に 入り、鳴子温泉郷に到着。鳴子駅前の有料駐車場に停める(¥200)。その後、 共同浴場である滝の湯へ。滝の湯は昔ながらの湯治場の浴場風であるが、観光 客は多い。入浴すると、硫黄泉の打たせ湯が滝のように降り注ぐ、風情のある 温泉。昨日の蔵王もそうだが、やはり東北は温泉レベルが高い。

滝の湯を出て、滝の湯の横から参道のような階段を登ると、温泉神社。ひっそ りとしており人影もまばら。広い境内に車が何台も置かれており、ここなら無 料で駐車できるように見受けられた。再び参道を降りた後、滝の湯の近くのお 土産物屋を見る。知美が土産を見ている間、外で猫を観察する(笑)。その後、 車に戻り、再出発。R108で鬼首温泉方面に向かう。

2車線のやや狭いワインディングを上っていく。ダム湖の横を抜け、鬼首温泉 温泉郷を越える。吹上高原キャンプ場はなかなか良さげ。鬼頭道路と呼ばれる 長大なトンネルを含む秋田県雄勝町と宮城県鳴子町を結ぶバイパスを通過し、 秋の宮温泉郷を過ぎ、泥湯温泉方面へ進む道へと右折する。数年前はダートだっ たらしい峠も含め、路面の状態は良いが、1.5車線主体の道の割には対向車は 多い。

峠を越えると湯沢市に入る。さらに進むとお目当ての川原毛地獄方面が望める 展望台に到着。写真を撮ってからすぐに出発。しばらく進んで川原毛地獄の上 に到着。車は数台程度停めるスペースがあるだけだが、皆、路駐している。傍 らでは「ばばへらアイス」が売られており、秋田県であることを実感する。

お目当ての川原毛大湯滝を目指して歩いて降りていく。15分くらい荒涼とした 遊歩道を降りていくと下の方に駐車場が見えたので、一旦車に戻り、見えた駐 車場目指して車を進める事に。

車で再出発ししばらく進むと駐車場があり、これが先程遊歩道から見えた大湯 滝の駐車場かと思って、車を停めて歩いてみると、どうも違う。ここは川原毛 大湯滝ではなく泥湯温泉のようだ。泥湯温泉周辺の素朴な湯治宿(この中の奥 山旅館を当初予約しようとしたが、満室だった)や、別府温泉の地獄のような 吹き出しを観察した後、車に戻る。

再度、大湯滝を求めて地熱発電所みたいなところに行ったりするが、どうも 場所が違う様子。地図をよくよく観察すると、r51湯沢栗駒公園線を北西に走っ て、三途川渓谷から分岐して南下したところに大湯滝はあるらしい。確信は持 てないが、そちらに向かって走り出す。

r51を進むと大湯滝の看板がちらほら出てくる。しかしいざそちらに進んでい くと、三途川渓谷付近にある大湯滝方面への分岐の入り口で、係員のような男 性二人に止められる。「大湯滝の駐車場が満車なのでこちらで待って下さい」 と指差された空き地には既に数台の車が駐車場待ちをしていた。

仕方がないので、指示された空き地で20分くらい待つ。その後、ようやく駐車 場が空いたらしく、係員の指示に従い、大湯滝に向かう。1〜1.5車線前後の舗 装路を進むと、先程、川原毛地獄から見えた駐車場に到着。車を停めて、トイ レの奥の方にある大湯滝→の看板(この看板も小さい…)に従って歩いていく。

遊歩道を歩いていくと、傍を流れる川は既に温泉が流れている。熱いので注意 との但し書きもある。さらに10分くらい歩く。途中で、目指す川原毛大湯滝が 見える。大きな滝壷とその下流で一杯水着姿の人が入浴(?)している。急いで 降りていく。

滝壷の近くまで降りていく。本当に滝のようにお湯が降り注いでいるのにはびっ くり。川の水と泉温の高い温泉が混じりあって、丁度良い湯加減になっている ようで、それが解っていても不思議な感じ。早速、傍らにある小さな男女別の 更衣室に向かい、知美共々、水着に着替えて、滝壷に入ってみる。

やや温めだが、なかなかよい湯加減だ。滝の勢いが凄く、その余勢で滝壷近く は強い風が起こっている。滝壷直下やその隣の背が届くかどうかの深いところ に浸かったりして楽しむ。年配の方や、子供連れの家族、意外にも若い女性も 浸かっていて驚く。

しばらく楽しんで入浴を終える。かなり強い硫黄泉?のようで肌もピリピリ した感じがする。肌の弱い人はここは避けた方が良いかもしれない。実際、肌 に疾患がある人が、「痛い痛い!」と飛び上がっていたし…(^^;;;

更衣室で念入りに身体を拭いて車に戻る。この川原毛大湯滝は数年以上前から 行きたいと思っていたところなので、非常に満足する。水着をトイレの水道で 洗ってから再出発。

今宵の宿は、田沢湖近くにある所謂「とほ宿」の一つ『風と石ころ』。まだま だ移動距離がある。ひたすら走って農道経由でR13へ。湯沢-横手道路の暫定 無料開通区間である三関-湯沢間を経由し、r11角館六郷線〜r50大曲田沢湖線〜 R46〜R341〜r194西山生保内線で田沢湖高原方面へと走る。このうちr50は右左折 や1〜1.5車線の分かりにくい箇所が多く、イマイチだった。

19:10くらいに『風と石ころ』に到着。1泊2食¥4,800の安価な宿であるが、ロッ ジ風の室内は新しく清潔感がある。部屋はそれ程多くなく、宿というかやや広 い現代的な民家という感じだ。取りあえず部屋に荷物を置いて晩飯を食べる。本 来は男女別相部屋の宿なのだが、今晩の宿泊者は名だけとの事で、知美と二人 で一部屋をもらえる。ラッキー。

晩飯は素朴な家庭料理だが、なかなか美味しい。東京から来たバイク乗りの方 と3名での晩飯。オーナーと温泉の話等をする。オーナーによる秋の宮温泉の 鷹の湯がよいらしい。また宿から比較的近い国見温泉も良いとの事。

宿には数多くの旅行や温泉やバイクの本に混じり、スキーの本もある。スキー ジャーナル別冊の中里SS 代表の若い頃の御姿が伺える本もあったり興味深い。 食事の後は、車で10分程度の水沢温泉露天風呂に向かう。なかなか濃い硫黄泉 (かな?) で露天風呂も泳げるくらい大きく、楽しめるが、たまたま中学生く らいの団体が入っていて少々騒がしくはあった。

宿に戻り、洗濯機を借りて洗濯をしたついでに食事をした場所に行くと、梨が 出てきた(^^)。オーナーと歓談したりした後、部屋に戻り就寝。


黄金崎不老ふ死温泉編(不老ふ死温泉〜青荷温泉)


2004/8/17

7:00過ぎに起床。外は雨。7:30に朝食。朝食も素朴だが美味しい。知美も気に 入っていた様子。

8:30過ぎに宿を出る。雨の中、本日の目的である黄金崎不老ふ死温泉を目指し て進む。r38田沢湖西木線で田沢湖の北岸を逆時計回りに進み、田沢湖を離れ てR105に右折。雨の中、交通量のさほど多くないR105(大覚野街道)を北上する。

大覚野峠を越えて、阿仁町に入る。ペースカーについて淡々と進む。途中に道 の駅があったが、イマイチ地味な印象。それ以外にもあまり特徴のない道をひ た走る。

森吉町に入り、r3二ツ井森吉線で北西に進む。二ツ井町に入るとやや未改良な 感じだが、特に停滞なくR7に入る。R7を西に走り、富根駅付近でr206山谷富根 線に入り、米代川を渡りr63常盤峰浜線で北上する。峰浜村に入り能代山本広 域農道に右折して北上。

いよいよ日本海沿いを走るR101に右折する。八森町に入り、雨の中、道の駅 『はちもり』で小休息。土産物等見る。その後、再びR101を北上、いよいよ青 森県入り。岩崎村にて、r192岩崎深浦線にて国道をショートカットしようと試 みるが、1〜1.5車線のややこしそうな道だったので、途中で引き返す(これは 正解。こちらに走ると温泉には逆戻りとなってしまう!)。

R101を走り、艫作駅付近で左折し、目的の黄金崎不老ふ死温泉に向かう。ホテ ルの受付で料金(¥600)を支払い、館内を移動して行く。館内は広く、内湯が2 箇所(本館と別館のようなところ)あり、その内の一つは展望風呂。また超有名 な波打ち際の露天風呂がそれらとは別に外にある。

露天→の看板を目印に進み、館内から一旦外に出る。雨が降っているので傘を 借りる。別館の受付で露天の位置を確認して、いざ露天へ。露天は昔は混浴だっ たらしいが、現在は男女別れており、脱衣所は無いが、内陸からは風呂は見え ないようになっている。

知美と別れて入浴。やはり人気の温泉だけあって雨が降っているというのに入 浴者は多い。脱衣籠はあるのだが、雨で濡れているので、タオル等入ったビニー ル袋を下敷きにして着衣を置き、その上から傘を被せておく。茶褐色の温泉は 今までの強い硫黄泉とは違い、肌に優しく感じる(ナトリウム-塩化物強塩泉)。 また波打ち際で日本海を望みながら入浴する気分は最高。他に温泉マニヤな方々 も入浴しておられ、お湯を手にとっては色々議論(?)しておられた様子。

しばらく入浴すると、雨も止んできて良い感じ。少しのんびり。人も多少は減っ たので、写真を撮ったりして楽しむ。その後、服を着て出て行くと知美も丁度 出てきたところ。二人で『よかったねー』との感想をこぼしながら今度は館内 の内湯に向かう。

本館?の内湯は普通の内湯+展望風呂になっており、左下に先程入浴した波打ち 際の露天が見える。本館の風呂は自分以外に一人しか入っておらず写真撮り放 題だった(^^;)。洗髪等も済ませ、再び展望風呂に入ってから出て、ロビーで 知美を待つ。

ロビーで知美と合流し、再出発。R101を再度北上する。左手に日本海を望み、 また鉄道マニヤには人気のあるらしい五能線と併走して進む様相には大差ない が、所々良い景観もあり、天気には恵まれないものの、流れる車窓を垣間見な がら淡々と進むのは楽しい。

深浦町の風合瀬(かそせ)付近で道の駅『ふかうら』に入る。ここでウニ丼を食 べる予定であったが、あえなく売り切れ。他のめぼしいものも売り切れていた ので、売店で山菜おこわ、ぶどうご飯、鯖のなれ寿司みたいなの、等買って、 海が見えるところで二人座って食べる。色々なおかずを買ったが一人¥500也。

雨も止んで海風にあたりながら食べる飯は美味い。ぶどうご飯は、結構甘く、 ご飯というよりはデザートみたいだった。食後にニンジンジュースを頂く。

知美に運転交代し、再びR101を走って今宵の宿へと向かう。ところで明日以降 の宿を予約していなかったので、R101を東に進んで鯵ヶ沢村にあるローソンの ロッピィで宿を調べてみる。しかしながらこの時期手頃な宿はなく、予約は諦 めて先へと進むことに。

知美の運転でR101バイパスからr31弘前鯵ヶ沢線へ。地元のペースカーが多く、 見通しもイマイチの為、それ程ペースは上がらない様子(自分は寝ていたが)。 その後、途中、板柳町にある『板柳町ふるさとセンター』に寄ってみることに。

このふるさとセンターは、財団法人板柳町産業振興公社りんごワーク研究所と いうところが運営している、りんごを核とした農業公園のようなところのよう だ(詳しくは分からないが…)。併設された喫茶店のようなところでアップル ティーを飲んで休憩した後、リンゴ一箱を購入する。

知美がリンゴを選んでいる間も自分は売り場の脇にあったPCで宿を検索する (本来は県/町のアピールの為のwebページを専門に表示する為のPCのようであっ たが^^;…)。しかしやはりめぼしい宿は見つからず、明日は車中泊かなぁ…

その後、R339旧道?を経由してr110黒石藤崎線で黒石市へ。黒石市街は適当に 抜け道を探して走り、R102へ。以前にも停まった落合温泉を右手に見ながら R102を南下。道の駅『虹の湖』を走り抜け、少し先の看板に従って左折、1.5 車線前後の山道を走って、最後はダートを少し走り青荷温泉へ。 温泉へ向かって幾つもある道標が、ご当地の方言で綴られているのが面白い。

青荷温泉に到着。以前来た時とは異なり、宿より一段上の駐車場に停めるよう に看板が立っている。宿まで急坂を下りるとその理由が判明。以前は無かった 『健六の湯』が宿の前に建っている!2〜3台の車も停まってはいるが、後にこ れはお年寄りや足の不自由な方用と判明。

宿にチェックイン。ここは有名なランプの宿で、夜はランプ以外の明かりは無 くなってしまう為、まだ明るい内に新しい『健六の湯』へ。誰も入ってなくて 快適。木造の湯船はかけ流しで、早くも風格を表わし始めている。風呂上りに 各風呂の位置を確認する。

その後、晩飯。食べ物の説明を聞いてから食べる。暗闇の中での食事だが、間 もなく目も慣れる。川魚や山菜の料理に舌鼓を打つ。以前、来た時は三味線の 演奏があったのだが、今回はそれがなくて残念。毎週金曜は演奏しているらしい。

食後、知美がコーヒーを飲むのに付き合う。20:00から21:00は露天が女性タイ ムとなるので知美は露天に入りに行く。自分はその向かいの『竜神の湯』へ。 ここは混浴だがたまたま入浴者は居なかったが、自分が出た後で中年の夫婦が 入っていたようだった。

部屋に戻って休む。知美が戻ってきてから就寝。


青荷温泉〜灼熱砂ゆっこ〜陸前高田で海の幸編(青荷温泉〜槻沢温泉〜陸前高田〜水沢)


2004/8/18

5:30頃に起床。雨が降っているが、早速、温泉に入りに行く。まずは露天風呂 から、幸い一人も入浴していないので、ノンビリくつろぐ。奥に打たせ湯がで きているのでそこにも行ってみたりする。その後、『竜神の湯』へ。昨夜は見 えなかったが奥に竜神の滝が見えるのを確認。

その後、『健六の湯』へ。やはり誰も居ない(^^)。昨日は出来なかった写真撮 影を行う。そして内湯に入る。やっぱり誰も居ない。宿泊客は多いが、温泉好 きな人はあまり多くないのかな? 朝から4連続で入浴でくたびれたので部屋に 戻って二度寝する。

7:30頃起きて朝飯へ。その後、土産物等見てうだうだした後、出発。外は雨が 降っているので、傘を借りて駐車場まで歩く。雨の中、R102への道を走る。天 気が良いと、田代山方面の景観が素晴らしかったと思うのだが、今回は見れず、 残念。

R101に出て南下する。朝だからか天気のせいだからか交通量は少ない。2車線 の山間の道を進む。久々に十和田湖畔を走るのだが、雨ということもあり、あ まり展望は期待できなさそうだ。

温川温泉を過ぎ、滝ノ沢峠を越えて秋田県へ。R454で十和田湖の西岸を南下す るが、雨+濃霧でやはり展望はイマイチ。だが湖面近くまで道が降りてくる辺 りは、湖が望め、まあ良かった。

R104に右折して発荷峠を越える。やはり十和田湖は全然見えない感じなので、 峠の展望台はパスして、南下する。R104を南下して、再び青森県の田子(たっ こ)町に。相変わらず霧が酷いが、2車線のつづら折れで高度を下げて行くと、 霧も晴れてくる。

r181道前浄法寺線に右折する。地図でみるとかなりクネクネした山道に見える が、地図でみるほどではない。青森県内は2車線で、高度を上げて行く。途中、 高原上の牧場で肉牛らしく牛が放牧されていた。

岩手県浄法寺町に入ると1.5車線の区間が多い。後から知ったが浄法寺町は、 作家の瀬戸内寂聴さんが住職を務める天台寺があり、また漆器でも有名な町だ そうだ。ここに限らず岩手県は知らないところが多い…

r6二戸安代線に右折する。2車線の平坦な道で一息つく。R282に左折して南下。 安比高原を右手に見て走る。天気は相変わらずの雨で景色が楽しめるわけでも なく、交通量もある程度あるので快走、とまではいかない。

松尾村から西根町に入る。昼飯を食べておらず、お腹もすいてきたので、途中、 ユニバースとかいうスーパーでパンや飲物を買って食べる。時刻は12時過ぎ。 ここのスーパーは、買ったものを食べるスペースがあり、テーブルと自販機、 そして無料のお茶が頂ける。便利。またここで明日の宿であるスーパーホテル 新潟を携帯のwebから予約する。

引き続き雨の中の移動を再開する。西根ICを過ぎ、演習場→の看板で右折し、 岩手山演習場(自衛隊演習場)の南を進みr278鵜飼滝沢線で西へ。その後、r219 縄張温泉線で南下して小岩井農場の脇を抜ける。何度通っても(当たり前だが) 牧歌的なところ。今日は雨でお客は殆ど居ない感じではあったが。

R46を横切ってr176から道なりにr1盛岡横手線へ抜ける。鶯宿温泉を右手に見 て南下。2車線の見通しの良い道が多く、雨の中、速いペースで移動する。地 図を見てクネクネ道が気になっていた山伏峠。既にトンネルが開通しており、 峠越えのクネクネ道を通ることなく快走できる。間もなく、目的としていた湯 田温泉へ。正確には、湯本温泉を経由し槻沢温泉へ到着。

本日の第一目的地のここは『砂ゆっこ』と呼ばれる砂風呂(指宿等で有名なア レ)があるところ。外は雨だが、そんなことは関係無し(^^;)。入って行くと、 砂風呂の料金¥1,000(浴室、及び休憩室利用料を含む)を払い、浴衣を渡され、 着替えて、通常の公衆浴場の奥に進んで行くように言われる。

その通り進んでいくと、大きな砂場のようなところに出る。砂場の窪んだ場所 におばさんの言うとおりに横たわると、その上からどんどん砂をかけられる (^^)。砂は湿気を含んでいてかなり重く感じ、また横たわっている砂地はかな り暖かい、というか熱い。90°Cの源泉が下を流れているそうだ。

熱いのを我慢してしばらく横たわっていたが、あまりに熱く、火傷しそうな危 険すら感じたので、その旨おばさんに伝えると、下に砂を入れて熱さを弱めて くれた。それでもかなり熱い…(^^;;;)

15分間ということだが10分を過ぎると頭がかなりクラクラしてきた。心臓のド クドクという音が大きく速く聞こえるようになってくる。15分を終えて出る時 は、完全にフラフラ(x_x)。知美が砂に埋もれている写真を撮っていくつもり だったが、そんな気分にはとてもなれず、公衆浴場の手前のシャワールームの ところまでたどり着き、そこでペタリと座り込んで砂を落とす。

しばらく座り込んで休んでいるとようやく気分が回復してくる。なんとか動け るようになった後、公衆浴場に行って頭や身体を普通に洗って出る。ふぅ〜… 凄く疲れた。休憩室でスポーツドリンクを飲んで横たわる(砂風呂利用者は 休憩室料金込み)。

…かなりへばってしまった。この砂風呂は結構、身体に悪いかも…(^^;;;;)。 でも知美の話によると、自分が埋められていた砂地は、おばさん達から見ても かなりの高温になっていたようだ(^^;)。ちなみに知美も自分と同じようにへ ばっていた様子だ。

知美とお茶やスポーツドリンクを飲んでゆっくり休む。この後、この日は須川 高原温泉に向かう予定であったが、天気が悪いことと、須川高原温泉の営業が 17:00までで間に合いそうにないことから、本日の温泉は『砂ゆっこ』で終了 とする。

須川高原温泉を諦めたので、時間が多少余ったのと、今日は車中泊なので何か 美味いものでも食べて砂湯のダメージを回復させよう、ということで、思い切っ て太平洋側の陸前高田まで出て、海の幸を食すことにする。

知美の運転でR107を東に向かう。錦秋湖の脇を抜けるR107は大型車も含む交通 量が多く、幹線路といった感じ。北上市に入り、R107のバイパスに入り損ねた が、概ね順調に進む。

R107から北上川沿いに左折し、右折で再びR107へ。その後は山間部をただ淡々 と走る。これまた雨の中走るR107は休憩所が少なく、大型車を含む車列につい ての移動が続く。

釜石線の鱒沢駅付近で右折してR107は南下する。住田町でR107は大船渡市へ向 かうところをR340に分岐して陸前高田市へ到着。二つ程候補を見つけていたが、 昨日食べれなかったウニ丼が食べれる店ということで、和食の店『写楽』に到 着。

小さな食堂風のところだが、おばさんの愛想も良く感じの良い店。五輪を見な がら、二色丼と定食を食べる。美味しく量もあって満足!

食事を終えて、陸前高田を後にする(笑)。R340からR343と走る。R343は部分的 にはかなり改良されており飛ばせる。しかし雨は相変わらず強く、時折カエル がぴょんぴょん飛び跳ねているという路面状況からそれ程は飛ばせない。

R343〜r19一関大東線からr289〜R343と走る。この行程はイマイチで、大東町 からは渋民農道〜R343と走った方が良かった。r289の幽玄堂のあたりは車の少 なさと道の暗さと激しい雨で、少々気味が悪かった。

R343の正方寺〜黒石寺のあたりは僧の人形が道端に立っていて、夜に見るには ちょっと怖い感じ。北上川を渡ると、本日の車中泊場所である道の駅『みずさ わ』に到着。時刻は21:00過ぎ。

そういえば道の駅みずさわと言えば、ずっと昔に東北を車で旅行中、ここで車 中泊していたら、夜中に警官に叩き起こされて職質を受けたというイワクツキ の所だった(笑)。しかしながら幹線国道からは離れている為、トラックもおら ず、今改めて見ても車中泊に適したところだと感じる(^^;)。

一番寝やすそうな南西サイド・南向きに車を停めた後、車載テレビをつけ、 「トリビアの泉」やアテネ五輪のニュース等を見る。こういった寂しいシチュ エーションでの車中泊ではテレビは頼もしい存在になる(映ればだけど…)。ま た長い旅行で曜日感覚を取り戻すのにも役に立つ(^^;)。

例によって後部座席をフルフラットとした後、布団を敷き、いつでも寝れる体 勢を整えてから、アテネ五輪等を見る。道の駅の洗面所で歯を磨いてから 23:00くらいに就寝。旅行初日の長野市R19安宅PAに続き、雨の中での車中泊…


中尊寺〜須川温泉〜焼きそば編(中尊寺〜須川高原温泉〜横手焼きそば〜新潟)


2004/8/19

8:00前くらいに起きて顔を洗いにいこうとするが、外は凄い豪雨。仕方がない ので、まず布団を上げて車を移動できる状態にし、車で道の駅のトイレの前ま で移動して顔を洗いに行く。が、雨が激しく、車から軒先までの3mくらい移動 する間に結構濡れてしまった。

本日は今回の旅行では珍しく温泉以外の観光からスタート。この近くにある中 尊寺・金色堂を目指す。が、まずは朝飯ということで、R343を水沢市内に進み、 ガストで朝食。その後、R4を南下し、前沢牛で有名な前沢町を抜けて平泉町に 入り、右折して中尊寺へ。

R4から右折してすぐの駐車場(¥400)は寺まで遠そうだったので、坂上駐車場 へ進む。幸い駐車場はまだ余裕があり、¥500で停める。この距離の差は¥100 以上の価値がある。

拝観料(¥800)を払って二人で見て回る。あんまり(というか全然)寺社仏閣に 興味のない自分だが、結構楽しめた。知美はここで南部鉄瓶を購入。鉄不足の 二人には恰好のお土産(笑)。少し高い買い物だったが、昨晩は車中泊の為に宿 泊代がういたのでまあ良しとする(^^)。

中尊寺からr31平泉厳美渓線で移動。厳美渓は渓谷奇石に沿って流れるエメラ ルド色の急流が楽しめるというところらしいが今回はパス。R342に突き当たり 右折し、西へ向かう。2車線の走り易い山道。

一関温泉郷と呼ばれる、真湯温泉、祭事温泉、を過ぎ、1.5車線の山道を登っ ていくと、須川岳秘水『ぶなの泉』という書かれた泉源が道端にあるのを見つ け、緊急停車して持ち合わせのペットボトルに汲む。少し飲んでみたが冷たく て美味しい。

さらに1〜1.5車線のワインディングを登る。だんだん霧が濃くなってくる。標 高の高さと道の悪さからして、この道はやはり冬期閉鎖道路のようだ。須川高 原温泉に到着。内湯は¥500、また露天も¥500との事なので、露天に向かう。 雨は少しだけ降っている。

露天の入り口で金を払って入る。露天は木造で、これまで木で出来た樋のよう なところから、つぎつぎとかけ流しのお湯が入ってくる。ここも硫黄泉のよう に感じた。霧が濃くて展望が無いのが残念だが、雰囲気は十分楽しめる。

着替えて知美を待つ。この露天風呂は待合所のような場所が無いのが苦しい。 しばらくすると知美が出てくる。女湯は更衣室の扉を開け放す人が多く、閉口 したらしい。

露天風呂を上がってから駐車場の傍にある、『須川ビジターセンター』で栗駒 国定公園にすいての説明などを見る。両目で除くと景色(の写真)が立体視でき るスコープ?はなかなかの迫力。

ビジターセンターを出て車に戻って再出発。すぐに県境である栗駒峠を越えて 秋田県に。と、突然、霧が晴れて展望が良くなる。これなら秋田川の秋田須川 温泉の方が景色が楽しめたか?等と思ってみたりする。峠を境に天気が変わる のはよくあることだが、これほど明快に変わったのも珍しく思う。

r282仁郷大湯線で高度を下げる。この県道は2車線の走り易い道。美しい須川 湖を右に望める辺りは素晴らしい展望。栗駒岳周辺はそれ程メジャーな観光 地ではないと思うのだが、十和田や八幡平に引けをとらない迫力ある自然の宝 庫であった。

県道からR398に右折すると、1.5車線くらいのショボい道になる(笑)。しかし それもつかの間、大湯温泉近くまで進むと、改良された大規模の2車線路とな る。何年か後には県道との合流点辺りまで、空中を走るバイパスが完成するよ うな感じであった。

少し進むと小安郷温泉へ。ここも今回はパスしてR398を北上、やがて稲庭うど ん発祥の地と呼ばれる稲川町へ。うどん屋や製麺所を横目に見ながら、こちら も今回はパス。うどんも食べたいが、讃岐うどんと違い、稲庭うどんは乾麺で ある為、現地で食べなければならない、というモチベーションはイマイチ沸か ないのだ(笑)。

R398を北上する途中で、現金の持ち合わせがなくなってきたので、知美が郵便 局でお金をおろすことに。こういった日本国内の旅行では郵便貯金がやはり便 利(最近はコンビニがあるけど)。その後、r108川連増田平鹿線で北上。市街地 を抜ける2車線であるが、それ程走り易くはない。

r108を北上してR13に合流。横手市に入る。その後、秋田自動車道をくぐった 少し先で、信号のない交差点を小さな看板に従い左折。横手名物である焼きそ ば目当てに『元祖神谷焼きそば屋』へ。ここが横手焼きそばの元祖なのだそうだ。

横手焼きそばのスタイル(ソースがたっぷりかかった焼きそばの上に目玉焼き がのっている)はここで生まれたらしく、新聞や雑誌の切り抜きがかかってい る。自分らは目玉焼きが一つだけ乗ったものをそれぞれ注文する。県外客もそ こそこ訪れているようだ

しばらく待つと注文した焼きそばが出てくるが、やはり美味しい。が、未知の 美味しさ、というわけではなく、お好み焼き、焼きそば文化圏の関西人として は『普通に』美味しい焼きそばの上に目玉焼きが乗っている、という感じ。で もソースは工夫されているらしく、風味の良さは特筆すべきところであった。 また店の人達の接客態度も良し。

横手焼きそばを食べて満足した後は、今宵の宿の新潟市までひたすら移動。っ て、今、秋田県なのに本当に移動できるのかな(^^;)?とも思うが、ともかく移 動開始。R13を南下する。

3日前にも通った、湯沢横手道路の無料暫定区間(湯沢-三関)を通って時間を稼 ぐ、と思ったのだが、現道をそのまま走る車も多いところを見ると、あまり速 くは無いのかも…まあ気分転換にはなるか。

R13を南下して雄勝(おがち)峠を越えて山形県入り。及位(これで、のぞきと読 む)のあたりでr35新庄真室川雄勝線に右折して奥羽本線沿いの2車線路を進む。

真室川町、鮭川村の駅周辺を通過する前後はやや交通量も多く、ペースが上が らない。地元民なら抜け道で回避できそうな感じだった。今回は大人しく県道 を進む。R458を南下し、r309?神田川口線に右折。鮭川沿いに走る道は未改良 の区間が残っているがさして気にはならない。r34新庄戸沢線を経由して最上 川を渡り、新庄と酒田を結ぶ幹線国道R46に入る。

最上川沿いをゆったりと西に向かって走る。立川町で狩川駅南を通る県道(番 号不明)にスイッチしてr46〜R345と走る。途中、マックスバリュー藤島店にて 休憩&買い物。100円ショップの品揃えの豊富さに驚く。その後、16:40頃、知 美の運転で再出発。鶴岡市街は渋滞気味。R7旧道にあたる県道からR7鶴岡バイ パスに合流してしばらくするまでは混雑した。

R7をひたすら進む、と言っても自分は寝ていたのでよくは知らない。海に沈み ゆく夕陽を見ながら進む、と言いたいところだがそれ程天気は良くない。新発 田市からR7新新(新発田-新潟)バイパスに入るあたりまでは渋滞で進まない。 海沿いのR113の方が良かったかも。この頃にはすっかり夜になっている。

R7新新バイパスは信号無し片側2〜3車線の豪奢なバイパス。紫竹山(なんて読 むの?)ICで降りるが、間違えて南向きのR49へ降りてしまう。南向き分岐を過 ぎてから側道に出なければならなかったようだ。R49を立体交差がある所まで 南下してUターンする。R49を北上してJRをくぐって左折し、『スーパーホテル 新潟』へ。一度はホテルの前を通り過ぎてしまい、また戻ってくる。

いつものごとくcheck in。駐車料金(¥800)はやや高く感じる。二人で1泊朝食 付きで¥6,980+駐車場代¥800という安価な宿。一人あたり1泊朝食付き¥ 3,890と例によって安いのだが、他のスーパーホテルより駐車場代がやや高い、 という印象。

部屋に戻って一休みした後、夕食を食べに行く。フロントでお勧めの店を聞い て出かける。駅に行く途中にあるファミレス風の食堂『横浜軒』で晩飯。焼き 魚やら何やらで結構安くて美味い。近所にもこういう店があったらなぁ、と二 人の意見。

ホテルに戻り、風呂に入って就寝。


野沢温泉〜富貴の森温泉〜帰宅編(新潟〜野沢温泉〜ホテル富貴の森〜大阪)


2004/8/20

朝???時に起床。2Fに朝食を食べに行く。朝食はパンとご飯と両方有り、自 分は両方少しずつ食べる。旅行客とビジネスマンとで宿泊者は多いようだ。

部屋に戻って歯を磨いたりしてから出発。この日はいよいよ大阪に帰る。全行 程の中で最もハードな移動かも…しかも疲労の蓄積は否めない。駐車場の近く で猫観察した後に出発。r1からr16新潟亀田内野線経由で女池ICからR8新潟バ イパスへ。結構車は多い。

R8新潟西IC〜R116新潟西バイパスと走る。R116は新潟から柏崎までを直線的に 結ぶ、幅広2車線の多い幹線路だが、その分交通量も多い。西川町、真木町、 吉田町、と市街地が多く、ペースは上がらない。このあたりガソリンが安かっ たのだが、まだ残油量が多かったので、給油せず。後から思えば、ここらで給 油しといた方が良かったかも。

寺泊町を過ぎ、和島町あたりはR116もかなり改良されており、交通量もやや少 なくなってペースが上がる。出雲崎町〜西山町と快走し、r303礼拝長岡線〜 r73鯨波宮川線で柏崎市の中心地を避ける。概ね2車線の路であった。

R252に左折する。広いとは言えない2車線の路。市街地が多く、それ程ペース は上がらない。また遅い車が結構前を走るが、抜かしどころが無いためフラス トレーションが溜まる。

高柳町、川西町と抜ける。高柳町では「じょんのびの村」とか書かれた看板を 見る。、「じょんのび」って何だ?と思っていたのだが、後に調べたところ、 ゆったり、のんびり、きもちいいという方言らしい。川西町ではR117にはすぐ に出ないで広域農道に右折し、松代町の姿大橋からR117に出る。とにかく昼間 は十日町の中心地は避けるべし、という感覚。

R117は往路にも使った信濃川沿いの快走路。しかし昔、自分の運転暦で唯一ス ピード取締りにヤラれた経験から、地元車に付いて慎重に走る。とにかく連休 中は取り締まりが多いので要注意だ。ようやく長野県に入り、以前、捕まった 横倉トンネル付近を慎重に走る(笑)。今回は取り締まりは見かけず。

勝手知ったる(笑)長野県入りするまでに結構時間がかかってしまったので、 気分転換も兼ねて、野沢温泉で昼飯を食べる事に。r353野沢上境停車場線に左 折し、横落交差点にある観光協会の有料駐車場へ駐車。もっと手前にあった駐 車場は無料そうなのでそちらに停める方が良かった。野沢もオフシーズンであ る夏は静かで人も少ない(実はオンシーズンには行った事がないけど…)。

車を降りて歩くが、結構雨が降ってくる。真湯の近く、野沢グランドホテルの 手前にある『新屋(あたらしや)』で昼飯。焼き鳥丼が美味しい。食後に歩いて 外湯の麻釜の湯へ。男湯の方は誰も入浴してなかったが、凄く熱く、水で一生 懸命湯温を下げた後、1秒だけ入るのが精一杯(^^;)。

入浴した後、温泉まんぢうを有名な『ふきや』で購入して、再出発!r38飯山 野沢温泉線でR117に戻り、中野からR292を走る。七瀬〜江部交差点を避けて、 長嶺ニュータウンを経由するが、間違えて市民センターのあたりで左に進んで しまい、西片塩あたりのr29中野豊野線に出てしまう。

往路と同様に上信越道沿いの道を南下し、r343〜r347〜R403〜r377〜r34から 落合橋を左折し、犀川南岸の堤防道路を西に走る。と!堤防道路に入ってすぐ、 長野へリポートあたり(たぶん)で、スピード取締りを行っていた様子。どうも 計測していたのは東向きのようだが…

r381〜R19と往路と同様に走る。長野〜明科間のR19は昼間もそれ程混まない。 松本から先は交通量が多いが、松本〜塩尻と素直にR19を走ってみるが、やは りペースが上がらない。この区間どう走れば昼間スムースに抜けられるのか、 知っている人教えて下さい(^^;)塩尻IC近くのガソリンが安かったが結局、通 過する。

塩尻市宗賀あたりにあるセブンイレブンで休憩。時刻は17:40頃。知美に運転 交代し、このまま大阪に直帰するのも勿体ないので、南木曽温泉郷にナビの目 的地をセットしておいて、自分は助手席で仮眠する。さすがにくたびれて爆睡 状態。Zzz…

R19〜R256と入る。いつもは南木曽温泉の木曽路館やあららぎ温泉(ここは結構 good)に入るのだが、そこを通り過ぎて、今回は『ホテル富貴の森』へ向かう。 R256を看板に従って左折し、本当に温泉があるの?という感じの道を進んでい くと、突然現れる立派な建物。車を停めて入っていくと館内も天然木が数多く 使われており豪華ながらも自然な造りで素晴らしい。結構、新しい施設のようだ。

取り敢えず日替わり入浴料(¥800/人)を払って入浴。浴場は、大浴場と露天風 呂からなる。どちらも誰も入っていなくて独り占め(^^v)。露天の木曾ヒノキ でできているひょうたん型の浴槽は素晴らしい。星がもの凄く綺麗で、しばら く空を眺めてみる。内湯も木作りの浴槽と清潔な浴室が素晴らしい。まあお湯 は東北帰りの我々には極めて平凡だけど…

結局、露天〜内湯と長い時間独り占めした後、ロビーで休んでいると、フロン トから人が出てきて、トマトが冷えているので食べるか?というので喜んで頂 く事に。トマトは庭の冷水に使っており、塩をかけて頂くと冷たくて美味い (^^)。知美も風呂から上がってきたので一緒に食べる。

ホテル富貴の森を出る。温泉マニヤでない普通の温泉好きな人にはお勧め施設 (宿泊・日帰り共に)だと思った。ちなみに宿泊は平日4名1室¥12,600から、と 安くはない。ちなみにそばにある『床浪荘』の方が同じ泉質でもう少し安そう。

R256〜R19へと戻り、自分の運転で中津川に進む。いつものような渋滞はない。 中津川のびっくりドンキーで晩飯を食べる。22:30くらいに再出発。

自分の運転でさらに進む。春日井市にて給油。時刻は23:45くらい。R19 から R302 勝川IC方面に右折して、R302を走る。が、信号接続が滅茶苦茶悪く、信 号1〜2機毎に停車させられる始末。

2004/8/21

R302をひたすら南下してR23まで走る。しかしながら前述したように信号接続 の悪さから非常に(本当に)時間がかかる。R19〜R302〜R41で矢田川を渡って左 折して堤防道路Uターン。高架をくぐって往路と同様に庄内川南岸をR23まで走 るのが良さそうに思えた。

R23〜R25〜R1と往路と同じように走る。鈴鹿市のサークルKにて小休憩し、 1:30頃、再出発。亀山から名阪国道に入り、大内ICで降りて、R163に出てすぐ のコンビニで知美に運転交代。助手席で寝る。

3:30くらいに自宅に無事到着。かなりくたびれたけど、久々に東北を縦断でき て楽しかった…(^^ 下道で走りに走ってというスタイルも久々に完遂できて充 実感は大きい。一方、旅行の時間に占める車中移動時間の割合があまりにも大 きいので、今後はやはりポイントを定めて観光すべきだと思う(いつもそう思 うがあちらこちらに行きたいという欲張りな性格の為、なかなか実現できない…)


交通費精算:
総走行距離2,863km
ガソリン代(交通費)¥22,789(概算燃費:13.8km/リットル)

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