このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ローカル線で行こう!

in東京&横浜


東北本線で花巻から、仙台、郡山、いわき、上野と普通電車で乗り継いで、 上野駅に着いた時は、午後11時半をまわっておりました。

今回、関東での安ホテルの予約が出来ていなかったんです。
ただ、知人から田町とかなら、深夜遅くまで開いている店があるって聞いていたので、 山手線で田町まで移動し、i-modeで店を探して、 おでんバーで午前4時まで開いている店に入りました。
この店、十六畳ぐらいの広さで、奥側半分がショットバーで、 表側半分におでんの屋台みたいな物とカウンターがあるって感じなんです。
前に放送されていた、テレビドラマの『HERO』に出てくるバーみたいに カウンターに座ると、見上げるような位置にテレビがあり、 音が聞こえなかったんですが、静かにそれを見ながら呑んでいました。 店に入った時は、何かの二次会のようなグループが1組だけだったんですが、 午後1時をすぎると常連さんが次々と8人ぐらいやって来て、 2時をすぎて、はじめのグループが帰ったら、常連さんでカラオケが始まりました。 人に話しかけて来て説教してくれる常連さんや裸になって騒ぐサラリーマンなどがいて、 あっというまに4時をすぎてしまいました。

店を出て、山手線に乗って新橋まで戻って、日比谷公園とかを歩いて時間をつぶし、 8時ぐらいにゆりかもめの1日乗車券を買って、新橋からお台場に向かいました。
それでも、各施設が開くには、まだ時間が早かったので、終点の駅まで乗って、 各駅に降りて適当に歩いて、よくテレビドラマで使われるロケ場所を見てきました。 コカコーラのCMの撮影のためか、広場に写真パネル(1m×1.5mぐらい)を20枚ほど 並べていたりしていて、なんかマスメディアの発信都市って感じでした。
おのぼりさんになりきろうとフジテレビにも行ったんですが、 修学旅行となにかのツアーでいっぱいだったので、土産物売場だけ見て、 玉には上らずにその場から退散しました。

新橋から横浜に移動し、ちょうど昼過ぎに横浜の中華街に着きました。
一通り見て回ったんですが、神戸と違って、あまり屋台のような店が少ないのと 「2名様から〜」って書かれた店が多かったのに少しがっかり。 まあ、「1名様でもOK」って書かれた店に入ってコース料理を食べましたけどね。
街の中央にある公園のベンチで、地元のおばあさんの井戸端会議を子守歌に 3時間ほど昼寝してたんですが、いろんな人種が来ているので、見ていておもしろかったです。
ポスターか何かを作るのか、チャイナドレスを着たモデルを撮影したりする人もいました。

横浜駅に戻って、夜行急行の指定席券を買って、ホームで寝ようと思ったんですが、 横浜駅って、ベンチが少ないんですね。
夜行急行が横浜を出るのが0時すぎだったので、仕方なく午後6時ぐらいから11時まで、 駅前のディスプレイのある広場の花壇の縁に腰掛けて、道行く人をウォッチング。
まるでバラエティー番組のやらせ状態のおっさんナンパを一部始終見たり、 路上ライブしている連中の演奏を聴いたりしていたら、案外、時間がたつもんですね。

また、横浜駅には、西口と東口にまたがって繁華街があるのですが、 花壇の縁に長時間腰掛けているとお尻が痛くなるので、約2時間おきに、繁華街を見て歩いたんです。
遠野ではしゃぎすぎて、足に身が入ってる上、靴擦れも起こして、足を引きずって歩いていたんですが、 それで、どうも普通のダサイかっこうした人以上に目立ったらしく、 呼び込みの水商売の人から変な目で見られてしまいました。
2回目にうろついたときは、「なんや、あいつ!」って言われたり、 呼び込みしている水商売のねえちゃんに後をつけられたりして、 「ああいう所は、あまり変な格好でうろつくのは、良くないなぁ」と反省しました。
たた、目立ちたい人は、一度やってみれば一躍有名になれるかもね!?

こんなんだったら喫茶店にでも入った方が良かったのかも知れませんが、 あんまり、喫茶店で長時間、一人で時間を潰せる性格でないので、 入ってもすぐ出るんだろうなって思ってやめました。

そうこうして、やっと夜行急行に乗ったのですが、満員だったんです。 人って、狭い上に眠りにくいと苛つものですね。 車両の所々で、「うるさい!」とか「席を蹴るな!」など、些細な喧嘩する人が何人かいました。
「こんな時は、さっさと寝るに限る!」って思ったので、長めに止まる駅の売店で、 お酒を買って、一気に飲み干して、さっさと寝ました。

こうして、来た路線と逆方向で帰って、京都に昼前に着いたんですが、 何も食べずに家に帰り、夕方まで寝てしまいました。

なんか、長々と書いてしまい、読むのもしんどいと思いますが、旅した方は、もっとしんどかったです。 でも、楽しめました。
みなさんも、一度こんな旅をしてみればどうですか?

BACK HOME NEXT NOT

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください