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2004/7/19
今回は愛車HR-Vに自転車2台を積みこんでの中国地方への旅。行き先は普段は まず行かない(^^;)山口県への旅行である。深夜2:30に起床し、3:03に知美と 二人で出発。中央環状を北上し、茨木のCT 石油で給油。中国吹田ICから中国 道へ。時刻は3:28。
中国道〜山陽道と走る。山陽道はアップダウンやカーブが少なく、概ね走り易 い。やがて明るくなってきた頃、西条PAで休憩。時刻は6:00。その後6:08に奥 屋PAで一旦停車した後も自分の運転でひた走る。積み込んだ自転車が車の揺れ に伴いキシむ音が多少気にはなるが、交通量の少ない早朝の高速を早いペース で駆け抜ける。
7:12に下松SAで給油(¥113/リットル ¥4,779)。その後山口JCTで中国道に合 流。山陽道からは中国道の下関方面のみしか行けないとは知らなかった。
中国道に合流すると交通量は多い。7:59頃に吹田ICより500kmの看板を見る。 下関ICで降りて、R9に左折して唐戸市場へ8:36到着。駐車場は(確か)2時間以 内なら無料。
唐戸市場内は1階は、魚介類の小売や新鮮なネタの寿司、海鮮丼が売られており、 かなり惹かれる、が、ここに来る前から決めていた2階の『市場食堂よし』へ 向かう。
二人でネギトロ丼(¥800)とミックスフライ定食(¥1,200)を食べる。双方共に 美味しい。値段的にも満足。ここ唐戸市場は所謂、観光市場ではあるが、活気 があり、なかなか楽しいところ。
唐戸市場を後にして、R191を北上するが、市街地は車も信号も多く、なかなか ペースが上がらない。市街地を抜けても海沿いの道は季節柄もあり交通量が多 く、進まない。
11:10頃、ようやく角島大橋へ辿りつく。ここは数年前に開通した無料の橋で、 この橋により、以前は渡し舟でしか行くことのできなかった角島へ渡ることが できる。角島大橋と角島の周りは青い美しい海が拡がり、まるで沖縄の離島の よう。橋の中央部にある、非常駐車帯には何台かの車を停まり、景色を楽しむ 人がいる。
角島大橋からは道なりに2車線の快適な道が島の西端に向けて延びている。途 中、海水浴場を横目に進む。綺麗な砂浜に人やビーチパラソルが一杯。
11:25に角島灯台のある公園で到着。散歩して土産物屋で涼んだ後、灯台に登っ てみる(¥150/人)。人が多く、灯台の中の螺旋階段も渋滞気味。灯台の上は風 もあり意外に涼しい。ただ人が多いので長く落ち着くのははばかられる感じ。
車に戻り、再出発。R191に戻って再び海岸沿いを走る。次は青海島(おおみじ ま)へ向かう。r283青海道線を走る。海の景観は良いが、角島の後ではあまり インパクトは無い。島の東端まで行くが、何もない漁港のようなところでUター ンする。後に知るところによると島の北側は奇岩の並ぶ海岸で、そこを通り抜 ける観光船に乗って景色を楽しむのが良かったようだ(今回は時間的に無理だっ たけど)。
仙崎の駅前に到着。ガイドブックに載っていた『浜屋』で遅い昼飯の予定だが、 駐車場は一杯。道路を挟んで斜め向かいの路肩に停めて、店内へ。有名店らし く、かなり混んでおり、しばらく待ってから座敷へ。うに釜飯や天ぷら(単品) を食す(計¥3,520)。値段だけあって料理は美味しいが、接客は×。
仙崎を出てR191に再び戻る。東へ走って萩へ。東萩駅前に移動し、駅前の無料 駐車場スペースに駐車して、車に積んできた折りたたみ自転車で萩市街を観光 することに。
まずは松蔭神社に向かう。しかしながらまだかなり暑く、かなり疲れる。観光 客に混じって吉田松蔭ゆかりの塾の建物等を見学したりした後、休憩。その 後、菊屋家住宅付近等、萩城城下町を観光した後、萩城跡に向かう。萩城跡で は夏みかんゼリーを食べてお茶を飲んで小休憩。その後、移動再開。このあた りは猫を何匹か見かける。
鍵曲と呼ばれる曲がりくねった小道を抜けた後、東萩駅に戻って、お土産物屋 で買い物した後、本日の宿泊先である山口へ向けて出発。r67萩川上線は1.5車 線前後でペースが上がらない。川上村山田付近でR191にスイッチした後、猛ス ピードで南下。遅い車がいなかった事もあり、萩駅前から1時間10分で湯田温 泉の『スーパーホテル湯田温泉』に到着。
ホテルの西にあるゲームセンターみたいなところの駐車場に停めた後(¥200/ 泊)、チェックイン(1泊朝食付¥6,980/2人)。駐車場台込みで1泊朝食付¥ 3,590とお安い。部屋にはユニットバスにベッドの大きいのが一つあるだけの こじんまりした、しかし清潔な感じ。鍵は無く、料金前払い時にもらう暗証番 号を入力してロック解除するシステムになっている。
部屋に入って荷物を置いた後、すぐに晩飯にくりだす。ホテルから程近い蕎麦 屋『東京庵』で晩飯。おろし蕎麦と蕎麦寿司を食べる。蕎麦寿司は巻寿司のす し飯の代わりに蕎麦が入っている、この店のオリジナルなものだが、食感は巻 寿司そのもの。蕎麦もまあまあ美味かったが、信州辺りの美味しい蕎麦と比べ ると、特筆する程の味ではない感じ(季節柄かもしれないが)。
食後にホテル横の温泉銭湯『亀の湯』に入浴。ここは宿泊者がもらえる割引券 があれば¥100で入浴できる。ボディソープやシャンプーリンスはないが、こ れもホテルで貰える仕組み。露天も無く、ホントに小さな銭湯といった感じだ が、温泉の浴感はあり、まあまあ。
近くのコンビニに寄って、近くにある足湯を覗いたりした後、宿に戻る。さすがに 疲れているのですぐに就寝。Zzz…
2004/7/20
7:30くらいに起床。朝食へ向かう。ホテルの1階ではパンやコーヒー/紅茶が自 由に飲めるようになっており、そこでノンビリ朝食。部屋に戻って歯磨き等し た後、1階にある無料インターネット端末で色々調べものした後、出発。
R9バイパスに出て北上開始。R9の市街地の北端にあたる場所で、持ち帰り温泉 を見つけたりする(笑)。少し北上すると深い山の中に。ゆっくりとしたペース の車について淡々と走る。
願成就温泉を過ぎると島根県へ。狭い割には交通量のあるr226をぐりぐりと降 りると津和野に到着。道の駅『なごみの里津和野』に立ち寄り、土産物屋等を 物色した後、森鴎外記念館に移動する。記念館や森鴎外の旧宅を外から眺めた 後(笑)、自転車で移動開始。
石州和紙会館で買い物した後、移動して駅前に。その後、ガラス陶器等売って いる店に寄ってから、鯉のいる堀や津和野カトリック教会を見る。観光地とし ての津和野の象徴的な場所と思われる。再び駅前に戻り、山口方面からやって くる蒸気機関車C571が到着するのを眺める。
その後、昼飯を食べに一旦入った店は非常に混んでおり、一瞥した感じ、まと もな接客も期待できなさそうな感じがしたので、店を出て近くにあるイタリア 料理店『ポンム・スフレ』に。こんな田舎(失礼)に似合わない店だが、結構、 美味しかった。満足。
川沿いの遊歩道のような道を通って車に戻る。全体的に津和野は萩よりもこじ んまりとした山間の街で、個人的には萩よりも気に入った。一時期のようには 観光客も多くないようだし、SLが走るのも良い(^^;)。
自転車を積み込んで出発。再びr226を登りそのままR9を横切ってつづら折れの 道を上がる。1.5車線前後のワインディングだが路面は安定している。途中で 改良済の2車線路となり、柿木方面を示す標識に従って林道へ右折。この区間 の県道はかなりの酷道のようだ。
2車線幅のワインディングの後、県道に合流し、まもなく柿木温泉『はとの湯 荘』へ。持参した温泉本の写真によると鄙びているものの泉質的には濃そうな ところ。しかしながら気分的には大きな施設でゆったり休みたかったので、こ こでは入浴せず。
R187に出る。2車線の山道を進んで六日市町に。六日市IC近く『むいかいち温 泉ゆらら』にて入浴する事に(¥500)。やや大規模な温泉施設であり、広く露 天もあり快適。温泉のそのものとしては浴感は薄く、塩素臭も強いが、施設の 面では文句無し。プールが併設されていて(プールは別料金)更衣室にはプール に行く人と風呂に行く人が入り乱れており、なんだか変な感じ。
入浴後に無料休憩所の畳の上でゴロゴロくつろぐ。これも日帰り入浴施設での 楽しみの一つ(^^)。知美と合流後に、再出発。
六日市ICから中国道へ。通行量は日曜の午後としては少ない。阿佐SAで休憩。土 産物を買ったり、尾道ラーメン(¥510)が美味しそうだったので食べてみる。 値段を考えると結構ポイントを押えた味で美味と言える。
給油後に再出発(¥113/リットル、¥4,689)。加西SAで晩飯。野菜カレーと、 かつめしを食す。その後、西宮北ICから事故の為、大渋滞。加西SAから吹田IC まで1時間30分かかる。西宮北ICから下道経由で 西宮北有料道路へ、さらに阪 神高速から大阪区間のみ利用、て感じに迂回した方が良かったかも。
結局、吹田ICからは中央環状で順調に進み、無事に帰宅。
今回、珍しく中国地方への旅行だったが、やはり行ったことのないところとい うのは無条件に楽しい。今回のように仮眠後に早朝出発すれば、高速にフルに 乗ることで朝には下関で美味いものが食べられるというのはgood。但し、交通 費がかかるので、今後は人数を集めていかないと(予算的に:-)苦しい感じ。で も帰りの中国道の渋滞は(予想通り)辛い。あと今度行く時は山口県内陸の温泉 を攻めたいと思う。
ガソリン代 | ¥13,032 |
高速代(吹田IC-下関IC) | ¥8,250(ETC夜間割引) |
高速代(六日市町IC-吹田IC) | ¥8,450 |
計 | ¥29,732 |
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