このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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ほっとゆだ駅ホームにて[04.03.30]

北上—藤根—横川目—和賀仙人—ほっとゆだ—相野々—横手
 奥羽山脈横断路線の一つ、北上線。 東北本線 北上と 奥羽本線 横手を結ぶ路線です。田沢湖線の改軌工事で同線が不通となり、この北上線経由で東北新幹線と秋田方面とを結ぶ優等列車が運転されていた時期もありました。
 豪雪地帯で知られる地域ゆえ、地元の貴重な足にもなっています。岩手県側の湯田温泉郷では「ほっとゆだ」など目を引く駅名に改称し、集客力アップを図っています。とは言え列車本数は少なく、北上〜藤根・ほっとゆだ間の区間運転を含めても10往復程度です。
<乗車記>
 奥羽本線新庄行きの各駅停車から5分乗り継ぎで、738D北上行きが発車した。キハ100系、セミクロスシートワンマン仕様の単行気動車2連である。発車は17時54分。もう暗くなっている。よく見ると「ドラゴンレール大船渡線」のステッカーが車体に貼ってある。大船渡線と共通運用のようだ。ワンマン運行で乗客は数えるほど。途中、黒沢で横手行きと交換した他は淡々と、闇迫る線路をひた走る感じだった。ほっとゆだで4分停車。「ほっとゆだ」をどう読むのかなぁと思っていたら、「ほ」と「ゆ」にアクセントをおいて「っと だ」とアナウンスしていた。この手の駅名はアナウンスもしづらいのではあるまいか。さくらんぼ東根とか。ウェスパ椿山とか。ワンマンのテープならいざ知らず、生身の車掌さんはとちったら少し恥ずかしい気がする。
 ディーゼルエンジンの響きが心地よく、ついうとうとしたりしているうちに1時間半の行程は終わりに近付いていた。19時22分、定刻に列車は北上駅0番線に滑り込んだ。
[04.03.30乗車]

(駅案内)北上—柳原—江釣子—藤根—立川目—横川目—岩沢—和賀仙人—ゆだ錦秋湖—ほっとゆだ—ゆだ高原—黒沢—小松川—平石—相野々—矢美津—横手
(その他)全線非電化、単線、地方交通線

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