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沖縄本島〜座間味島(2009/4/7-10)


目次:

往路 (伊丹-那覇)


2009/4/7

今回は 5 年振りに会社から貰ったリフレッシュ休暇を活用し、沖縄、座間味に向かう。金券ショップで JAL 株主優待券(¥2,900 x 4 枚)を調達し、伊丹-那覇の往復便を予約する。本島は石垣への直行便を予約しようとも思っていたが、こちらは JTA の運行となる為、前述の JAL の株主優待券は使えない。

5:30 起床。6:20 に父が迎えにやってくる。父の車に知美と乗り込む。今回、知美は足を怪我しており、松葉杖の為、後部座席に横に座る。近畿道にのり 7:00 頃伊丹空港に到着。モーニングセットを食べて時間を潰す。8:50 発の那覇空港行き。知美が松葉杖の為、優先して乗り込む事ができる。スクリーン前の 32B, 32E を予め予約しておいたので、知美も何とか足を伸ばしたまま座ることができる。

無事に離陸する。乗車率は半分以下でがらがら。那覇から先の宮古や石垣へのフライトは全て満席なのに。すいているということもありフライトアテンダントも知美のことを良く気遣ってくれている。モーニングセットでコーヒーを飲んでいるのにまたコーヒーを頼んでしまう。定刻 11:00 に那覇空港に到着。


1 日目 (首里城〜座間味島)


やはり飛行機を降りると少し暖かい。空港 3F にある A&W (ハンバーガー)の店で昼飯。マックよりは勿論高いが普通に美味しい。今回は頼んでいないが Root beer を頼むと飲み放題なのには驚く。食後、空港 2F に移動し、国内最南端鉄道の『ゆいモノレール』に乗り、那覇市内へ。くねくねと市内を走り、終点の首里まで(¥290)。

首里で降りてタクシーに乗って首里城まで守礼門近くまで(¥500)。松葉杖の知美と歩いて上に行くがやはり松葉杖での移動は大変。無料休憩所近くで車椅子を無料レンタルして移動したのが正解。有料エリア(¥800)の城内は全てバリアフリーでフロア間の移動も全てリフトで持ち上げてくれる。リフトへの乗降も時間はかかるが係員が丁寧に手伝ってくれる。感謝。

首里城下の地下駐車場まで知美を移動させて、預けていた荷物と松葉杖を取りにいく。知美と合流し車椅子を返却。駐車場の係員がタクシーを呼んでくれたのでそれにて泊港のクイーンざまみ号の港に向かう。¥1,080 也。港で往復チケットを購入(往復¥5,970/人)し、16:00 の出発まで時間を潰す。

クイーンざまみがやってくる。知美は船内の階段の下りが大変だが何とか無事に着席。船が出発した後は疲れが出たのが二人とも爆睡。そこそこ揺れていたようだがあまり記憶なし。

17:00過ぎに無事に座間味港に到着。既に宿の人が待ってくれていて、近い場所なのだが知美の事もあって宿まで送迎してくれる。

今回の宿「レストハウスあさぎ」に到着。今回の日程は我々だけの宿泊で事実上の貸切のようだ。座間味村役場の目の前にある比較的新しい宿で全室バス・トイレ付き。1F 一番奥の洋室にしてもらう。部屋内にユニットバスとシンクがある。少し異臭(トイレ臭?) がする以外は申し分なし。無線 LAN も接続できる。

18:30から晩飯。地の焼魚、刺身などでとても美味しい。残念ながら明日は天気があまりよくないらしい。持参の PC 使って仕事のメールを片付けて就寝。


2 日目 (座間味島観光)


2009/4/8

8:00 に起床して朝食。昨晩から雨が降っている。この日の朝食はパン。天然酵母のパンもあり美味しい。雨のこともあり、しばらくお茶しながら宿でくつろぐ。ここはコーヒーや紅茶、日本茶などセルフだが飲み放題なのが良い。ちんすこうなどのお茶菓子も揃っている。

12:00前までのんびりして昼飯を食べに出かける。宿から至近の「豚々」でラーメンやちまき、紅豚まんのセットを食べる。どれも美味。昼からレンタカーを借りて出発。レンタカーは軽自動車(ムーブ¥4,000/3時間)。知美を後部座席に乗せて出発。島を逆時計回りに見て回ることに。

最初は、古座間味ビーチへ。急坂を上って降りると殆ど誰も居ないビーチへ。やがて晴れ間が射してきて青い海が綺麗に映える。知美を置いて砂浜に降り、サンゴや貝殻を拾って戻る。改良された道を北上し阿佐の集落を過ぎて、さらに北上するとチシ展望台。誰も居ないところで知美と二人、青い海を見下ろす。シーズン中はダイビングで有名な場所らしい。外国人観光客がレンタルバイクで来た以外は誰も来ず。

来た道を戻り、座間味の集落を北上して山道の急坂を上って高月山展望台へ。こちらは坂が急な為に知美は途中まで。展望台に向かう。その後は展望台巡り。稲崎展望台〜女瀬の崎展望台〜神の浜展望台と見て回る。

その後、放牧されている牛を観察した後、阿真ビーチにて一休み。フェリーターミナルの売店を見学し、翌日の阿嘉に渡るフェリーの時刻を確認してから 17:00 に宿に戻る。

一休みした後、晩飯を食べる。今日は珍しいヤギの肉。マトンのさらに癖のある味のような感じ。その後、食堂のテレビを見ながらノンビリして部屋に戻って就寝。


3 日目 (阿嘉島〜慶留間島観光)


2009/4/9

8:00 くらいに起床して朝食。天気は曇り。明日の那覇でのレンタカーを予約(スカイレンタカー、軽自動車1日¥3???)9:45 に港まで送迎してもらい、10:00 の高速船クイーンざまみにて阿嘉島に渡る(¥300)。10 分程度で到着するが、雲行きが怪しくなってきた。阿嘉島にはレンタカーはなく、レンタサイクル、レンタバイク、あと4輪バギーのレンタルしかない。バギーを借りるべくフェリーターミナルから右手に 5 分くらい歩くと『レンタルショップしょう』に到着。バギーが置いてある場所に到着。2台借りたい旨を伝えて港に戻り、知美を呼んでくる。

知美と一緒にれんたるショップしょうに向かっているうちに雨がぱらぱら降ってきた。バギーは足を伸ばせない知美に乗るのは難しい。ギブスを外したりして四苦八苦するが、致命的なのは怪我している左足でブレーキ操作をしなければならない点。そうこうしている内にレンタルショップのおじさんが、軽自動車をガソリン代千円分と引き換えに貸してくれるといってくれたので、ありがたく申し出を受けることに。

格安でレンタルしておいてなんだが(笑)軽自動車はかなりのオンボロ。車検も既に切れており、窓は酷く汚れている。おまけにパワーステアリングもなく、パワーウインドウでもない。なれない車の運転に苦労しながら、狭いカーブを曲がって港近くのガソリンスタンドへ。運転席下に給油口があるのが判らず苦労するが何とか千円分給油する。

雨はかなり激しくなってきた。この雨ではバギーを借りてもあまり走り回ることはできなかっただろう。まずは『ニシハマ』に向かう。狭い急坂を上って右手に降りていくと、ニシハマに到着。展望台のような場所の近くに車を停めて浜の写真を撮る。季節外れの平日で雨ということもあって、誰もいない。浜の近くに車を停めて知美にも海の景色を見せてあげてから再移動。

港近くの集落に戻り『スーパー辰之城』にて昼飯の買出し。スパムおにぎりとピーナッツパン(みたいな蒸しパン)を購入。

次は島の南部から数年前にできたという『阿嘉大橋』にて、慶留間(ゲルマ)島へと渡る。橋はかなり立派だがシンプルな概観で美しい景観をそれほど損ねるものではない。晴れた日であればさぞいい景色が拝めそうだがあいにく雨は降り続いている。

そのまま慶留間橋を渡って外地島へ。この島にあるものは慶良間空港だけだ。空港のエントランスに「自転車置き場→」の看板があるのはご愛嬌。ここ慶良間空港前の芝生の中から展望台への入り口(ゲートがあり閉じている)があるのだが、今日の天気では行く気がしない。

少し戻って慶留間橋をわたる手前左手で一休み。そこにある世界平和記念碑を見てから慶留間島へと戻り、集落の中にある『高良家』に。管理人さんは昼食中で中には入れなかったが雨の中、外から何枚か写真を撮って車に戻る。そこから海岸沿いに出ると沖縄県域鰹漁業発祥の地『蛭子丸組合顕彰碑』がある。写真だけ撮ってそそくさと移動。

その後、阿嘉島に戻り島の北部に向かう。集落の狭い道を抜けて山間部に入っていくと狭い 1 車線の悪路でぐいぐい高度を上げていく。交通量はほぼ皆無だが対向車が来るとやっかいなことになりそうだ。鬱蒼とした山道で気分も悪くなるし、ガソリンの残量も心配だ。中浜展望台近くで頂上に到達。

展望台を急坂で降りていく。後原(くしばる)浜に到着。外は豪雨の為、外に出る気はしない。U ターンして後原展望台の駐車スペースに車を停めて、先のスパムおにぎりとピーナッツパンを食べる。いずれも美味しい。食後に一人で展望台に上って写真撮影。

来た道を戻る。雨は相変わらずの為、気をつけて徐行する。結局、後原浜への往復では 1 〜 2 台程度しか車を見かけなかった。そのまま降りて集落内の海沿いの道を通って前浜へ。少し車を停車してのんびり外を眺める。

14:30 くらいにフェリーターミナルに知美を下ろし、車を返却する。レンタルショップのおじさんにバギー一台分の料金を払おうか聞いてみたが、要らないとのことであった。おじさんに感謝してフェリーターミナルに歩いて戻る。

フェリーターミナルのがらんとした休憩室で帰りの船を待つ。帰りの船は 15:30 出港の為、1 時間近くの待ちとなる。泊行きのフェリー(高速船ではない方)が出向した後は、待ち客もいなくなった。それに伴い天候も良くなる。帰りの船の切符を買いに行く(¥300)。帰りの船は凄く小さな船(というか個人用のボートに近い)であることが判明。

定刻の 15 分前くらいに船着場に向かう。船は埠頭よりかなり低い位置になるので松葉杖の知美は降りにくいが何とか頑張って降りる。乗客はなんと我々二人だけ。定刻になるとボート(正式には「かしま」という名前)は波に揺られながら出発。激しく揺れながら進むボートは迫力がある。

座間味に近づくと波はおだやかになってきた。15 分くらいで無事に座間味港に到着。港近くの食堂兼売店のようなところでアイスクリーム(Blue??)を買って知美と食べる。少し散歩してから、昨日も立ち寄った『豚々』でお茶してから知美は宿に戻る。自分は猫写真をさがすべく集落内を散歩。

しばらくうろついて18:30に宿に戻る。夕食を食べてから会社のメールを読み書きする。明日の那覇での計画を立てるべく Web をチェック。知美は宿にある DVD を見ていたようだ。シャワーを浴びて 0:00 くらいに就寝。


4 日目 (知念岬〜斎場御嶽)


2009/4/10

朝起きて荷物を片付けつつ朝食を取る。最終日も和食。その後、着替えて本格的に荷造りする。宿をチェックアウト(¥7,350 x 3泊 x 2人 + ¥4,000(レンタカー))し、おばさんに記念写真を撮ってもらう。9:40 過ぎに港に送って貰う。船は既に来ていた。知美と乗り込んでいよいよ座間味を後にして那覇へ向かう。道中はほぼ寝ていて記憶なし。泊港に到着直後にスカイレンタカーより連絡。高速船のターミナルで待っている旨を連絡。10分程で送迎車がやってきた。

送迎車に乗って那覇市内のレンタカー事務所へ。そちらで簡単に申し込み手続きを済ませる。氏名住所の記入などは Web 予約時に終了している為、簡単。スズキの Kei に乗り込んで出発。まずは昼飯場所を探す。首里方面に向かう。大分ミスコースやらあったが、有名店の?は行列ができていたので通りに面した首里そばの店に入る。地元民主体の小さい店だったが美味しい。食後、ファミリーマートでお菓子を買って再出発。

『斎場御嶽(せーふぁうたき)』に向かう。知念岬を経由して『斎場御嶽』へ。急坂が多く、足の不自由な知美は苦労して見て回る。とてもスピリチュアルな場所。その後、『カフェくるくま』でお茶する。少し風が冷たいがオープンカフェで景色は素晴らしい。氷ぜんざい(くるくまぜんざい)とカボチャのケーキを食す。その後は、那覇空港自動車道の無料区間を活用して、空港近くのスカイレンタカー支店に向かう。ほぼ予定通り 16:25 に返却完了。空港までの送迎バスは少し待たされるが他の客と一緒に移動。


復路 (那覇 - 伊丹)


荷物をチェックインする。拾った貝殻やらサンゴが X 線検査で引っかかったようで、一度は止められたが、その後パス。おみやげを買ってからセキュリティを通過。iPod を身に着けたままだったのでこれまた検査で引っかかる。

搭乗口へ向かう。知美の足の具合もあってアップグレードしてもらえる。予定通り 17:55 には出発。機内は往路より広くて快適。乗客はやはり半分程度か。伊丹では父にピックアップしてもらい、近畿道経由で無事に帰宅。生協に晩飯の寿司を買いにいき、自宅で二人で食べる。


交通費精算:



株主優待券(片道1人1枚分)¥2,900
伊丹-->那覇(JAL)¥17,100/人
那覇-->伊丹(JAL)¥17,100/人
ゆいモノレール(那覇空港駅-->首里駅)¥290/人
タクシー(首里駅-->首里城)¥500
タクシー(首里城-->泊港)¥1,080
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