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南九州リベンジ・前編 |
★ 登場場所
・鬼の洗濯岩
・サンメッセ日南
・白水館
■ 関連企画
・原付西日本編
・日本全国絵はがきの旅 2
● プロローグ
さあ!おまたせしました!「どうでしょうな旅、第4弾」でございます!
なぜこんなに第4弾の発表が遅れたのか?
それはおいおい明らかになっていきますのでお楽しみに!
さてさて、太泉さんが帰省することと合いなり、どこへ行こうかと考えていた私には一つの思いがありました。
それは、
「鹿児島県を堪能したい!!」
というものです。
前回鹿児島県で行ったのは霧島地方だけ。
やはり鹿児島と言えば、「指宿」!!
原付西日本のゴールでもある指宿を味わわずして鹿児島を制覇したとは言えまい!
ということである。
「いいですね、太泉さん。今回は鹿児島行きますよ。」
「いいけど、何、鹿児島だけなの?行くのは?」
「いえ・・・あとモアイも・・・。」
「なにさモアイって?」
「宮崎にモアイ像があるんですよ、でそのモアイが『絵はがきの旅2』に出てくるんですよ。」
「それも見に行くの?」
「見に行くって言うか・・・、太泉さんにはそこで『転がって』もらいますんで。」
「はぁ?なにさ転がるって?」
「ゴロゴロゴロっと勢いよく。」
「何言ってんの?どこ転がんのさ。」
「坂があるんですよ、モアイ像の手前に。そこをゴロゴロゴロっと。」
「やだよ、やんないよ。なんでそんなことしなくちゃいけないのさ。」
「まあまあまあ。」
さあ果たして太泉さんは転がるのか!?
このページの下に太泉さんが転がっている写真があるのか!?
いざ!「南九州リベンジ」スタートです!!
2004年5月27日
午前6時20分
さあ!早朝です!スタートです!
後ろに見えてるのは太泉さん仕様の「どうでしょうカー」ですが、今回も旅は私の「X-TRAIL」が相棒です。
午前6時50分
朝食でおなじみ川登SAに到着しました。
さて、いつものように朝食を・・・と思っておりましたら、朝食は午前7時からでした!
ボケーッと10分待つのもアホらしいので、先へ進むことにしてすぐ出発。
午前7時10分
金立SAに到着。
今回はここで朝食です。
いやね、以外においしかったですよ。ここの朝食。
特に私はポタージュスープがおいしく感じましたね。
思わず店員さんに
「おかわりって出来ないんですか?」
って聞いちゃいましたもん。
さてさて、順調に車は走行して行き、佐賀、福岡、熊本を通過していよいよ宮崎県へ入ります。
前回は霧島へ行くため、「えびの」で降りましたが、今回は九州の東岸を走るため、
終点の「宮崎IC」まで行きます。
午前10時50分
宮崎インターに到着。
インターを降りて海岸沿いのフェニックス道路をひた走ります。
あまりに南国チックな道路なだけに私は思わず、
「すごいねぇ、宮崎にはヤシの木が生えるんだねぇ。」
と言ったら、家族中から
「さすがにあれはどっかから持ってきてるんじゃないか!?」
とツッこまれました。(^_^;)
午前11時15分
「汚れ物はねぇかあ!」
でおなじみの「鬼の洗濯岩」です。
私はてっきり一箇所しかこういう場所が無いと思っていましたが、
この辺の海岸は数キロにわたってこういう状態なんですね。
ホントに「洗濯岩」って感じがします。
ただ、放送を見る限り、大泉さんがなまはげのお面かぶって洗濯したところは、
この写真よりもっと先のポイントのようです。
ちょっと分かりませんでした。
午前11時40分
サンメッセ日南へ到着です。
いやぁ、ここって入場料とるんですよ。
たいしたとこじゃないだろうって思ってたから、入場料いるって分かったらビックリしましたよ。
しかもねぇ1人700円ですよ!700円!入るだけで。
なんだ、それぐらいでビックリするなよって?
いや、行ってみりゃ分かるって。700円も出すようなとこじゃねぇって。
別に「遊園地」って訳でもないし、ちょっとした動物はいるけど「動物園」って訳でもないし。
そうだなぁ長崎で言えば「稲佐山」とか「山茶花高原」みたいな感じかな(よけい分かんないか)。
とにかく入った以上、いざモアイ目指して突き進みます。
さあ、ここは「ヤラセ」の現場ですね。
藤村Dの
「発見の時のインパクトがないなぁ。大泉君、ここで『見つけた!』って叫んで
坂をゴロンゴロン転がって行きなさいよ。」
という発言のもと、ミスターと大泉さんが通った道です。
では大泉さんがゴロンゴロンと3回も転がった坂を見てもらいましょう。
これです。
結構、急です。それにゴツゴツしてます。
「あのう太泉さん・・・。」
「何さ?」
「ここをゴロゴロゴロっと・・・。」
「おまえ、今自分でこの坂が『急』で『ゴツゴツしてる』って言ったろ?」
「ええ。」
「それなのにオレに転がれってか。」
「いやですか。」
「やだよ。」
「じゃ、とりあえず写真だけ撮るんでそこに立ってもらえます?」
「・・・まぁ、それぐらいなら。」
太泉さんが坂に立って後ろを向いた時、私の心に悪魔が囁きました・・・。
(・・・ヤツヲ押セ、・・・押スンダ、・・・良イ写真ガ取レルゾ・・・。)
ふと気が付くと、私は太泉さんの背中を押してしまっていたのです!!
ドンッ!!
「ああっ!太泉さんっ!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・!!!
「止まってっ!止まるんだっ!太泉さん!!」
自分で押しといて、止まれもクソもないもんだ。
なんとか下のコンクリートギリギリで太泉さんは止まり、そして息も絶え絶えにこちらへ上がってきて
私にポツリとこう言ったのです。
「・・・良い写真が撮れたかい・・・。」
・・・・・ってなストーリーを頭に描きながらこの2枚の写真を撮りました。
え?実際に転がる訳ないでしょ。
ホントに「急」だし、「ゴツゴツしてる」んですよ。
転がったら危ないじゃないの。
あの写真はただ草むらに寝っ転がって撮ったもんですよ。
さあさあ、では気を取り直して行きましょう(笑)
さて、これが放送に出た「モアイ像」です。
モアイっていうと私なんかはすぐに「グラディウス」シリーズを思い出すんですが、
実際にみると顔の長さが短く感じましたね。
もっと面長だろうと思ってたんですが。
この写真のように「牛」もいました。
私はこれを見て「シカ」がいる稲佐山を思い出しちゃいましたね。
午後12時30分
サンメッセ日南を出発
さてここからは私の希望ではないのですが、母の強い希望で「黒酢」の産地である福山町へ行くことにしました。
サンメッセ日南を出発し、最初は南へ下り、山道を行こうとしていたのですが、X−TRAIL号のナビによると
到着予想時刻はなんと3時間後の午後3時30分!!
・・・これはちょっとキツイ。
それに山道ではご飯を食べるところも期待できないし。
私達は5分程走ったところでUターンし、宮崎インターから高速で行くルートを選択しました。
それでどっかでお昼ご飯を食べることにしたのである。
「鬼の洗濯岩の近くにドライブインみたいなのがあったでしょお。」
と太泉さん。
確かに私達はサンメッセ日南へ行く途中にドライブインがあるのを見ていた。
「そうだね、あそこでお昼にしようか。」
15分程走ったところで、ドライブインに着きました。
そして、建物の中をよく見たところ・・・、
・・・閉店してました。(倒産か!?)
「・・・もうすぐ1時だね、あんまりお昼が遅くなると、せっかくの晩ご飯がねぇ・・・。」
「そうだねぇ、なによりもう腹減ったから何でもいいから食べたいね。」
「あ!ホラ!ナビのこの先にローソンのマーク出てるじゃないの!
もうコンビニ弁当を車中で食べるってことでいいんじゃない?」
「そうだね、そうしようか。」
5分程走ったところで、ナビのローソンのマークの位置に着きました。
・・・店がアリマセンでした。(またも倒産か!?)
「だめだ!ダメだぞ!!鹿児島県っ!!」
「不景気なのかっ!鹿児島県はっ!!」
この後「鹿児島県」に延々10分くらい文句を言ったところで、ファミレスの「ジョイフル」を発見し、
事なきを得たのでした。
午後3時30分
福山町にある「坂元の黒酢」へ到着。
いやぁ、すごい臭いです。
町全体が「酢」のにおいで充満してるってかんじで酢。
せっかくなので工場見学に回りました。
これが黒酢の「瓶」ですね。
これを1年〜3年程度寝かせるそうです。
その瓶がこのようにとんでも無い数置かれています。
言っときますが、この写真に写ってるのは「ほんの一部」
実際にはこの数十倍の数がこの辺一帯に寝かせられていました。
私もこの黒酢を瓶から直接味見をさせてもらいましたが、1年ものの方はまさに「酢」って感じで酸っぱかったんですが
3年物になると酸っぱい中にかすかに甘さみたいなのが感じられ、深い味わいでした。
最後に試飲コーナーで3年物黒酢と飲みやすいリンゴ黒酢を薄めてもらって飲みましたが、リンゴ黒酢は良いですね(^.^)
お土産に買って帰りましたよ。
そして私達がそろそろ出発しようかとした時、オジさんの団体客が入ってきたのですが、お店の方が
「試飲は見学の後にしていただきますぅ。ちゃんと薄めないとそのままでは飲めませんよぉ。」
と言っているにもかかわらず、食い意地(飲み意地?)のはった一人のオッサンが
おもむろに試飲の黒酢をそのまま生で(!)グビッ!と飲んでしまい
「うわっ!スッぱかあぁ〜〜!!こりゃあ『酢』ばい!」
と言ってたのが面白かったです。
当たり前だろ、あんたは「酢の工場」に見学に来てんだから。
酒でも置いてると思ったのか。
午後4時00分
坂元の黒酢を出発し、一路指宿へ。
当初は5時には宿へ入りたいと言っていたのですが、この段階ではちょっと厳しい。
とりあえず国分インターから一路指宿を目指し、鹿児島インターへ。
鹿児島インターからはそのまま繋がっている指宿スカイラインへ乗りました。
有料道路だからこの道路が指宿へ行く一番の近道なんだろうと思っていましたが、
いやあ、実にくねくねしたキツイ道路でした。(*_*)
午後5時20分
ようやく本日の宿、「白水館」へ到着。
後部座席に乗っていたウチの両親はすっかりヤラレてました。(^_^;)
本日の走行距離は634キロでありました。
さて、白水館ですがどうでしょうのHPで藤村Dが言っていたように「とにかく豪華」です。
外観、内装、庭、土産物屋・・・。
ただ、部屋の方は私はちょっとなぁ・・・と言う感じでした。
部屋の写真がこれです。
分かります?
和室と洋室がひっついちゃってるんですよ。
あんまり広くもなかったし。
(まぁこれは値段にも寄るのかもしれないが)
とりあえず!指宿といえば「砂蒸し」でしょう!
というわけで、砂蒸しに行きました!
当然、写真も撮るつもりで。
ですが、砂蒸しの入口で私の目に飛び込んで来たのは
「写真の撮影はおやめください」
の文字。
そんな・・・、せっかく太泉さんが砂に埋まった良い画が撮れると思ってたのに・・・。
しょうがないので、砂蒸しだけはめいいっぱい堪能しようと思い、砂蒸し温泉に入りました。
すると数分後・・・。
「記念写真いかがですか〜?砂蒸しの様子をお撮りしますよお〜。」
と回ってくる一人のおばちゃん。
「そうかっ!だからカメラを持ち込ませないのかっ!!」
全て納得がいきました。
私はやはり男女が下着無しの浴衣一枚でいるような場所だからカメラを持ち込ませないのかと
思っていましたが、何のことはない、商売やってっから撮らせないってことみたいです。
まぁせっかくなんで撮ってもらいましたが、あとで見るとかなりマヌケな画でした(^_^;
砂蒸しの後はメインの浮き世風呂を堪能し、食事も豪勢。
さらに食事の後は女子「2」楽坊による胡弓の演奏。
寝る前には「足ツボマッサージ」を受けて豪勢な宿を満喫したのであります。
ただ、その足ツボマッサージをしてくれた女性に
「ここまで来るのに指宿スカイラインを通ってきたんですよ。」
と話すと、
「高速に行くのなら、国道の方が早いですよ。スカイラインは地元の人はまず通りませんよ。」
と言われました・・・(T.T)
2004年5月28日
午後7時00分
起床。朝風呂を堪能した後、食事に行きました。
食事はバイキングでしたね。
あまり、このバイキング形式は好きじゃないんですよね。
なんか寮生活を思い出すんで。
この日の朝食は洋食にしました。
さて、今日の予定は例によってゴルフ。
加治木インター近くにある「鹿児島国際カントリー」にてプレーする予定です。
スタートは11時であり、指宿からゴルフ場までは1時間半はかかるだろうということで
余裕を見て2時間前の9時には出発しようと8時半過ぎにフロントへチェックアウトに行きました。
駐車場に車を取りに行き、X−TRAIL号をホテルの玄関口へ付け、荷物を積み込もうとしたまさにその時!
我々の身にとんでもない事態が起こったのである!
この続きは後編で!
●第4弾 後編予告!
我々を襲った「とんでもない事態」とは!?
果たして無事にゴルフは出来るのか?
そしていよいよ「南九州リベンジ」の本当の意味が明かされる!
「あの神社」へ!「あの橋」へ!そして「あのキング・オブ・ホテル」へ!
我々はリベンジへと向かうのであった・・・!
このページで紹介した「サンメッセ日南」が登場する企画
日本全国絵はがきの旅2は
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