このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
動詞に「-ている」を付けた形は、動詞によって意味が変わってきます。 日本語教育では、「-ている」を付けられるかどうか、付けた場合の意味によって 次のとおりに動詞を分類しています。
1 状態動詞 | (本がある。誰かがいる。) | |
2 継続動詞─ | (駅まで歩く。ご飯を食べる。) | ┐ |
├─動きの動詞 | ||
3 瞬間動詞─ | (一枚のお皿を割る。座席を立つ。) | ┘ |
ここでいう状態動詞は「ある、居る(いる)、要る(いる)」などで、通常「-ている」が付いた形は取らないものです。継続動詞は動作の時間に幅があり、「いついつからいついつまでする」ということができるものです。例えば「朝7時から8時まで歩く。」、「6時から7時までご飯を食べる。」などということができます。 瞬間動詞は、瞬間的な動きでその実現に時間を要しないものです。瞬間動詞は「何時にする」という形でいうことができます。例えば「3時に座席を立つ。」などです。
瞬間動詞に「-ている」を付けた場合その動作の結果が続いてこと(存続相)を表し、継続動詞に「-ている」を付けた場合、動作が進行していること(進行相)やその動作の状態がつづいていること(継続相)を表します。また、瞬間動詞、状態動詞の区別なく経験していること(経験相)やその動作が反復していること(反復相)を表すこともあります。
【解説】
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