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東北放浪ドライブ('99/10/7〜10)


目次:

'99/10/6

なんだか喉が痛くて風邪気味だが22:30くらいに東大阪の自宅を出発。雨の中、 府立図書館に借りた本を返してから、R308〜R170〜ごにょ〜R163〜ごにょ〜 R24〜R163〜r138〜R25 (非名阪)〜伊賀一宮ICから名阪国道〜R1〜R25〜R23と いつもの信州スキー下道ルートで東進する。


'99/10/7

桑名にできたコーナンで給油。R23から新川堤防に入る手前で、車線規制の為 にR23は渋滞。側道に出て堤防の下を並行する生活道路へ左折。途中で右折・ 左折して堤防に出る。その後r70〜r106〜r202〜R41〜R302〜R19と走る。天気 はずっと雨。

中津川のタイムリーで小休息。朝飯用の¥380の鱒寿司を購入。眠いが頑張っ てR19を走る。ところが少し走ったところで濃霧に視界が遮られ、40km/h出す のも苦しくなってきて(何故か前を走っているトラックはすいすいと走っていっ た)、道の駅『賤母』の少し手前にあるパーキングで仮眠する事に。時刻は3:40頃。

8時過ぎに起床して朝飯を食べる。¥380の鱒寿司がなかなか美味い。再びR19 を走り出す。片側交互通行が多くペースが上がらない。塩尻からは下道スキー では定番の広域農道アルプスグリーン道路に入るが、最近このラインも流れが 悪いところが増えているので、r48から梓川手前の倭橋南を右折して、梓橋で R147に左折。すぐにr316梓橋田沢線に右折。豊科IC付近でパノラマ道路?にス イッチして、安曇橋に右折。r85〜r51〜r85と走ってR19に。

明科以北のR19も片側交互通行でペースが上がらない。ちんたら走って、長野 市街は国道から外れて、犀川の南側の堤防道路を走る。以前より走りやすくなっ ており、JR下の河原での強引なクランクも姿を消している。落合橋に12:20過 ぎの到着。落合橋手前は通行止め予告が出ており、冬場は使えん感じ。

落合橋に右折、渡りきって左折してr377〜R403〜r347〜r343から上信越道の側 道を抜けて、r29中野豊野線へ右折。R403〜R292と北上し、R117の飯山市にあ る『西乃茶屋』という食事処で遅い昼食。時刻は13:00過ぎ。

謙信寿司とかいう見慣れぬものを食すが、笹の葉に乗った山菜や胡桃入りの寿 司飯といった感じでそれ程うまくは無かった。戦国時代の携帯食のよう。食後 もひたすらR117を北上する。

途中、いいやま湯滝温泉無料開放?との看板に惹かれて行ってみるが、無料開 放日は別の日であることが判明。踵を返してR117に戻る(^^; そろそろ温泉に 入りたい気分になってきた。が、それでもどうせなら行き慣れた(またすぐに 来ることのできる)長野県ではなく、新潟以北の未入湯の温泉に入る方が良さ そうだとR117を東へ。

遂に新潟県に入り、最初に現れた『クアハウス津南』に立ち寄る。が、高いの で止め、さらに東に向かう。結局、以前入りたかったが時間の都合上入れなかっ た、JR津南駅2Fの『リバーサイド津南』(¥500)に入湯。平日の14:30という時 間帯からも予想できるように、地元のおじいさんが2〜3人入っているだけで、 がらがら。露天等ない(駅の2Fだからね)素朴な温泉だが茶褐色の単純泉が良い。

15:00過ぎに出発。相変わらず天気は雨が降ったり止んだり。中里町のセブン イレブンで飲み物とチョコレートを買いR117を走る。十日町あたりの市街地は 流れが悪く対岸の県道の方が早かったかもしれない。それでも小千谷からR291〜 R17と走り、小千谷大橋をR17で渡るが、それなら信濃川の西岸を走ってから R17に入った方が多分早かった。

R17の交通量は多いがそれでも道自体はよく(さすがは新潟)流れている。16:45 くらいにR8に入るが、こちらも同様。三条、白根、とひたすら走るが、だんだ ん疲れてきて、このままR7新新バイパスを走るにはちょっと辛く、またそこで 夕方の渋滞に巻き込まれてはたまらないと感じ始めたので、18:00頃に道の駅 『黒崎』(新潟ふるさと館)で仮眠。そこそこ街中なのだが静かで良い。

起きたら20:00過ぎ。隣接するCDレンタル店で、TRFの中古アルバムを¥200×4 枚購入した後、EZ DO DANCEとかMASQUERADEとか(ふる〜^^;)をがんがんかけな がら豪奢な片側三車線の新新(新潟 - 新発田)バイパスを突っ走る。

バイパス区間が終わっても時間帯が時間帯なのでR7は渋滞無し。21:30くらい に中条町(たぶん)のコーナンで給油。その後もただただR7を走る。22:30には 遂に山形県入りし、23:00前に鶴岡市はR7海沿いの(小?)波渡ドライブインに停 車し、飯が食えないか覗いてみるが、あまりにも怪しく見えたので止め、先に 進む。

R7鶴岡バイパスに入り、R112との交点で左折してすぐの、どさんこで23:20頃 の遅い晩飯に。23:50くらいに再出発してまたまたR7を北上。やってることは 長距離トラックと変わらん(^^;; 実際、前後を走るのはトラックばかり。


'99/10/8

酒田〜遊佐(ゆざ)と庄内海岸沿いのR7を走る。鳥海ブルーライン入口で海岸沿 いを40km/h制限で回り込むところも以前と同じ(前から建設中のバイパス、ま だ出来てないのね)。そして遂に象潟町。秋田県入り。

先ずは東北での最初のターゲットである乳頭温泉郷に向かう為、本庄でR7を離 れ、子吉川の北側をごにょごにょ走ってR105へ左折。トラック軍団とも分かれ、 今度は夜中とは言え車が殆ど皆無の道を走る。コンビニや道の駅といった施設 も全然無く、2車線の走り易い山道だがとても寂しい。

大曲市内に入り、R105が右折・左折してから少し先の『大曲仙北卸売市場』に 隣接の24Hドライブイン(?)の駐車場で仮眠する事に。時刻は2:20。Zzz…

7:30くらいに起床して再出発。既に卸売市場には結構車が出入りしており(^^; 通勤時間だからか国道も結構な交通量。R105を東に走って、すぐの道の駅『な かせん』に入る。どう見てもこっちで仮眠した方が良かった。ここで顔を洗っ たりした後、今晩の宿を予約する事に。

青森の十和田湖周辺の宿を予約する事に決めており、めぼしいところに電話し まくるが、さすがに平日とは言え当日予約は無理なところが多いのか、はたま た一人宿泊が嫌われているのか(一人だから駄目、とはあからさまには言われ ないものの)、八甲田温泉遊仙・蔦温泉・猿倉温泉・谷地温泉、と全滅。ここ までで電話代数百円消費(--; 次に黒石温泉郷のランプの宿『青荷温泉』に電 話してみる。確かにここも以前によさげな噂を聞いたような気がするぞ。結局、 一人泊だと相部屋になることを条件にOKとのこと。

宿も取れて一安心。あまり腹が減ってないので道の駅を出てすぐのローソンで 朝飯を買って食べる。さらに、流れのいまいち悪いR105〜R46を進み、R341に 入ってr194に右折。いよいよ乳頭温泉郷に。

狭い2車線の山岳路(と言っても大した事無い)を登っていくと、先ずは数年前 に入湯した『鶴の湯』への分岐が現れる。『鶴の湯』への道は昔ダートだった が、今は舗装されているのかなぁ?、などと考えながら分岐を横目に直進、次 に現れる黒湯/孫六湯への分岐を右折。県道を外れると、1〜1.5車線の狭路。 9:45に目的の『黒湯』へ到着。

ダートの駐車場から狭い歩道を降りて行くと黒湯。孫六湯も同じ駐車場からの アクセス。無愛想な受付に¥500払って混浴露天へ。 ひなびた木造建築 が、湯治場の雰囲気を醸 し出している。 露天 と打たせ湯と内湯が あり、露天を一人占め。 景色もまずまず でなかなか良い気分だが、ちょっと湯温低目かな。その後湯温は高いが、湯の 量が少ない内湯で温まってから出る。内湯には地元風おじさん約二名がいた。

混浴露天を出て、少し離れたところにある別浴の内湯に向かう。 途中に温泉が涌き出ているところ がある。 内湯 には地元風のおじさん一人と、車に 寝泊まりしながら日本中を旅しているというスキンヘッドのおっちゃんが、近 辺の温泉話をしているので立ち聞き。スキンヘッドのおっちゃんの温泉知識自 慢(に私には聞こえた)に地元風のおじさんも応対に苦労している様子(^^; 自 分は黙ってその話を結局聞き流していただけ(^^;;

風呂をでて駐車場に戻る。なんだか疲れがどっと出て、孫六湯他の入湯は諦め る。駐車場を出て、来た道を戻るが、ここまでの疲れが出たのか、はたまた行 く前からひいていた風邪が悪化してきたのか、今回の旅で最初の体の変調を感 じ、取り敢えず10:45くらいに黒森展望台の駐車場に車を止めて休む。

13:25に再出発。県道を降りてR341を右折。すぐにある『茶立ての清水』(名水 の類のよう)の駐車場でトイレ休憩。R341を北上し、ダム沿いの狭路や改良済 みの快走路を抜ける。ここらも数年前に走破済み。そりゃ以前よりは随分走り 易くなった気はするが、湖面がそこそこ美しいのは相変わらず。

有名な玉川温泉や赤川温泉を過ぎ、後生掛温泉、籐七温泉等を沿線に有する八 幡平へ向かうアスピーテラインへの分岐を過ぎ、志張温泉を過ぎる。ここらは 行きたい未踏の温泉の宝庫。八幡平+アスピーテラインも未走だし…でも体調 今一つなので、今回は泣く泣くスルー。

鹿角市街でR282に入る。外は雨。14:00過ぎに鹿角八幡平IC近くの『田園市場 秋田美人』とかいう怪しいドライブインに入る。観光バスががんがん乗りつけ る典型的な観光ドライブインだが、いい加減腹が減ったので、ここで『山菜稲 庭うどん』(¥800)を食す。麺は美味いが、具の山菜はあまりにもお粗末。

雨は酷くなってきた。ドライブインを出てすぐ道の駅『かづの』に入る。みや げものを見るがめぼしいものは無し。食事もできるようだったので、こっちで 昼飯食った方が正解だったかも。缶ジュースを買って再出発。

道の駅を出て北上するが市街地渋滞(大した事はない)に業を煮やしてr66に右 折。狭い道をしばらく北上するとリンゴ園の間を抜ける2車線路に。なかなか 感じの良い道である。大湯温泉からR103に。15:00過ぎ。

R103を十和田湖に向かう。もう日が傾き、また天気も悪いので景観にはあまり 期待出来ないが、取り敢えず進む。交通量も平日のせいかそれ程多くはない。 りんご農園+販売所が立ち並ぶが、しばらく走るとミニ奥入瀬的な川沿いの道 となる。R104との分岐を過ぎて 発荷峠(何て 読むんだ?)展望台 。峠越えも2車線幅が確保されている。しかし観光ピー ク時には、バスやマイカーで大渋滞は避けられない山道。

展望台から湖面を見る 。外は結構寒いが 写真を撮ってから出発。R454で湖西を北上する。初めは鬱蒼として樹林の中を 進むが、十和田プリンスホテルあたりで景観が開けてくる。再び滝ノ沢峠への 登り(冬期閉鎖)に入り、遂に青森県入り。

R102(西十和田いで湯ライン)を降りる。大体2車線、時々1.5車線といった道だ が、交通量が少ないのでほぼ快走できる。温川温泉を過ぎて虹の湖沿いの快走 路に。今宵の宿泊先に向かう為、途中で右折して1.5車線の狭路に入り雷山の 北側を回り込むように走る。

ダートと舗装が交互に現れる急坂を降りると、そこが青荷温泉。 木造の一軒宿 で、中も非常に素朴な感じが 良い。一人なので相部屋覚悟だったが、それは避けることができたようでまず は良かった(他にも一人の人がいたのに)。廊下や部屋にはランプが灯っており、 もちろん電灯なんかは無い。

少し休憩してから、日が落ちる前に露天風呂に行く事に。露天風呂には本館か ら川向こうに懸かる 小さな吊橋 を渡る。 川と橋の取り合わせが実に良い感じ。渡ると龍神の湯(こちらは内湯)と 混浴露天風呂 がある。露天風呂は誰も入っ ていない。とっとと入浴。

風呂から出て付近を見る。森林に囲まれた本館と別館(?)を隔てる小川には清 流が流れる実に 良い雰囲気 。部屋に戻り 疲れた体を休める為に横になる。鼻水が出るし喉は痛いしで体調はイマひとつ。

18:00になり晩飯に向かう。大広間(ここも当然ランプがいくつも灯してある) にはかなりの宿泊客が集まっており平日とは思えない(まあ連休前だからとい うのもある)。広間の中央には飯があるのでよそって席につく。料理は各種き のこ(たくさんあって名前が覚えられない)、川魚、鴨鍋、てんぷら、うどん等 で、派手さは無いもののかなり豪華で結構量も有る。

18:30から料理についての説明があり、その後、毎週金曜の晩だけに行われる 津軽三味線の演奏を聞く事ができる(ラッキー)。迫力ある演奏にしばし聞き入 る。結構テクニカルな見せ場有り(めちゃ速いシーケンスフレーズを連続して いるところで皆が拍手〜みたいな)。三味線って一度やってみたいな。

食べ終わって部屋に戻る。ランプの明かりだけでは暗くて何もできないし、体 を気遣って20:00過ぎには就寝。


'99/10/9

6:30くらいに起きる(寝すぎ^^;)。宿の 周辺 を散策 。朝食の7:30の少し前に朝風呂に内湯に入る。ここも総ヒバ造りの 感じの良い湯。「ひなびた」と「古い」の違いを感じさせてくれる。

朝飯も地元の食材を使ったなかなかのもので満足。食後に宿の付近を散歩し、 幾つか写真撮影を行う。その後チェックアウト(¥8,500+消費税+入湯税=¥9,075)。 値段の割に良い宿であった。宿を出て国道を出るまでの景色の良いところ(二 庄内ダム方面かな)で 撮影 。今日は天気 が良さそう。

この日、西に向かって黄金崎不老不死温泉を目指すか、帰りの行程は厳しくな るが、さらに下北方面に向かって進むか考えるが、まあ青森まで来る事はそう そう無いので、体調に不安があるが、以前買ったお守りを更新する為に恐山を 目指す事に。

再び虹の湖沿いのR102を北上。道の駅『虹の湖』で、一袋¥100のじゃがいも を二袋、土産に買って再出発。R394に右折する。以前より改良されており走り 易い2車線路、八甲田へ向けて高度を上げ、連続するスノーシェードを抜けて 行くと城ヶ倉大橋。(吊橋じゃない?)橋としては国内最長らしい。橋手前の駐 車場には観光バスやマイカーが並んでおり、観光名所のよう。確かに展望も良 さそう。しかし橋の上に違法駐車している車どもは邪魔。

結局、橋での観光はせずに先に進む。R103へ右折し、十和田ゴールドラインへ。 その昔、入湯した酸ヶ湯温泉を過ぎ、標高1000m超の傘松峠へ向かうとさすが に色づいた山々が美しい。この道も何度か通っているが初秋の景色もなかなか のもの。しかし車を停めるスペースが無いので写真は撮れない。峠付近の路肩 (というか道路そのもの)に停めているマイカーどもが邪魔で行き違いに苦労す る。気持ちはわかるけどバスも通る道だから駐車は控えて欲しいな。

傘松峠を下ると、宿泊を断られた猿倉温泉や谷地温泉が現れる。体調万全で時 間もあるなら入湯したかったが、今回は(も)スルー。猿倉温泉近くで駐車スペー スを見つけて 写真 を撮る。

R394を七戸方面に下る。こちらは車が少ない。田代平方面の展望が良い十和田 市と青森市の境付近で 写真撮影 。時刻は 10:00過ぎ。のんびりと、べこが草を食む 牧 場の風景 も良し。

七戸市街でクランク状に進む国道をトレースしてR4に左折。さすがに幹線R4は 交通量が多い。R4を北上して野辺地へ向かう。一昨年の5月連休に乗りに来た 南部縦貫鉄道が国道に並走するが今は休止中。このまま廃線なんだろうねぇ…

野辺地からR279に。市街地の西側を抜ける野辺地バイパスが出来てないか見に 行くがまだ未完成。結局、市街地の狭い国道に戻ってくる。野辺地湾沿いを走 る辺りでは、ここらで養殖の盛んなホタテの販売所が多い。野辺地帆立センター の向かいの空き地から 野辺地湾 の写真を 撮る。

11:00過ぎに再出発。ひたすら2車線の海沿いの道(むつはまなすラインと言う らしい)を北上する。ゆるやかなアップダウンを伴う直線的な道で、なかなか 好みの道といえる。しかしながら大型車を含むペースカーが多く、快走には程 遠い。あまりに遅い車に阻まれ、しかも抜き場所も無かったので、横浜町では 旧道を通って遅い車をパス。それでもまたその先には遅い車を先頭としたグルー プが…きりがない。

結局、野辺地から1時間くらいかかって、むつに到着。国道を離れ恐山への道 であるr4を登る。昔と違ってほぼ2車線に改良されており走り易い。宇曽利山 湖の外輪山部分を越える急坂の峠越えを経て 恐山 へ。時刻は12:25。まあそれなりに観光客は多い。まずは入口近くで 売っている霊場アイス(¥200だったか?) を食す。

しかし、ここへ来るまでにかなり体力を消耗してしまい。またなんだか熱っぽ いので車に戻り体温を計ってみると36.9°C。ちょっと仮眠して休む。

30〜40分仮眠して行動開始。恐山への入山料(¥500)を払って境内(?)へ入る。 外にもみやげ物屋はあるのだが、ここではお目当てのお守りは売ってないのだ。

久しぶりに見たイタコを横目に参拝の後、お守りや札を売っている所に行く。 目当ての交通安全のお守り(¥500?)を見つけて購入。ここで古いお守りはどう したら良いですか?」と聞くと「持ってきていただければこちらで預かります」 との事なので車に取りに行く。

車に新しいお守りを付けた後、戻って古いお守りを引取ってもらうと、縁結び の鈴が売っているのが目に入る。おみやげに3個買って行くことに。「3個下さ い」と言うと「どうもごくろうさまです」との返事…(^^?

13:40くらいに恐山を出る。来た道を戻り、むつ市街に入った所にある『なか がわ』で帆立丼を食べる。カツ丼のカツの代わりに帆立が入っている感じで、 妙に甘く、それ程美味くは無い。以前食べた海沿いのドライブインで食える帆 立ラーメンの方が良かったか?

むつ市街を広域農道でちょっぴりショートカットした後、R279を南下。来た道 をそのまま戻るのは何よりも苦痛である。しかも途中から燃料警告灯が点灯。 省燃費走行で走る。

野辺地からR4を南下し、天間林のGSで給油(¥93/リットル)。警告灯がついて から70kmくらい走ったかな? それにも拘らず11リットルも入った。燃費は 16km/リットル。良いんだけど、さすがに我がカローラセレスも6年半乗るとちょっ ぴり燃費が落ちてきた感じ。給油後にすぐ南のコンビニで買い出し。16:00過 ぎくらいに再出発。

ここからはひたすらR4を南下。夕方だけあって交通量が多く。喉が痛いので排 気ガスが堪える。単なる運転マシンと化しながら進む。特に八戸と連絡する五 戸あたりまでは混雑が酷い。

岩手県に入るが、〜戸という地名が目に入らなくなるまでだいぶ走った気がす る(^^; 岩手町役場を通過したのが18:30過ぎ。その後ローソンで休憩し、喉飴 やらアメリカンドッグやらブルーベリーヨーグルトやらを購入。その後車内で 一服するが、仮眠できる程落ち着いた場所ではないので再びR4を南下。

その後すぐに川原新田ドライブインとやらが出てきたので、駐車場の端に移動 して仮眠体制。しばらく目を閉じるが眠れずに19:40くらいに再出発。またま たR4を南下。

久々の大都市である盛岡をバイパスで抜ける。そこそこ信号にはかかるが時間 帯が20:00台なので渋滞まではいかない。冷麺(これは前食べた - 美味かった) とか、じゃじゃ麺(こっちはまだ)とか食べたかったが、疲れていて店を探す気 力と食欲が無かったのと、時間がおしていたので断念。

ただただR4を南下し、21:00ごろに道の駅『石鳥谷』で休憩。ジュース買って 飲む。その後、花巻、北上と走り、ようやくR4を離れることに。R107に右折し たかったが北上市街の信号が嫌なので、R4が東北本線を横切って西側に出た先 で右に入って、怪しい道(広域農道?)で南下してショートカット。一時停止が 多く、ペースはまあまあ。交通量は少ない。

R107バイパスに右折。22:00前に、藤根駅近くのSPARで晩飯買う事に。納豆巻 きやらゆで卵やらトマトジュースを食す。食欲無いのでこれだけで充分。

R107を西に向かうと錦秋湖沿いのスノーシェードが多い道に。R4に比べると交 通量は断然少なく気分良く走れる。湯田町(岩手県だったのか…)では聞いたよ うな温泉がたくさん目に入るが今回は体調の問題からパス。

湯田町を抜けると秋田県へ。時刻は22:30くらい。山間部から平地におりR13に 右折すると、22:52。R4とR13間は約1時間というところか。

R4同様退屈なR13を南下するが、ぼちぼち体力も限界が近づいてきた。今朝は 7:00くらいから行動しているので長い一日である。なるべく昼間は混みそうな R13を夜間の内に走り通したかったがさすがに無理のよう。結局、湯沢市を過 ぎた雄勝町にある道の駅『おがち』に23:30前に到着。広い駐車場の端の方に 移動し、体が冷えるといけないのでアイドリングしながら暖房ガンガンかけて 仮眠する。この日の内の秋田県脱出は成らず。


'99/10/10

6:00過ぎ起床。食料の残りを朝飯とする。風邪が治った感じはしないが、取り 敢えず熱は無い。交通量が増えないうちに行動開始、ということで6:45頃に道 の駅『おがち』を出発。R13を進む。

雄勝峠を抜けて山形県入り。新庄〜尾花沢〜村山と南下。道の駅『むらやま』 に8:00過ぎ到着。6:30からバイキング形式の朝食が食べれるらしい。ここで朝 飯でもよかったな。

東根〜天童と進み、8:45くらいにコーナンで給油(\91/リットル)。昼間は渋滞 する山形市街をできるだけ早めにパスしたい一心でR13を南下するが、山形市 街はそれなりに混雑する。今回は蔵王温泉も横目で見ながら通過。上山市(か みのやま、と読むのか…)のバイパスから南陽市に入るあたりで車の流れがぴ たりと止まり、たま〜に1m動く程度の大渋滞。これは事故だな、と直感するが 抜け道(旧道)への入口に入り損ねてしまい。長々と渋滞に並ぶはめに。

時間も刻々と過ぎていくし、体力もどんどん無くなっていくのが感じられたの で、渋滞の列を離れ、キワドイ道を経由して旧道にGo! ナビで見た感じしばら く走って国道に出れそうだったが、完全1車線の田舎道は途中からどんどんナ ビ上の道をそれて、しまいには行き止まりに(そこは何故か温泉施設^^;) 仕方 無しにUターンするが、同じように抜け道目当てでやってきた車と対向して、 行き違いにメチャ苦労する。田んぼの脇に車を乗り上げたりしながらなんとか 行き違いする。

どうも道を間違えていたようでナビでは道なりに見える道を左折しなければな らなかった事に気づき、ミスコースポイントまで戻って正しい道に右折。しっ かし相変わらず 狭い道 だぁ(^^;;

r238を経由してようやく国道に。しかしここもまだ渋滞している。なんとか苦 労して渋滞の列に右折して入る(まあまだ東北の人は親切に入れてくれる)が、 少し先で事故現場。ようやく事故処理を終えたところだが、全く迷惑な事故で ある。体力が無い時に完全にとどめを刺された感あり。

ほうほうのていでR13を南下。赤湯温泉を過ぎて南陽バイパスのあたりで力尽 きバイパスに面したパーキング(冬場のチェーン脱着用?)で仮眠。10:20くらい。

11:30に起きて熱を計る。まあ微熱といったところか。温泉に入りたいが、風 邪をこじらせそうなので断念。また南下を開始。う〜今日中に大阪に帰りたい が、まだ東北から脱出できんとは…

¥300の米沢南陽道路は通らず(地元車も避けていたので)、側道〜r7〜R13〜側 道〜r237〜r3〜R121と米沢市街を避けて大峠トンネルへ進路を向ける。この道 選択はまずまず悪くなかった。12:20頃に道の駅『米沢』に到着。ここで玉コ ンニャクと豚汁みたいなのを食す。どちらも美味く、風邪で弱った体に一時的 にでも活力を与えてくれた。

再出発し、R121大峠トンネルを越え福島県入り。何度も通っているが、これが とても無料の道路とは思えない。その代わり通行量もそこそこ多いが、流れが 滞るほどでは無い。

r333〜r335で喜多方市街に突入して行くと本当の渋滞にはまる。止まった車内 から街中を走る馬車を眺めたりして過ごす。r33を経由してようやくR49に出た のが14:00前。まあラーメン食べるつもりじゃなかったし、街中を避けた方が 賢明だった。

会津坂下の流れの悪いR49を西に向かう。R252に分岐して、14:15くらいにファ ミリーマート(どうも只見方面への最終コンビニであった可能性大)で休憩。オ ロナミンCとかビタミンCのタブレットとかを買い込んで出発。

川沿いの2車線をのんびり走る。当初思っていたよりも多くの車が走っている が、流れは悪くないが相変わらず体調は×。渓谷沿いの各種温泉を恨みがまし く見ながら走る。

途中でまた力尽きて休む。河井なんとか記念館の駐車場で、時刻は15:15くら い。16:00前に起き出して 只見川の風景 を一枚撮ってから再出発。その駐車場で「仮免練習中」とかなんとかマジック 書きされた紙を前に張った軽トラが方向転換中。何処か都会から嫁いできたの か、若い奥さんが運転練習中のよう。のろのろ方向を変えたと思ったら突然ホ イールスピンさせながら国道に飛び出して行くのは微笑ましい。が、その後自 分が進みたい方向に先に行かれたのにはまいった。

しばらくのろのろ走る仮免軽トラの後ろを走る。かなり我慢したが我慢しきれ ずにセンターラインが白になったところでパス。いよいよ新潟県への県境であ る六十里越へ向かう。ここは冬期閉鎖でそれなりの山道である。自分の運転で は初めて通る道(以前通った時は風邪ひいてて友達の運転だった)。

少し前に乗った只見線が田子倉トンネルに吸い込まれていくのを横目に、山岳 路を登って行く。田子倉ダムに沿って高度を上げていく道は基本的には2車線 ある筈だが、スノーシェード工事の為の交互通行や、荒れた路面、線形の悪さ から未改良路の印象強し。峠を六十里トンネルで越えて新潟県に入ると、やは り道は断然良くなる。

しばらく山道を降りて行くとやがて只見線も再び並走するようになる。17:20 くらい守門村の無料休憩所みたいなところで休憩。やはりこの道は結構時間が 懸かる。健康な時ならそれ程大した県境越えでは無い筈なのだが…

日も暮れ始めるが現在地は新潟県北魚沼郡(^^ しかも体調最悪(--; 明日まで 休みだが、明後日は仕事なのでそれまで体調を戻しておく必要がある。よって ポリシーには反するが、新潟からALL高速で帰る事を前提に行動開始。食事を とって風邪薬を買ってから高速に乗ることに。

先ずは飯を食うところを探す。R252の山古志村か堀之内町あたりで良さそうな 店はあったのだが、ぼーっとしてた為に素通りしてしまい諦める。結局R18に でて小千谷方面に走り、堀之内町の『うまいラーメンショップ』(たしかこん な名前)とかいう怪しいネーミングのラーメン屋に入る。普段ならこんな名前 の店は避けるところだが店探しする余力も情報も無かったので…が、意外とこ れが美味かった(^^;まあ風邪で舌が麻痺してた可能性は否定できんが…

ラーメン屋を出て すぐ北にあるAコープ堀之内店で、缶茶とチョコレートを買っ てR17を北上。その後風邪薬を求めてさまようが、さすがに薬屋なんか見当た らない。国道沿いの小さな店も閉店し始めている。小千谷市で旧道に入りすぐ のアミー小千谷店でようやく風邪薬を購入。時刻は18:37。高速に乗ることに するが、関越から乗って長岡JCT廻りの北陸道だと遠回りで高くつく(今更なが らだが)ので、R291で峠越えして柏崎ICから乗る事に。

取り付きは狭い2車線路のR291も小国町以西は走り易い直線の多い2車線路。山 を降りると柏崎市街。信越本線の北側を走るが、南側に新設のバイパスがあっ たような気もする。

柏崎ICから北陸道に。北陸道のこんな区間を利用するのは多分初めて。19:30 頃、米山ICに併設された米山SA(IC併設は下りのみ)で、風邪薬を飲んで仮眠。 アイドリングしながらしっかり暖房し、毛布も2枚かぶって寝る。

眼が覚めて多少気分が良くなったので給油して21:00前に再出発。しばらく走 るがまた疲れてきて(ょゎょゎ...^^;)、蓮台寺PAで21:40頃、2度目の仮眠休憩。 おいおい…さっきの休憩から70kmちょっとしか進んでないよ。さっきよりも疲 れが溜まっているのか深く眠る。

2時間弱仮眠した後、23:35に再出発。今度は110km以上走り小矢部川SAで3度目 のピットイン(^^;;; 時刻は0:44。売店で越中味噌(ここのが美味いらしい)が 売ってないか見るが晩は閉店して大半のみやげ物は買えないのが残念。さっき 程は疲れていないようなので先を急ぎ、1:00過ぎに再出発。う〜一体いつ大阪 に着くんだ??? (--

'99/10/11

まあこのまま徹夜で大阪まで走り通すことは不可能である事が分かってきたの で、取り敢えず賤ヶ岳SAを目標に出来るだけ一気に走る事に。今度は車の非常 に少ない区間を快調に走って3:00前に賤ヶ岳SAに到着。ここで明るくなるまで 仮眠する事に。今度は爆睡。Zzz..

5:00過ぎに目覚めて再出発。北陸道はがらがら、またさすがにこの時間帯なら 名神もそれ程交通量は多くない。順調に進んで吹田JCTまで。ここから東大阪 に向けて近畿道に乗る事に。うむ普段のルーチングと比較すると超お大尽ルー トと言える(^^; それだけ疲労困憊だったとも言えるけど。

滅多に乗らない近畿道を南下。東大阪北ICで降りなければなかったのだが、何 処で降りたら良く分かってなくて通過。これまた滅多に来ない東大阪PAで休憩。 時刻は7:00前。再び近畿道を南下するが、長田ICって出口あったっけ? と阪神 高速方面に進んでしまったのが運の尽き。自宅を間近に阪神高速¥700を払う 事に。森ノ宮ICで降りるしかないのだが、そこから下道で戻るのも癪なので、 環状線を一周してから東大阪線を戻り荒本出口で降りる。結局、自宅には7:30 着。


所感:

'93, '94, '97のゴールデンウィークに続く、第4次(かな? ^^;)マイカー東北 ツアーだったが、結果的に大間崎まで自分の運転だけで行って帰ってきた'93 に次ぐハードなツアーになった。前半は良かったのだけど、とにかく後半体調 を崩したのが失敗。旅行しながら風邪を治すのはとても難しいことを実感。高 速代で一万以上も使ってしまい、当初の目論みよりも倍近く交通費を使ってし まった(^^; いつ行っても八甲田周辺の温泉は良いのでまた行きたいが青森は やっぱ遠い。山形・福島辺りはマイカーで行けば良いけど八幡平以北は飛行機 +レンタカーのツアーが安上がりかな…それでもまた行っちゃうのだろうけどね (^^)

交通費:

総走行距離2,569km
ガソリン代¥13,805(実際はもう少し多い?)
柏崎IC->吹田IC¥10,400
吹田IC->東大阪JCT¥500
東大阪JCT->(東大阪線->環状線->東大阪線)->荒本¥700
交通費¥25,405(めちゃ高くついた;_;)

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