このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


王滝村での行事


ここは王滝村の村民文化祭である公民館まつりのご案内と、ご報告をするために設けたページですが、
解釈を拡大し、王滝村で開かれる行事についてのご案内も掲載することにしました。



2016森林鉄道フェスティバルは10月9日!


 今回で5回目となる2016森林鉄道フェスティバルが間近に迫ってきました。下のパンフレットをクリックすると拡大します。


 残念な事に今回も東京日本橋の綿商会館で開催される第12回 軽便鉄道模型祭 と日程が重なってしまいました。模型ファンの方はみんな日本橋に行ってしまうのでしょうか?  軽便鉄道模型祭 は毎年開催されますが、森林鉄道フェスティバルは毎年ではありません。是非王滝村にお越し下さい。

 スティバルの目玉の一つにしようと数年前から特に注力してきた84号機(酒井工作所製7t機関車)のレストア作業ですが、細かな作業は残っているものの、ほぼ完了してお披露目できる状態になりました。本線を走行するか否かは細かな打合せが済んでいないので何とも言えませんが、動態に復帰したことをお知らせします。

 1999年(平成11年)に岐阜県の大滝鍾乳洞から木曽に里帰りして17年も経過してしまいました。この間にたくさんのトラブルがあり、一時は動態化を諦めて綺麗に塗装だけして静態保存とする案も持ち上がりましたが、諦めずにコツコツとレストアし続けた結果、やっとオリジナルエンジンのままで何とか走れる状態まで復元出来ました。これまでのレストア作業で一番苦労し、時間がかかった車両です。美しく復元した84号機の姿を是非ご覧いただきたいと思います。

 左の写真は2016年(平成28年)に松原で撮影したレストア後の姿です。右の写真は1974年(昭和49年)に上松で撮影した現役末期の写真です。

2016年9月24日 記



2013森林鉄道フェスティバル開催!


 既にご存知だと思いますが、以前から予告されていた森林鉄道フェスティバルを鉄道の日絡みの10月6日に開催します。王滝本線が廃止された1975年から30年を記念して2005年に第1回を開催して以来、第2回2007年、第3回2010年と開催してきており、今回は第4回目のフェスティバルです。

 残念な事に今回は東京目黒のさつき会館で開催される 「軽便鉄道模型祭9」 と日程が重なってしまいました。模型ファンの方はみんな目黒に行ってしまうのでしょうか? 軽便鉄道模型祭は毎年開催されますが、森林鉄道フェスティバルは毎年ではありません。是非王滝村にお越し下さい。

 保存車輌の詳細な運転計画は未だ決まっていませんが、試乗会、運材列車の再現、タンク列車の再現、新たに仲間に加わったモーターカーNo68の御披露目などを計画しています。(雑誌などの掲載されている運転時刻などは仮のものです。)車輌の調子により臨機応変に予定が変更になることもありますが、貴重な保存車輌が美しい景色の復元保存線を走りまわる姿を是非ご覧下さい。

 また、保存車輌の運転以外に、瀬戸川線廃線跡のウォーキング、ミニSLの体験乗車、各種資料の展示、物産品の販売なども計画しています。詳しくは 王滝村のホームページ をご覧下さい。



2013年9月8日 記



王滝・滝越りんてつまつりについて


 王滝森林鉄道の会では2012年7月29日(日)に、滝越集落付近で「王滝・滝越りんてつまつり」を開催するそうです。滝越の住民向けのイベントのようですが、ファンの方々も歓迎してくれるようです。詳しくは下記パンフレットをご覧ください。

 なお、今回は滝越を会場としたイベントですので、28日(土)、29日(日)共に、松原スポーツ公園での試乗会や撮影会、見学会の予定はありません。ご注意下さい。通常のレストア作業を行う予定ですが、来客対応をとれる体制ではありませんので、ご了承下さい。


2012年6月26日 記
2012年7月15日 追記



2011年公民館祭にご来場ありがとうございました。


 今年の公民館祭(村民文化祭)は10月29〜30日に開催されました。メイン会場は公民館ですが、今年も松原スポーツ公園で試乗会が開催されました。

 試乗会は29日30日両日とも13:30〜15:30の2時間でした。初日は初夏を思わせる好天で、沢山のお客様に試乗いただきました。2日目は村内で開催されたハーフマラソン大会と重なり大勢のお客様が来ることを予想していましたのですが、生憎の雨となり寂しい試乗会となりました。しかし、3台のモーターカーも出動しデモ走行も楽しんでいただけました。

 今年の6月から約一年間かけてレストアを完了した軌道自転車もお目にかけることが出来ました。試乗された方々からは「これは楽しい!」とのお言葉をいただき、喜びもひとしおです。

 最後に、今年もたくさんの方々から差し入れやカンパをいただきました。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。


2011年11月06日 記



2010森林鉄道フェスティバルにご来場ありがとう御座いました


 2010森林鉄道フェスティバルにご来場いただいた皆さん、本当にありがとう御座いました。不備な面も多々あったと思いますが、全体として楽しんでいただけたようでりんてつ倶楽部としても嬉しい限りです。ご報告せねばと思いつつ、あっという間に春になり半年が過ぎてしまいました。これまでのようにご報告したかったのですが、当事者である私共の手元にはほとんど写真がなく、報告するネタがありません。仕方がないので、最終日にスタッフ全員で撮った記念写真を掲載させていただきました。なお、フェスティバルそのもののレポートはWeb上に沢山掲載されています。気がついた物だけですが以下にURLを掲載しておきます(順不同)。コピー&ペーストでご覧下さい。リンクが切れていることもあるかと思いますがご容赦下さい。


撮影:KMCの神戸手前さん

http://cryhug949.blogspot.com/2010/10/blog-post_5946.html
http://77cba77.blog54.fc2.com/blog-date-201010.html
https://iiiro.jp/blog/himajin/151932.html
http://d.hatena.ne.jp/kondoura/201010
http://blog.livedoor.jp/otaki_maki/archives/50722273.html
http://m-f7ccaa9557856202-m.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-7865.html
http://blog.goo.ne.jp/kisonokototoi/e/e3ea79a823cab5a81bad4291268ed803
http://chachacha.blog5.fc2.com/blog-entry-722.html
http://www.youtube.com/watch?v=H9ILDVg1oEc
http://chibi1966.naganoblog.jp/e578730.html
http://hiratakm.wordpress.com/2010/10/
http://ameblo.jp/hotetu/entry-10672422137.html
http://bokujo1204.blog78.fc2.com/blog-date-201010.html
http://mukashino-rw.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-c47f.html
http://kiso.nagano-ken.jp/e3632.html
http://rietetu.blog95.fc2.com/blog-entry-778.html
http://tzq0320.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-ca63.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ningyouyadazo/51138976.html
http://wingclub.blog.shinobi.jp/Entry/1394
http://yama-machi.beblog.jp/sakumab/2010/10/post-74de.html
http://d.hatena.ne.jp/katamachi/20101012/p1
http://yamatetu64.blog.so-net.ne.jp/2010-10-12
http://www.water.go.jp/chubu/aityosui/e(tayori)/2010.10.14(outaki_sinrin)/2010.10.14.html
http://blog.goo.ne.jp/bb25500/e/7251ae6f148c20839825d21176f74cf1
http://blog.livedoor.jp/dd51842/archives/65497522.html
http://kirakuann.exblog.jp/12084624/
http://blogs.dion.ne.jp/kokura_sakai/archives/2010-10-1.html#9757776
http://gaden-intetsu.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/3-5c40.html
http://tshimo.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-30e9.html
http://c5557.kiteki.jp/html/outaki-rintetu.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/iaolana37/diary/201010100000/
http://www.tspage.net/photo/photo_004.html
http://nishimiyaushiro.blog18.fc2.com/blog-entry-18.html
http://blog.goo.ne.jp/popos735/e/735b50cfe9d92ff0c4b311182be09887
http://tamaniha-tetsubun.com/railway_pictures/album/48
http://blogs.yahoo.co.jp/kbnr_32/20863756.html
http://blog.goo.ne.jp/freight_shark/e/1f1669a9da33f3ef65687767a11bd246
http://www25.big.or.jp/~t_fukuda/JR_train/091_H221010_outaki-1.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/cowhomepage/62342620.html

 最後に、関係者の皆様。本当にお疲れさまでした。

2011年 4月20日 記



2010年 公民館まつりについて


 2010年の王滝村公民館まつり(村民文化祭)は10月30〜31日の2日間開催の予定です。今年も公民館での写真と模型の展示を行うことが出来ませんが、31日(日)は10時頃から14時頃まで、実行委員会が松原スポーツ公園で試乗会を開催する予定です。昨年は残念ながら新型インフルエンザの流行で急遽中止となりましたが、今年こそはとお考えの方、お時間がありましたら是非お越し下さい。詳細は下記、王滝村公民館までお問い合わせ下さい。


(問合せ先)
王滝村公民館 (教育委員会事務局)
〒397−0201 長野県木曽郡王滝村2738−3
TEL 0264(48)2134
FAX 0264(48)1030
Eメール kyouiku@vill.otaki.nagano.jp

2010年10月25日 記
2010年10月27日 追記



2010森林鉄道フェスティバルを開催!


 既に王滝村のホームページや雑誌の記事でご存知だと思いますが、10月9〜10日の2日間で第3回森林鉄道フェスティバルが開催されます。会場は前回と同じく王滝村公民館と松原スポーツ公園で、主催は森林鉄道フェスティバル2010実行委員会です。りんてつ倶楽部も体験乗車やデモ走行を担当します。前回のフェスティバルの際はボロボロだったモーターカーNo14も3年間かけてレストアし美しい姿を御披露目できそうです。また、王滝村の保存会でも滝越から搬入したB型客車をレストアし、体験乗車していただくべく準備しています。軌道も機関庫前から管理棟裏に達し延長も800mを超えています。以下に、実行委員会から発表された概要と パンフレット を転載します。(時刻などは変更になる可能性があります。)


木曽御嶽の麓 〜懐かしの森林鉄道がよみがえる〜

期 日  2010年10月9日(土)・10日(日)
場 所  長野県王滝村 王滝村公民館・松原スポーツ公園


10月9日(土)

● 懐かしの王滝森林鉄道沿線ウォーキング 9:30 〜 14:30(協力:名古屋市民おんたけ休暇村)


● 開会セレモニー 15:00 〜 16:50
 ・オープニング映画会:「木曽王滝森林鉄道」昭和50年長野営林局制作(50分)
 ・紙芝居上演:原田泰治・作 「さだおばさん」
 ・松原スポーツ公園保存軌道せせらぎ線第1期工事完成記念式典


● 記念講演 西 裕之氏 17:00 〜 18:20



10月10日(日)

● せせらぎ線開通出発式 9:30 〜
● 森林鉄道体験乗車会 10:00 〜 15:30


● 動態保存車両群デモ走行 11:00 〜 16:00(協力:りんてつ倶楽部)
● 森林鉄道模型ジオラマ公開運転会 9:30 〜 16:00(協力: 木曽モジュール倶楽部


● ミニSL体験乗車会 9:30 〜 16:00(協力: 衣浦鉄道倶楽部
● 特別企画 原田泰治・作 絵本「さだおばさん」の紙芝居絵展示 9:30 〜 16:00


● 林鉄写真・資料展示 9:30 〜 16:00
● 愛知用水牧尾ダム(御嶽湖)紹介コーナー 9:30 〜 16:00


● 物産品販売:グッズ販売 9:30 〜 16:00
 上松運輸営林署にお勤めだった森下定一さんと共に、森林鉄道の写真を沢山残されている事で知られている上松在住の中村秀巳さんが撮り貯めた8mmフィルムが先日DVDとして発売されました。「客車篇」と「運材列車篇」の2本、各巻2980円です。貴重な映像が沢山詰まった森林鉄道ファンには楽しめる作品に仕上がっています。今回のフェスティバル会場でも販売する予定なので、おみやげに如何でしょうか? 左の画像クリックすると大きめの画像でパンフレットをご覧頂けます。

製作: 木曽森林鉄道レトロムービー製作委員会
撮影:中村秀巳
協力:森下定一
監修:山中恵介



(問合せ先)
森林鉄道フェスティバル2010実行委員会
〒397−0201 長野県木曽郡王滝村2738−3(王滝村公民館内)
TEL 0264(48)2134
FAX 0264(48)1030
Eメール kyouiku@vill.otaki.nagano.jp

2010年9月20日 記
2010年10月5日 追記



王滝村の保存組織「やまばと会」


 2005年に開催した第1回森林鉄道フェスティバル以降、地元の王滝村にも保存組織が立ち上がっています。この保存組織は村の教育委員会に事務局を置く「森林鉄道フェスティバル実行委員会」で、愛称は「やまばと会」と名付けられています。

 保存に携わる人の数が一挙に膨れ上がり、保存活動(作業)も加速しています。この数年で本線の延長が一挙に500mを超えたのも「やまばと会」の熱心な活動成果です。また、これまで約15年間の公開試乗会は、毎年11月に開催される村の公民館祭り(村民文化祭)に「りんてつ倶楽部」が協力する形で運営されてきましたが、この1〜2年は「やまばと会」が主体となって催しています。また、来週末である8月16日にも「やまばと会」が「お盆体験乗車会」を企画しています。

 今年度「やまばと会」では、滝越からB型客車を運び込み整備を始めました。また、本線延長部分には桟橋(木橋)の建設が始まり、公園の周回道路を渡って管理棟の近くまで更に150m延長する計画が進みつつあります。「やまばと会」の活動日は基本的に平日(木曜〜土曜)であることから、「りんてつ倶楽部」が積極的にお手伝いできるチャンスが少なく残念ですが、皆さんは作業に参加されてみては如何でしょうか? 今後の作業予定日は9月3日(木)〜5日(土)、10月1日(木)〜3日(土)に設定されているようです。詳細は森林鉄道フェスティバル実行委員会 (王滝村教育委員会内)の事務局に お問い合わせ 下さい。

 この「やまばと会」の主な活動資金は、県からの補助金(コモンズ支援金)と、 「森林鉄道復活募金」 による皆さんからの寄付によって賄われています。 「森林鉄道復活募金」 へのご協力も是非宜しくお願いします。

2009年8月9日 記



写真展「思い出の森林鉄道」その後


 昨年の11月3〜4日に開催された2007森林鉄道フェスティバルでは「思い出の森林鉄道」と名打った写真展が開催されました。これは、全国の著名な鉄道ファンから一点ずつパネルにした作品を寄贈いただく事によって実現しました。昭和20年代末期(ボールドウィンの時代)から昭和51年(助六での伐採事業が終わった年)までの、未発表写真を含む貴重なコレクションが一堂に集まり、森林鉄道ファン必見の写真展となりました。作品を寄贈いただいた方々には改めて感謝の意を表したいと思います。右の写真は、写真展の冒頭に掲げられた発起人からのご挨拶です。(以下に転記します。)


写真展「思い出の森林鉄道」

 かつて私たちの暮らしが、山の恵みに依存していた時代がありました。木材輸送のため、明治の末から高度成長期まで、全国各地に数多くの森林鉄道が敷設されています。なかでも木曽の王滝・小川森林鉄道は、最大級の規模とバラエティ豊かな車両や施設で知られ、昭和50年代まで運行されていたので、豊富な画像記録が残されています。
 「木曽の歴史にとってその多大な功績を残した貴重な歴史遺産として、往時の活躍を現代の世代に伝え後世に残していく」と言う王滝村の宣言(2005森林鉄道フェスティバル)に応え、ここに全国28名の鉄道ファンから貴重な写真が寄せられました。昭和20年代末から廃止まで約20年間にわたる様々な記録を、質の高い大きな画像でお楽しみいただきたいと思います。
 なお、今回展示されるものは、撮影者のご厚意によりフェスティバル終了後に王滝村に寄贈され、公共施設等で展示される予定になっています。

ご注意とお願い

 展示される写真の著作権は撮影者本人が有しています。会場での写真の複写や、出版物等への無断使用はご遠慮下さい。


 そして、以下はファスティバルの実行委員会から発信していたメッセージです。


 往時を語る全国の木曽森林鉄道ファンが撮影した貴重な写真が集まりました。昭和30年代から廃線までの未発表写真を含む貴重なコレクションがご覧いただけます。公開後は王滝村へ寄贈され公共施設等で常設展示される予定です。
(協力:著名な林鉄ファン20余名)


 この貴重な写真をより多くの森林鉄道ファンの皆さんに見てもらえるように、王滝村では公共施設で常設展示する事を公約していましたが、フェスティバル終了後、今日に至るまでどのように展示されているのか確認していませんでした。ゴールデンウィークの活動日に現状を確認しに行ったところ、当初の約束通り王滝村内の公共施設である公民館の図書室にて公開されている事を確認しました。

 公民館は王滝バス停の目の前です。また、公民館には観光案内所が併設されているので、観光案内所さえ開いていれば休日でも閲覧させていただけるのではないかと思います。2007森林鉄道フェスティバルにご来場になれなかった皆さんも、お近くを通りかかった際に是非ご覧いただきたいと思います。必見ですよ!

【写真を寄贈していただいた森林鉄道ファンの方々】(敬称略・50音順)

石川良一井上一郎井上恒一今井啓輔片岡俊夫桟敷正一朗桟敷勇次郎
清水幹夫下島啓亨杉 行夫須々木裕太高井薫平高橋 滋竹島紀元
竹中泰彦田尻弘行長尾年恭永澤吉晃西 裕之西尾恵介西村 光
福井康文古橋正三松本典久宮坂和人山廣康夫湯口 徹吉田文哉
特別ゲスト森下定一

【問い合わせ先】 りんてつ倶楽部のホームページで知りました。図書室に展示している森林鉄道の写真展を見たいのですが…。と訊ねて下さい。

〒397−0201
  長野県木曽郡王滝村 2758−3
   森林鉄道フェスティバル実行委員会(王滝村教育委員会内)
   TEL 0264−48−2134
〒397−0201
  長野県木曽郡王滝村 2758−1
   王滝観光総合事務所 (旧称 王滝村観光協会)
   TEL 0264−48−2257

2008年5月19日 記



2007森林鉄道フェスティバルにご来場ありがとう御座いました


  王滝秋祭り 一環として開催された2007森林鉄道フェスティバルにご来場いただいた皆さん、本当にありがとう御座いました。ご報告せねばと思いつつ、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。ご報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

 11月3日の朝、イベントはお昼からですが、準備があるので首都圏のりんてつ倶楽部メンバーは早朝4時に出発しました。中京圏のメンバーも早めに出発し、全員が8時から9時の間に松原ワークスに集結しました。現地には既に沢山ののぼりが立ち、美しい紅葉が私達を迎えてくれました。既に、写真展のメンバーは前日の2日午後から現地入りし、パネル仕上げも大方終わり写真の配置の検討を始めていました。 KMC の方々も既にモジュールを並べ始めており、私達の到着が一番遅かったようです。

 松原ワークスでは、関電モーターカーレストアの仕上げ、運材列車のブレーキ調整、各車両の清掃、バッテリー充電、燃料の補給、車両の入れ替え、機関庫の整理整頓と掃除と開始までの間に済ませる作業はたくさんあります。

 各イベントの開始はお昼からと発表されているにもかかわらず、10時過ぎにはお客さんが来はじめ、その応対のために作業の進捗が遅れ気味でした。それでも何とか準備を済ませ、事前発表より30分早い11時30分より試乗運転を開始しました。このホームページで予告していた通り132号機、142号機、4号モーターカー、関電モーターカーが仕業に入り、お客様を乗せて走り始めました。

 今回のイベントのために急遽作成したベンチ付きのトロッコは、サスペンションが無く乗り心地が悪いのですが、さわやかな好天、美しい御嶽山と紅葉、そしてさわやかな風を体感できる一番の人気車両となりました。

 試乗の合間を縫って132号機による空車運材列車の運行を計画していましたが、お客様の切れる間もなく断念せざるを得なかったことが残念でした。(132号機の写真は準備活動の際に行った試運転の様子です。)その代わり、142号機がベンチ付きトロッコ牽引専用機の予定でしたが、夕方には132号機もこの仕業に入れることにしました。

 お客様が絶えることがなく他のイベントをゆっくり見て回る時間は余りありませんでしたが、写真展「思い出の森林鉄道」は林鉄ファンも、地元の方々も充分に楽しめる見応えのあるものだったようです。特に、地元の方々が当時を思い出して「これは三浦○○さん」「こっちは三浦△△さん」と懐かしんでいる姿が印象的でした。

  KMC のモジュールレイアウトは8の時型の配置で、1級線と2級線を表現していました。40歳代以下の林鉄ファンにとっては写真でしか見たこともない風景ですが、地元の方々には懐かしい風景だったようです。初日(11月3日)の午後からは「懐かしの沿線探訪ツアー」が開催され、堰堤停車場( 三浦ダム の脇)から土浦停車場方面にトンネルを抜け三浦湖畔を散策したと聞いてます。KMCの新作、三浦湖畔モジュールとの景色の変わり様も興味があるところです。そういえば、 KMC の公開運転会には必ず来る林鉄少年と仲間内で呼ばれている小学生も来ていました。彼の森林鉄道の知識は半端じゃなく、いつも驚かされています。いつもはお母さんが一緒でしたが、今回はお父さんと一緒だったようです。親御さんも大変ですね!

 愛知県の 衣浦鉄道倶楽部 有志の方々によるミニSL(ライブスティーム)の乗車会は4日のみの開催と事前発表されていましたが、既に3日から子供達を乗せて走り回っていました。翌4日には関東から O.S.ライブスティームクラブ の会員の方も参加され、5インチゲージ1/6のボールドウィンが2両、酒井C4型ディーゼル機関車が1両揃い、快晴の御嶽山をバックに往時をしのばせました。更には、飛び入りで18インチゲージの機関車まで登場し、家族連れのお子さん達には大好評でした。(ゲージとは線路の幅のことで、18インチゲージは遊具の標準規格だそうです。)結果的に松原会場は9mmゲージ・1/87、127mm(5インチ)ゲージ・1/6、450mm(18インチ)ゲージ、762mm(2フィート6インチ)ゲージ・1/1と、4つのゲージの競演となりました。

 記念グッズ販売の様子もご覧に入れましょう。1cm程度の輪切りにしたレール、焼き印を押したヒノキ板(とてもいい木曽ヒノキの匂いがします)、オリジナルトレーナー、森林鉄道関連の書籍やDVDなどが並びましたが、中でも一番人気だったのが、KMCの kondoura さんが企画したスクールカー「やまばと号」のペーパークラフトと、元「けむりプロ」の下島啓亨さん+写真展発起人の片岡俊夫さんが製作した「木曽森林鉄道のイラストマップ」と「シーナリー/ストラクチャー図解」でした。どちらも会期終了を待たずに完売となってしまいました。(ペーパークラフトの完成写真は kondouraさんのBlog から引用させていただきました。kondouraさんごめんなさい!)

 「木曽森林鉄道のイラストマップ」と「シーナリー/ストラクチャー図解パネル」を何部印刷するのかの相談を事前に受けていました。売れ残って持ち帰るのは惨めなので少な目にしよう! 売れ残ったらりんてつ倶楽部で引き取り通常の活動日に見学に来たファンの方々に販売するよ! と言う話もあったのですが、結局100部用意したそうです。(デジタル出力したオリジナルなので、カラーコピーよりはコストが高めなのだそうです。)お世話になった方々に差し上げた分が若干あり、一般の方に販売したのは限定7〜80部だったように聞いています。売れ残ったら貰って帰ろうと思っていたふとどきなスタッフもいたそうですが、見事に完売しました。お買い求めなった方は価値ある稀少なコレクションとして大切にして下さいね! そのうちにオークションに出品されるかも知れませんよ!

 初日(11月3日)午後4時から、この日最後の企画として「 木曽谷の森林鉄道 」の著者として有名な西裕之さんによる特別講演会「—木曽森林鉄道の魅力を語るー」が開かれました。試乗会の運行を30分ほど延長したりんてつ倶楽部のメンバーは全員遅刻してしまいましたが、既に会場は満席で補助椅子を持ち込んでいる真っ最中でした。講演は、各支線に至るまでの珍しい写真によるスライドショーとトークで聴衆の皆さんも森林鉄道の魅力を存分に堪能されたことと思います。そう言えば西さんは「懐かしの沿線探訪ツアー」にも案内役として添乗されたそうですが、詳しい話を聞くのを忘れていました。沿線探訪ツアーに参加した皆さんは珍しい話を沢山聞くことが出来たに違いありません。会場で購入した 著書 にサインをお願いする姿も見受けられました。

 初日のスケジュールも無事終了し、夜は宿舎で大宴会です。元々面識がある木曽森ファン同士でも、直接会えるのは2〜3年に一度と言うことが普通です。色々な分野の木曽森ファンがこんなに沢山、一堂に会することは滅多にありません。翌朝が早いにも関わらず、話は尽きず夜更けまで宴会は続いたのでした。

 4日はこのイベント最大の企画である30年ぶりの「運材列車の復活運転」の日です。 木曽森林管理署 からお借りしたのは、天然の木曽ヒノキ18本で、時価2000万円相当だそうです。高価な原木であることから夜を跨いでお借りすることが出来ず、朝6時半からの積み込み作業となりました。前夜遅くまで宴会で盛り上がっていたにもかかわらず、6時から朝食を取り松原に向かいます。この日の朝は特に冷え込んでいたようで、寒暖計を見るとマイナス1度、車のウィンドウも松原会場も一面霜で真っ白でした。

 積み込みも原木を傷つけないようにと地元の業者を指定されたそうで、王滝林業(有)さんがフェスティバルのためにボランティアで引き受けてくれました。氷が瀬貯木場からトラックで運び込まれた原木は、王滝林業さんや営林署OBである三浦幸二さん、三浦孝之さんの手で手際よく3組の運材台車に積み替えられました。トビやツルを使った運材台車への積み込みも30年ぶりのことで、6時半から積み込みをすること聞きつけたファンが早朝から集まってきました。

 体験試乗会は9時から、運材列車の試運転は9時半からの予定でしたが、元運転手の三浦孝之さんによる試運転が済んだのは10時近くなってしまいました。運材列車は10時半、11時半、午後1時、2時、3時に2往復ずつデモ走行を行い、その間に体験試乗会を随時行う事になりました。運材列車の編成は3両と短めでしたが、30年ぶりの復活運転に全国から多くのファンの方々が集まり、美しい紅葉の中を走る迫力ある運材列車を盛んに撮影していました。

 名残惜しいのですが、原木は日没までに返却せねばなりません。12往復、約9.5kmの走行を終えた運材列車は、午後3時の回でおしまいです。朝より数倍も多いギャラリーに囲まれる中で、待ち受けていたトラックに積み替えを行い、氷が瀬貯木場へ原木を返しに行きます。巻き立て作業(原木をきれいに山積みすること)に思ったより手間取り5時半過ぎまで時間がかかりましたが、無事返却を終え一安心です。右の写真は役得です。運材列車が現役の時代には絶対乗せてもらえなかった運材列車上からの撮影で、一度は撮ってみたかったカットです。なお、体験試乗会は貯木場へのトラック往復の合間を縫って延長運転を行い、初日分との合計で600人以上のお客さんに楽しんでいただきました。

 最後に各地元紙を飾った記事をご紹介します。各記事をクリックすると拡大します。左から 信濃毎日新聞 の11月1日号、11月4日号、11月5日号です。


 左から 市民タイムス の11月4日号、11月5日号です。


 最後に、関係者の皆様。写真提供ありがとう御座いました。

2007年11月18日 追記



2007森林鉄道フェスティバルへの道


 今年2回目の森林鉄道フェスティバルを開催することは、昨年のうちから王滝村側から打診がありました。当初は10月14日の鉄道記念日(今は何故か鉄道の日と呼ぶらしい)の行事の一環として10月中旬開催で進んでいましたが、王滝村側の種々の事情から最終的には11月3〜4日開催になりました。

 フェスティバルのために色々な企画が検討されてきました。今回の目玉の一つは運材列車の復活運転です。作業の合間の雑談時に、知人のU.Sさんが森林管理署からヒノキの原木を借りて運材列車を復活運転したら、私たち身内が喜ぶだけでなく、全国から森林鉄道ファンが見に来てくれるのでは・・? との提案があり、いつの間にかそれを実現することに決まっていました。

 今回は松原スポーツ公園へ移転後、初めてのフェスティバルで、新しい機関庫、新たに敷設した300mを超える線路(更に延長して400mにする作業中!)、新たにレストアが済んだ車両など、見ていただきたい物がたくさんあり、これらの準備活動は春先から続いています。今日からフェスティバルまでの約6週間をかけて、それらの準備活動を順次ご紹介してゆこうと思います。先ずは、フェスティバルを取り上げていただいているホームページ等をご紹介します。

●フェスティバルやりんてつ倶楽部に関するホームページ

 前回のフェスティバルの様子が 中部森林管理局 のホームページで紹介されています。

 一昨年の12月に田島停車場跡地から松原に引っ越した際の様子は 編集長敬白 で紹介されています。

 軌道敷設には多額の費用がかかり、私たちのポケットマネーだけではとても賄いきれません。保存軌道の敷設は、主に村側の実行委員会があたり、長野県の コモンズ支援金 の活用や、 森林鉄道復活募金 を集めることでその費用を調達しています。

 今回のフェスティバルでは、 木曾モジュール倶楽部 が新作の三浦湖畔モジュールを加え、1/87の森林鉄道模型の公開運転を行います。(左側の写真は、新作モジュール上を行く運材列車です。)

 また、 衣浦鉄道倶楽部 の有志の方々は、線路の幅5インチ、縮尺1/6のボールドウィン(本物の石炭を焚いて走るミニSL)等を持ち込み、お客様を乗せて走行します。(右側の写真は、本物の石炭を焚いて走る手作りのボールドウィンです。)

 私共の活動や、今回のフェスティバルは 電鉄倶楽部 様のホームページや RMインフォメーション 等で紹介されています。 鉄道ファン鉄道ジャーナルレイル・マガジン鉄道模型趣味とれいん鉄道ダイヤ情報 等の鉄道誌の告知欄にも掲載していただき、全国的に告知し大勢のお客様に来ていただけるように頑張っています。

●ライブスティームの運転(お客様が乗車できます)

 本物の石炭を焚いて走る蒸気機関車の模型をライブスティームと呼びます。 衣浦鉄道倶楽部 の有志の方々がボールドウィンのライブスティームなどを持ち込み公開運転を行います。もちろんお客様を乗せて走ります。

 実はボールドウィンのライブスティームは、過去2回王滝村に来てくれましたが、今回は更に 酒井工作所 製C4型10tディーゼル機関車(長野営林局の呼称はDBT10です。)の模型も来てくれることになりました。(オーナーは O.S.ライブスチームクラブ 関東支部の吉岡さんという方です。)形式で呼んでもおわかりにならないかも知れませんが、王滝森林鉄道が廃止するまで活躍した、湘南電車顔のディーゼル機関車といえばお分かりになるでしょう!(C4型はバッテリーで走ります。)ライブスティームの運転は11月4日のみの予定ですのでご注意下さい。

●写真展「思い出の森林鉄道」

 写真展はりんてつ倶楽部の担当ではありませんが、是非ご覧いただきたいのでご紹介します。前回のフェスティバルでは、元上松運輸営林署の森下定一氏のコレクションをお借りして写真展示を行いましたが、今回は全国の著名な鉄道ファンから一点ずつパネルを寄贈いただき、写真展を行うことになりました。 (写真は公民館での前回写真展の様子です。今回は松原スポーツ公園の管理棟で開催します。)

「木曽森林鉄道(プレスアイゼンバーン刊)」や「木曽谷の森林鉄道(ネコ・パブリッシング刊)」を始め、各種森林鉄道に関する刊行物に写真を提供された方々や、趣味界の先輩方にお願いし、ご賛同をいただいています。

 昭和30年代初頭(ボールドウィンの時代)から昭和51年(助六での伐採事業が終わった年)までの、未発表写真を含む貴重なコレクションが一堂にご覧になれる必見の写真展になること間違いなしです。この写真展の価値を私共のホームページでご理解いただくことは難しいと考えていたところ、発起人グループがこの写真展を紹介するためのホームページを立ち上げました。毎日更新を行い、最終的にこの写真展の全貌をお知らせするホームページです。是非、毎日チェックしてみて下さい。(このホームページは既に閉鎖されていりので、リンクを打ち切りました。)


●王滝村の広報と懐かしの沿線探訪ツアー

 遅ればせながら 王滝観光総合事務所 (旧称 王滝村観光協会)のホームページでもイベントの詳細が発表されました。王滝村では今回のイベントを 王滝秋祭り と称し、今まで別々に開催していた 「未来世紀につなぐ緑のバトン」「森林鉄道フェスティバル」「公民館祭り」「王滝かぶ祭り」 をひとつにまとめ、村内各所でいろいろな催しを行います。また、森林鉄道フェスティバルのチラシも用意されたようなので、お目にかけておきます。(画像をクリックすると拡大されます。)

  王滝観光総合事務所 のホームページでも紹介されていますが、 「公民館祭り」 の一環として「三浦ダム探訪バスツアー」が企画されています。これは、滝越の先の林道ゲートが常に施錠されており、王滝村民でさえ三浦ダムを見たことがないので、 関西電力 の協力を得て、ダムの見学会として開催されると言うことです。そこで、その行程に合わせて森林鉄道ファン向けの「懐かしの沿線探訪ツアー」(3日12:30〜15:30)を開催するそうです。奥地を自分の目で確かめるのには絶好のチャンスです。また、ガイド役は営林署のOBの方だそうなので、興味ある昔話を聞くことが出来るでしょう。定員20名の予約制で、参加費1000円が必要です。詳しくは以下へお問い合わせ下さい。

2007森林鉄道フェスティバル実行委員会
  〒397−0201 長野県木曽郡王滝村2758番地3
  王滝村教育委員会内 TEL 0264-48-2134 FAX 0264-48-1030

●オリジナルグッズ即売会

 前回のフェスティバルではりんてつ倶楽部特製のマグカップを作りましたが、今年は私共のオリジナルグッズを作る余裕がありませんでした。しかし、木曾モジュール倶楽部では「やまばと号」のペーパークラフトを、実行委員会ではレールを輪切りにした文鎮やオリジナルトレーナー等を準備しています。

 また、鉄道ジャーナル社の「思い出の木曾森林鉄道」、NHK出版の「新日本紀行(木曽森林鉄道〜長野〜)」、信越放送の「信州蘇る思い出の鉄路」などの木曽森林鉄道の映像を納めたDVDの販売、ネコ・パブリッシングの「木曽谷の森林鉄道」などの書籍販売も行う予定です。

 前回の作ったりんてつ倶楽部特製のマグカップも若干数の在庫が残っていますので、御希望の方は会場で声をかけて下さい。

●鉄道模型ジオラマ公開運転会

 木曾モジュール倶楽部によるジオラマは、毎回地元王滝村でも大人気で、今回で3回目の公開運転になります。今年の新作は三浦湖畔モジュール3台です。滝越停車場モジュール、うぐい川線の坊主岩モジュール、助六事業所奥の春萩越線のモジュールなども見ることが出来ます。

●特別講演

 森林鉄道研究の第一人者として知られている西裕之さんが「木曽森林鉄道の魅力を語る」と言うタイトルで講演会を開催します。どんな秘話が語られるのか今から楽しみです。そういえば、西裕之さん著作であるネコ・パブリッシングの「木曽谷の森林鉄道」もグッズ即売会に並ぶ予定ですので、会場で購入し、ご本人にお願いしてサインして貰ったら良い記念になりそうですね!

2007年 9月24日 記載
2007年10月 5日 追記
2007年10月15日 追記
2007年10月22日 追記
2007年10月28日 追記
2007年10月30日 完結



2007森林鉄道フェスティバルを開催!


 一昨年に引き続き、第2回の森林鉄道フェスティバルを11月3〜4日の2日間の予定で開催する事が決まりました。メイン会場は松原スポーツ公園とし、りんてつ倶楽部は体験乗車会と運材列車の復活運転を担当します。このため運材台車のレストア作業を急ピッチで進めています。昨年田島停車場跡地から引っ越した新機関庫と、敷設作業が続く保存線をご覧いただけます。以下に、森林鉄道フェスティバル実行委員会からリリースされた文章を転載します。なお、詳細なタイムスケジュールは追って発表される予定です。

森林鉄道を永遠に: 2007森林鉄道フェスティバル開催

期 日  2007年11月3日(土)・4日(日)
場 所  長野県木曽王滝村 主会場:松原スポーツ公園

初公開:運材列車が甦る…往年の木曽森林鉄道ファンの貴重な写真を特別公開…

●ディーゼル機関車体験乗車会 (協力:りんてつ倶楽部)
 往復約500mの軌道を動態保存された懐かしの機関車に乗って当時を偲びます。

●運材列車見学会 (協力:りんてつ倶楽部)
 当時活躍した木材を運搬する台車を連結して、木材を搬出した姿を一部再現

●鉄道模型ジオラマ展示会 (協力:木曽モジュール倶楽部)
 実物そっくりの縮小した模型が走り、で当時の沿線風景を甦らせる

●「木曽森林鉄道 私の一枚」写真展 (協力:著名な林鉄ファン二十余名)
 往時を語る全国の木曽森林鉄道ファンの貴重な写真を公開展示

●ミニSL機関車乗車会 (協力:中部地区のライブスティーム愛好家)
 ミニチュアの蒸気機関車などが勢ぞろい(5インチゲージのボールドウィンライブスティーム)

●懐かしの沿線ツアー (協力:関西電力)
 昭和17年に完成した日本の近代土木遺産である三浦ダムまで、廃線跡を辿る。

●特別講演
 講師 西 裕之氏 『木曽谷の森林鉄道』の著者

(問合せ先)
2007森林鉄道フェスティバル実行委員会 TEL.0264−48−2134 FAX.0264−48−1030
〒397−0201 長野県木曽郡王滝村2758−3 王滝村教育委員会内

2007年9月1日 記



2006年公民館祭りにご来場ありがとうございました。


 今年の公民館祭は11月3〜4日に開催されました。メイン会場である公民館と、軌道のある松原スポーツ公園が離れている関係もあり、今年も模型展示や写真パネル展示は中止せざるを得ませんでした。なお、今年は好天に恵まれ汗ばむほどの陽気で、2002年公民館祭りの際の大雪が嘘のような2日間でした。

 なるべく長距離を試乗していただこうと、10月7〜8日にも軌道敷設作業を行いました。この2日間の作業で本線の総延長は315mに達しましたが、バラスト入れや高低の調整までは手が回りませんでした。そこで、10月24〜25日にかけて地元のOB方々が中心で、砕石入れを行っていただきました。砕石散布には、元運転手の方が運転する132号機関車に砕石を積んだ土運車を連結し、二十数往復を要したと聞いています。
 また、翌25日には王滝小学校6年生の13人が総合学習の一環として作業に駆けつけてくれたそうです。この様子は地元の新聞( 10月26日の市民タイムス10月26日の信濃毎日10月26日のタウン情報 )でも取り上げられました。
 しかし、砂利(道床)の突き固めはこの2日間でも終わらず、公民館祭の会期中にも続けられました。

 

 公民館祭りの試乗会は11月3日の午後から4日の夕方にかけて行いました。何回か新聞に取り上げられたり、木曽郡内にチラシを入れたりしたために、例年になく大勢のお客さんが来てくれました。延べ百数十人に乗車していただけたと思います。信州放送や長野放送も取材に訪れ、夕方のニュースで放映されました。

 

 試乗していただいたのは例年通り132号機関車、142号機関車、4号モーターカーです。しかし、これまでになく長距離を走ったせいか故障が続出してしまいました。132号機はラジエターから冷却水の漏れが発覚し、4号はフューエルポンプからガソリンが漏れるようになってしまい、結局4日の夕方に試乗できたのは142号機だけになってしまいました。これらの不具合は、来春暖かくなってから順次修繕を行う予定です。
 
 昨年好評だったボールドウィン製蒸気機関車の1/6模型も参加してくれました。これは、ライブスティームと呼ばれる実物の構造をそのまま小さくした模型で、本物の石炭を焚いて走るものです。

 今年も各新聞社が取材に訪れ、公民館祭の紹介記事( 11月4日の市民タイムス11月8日の信濃毎日 )を掲載して下さいました。また、後日になりますが、 11月27日の朝日新聞長野県版 でも王滝村やりんてつ倶楽部の取り組みが紹介されました。

 最後に、今年もたくさんの方々から差し入れやカンパをいただきました。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。

2006年12月15日 記



2006年 公民館まつりについて


 2006年の王滝村公民館まつり(村民文化祭)は11月3〜4日の2日間開催の予定です。申し訳ありませんが、今年も公民館での写真と模型の展示を行うことが出来ません。しかし、3日は13時頃から16時頃まで、4日は10時頃から16時頃まで、 松原スポーツ公園 に新築した機関庫周辺で例年通り試乗会を開催する予定です。この1年間精力的に軌道敷設を行った結果、本線の総延長が315mになりました。機関区構内を含めると400m以上です。お時間がありましたら是非お越し下さい。

2006年10月15日 記



2005年公民館祭りにご来場ありがとうございました。


 予定通り11月5〜6日に2005年王滝村公民館祭りが開かれました。5日の土曜日は終日気持良く晴れて暑いくらいでしたが、翌6日の日曜日は午後から本格的な雨となり寒い一日でした。

 今年は参加できるメンバーが少なかったことから公民館での模型展示 、写真パネル展示、ビデオ上映は行わず、田島ワークスでの試乗会のみとなってしまい、そのためか村内からのお客様も少な目でした。また、皮肉なことに一番お客様が多くなった日曜日の午後にかぎって雨となってしまい、とても残念でした。

 今回は、私どもの展示規模が小さかった代わりというわけではありませんが、6日の日曜日に横田さんとおっしゃる愛知県のライブスティーマーが、1/6のボールドウィン(自作ライブ)を持ち込み、田島の修理工場跡で公開運転・試乗会を開いて下さいました。模型とはいえ1/6サイズとなれば全長も1m近くなりかなりの迫力です。水と石炭で本物と同じ様な汽笛とブラスト音を出しながら数10mのレールを、たくさんのお客さんを乗せて往復していました。子供より大人の方が喜んでいたようで、希望者には体験運転までさせてくれるサービスぶりで、お客様達は大満足だったようです。何人もの元営林署職員の方々が取り巻いたまま離れない姿も見受けられました。

 土曜日には市民タイムスと言う新聞社が取材に訪れ、日曜版に紹介記事を掲載して下さいました。記事を見て田島まで来てくれたお客様もいたようです。右に記事を転載します。

 最後になりましたが、今年もたくさんの方々から差し入れやカンパをいただきました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。




 

2005年11月10日 記



ボールドウィンがやってくる!


 既にお知らせしている王滝村公民館祭りに、急遽ボールドウィンがやってくることになりました。これは、愛知県の横田さんと言う方が趣味で手作りした1/6の精密な模型です。森林鉄道のレールの幅は30インチ(762mm)です。これを1/6にするとレールの幅が5インチ(127mm)、全長が約90cmとなり、人がまたがって乗る大きさになります。ライブスティームと呼ばれているこの種の模型は、本物の機構をそのまま小さく作ったもので、石炭を焚いて本当の蒸気を動力源とする、人を乗せて走ることが出来る本格的な模型です。(下の写真は本物ではありません。公民館祭りにやってくる横田さんの制作した模型です。)

   

 今回の公開運転でもお客さんを乗せて、汽笛を鳴らして、力強く走ってくれることでしょう! 私どもりんてつ倶楽部の試乗会は5〜6日の予定ですが、このボールドウィンの模型は、6日(日曜)の10時〜15時(昼休みあり)の予定で、場所は王滝小中学校の校庭と聞いていますが、当日現地でご確認下さい。滅多にないチャンスですので、お近くの方は是非見にいらして下さい。なお、天候によっては中止になることもありますので、ご注意下さい。

【ボールドウィンって?】 鉄道ファンの方ならよくご存じのことですが、ボールドウィンとはアメリカのフィラデルフィアにある機関車メーカーの名前です。木曽谷を始め全国の森林鉄道でこのボールドウィンで製造したB1リアタンク型蒸気機関車が活躍していましたが、木曽谷ではいつの間にかその愛称がボールドウィンになってしまいました。


2005年11月4日 記



2005年 公民館祭りについて


 2005年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は11月5〜6日の2日間開催の予定です。この10年間りんてつ倶楽部では、公民館での展示と、試乗会を行って来ましたが、今年は色々な事情から公民館での写真と模型の展示を行うことが出来そうにありません。5日の12:00頃から6日の15:00頃まで、田島停車場跡地での機関庫の公開や試乗会は例年通り開催できる予定です。お時間がありましたら是非お越し下さい。なお、関西電力のモーターカーもレストアが進み美しく生まれ変わった姿をお披露目できる予定です。

2005年10月25日 記



2005森林鉄道フェスティバル大盛況のうちに終了!


 去る2005年5月3〜4日に、長野県木曽郡王滝村で森林鉄道王滝線が廃止になって30年を記念したイベント「2005森林鉄道フェスティバル」(副題:木曽王滝森林鉄道が役目を終えて30年)が開催されました。開催期間中は天候にも恵まれ全国から多数のお客様が集まり大盛況でした。ご来場に感謝すると共に、簡単ではありますがここでイベントのご報告をさせていただきます。なお、 木曽モジュール倶楽部モデルワーゲン のホームページにも報告がアップされています。それぞれ視点も異なりますのでご覧になっては如何でしょうか?


●オープニング上映(16ミリ映画)

 開会セレモニーの冒頭で昭和50年に長野営林局が製作した「木曽王滝森林鉄道」を上映しました。今までにもビデオでは見たことがあるのですが、16ミリ映画の迫力と、貴重な映像に圧倒されました。150席用意したにもかかわらず立ち見が出るほどの好評でした。

 プログラムによれば「日本で最後まで走り続けた木曽王滝森林鉄道の雄姿の記録を、林鉄が出来た木曽谷林業の歴史的背景と、主役をトラックにゆずるまでを、美しい自然とともに描く。」と紹介していました。

●開会セレモニー

   オープニング上映に続いて、開会セレモニーが開催されました。以下の方々が来賓として列席されました。

 中部森林管理局長 関 厚様 (代理:計画部長 長江恭博様)
 上松町長 田上正男様 (代理:助役 木内寿一様)
 水資源機構愛知用水総合事業部牧尾支所長 太田隆雄様
 木曽森林管理署長 花見隆夫様
 木曽森林管理署業務第一課長 黒田 誠様
 木曽森林管理署首席森林官 相馬一之様
 王滝村議会議長 藤村文夫様
 王滝村教育委員長 滝 正昭様
 上松町産業観光課長 曽我俊郎様

 最初に、2005森林鉄道フェスティバルの実行委員長で、王滝村村長である小林正美さんからイベント開催宣言と挨拶がありました。引き続き、上松町助役の木内寿一様、中部森林管理局計画部長の長江恭博様から祝辞をいただきました。

●公開談話会

《語り手》
 元王滝営林署(保線技師) 三浦幸二氏
 元王滝営林署(保線技師) 河口 湊氏
 元王滝営林署(機関士) 西尾博夫氏
 元王滝営林署(機関士) 日下部登氏
 通学列車やまばと号運転士 三浦征弘氏

 主催、共催者の挨拶に引き続き、イベントの目玉である公開談話会『林鉄との1日そして1年』が開催されました。

 司会者にはレイル・マガジン編集長の名取紀之氏、特別ゲスト(コメンテーター)には「木曽谷の森林鉄道」や「全国森林鉄道」の著者として有名な西裕之氏を迎え、営林署のOBを中心とした地元の方5名に想い出を語っていただきました。興味深い話が次々と出る中で、三浦幸二さんが若い頃に、○○車に乗務していた有名なMさんのイジメにあった話では、会場からどっと笑い声が沸き上がりました。最後の締めくくりには、何年か後に「森林鉄道サミット」を王滝村で開催したいと言う、村側の希望が紹介され、聴衆を驚かせました。

●懐かしの写真展

 元上松運輸営林署の森下定一氏の貴重なコレクション数十点(モノクロ)と、りんてつ倶楽部から十点程(カラー)の写真を展示しました。また、王滝村の村史編纂室が営林署の倉庫から発掘した貴重な資料のうち、うぐい川線全線の計画図/施工図とうぐい川線全線の橋梁の図面が展示されました。これらの図面はほぼ全ての支線のものが現存するそうです。

 うぐい川線の坊主岩から樽が沢橋梁へは2回のヘアピンカーブで登って行くのをご存じだと思いますが、計画時には2回のスイッチバックだったようです。しかし、竣工時は上段のスイッチバックはヘアピンに変更されたようです。さらに後日、下段もヘアピンに改良され私たちが知っている廃止時の姿となったようです。従って下段のリバースループになっている部分は、開通時のスイッチバックの名残だったのです。貴重な計画図/施工図からこのような事実が判明しました。

●模型運転会

 木曽モジュール倶楽部(KMC)によるHOn2・1/2(1/87)のモジュールレイアウトの公開運転が行われました。今回の展示では一級線規格と二級線規格を別々のエンドレスにして、連日懐かしい車両達が快走しました。特筆の新モジュールは、今回のイベントに向けて共同製作した一級線規格で全長1800mmの滝越停車場です。滝越デパート(平沢商店)、やまばと号の車庫、白川担当区の合宿所等も精密に再現され、地元の方々も見入っていました。二級線規格では「くるまや」さんや「U太」さんの新作モジュールが目立っていました。

   

 りんてつ倶楽部のOn2・1/2(1/45)は、毎年公民館祭りに出展しているレイアウトで変わり映えしないものですが、知人のEさんがC4型10t機関車や、DB5型機関車2両を持参し貸与してくれたおかげで、木曽型の車両で埋め尽くされました。KMCに比べると精密さで劣りますが、自動運転で5列車が常時交互に動き回るので、小さな子供達には大人気でした。Eさん、ありがとうございました。


●動態保存車両体験乗車

 りんてつ倶楽部が担当したイベントです。リピーターの方にも変化を楽しんでいただけるよう、開催2週間前に軌道を数十m延長しました。これは、地元OBの方々からの発案で急遽決まったもので、OBの方々とりんてつ倶楽部が共同作業で敷設したものです。


 また、今回のイベントにあわせて2両を新たに搬入し、里帰りさせました。No14モーターカーとラッセル車です。詳しくは「王滝村の保存車両」コーナーをご覧下さい。かねてからレストア中だった関西電力のモーターカーは車体の板金作業がほぼ終了し、全身グレーの錆止め塗装の状態をご覧いただきました。

 試乗会は好評で初日の朝から最終日まで、ひっきりなしに往復を繰り返し乗車を楽しんでいただきました。体験したいただいたのは132号機ディーゼル機関車、142号機ディーゼル機関車、4号モーターカーです。この様子は地元の新聞やテレビで報道されました。

●テレビ映画上映会

 NHK長野放送局の共催により、昭和33年と昭和48年に放送された木曽森林鉄道を題材にした「新日本紀行」を2本上映しました。両方に仙夫として出演していた大洞(おおぼら)さんは、現在でも元の沼停車場近くでご健在だそうです。昭和48年の新日本紀行に観光客として映っていた方が、昔を懐かしんで遠く滋賀県から見にいらして下さいました。

●ビデオ上映会

 2004年3月20日に 鉄道ジャーナル社 が自主制作記録映画として発表した「思い出の木曾森林鉄道」の上映も4日に2回ありました。初回には飛び入りで発売元の鉄道ジャーナル社の竹島紀元社長から挨拶があり、観客の皆さんが驚いていました。

 プログラムによれば「日本の森林鉄道の中で最大の規模を誇り、最後まで木材と沿線の人々を運び続けた在りし日のメルヘンの鉄路の活躍を、王滝森林鉄道を舞台に描く。」と紹介していました。

 これ以外にも、会場内のモニターにて森林鉄道関係の映像を放映していました。特に、東京銀座の 天賞堂 が発売していた木曽森林鉄道「王滝線」と「助六谷」が好評だったようですが、これらの映像は既に販売を終了しており、天賞堂に問い合わせいただいても在庫がないそうですので、ご注意下さい。

●懐かしの沿線探訪ツアー

 営林署OB等の森林鉄道関係者をガイドにして、往時の状況を聞きながら田島停車場から大鹿停車場までの約5キロを、4日の午前中に探訪しました。フェスティバルで唯一の有料イベントだったにもかかわらず、当初定員40名の予定でしたが参加希望者が多く、急遽20名程の定員追加したようです。コースの一部に崩壊などの障害があり、一般道を歩く部分もありましたが好評でした。でも、助六や瀬戸川のツアーを望む声も多かったような気がします。


●記念品即売会

 実行委員会からはオリジナルピンバッジ、オリジナルワイン、資料として埋もれていたやまばと号の図面(複写)などが販売されました。予告されていた焼印入り檜木端は業者の手違いで急遽販売できなくなったそうです。KMCからはNo5モーターカーのペーパークラフトになったポストカードを無料配布、りんてつ倶楽部からはオリジナルマグカップの販売を行いました。その他、協賛鉄道誌出版社の本の販売も行われました。これらの収益はイベント実行委員会に寄付され、今後の森林鉄道保存などに生かされる予定です。

 本来記念グッズは会場のみで販売する限定品ですが、ピンバッジやワインに若干数の残りがあるようで、特にピンバッジは実行委員会で通信販売を受け付けてくれるはずです。1個400円で、王滝営林署色のグリーンと、上松運輸営林署色のクリームの2色があります。送料などは村役場内の森林鉄道フェスティバル実行委員会までお問い合わせ下さい。

 共催の上松町ではゴールデンウィーク期間中に限り、 赤沢森林鉄道 の乗車券を「2005森林鉄道フェスティバル」と同一デザインのものとすると聞いています。なお、このデザインはオリジナルワインと同じ物でした。



●北恵那交通の特別ツアー

 北恵那交通が主催するバスツアーも開催され、3日の昼頃から夕刻まで田島停車場跡と公民館を往復し、楽しまれていました。帰りの電車の都合で最後まで公開談話会を聞くことが出来なかったのが残念だったのではないでしょうか?

●ありがとうございました

 山二つ東へ行った遠山郷で、遠山森林鉄道や木沢小学校の保存に関わってきた南信濃村の有志の方や役場の方が、マイクロバスで訪れて下さいました。昨年(2004年12月4日)表敬訪問させていただいた時に木沢小学校でお世話になった方もご一緒でした。遠路はるばるありがとうございました。王滝村で森林鉄道の保存に取り組む教育委員会の方々とのパイプも出来たようで、今後の保存活動に協力体制が出来ればと期待しています。

 北恵那交通主催のバスツアーの皆様や、北恵那交通の清水社長様、中大鉄研の皆様、三浦源太郎様、けいてつ協会様から多額のカンパをいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。グッズの利益はフェスティバルの実行委員会に寄付する予定ですが、カンパはりんてつ倶楽部の会計に組み入れ、今後のレストア活動に有効に活用して行きます。

2005年5月10日 掲載
2005年5月13日 修正
2005年5月15日 修正



続報! 2005森林鉄道フェスティバル開催

  
昭和49年当時の木曽王滝森林鉄道の様子

 来る2005年5月3〜4日に、私どもりんてつ倶楽部が日頃お世話になっている長野県木曽郡王滝村で、森林鉄道王滝線が廃止になって30年を記念したイベントを企画しています。イベントの名前は「2005森林鉄道フェスティバル」(副題:木曽王滝森林鉄道が役目を終えて30年)、会場は王滝村公民館をメインとした王滝村内、主催は2005森林鉄道フェスティバル実行委員会です。私たち「りんてつ倶楽部」も特別協力という立場から積極的にお手伝いをしています。王滝村が発信したイベントの目的は以下のようなものです。3月末に、各鉄道趣味誌の次号に向けたプレスリリースを入手しましたので、以下の記事も最新情報に基づき更新しました。


「昭和50年5月、木曽森林鉄道王滝本線は80年の永い役目を終えて廃線となった。それから30年経った今、木曽の歴史にとってその多大な功績を残した貴重な歴史遺産として、往時の活躍を現代の世代に伝え後世に残していくことが求められている。ここに記念イベントを開催して全国へ発信するとともに、地域文化の醸成と地域の活性化に努めることを目的とする。」


(2005森林鉄道フェスティバル実行委員会発行のプレスリリースより)

●開催日程
 平成17年5月3日(火)〜5月4日(水)

●主 催
 2005森林鉄道フェスティバル実行委員会
 実行委員長:王滝村長 小林正美

●共 催
  中部森林管理局
  上松町
  王滝村

●後 援
  王滝村観光総合事務所
  上松町観光協会
  王滝村教育委員会
  独立行政法人 水資源機構愛知用水総合事業部
  関西電力(株)木曽電力システムセンター
  NHK長野放送局
  信濃毎日新聞社
  中日新聞社
  長野日報社

●協 賛
  (株)鉄道ジャーナル社
  月刊鉄道ファン(交友社)
  月刊とれいん((株)エリエイ)
  月刊レイル・マガジン(ネコ・パブリッシング)
  北恵那交通(株)

●特別協力
  りんてつ倶楽部
  木曽モジュール倶楽部


 主な催事(現時点での予定であり、新たな発表があり次第更新して行きます。
 (タイムスケジュールは ここ をクリックしてください。別紙日程表が開きます。)

●3日:15時〜17時30分

・オープニング上映(16ミリ映画)
 「木曽王滝森林鉄道」昭和50年長野営林局製作(50分)
 日本で最後まで走り続けた木曽王滝森林鉄道の雄姿の記録を、林鉄が出来た木曽谷林業の歴史的背景と、主役をトラックにゆずるまでを、美しい自然とともに描く。

・開会セレモニー
   あいさつ
 (1)王滝村、(2)上松町、(3)中部森林管理局

・公開談話会(150席)
 『林鉄との1日そして1年』
 出席予定者
 司会 名取紀之氏
 (東京都出身。現在、鉄道趣味の月刊誌「Rail Magazine」編集長 内外の鉄道に
 造詣が深い。英国ナローゲージ・レイルウエー・ソサエティー会員。)
 特別ゲスト 西 裕之氏
 (東京都出身。歯科医師。「木曽谷の森林鉄道」「全国森林鉄道」などの著者。
 鉄道史研究会会員)
 通学列車やまばと号運転士 三浦征弘氏
 元王滝営林署保線技師 三浦幸二氏
 元王滝営林署事務官 浅原寿門氏
 元王滝営林署機関士 西尾博夫(交渉中)
 その他数名を選考中、廃線前の思い出を語っていただきます。

●3日:12時〜15時/4日:9時〜15時

・懐かしの写真展
 元上松運輸営林署上松運輸事業所主任である森下定一氏の貴重なコレクションを展示。

・模型公開運転会(縮尺1/87  木曽モジュール倶楽部 、縮尺1/45 りんてつ倶楽部)
 縮小した模型で、当時の沿線風景を甦らせます。
  木曽モジュール倶楽部 が「滝越」のモジュールを新規製作中、当日新登場ご期待。

・動態保存車両体験乗車(りんてつ倶楽部)
 当時の田島停車場跡地に動態保存しているディーゼル機関車、モーターカーなどに
 試乗できます。(軌道を当日までに延長予定)

●3日:13時/4日:11時(100席:2回)上映会A

・記録テレビ映画上映会(共催:NHK長野放送局)
 「NHK新日本紀行」
 NHKが昭和33年、昭和48年に放送された「NHK新日本紀行・木曽」と
 「NHK新日本紀行・木曽森林鉄道」の貴重な映像を再現。(1時間)

●4日10時・13時(100席:2回)上映会B

・ビデオ上映会
 「思い出の木曽森林鉄道」(2004鉄道ジャーナル社)
 日本の森林鉄道の中で最大の規模を誇り、最後まで木材と沿線の人々を運び続けた
 在りし日のメルヘンの鉄路の活躍を、王滝森林鉄道を舞台に描く。(50分)

●4日:10時〜13時30分(9時30分集合)

・懐かしの沿線探訪ツアー(共催:王滝村公民館)
 当時の森林鉄道関係者に往時の状況を聞きながら、沿線をご案内します。
 田島停車場〜大鹿停車場(5.0キロ)
 受付3日:12時から17時(王滝村公民館)、4日:8時30分から9時30分(現地田島)
 参加費1人1000円(昼食、資料、記念バッジ付)
 募集予定数40人:参加人数が予定数に達した場合は、受付を締め切らせていただきます。
 終了後、無料バスで仮設駐車場(田島河川敷)まで送ります。

●3日:12時〜15時/4日10時〜15時

・記念品即売会(記念グッズ他)
 ピンバッジ、オリジナルワイン、焼印入り檜木端
 その他協賛団体による林鉄関係の品々も予定されています。

●4日:16時30分〜18時30分

・閉会セレモニー

 
特別協力する 木曽モジュール倶楽部 のジオラマの一部(大鹿停車場構内)

 関連事業

※ 王滝村の民宿・旅館で割引パックを企画中
 ( 王滝村観光総合事務所  TEL 0264−48−2257)

※ 北恵那交通で3日に特別ツアー企画中
 ( 北恵那交通株式会社  TEL 0573−66−1560)

※  上松町 では、本イベントの一環として8月頃に赤沢自然休養林を中心に催事を計画中
 (詳細が決まり次第ご案内)

 問い合わせ先

2005森林鉄道フェスティバル実行委員会事務局
〒397−0201
長野県木曽郡王滝村3623 王滝村教育委員会
 TEL.0264−48−2001(代)
 FAX.0264−48−2172

 今後、イベントの催事等に変更があれば、このホームページでも情報を発信して行きます。また、皆様に森林鉄道ファンが喜ぶ企画案などがありましたら、掲示板やMAILでぜひ提案してください。実行委員会に積極的に進言してゆきたいと思います。私ども「りんてつ倶楽部」でも皆様を驚かせる企画や、オリジナルグッズを用意してお待ちしております。それでは、森林鉄道ファン必見の「2005森林鉄道フェスティバル」でお待ちしています。

2005年4月11日 修正
2005年3月 5日 記載



2004年 公民館祭りについて(第一報)

 2004年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は10月30〜31日の2日間開催の予定です。今年もりんてつ倶楽部では、公民館での展示と、田島停車場跡地での試乗会を行う予定です。展示は30日の11:00頃から31日の15:30頃まで。田島停車場跡地での機関庫の公開や試乗会は30日の12:00頃から31日の15:30頃までを予定しています。(天候やその他の理由により時刻が変更になることがあります。)新たに美しく仕上がった関電のモーターカーをお披露目したかったのですが、残念ながらレストアが間に合いませんでした。

 今年は試乗会に 北恵那交通 様主催の「廃止30周年記念 木曽の森林鉄道特別ツアー」が訪ねてくださることになり、祭りの盛り上がりにご協力いただけるものと喜んでおります。

 また、ピアニストの今村桂子さんが「りんてつ倶楽部」のメンバーの一人のご夫人であることから、2002年公民館祭りに続いて2回目のピアノ演奏会を10月31日(日)13:30〜14:30に開催することになりました。2002年公民館祭りの演奏会では「きらきら星」など子供たちにも楽しめる曲を中心に演奏しましたが、今年はドビュッシーの「ベルガマスク組曲」から「月の光」「パスピエ」やショパンの「幻想ポロネーズ」などの本格的なクラシックの名曲を中心に演奏する予定です。

 お父さんは森林鉄道、お母さんと子供たちはコンサートと、王滝村で秋の休日を家族全員でお楽しみいただけると思います。

プロフィール
今村桂子(いまむら けいこ) ピアニスト ロンドン生まれ。
巨匠ヴラド・ぺルルミュテールの最後の弟子の一人。
田園調布雙葉学園出身。4才よりピアノを始める。7才にて桐朋学園「子供のための音楽教室」に入室し、中山靖子氏に師事。
桐朋女子高等学校音楽科卒業、桐朋学園大学音楽学部入学後、渡欧し、ロンドンの王立音楽大学に入学。ケンドル・テイラー氏に師事。
在学中に同大学オーケストラと協演。ARCMピアノ演奏家資格を得る。
コーネリウス・フィッシャー賞、マーゴット・ハミルトン賞を受賞。
王立音楽大学をディプロマを得て卒業、その後パリへ移り、ヴラド・ぺルル ミュテール氏に師事。
エコール・ノルマル音楽院にてジェルメーヌ・ムニエ氏の指導も受ける。
フランス音楽国際ピアノコンクール(パリ)に入賞ならびにフォーレ特別賞を受賞。
ソロリサイタル、ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団等との共演など、国内外の演奏会、フェスティバルに出演。
2002年 マイスター・ミュージック よりデビューCD(ドビュッシー)をリリース。

2004年10月26日 記



2003年 公民館祭りにご来場ありがとう御座いました

 今年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は11月2〜3日でした。今年もりんてつ倶楽部では、公民館での展示と、田島停車場跡地での試乗会を行い無事終了しました。皆様、ご来場ありがとう御座いました。初日はさわやかな晴天でしたが、2日目は一日中雨が降ってしまいました。それでも2日間共とても暖かく、例年のように寒さに震える事はありませんでした。

<公民館>

模型展示
 約1700×600mmの展示ケースに模型の線路(16.5mm幅)を敷設し、7基の分岐器(ポイント)を制御しながら、5両の模型機関車(1/45)を順次自動的に運転しました。昨年からは若干の線路配置の変更を行ったのと、ターンテーブル(転車台)を新設しました。いつものように子供達には大人気で、今年も鈴なりの子供達に囲まれていました。


リニューアルした模型展示
●パネル展示
 森林鉄道が現役時代の懐かしい写真を半切のカラーパネルにし、展示しました。今年は2作品を追加し全部で15点となり割り当てられたスペースに飾りきれなくて困った一幕もありました。営林署のOBの方や、生活の足として利用されていた方々に喜んでいただきました。

●アルバム展示
 りんてつ倶楽部の活動記録を中心に写真アルバム3冊を展示しました。鉄道ファンの方々が真剣にご覧になっていました。(この1年の活動記録が追加されていますが、基本的に昨年と同じ内容でした。)

●書籍展示
 交通新聞社発行の雑誌「旅の手帳」(2003年9月号)に木曽森林鉄道の記事が10頁ほど掲載されていたので展示しました。

●VTR放映
 りんてつ倶楽部の保存活動を紹介するVTR、昭和30年代と40年代の「新日本紀行」、昨年9月に放送された「森の小さな鉄道に乗って」、長野営林局の「木曽の森林鉄道」「木曽山今昔」などを120分テープに順次交互にダビングした物を用意し、自動巻き戻しで終日放映しました。お客様が見たい番組が映る順番が分かるように番組表を作成し掲示しました。


完成した展示の全景

<田島停車場跡地>

●試乗会
 昨年のように雪が降らなかったせいか、初日を中心に50名を越す大勢のお客様が来られました。村の子供達、森林鉄道を懐かしむ昔を知る方々、そして日本中の鉄道ファンの方々に順次乗車していただきました。また、今年は新たに142号機がデビューし試乗できる車両が3台に増えました。2日の昼には信濃毎日新聞、3日の夕方には中日新聞の取材の方も来られ、信濃毎日新聞の11月3日付け朝刊に紹介記事も掲載していただきました。新聞の記事を見て飯田からわざわざおいでになったお客様もいらっしゃいました。


信濃毎日新聞11月3日朝刊(中信版)

<年が明けてから…>

●恵峰ホームニュース
 11月3日の夕方には中日新聞の方の取材があり、どのような記事になるのか楽しみにしていたのですが一向に連絡がなくボツになったと思っていたら、年が明けた1月になってから新聞が郵送されてきました。第一・第三土曜日発行で4ページの恵峰ホームニュースと言う新聞の11月15日号でした。中日新聞の折込として岐阜県や長野県に配布されている物のようです。




恵峰ホームニュース11月15日<木曽版>

2003年11月8日 記
2004年2月1日 追記



2003年 公民館祭りについて(第一報)

 2003年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は11月2〜3日の2日間開催の予定です。今年もりんてつ倶楽部では、公民館での展示と、田島停車場跡地での試乗会を行う予定です。詳細は未定ですが、展示は2日の11:00頃から3日の15:00頃まで。田島停車場跡地での機関庫の公開や試乗会は2日の12:00頃から3日の15:00頃までを目安に調整中です。今年は新たに142号機をお披露目できる予定です。なお、詳細が決まりましたら追ってこのコーナーでお知らせします。

2003年10月15日 記



2002年 公民館祭りにご来場ありがとう御座いました



公民館前の看板と夜の積雪

 2002年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は例年より1日多い11月2〜4日の3日間でした。今年もりんてつ倶楽部では、公民館での展示と、田島停車場跡地での試乗会を行い無事終了しました。皆様ご来場ありがとう御座いました。今年はあいにくの雪となり、2日の晩も3日の晩も10cm以上積もりました。地元の方のお話では例年より1カ月近く早い雪だったそうです。


準備風景

完成した展示

<公民館>

●模型展示
  レイアウト (ジオラマ)上を走る森林鉄道の模型(1/45)をガラスケースに入れて展示しました。レイアウトは1700×600mmの大きさで、線路には7基の分岐器(ポイント)があり、5つの車両を順次自動的に運転する事ができます。例年子供達には大人気で、今年も鈴なりの子供達に囲まれていました。

●パネル展示
 森林鉄道が現役時代の懐かしい写真を半切のカラーパネルにし、今年は5作品を追加し全部で13点の展示としました。当時森林鉄道に従事されていた方々が懐かしそうに眺めていました。

●アルバム展示
 りんてつ倶楽部の活動記録を中心に写真アルバム3冊を展示しました。鉄道ファンの方々が真剣にご覧になっていました。

●書籍展示
 村の教育委員会が所蔵する森林鉄道関連の書籍を十冊程展示しました。椅子に座って真剣に読み始めるお客さんも見受けられました。

●VTR放映
 りんてつ倶楽部の保存活動を紹介するVTRを始め、昭和30年代と40年代の「新日本紀行」、今年9月にNHKのBs−hiで放送された「森の小さな鉄道に乗って」、長野営林局作成の「木曽山今昔」などを放映しました。私達は保存活動の紹介ビデオを見ていただきたかったのですが、人気があるのは新日本紀行で、多くの方が昔を懐かしみながら見入っていました。


模型レイアウトと鈴なりになった子供達

<田島停車場跡地>

●オープンハウス
 2日の午後から4日の昼まで、写真撮影などができるように車庫を公開しました。お客様を迎える私達は寒くて仕方がなかったのですが、全国からたくさんの鉄道ファンの方々がいらっしゃいました。

●試乗会

 村の子供達や、森林鉄道を懐かしむ昔を知る方々、そして鉄道ファンの方々に132号機に順番に乗車していただき、数十メートルの線路を往復しました。11月3日には森川幸一氏が率いるモデルワーゲンのご一行様も来場し、たくさんの写真を撮っていました。



試乗会にご来場のモデルワーゲンのご一行様

<ピアノコンサート>

 11月3日の午後、ピアニストの 今村桂子 さんを招いて公民館でコンサートが催されました。馴染み深いポピュラーな曲を中心に選曲しており、幅広い世代の人々が楽しめるコンサートでした。実は 今村桂子 さんは私共りんてつ倶楽部メンバーの身内なのです。色々な面で王滝村の皆さんに喜んでいただけた事は、とても嬉しいことです。


今村桂子 ピアノコンサート

2002年11月17日 記



2002年王滝村公民館祭り

 今年の王滝村公民館祭り(村民文化祭)は11月2〜4日の3日間に決まりました。今年もりんてつ倶楽部では、公民館で写真や模型の展示と、田島停車場跡地で保存車両の試乗会を行う予定です。まだレストアに着手していませんが、今年は新たに関西電力のモーターカーが里帰りしています。他にも村では色々なイベントを企画していますが、私達に関係する部分を抜き出して以下に示します。試乗会は村の子供達を対象にしたイベントですが、一般の方も大歓迎です。

<日 程>

11月2日午前公民館の展示準備作業(昼前に完成予定)
午後田島停車場跡でオープンハウス(自由見学)
 
11月3日午前田島停車場跡でオープンハウス(自由見学)
試乗会(11:00〜12:30)
午後13:00〜15:00まで休憩(機関庫閉鎖)
13:30〜14:30 公民館で今村桂子ピアノコンサート
試乗会(15:00〜16:30)
 
11月4日午前試乗会(10:00〜13:00)
午後田島停車場跡でオープンハウス(自由見学)
展示・オープンハウスは15:00までの予定

<ご注意>




2001年王滝村公民館祭り

 恒例の王滝村公民館祭り(村民文化祭)が11月3〜4日の日程で開催されます。私達のグループもこれに合わせて、写真や模型の展示と保存車両の試乗会を行う予定です。試乗会は村の子供達を対象にしたイベントですが、一般の方も歓迎です。

1.展  示   (公民館にて) :11月3日 昼前頃から 4日夕刻まで
2.オープンハウス(田島駅跡にて):11月3日 昼過ぎから夕刻まで(現場を見学できます)
3.試 乗 会   (田島駅跡にて):11月4日 9:00〜12:00

<ご注意>

 試乗会は田島の数十メートルの線路を往復する酒井5t機関車(132号機)と酒井1.5tモーターカー(4号機)に乗車できます。(運転の体験はできません)

 天候や主催者の都合、車両のコンディション等により予告なしに予定が変更になる事があります。ご容赦下さい。


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このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください