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がんばれ!パパ鉄ちゃん バックナンバー
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98年5〜7月分
マイレッジサービスfor「鉄」
1998年7月23日(木)
航空会社には「マイレッジサービス」というものがあって、乗った距離(搭乗したマイル)によって景品や、無料航空券がもらえるという”おたのしみ”(会社から見れば囲い込み施策^^;)があるのだが、JRなどの鉄道会社ではそういうことをやっているということは聞いたことがない。(不勉強なのかも・・・)
ライバルである航空会社に、マイレッジサービスによりお客さまを囲い込まれていることは、鉄道会社にとって決して楽しいことではないと思うので、私なりに鉄道会社のマイレッジサービスについて考えてみたい。
鉄道には「鉄」いう熱狂的シンパがいるので(航空会社にもファンはいるが)これを活用しない手はなく、「鉄」が喜ぶサービスを考えて、せっせとマイルを稼いで(思うつぼ^^;)いただくことにしよう。
サービスその1:専用お問い合わせダイヤル
鉄道写真をやっているとどうしても気になることがある。たとえば、鉄道ダイヤ情報の団臨情報を見ていると、福知山でDD51があまるはずなので、その次の日の「だいせん」は重連になる可能性が高い。しかし、早起きして出かけて、単機牽引だったなんてつらい。また、ある車輌を撮りたいが共通運用になっているので、ずっと待っていなければならない。待ってて来ればよいが、来なけりゃつらい。というところで、運転区等に電話で問い合わせることができればどんなに安心して撮影に出かけることができるだろうと思ったことはだれにでもあるはず。
というところで、「鉄さま専用おといあわせダイヤルサービス」。たくさん乗ってくれた鉄のみのVIPサービスだ。サービス提供にあたっては、本社などから運用部門に対して「こういう電話がかかってきたらちゃんと答えてやるように!」といった文書を出しておくだけで済み、コストはほとんどかからない^^;;。
サービスその2:専用情報誌の購読
やはり誰でも、珍しい列車、普段見ることのできない列車を見たり、撮影したりしたいものである。というところで、鉄道○○○情報がぶっ飛ぶ情報誌の購読サービスなんて、いかがだろうか?
わざわざそんなもん「鉄」のために作れるかって!ですか?これも難しいことではありません。一般的に「タツ」と呼ばれているものを、コピーして送ってやるだけでよいのです^^;;。
サービスその3:VIP撮影サービス
珍しい列車を、いいポイントで撮影しようと思ったら、相当早くでかけて、場所を確保する必要があるが、これはあらかじめ鉄道会社が場所を用意しておいてくれるというサービス。あとから悠然とやってきて、いい場所にカメラをセットするなんてVIP気分最高^^;;のサービスではないだろうか。
鉄道用地であれば、まったく問題ないのはもちろんだが、撮影ポイントの地主にも話をつけて、かゆいところに手が届くサービスにしたいものだ^^;;。
それと、ここが、このマイレッジサービスの工夫してある点?なのだが、会員相互間でマイルのプレゼントができるようにしておきたい。そうすれば「鉄」は親戚友人知人を総動員してマイルをためることに邁進してくれるであろう。名づけて「いもづる思うつぼ作戦」である。
さらにサービスを過激にするのなら、一時的に雇用契約を結び研修と称して列車を運転させるのもよいかもしれない^^;;;;;。
たまには車のはなしでも2(究極のデートカー”プログレ”)
1998年6月18日(木)
かつて、シルビアとプレリュードが「デートカー」と呼ばれ栄華を誇っていた頃、どこかで、デートに最適なのは実は4ドアセダンで、たとえばセフィーロのような車(現行型のFFのセフィーロではない。井上陽水のやつ)である、というのを読んだことがあるが、まったく同感である。(現在では”デートカー”という言葉自体が死語であるとも思うが^^;。一番近い存在はSMXあたりだろうか)
乗っている二人が楽しければ、シトロエン2CVでも日野スーパードルフィンでもいいと思うのだが、やはりその目的にあったものと、あまり合っていないものがあるのは仕方ないと思う。
脱いだ上着や買物をスムーズに後席に置くことができるし、ちょっとオシャレなお店は妙にパーキングスペースが狭かったりするので、ドアの小さいセダンが便利だ。また、せっかく2人だけの時間なのだから、ある程度静かな空間で、会話や好きな音楽を楽しめた方がいいかなとも思う。
ここで、最近気になる存在の「マイ・ライフサイズ セルシオ」こと、トヨタのプログレである。絶対的には高価(ベースグレードで310万円)であるが”究極”なんだから仕方ない。「こんなおやじくさい^^;車はいやだ」と最初は思った彼女も、ドアハンドルに手をかけ、シートに腰を下ろすと、普通の車とは違う上質な時間が流れていることにすぐ気がつくことだろう。伝統的ブランドものの仕立てのよさを知っている彼女なら、なおさらである。走り出せば、FRのナチュラルなフィーリングにつつまれ、知らず知らずのうちにあなたに心を開いてゆく^^;のではないだろうか。
このプログレ、「よさがわからない人には無理にわかってもらえなくてもよい。理解できる人のみに乗ってもらえばよい」とのことらしいが、このあたりのコンセプトは頑固な鉄ちゃん向きではないだろうかと思うのだけれども、いかがだろうか?
(注:私は、”プログレ”を所有していないことは勿論、試乗等も全く行ったことがありませんので、この文章は雑誌のインプレッション、TVCF等から感じたイメージによるものです。機会があれば、シキ君(長男2才)とディーラーで見せてもらい「ありがとー!又来る^^:」と豪快に言って帰ってきたいと思います。)
シキ君とキッズランドでお買物
1998年5月30日(土)
エンドウのコキ104を買ったのだが、積み荷のコンテナは付属していないので、ジョーシンキッズランドのK店へ買いに行くことにする。ここでは2割引で売っているので、浮いたお金でシキ(長男2才)にはミニカーでも買ってやろうと思う。
「よいよい(お散歩・外出のこと)行くぞ!びーびー(車のこと。ちなみに電車は”かんかん”である)買ってやるぞ。」と言ったら、喜び勇んで靴下持ってきた。
車で一時間弱で、ジョーシンK店にに到着。タワーパーキングなので、シキを降ろすのがめんどくさい。
エスカレータでキッズランドへ。16番のコーナにコンテナの箱が4ツあるのを確認して、シキにミニカーを見せてやる。少し大き目のミニカー(1000円ぐらいのやつ)を見せてやると、いすゞトラックのゴミ収集車を欲しがった。しかし、うちにはこのシリーズの郵便トラックがあって、キャブがチルトするのはよいのだが、そこが2才児が遊ぶには弱くて壊れてしまったので、これはあまり買いたくない。(一応3才児以上対象だけどね^^;;)
他のオデッセイとかパワーショベルとかランサーエボリューションとか勧めてみてもあまり、気乗りがしないのか、はっきりこれが欲しいとは言わない。ということで、Nゲージサイズのダイキャストのおもちゃを買ってやろう(DD51の北斗星バージョンでも)と思って見せてみるも、こちらも決まらない。しかし、「いらんねんな!」と言って離れようとすると、必死で引き止める。こうしているうちに、コンテナが売れてしまったらと思うと気が気でない。
優柔不断なやつだな、と思いつつ、再度車のコーナーに戻って「どれがいいか決めろ!^^;;」と言ったら、おそるおそる指差したのが「セドリック アルティマ 個人タクシー(ダイヤペット)」。丸目ライトのグランツーリスモ仕様に派手なストライプ入りなのでまさに東京の個人タクシーである。(関西のタクシーは地味^^;;) 1500円ぐらいしたので、ちょうどコンテナの値引き額と同じとなった。
それをレジに持っていって「これと、エンドウのコンテナ全部下さい^^;;」と言ってお買物は終了。疲れたのかシキは、車の中で寝てしまった。家に帰って、妻はミニカーを見て「私はこんな高いのは、買わない。」とあっさり言った。(77円のゼリーで充分だそうだ。おもちゃが好きなおやじでよかったな^^;;)
大物車vs検測車
1998年5月26日(火)
我が家は、妻と私と男の子2人の4人家族である。大きい方の男の子は 志記(シキ) で2才半、小さいほうの男の子は暉也(キヤ)で3ヶ月である。
シキというのは鉄道車輌のなかで「大物車(特大物運搬車)」をあらわし、キヤというのは「気動車の事業用車」を表す。それぞれ「大物になるように」、「役に立つ存在になるように」といった願いを込めて名づけたのだ。キヤはJR東海で活躍中の「キヤ95系」をイメージして、日夜、広い範囲で活躍するハイテク検測車のようにがんばってほしいとの思いである。
キヤが出てきてから、まだ3ヶ月ぐらいしか立っていないけど、お兄ちゃんのシキと弟のキヤとなかなか名前にあった?性質を持っていて面白いなと感じることがある。(名は体を表すと・・・)
シキは体が大きく、パワーもあり声も大きく元気なのだけど、ナイーブでプレッシャーに弱く、やさしくおとなしい甘えん坊だ。計画的にダイヤが組まれ、たくさんの人に見守られて、静々と走る大物車のようだ(?)。みんなが「シキくん、シキくん」と言ってかわいがってくれるところも”人気者”の大物車のようである。
キヤはなかなか我慢強く、泣いているのを放置^^;;していても「自己診断機能」(妻は”自己解決”と言っている)を持っているのかおなかがすいているとか、おむつがぬれているとか、よほどつらい場合以外には泣き止んでしまうことが多い。(かまってほしくて泣きやまないときもあるけどね−シキは自分で泣き止むことなどいまだにない^^;;)
ダイヤの隙間をぬって(人に迷惑をかけず)仕事をこなす検測車のようなたくましさを持っている(ような気がする)。やっぱり、二人目は強いのかな?(親がずうずうしくなっただけか^^;;)
大物車も検測車も鉄道の中では、それぞれのポジションで重要な役割を果たすものだ。シキもキヤも、自分なりの個性を生かして、楽しく生きてほしいと思う。
広田先生のビデオ
1998年5月11日(月)
シキ(長男2才)はビデオを見るのが大好きで、ディズニーのビデオ、ピングーにアンパンマン、乗り物大集合系に、もちろん鉄道のビデオも大好きである。
いつもまんべんなく見ているかというとそうではなくて、ディズニーばっかり見ていたり、はたらくくるまばっかり見ていたり、その時の彼なりのマイブームがあるようだ。
その彼の、最近のはやりは、TDKコアの「鉄道写真のプロテクニック」である。
この写真撮影ビデオ(プロテクニックシリーズ)はシリーズになっており、風景、ネイチャー、ねーちゃん(^^;;等各部門の権威が親切丁寧にツボを押さえた指導をしてくれるというもので、鉄道もあり、講師はあの広田プロである。
私も何回も見ているのだけれども、見る毎に「ああ、鉄道写真っていいなあ、撮影にいきたいなあ」という気持ちが自然に沸き上がってくるすばらしいビデオである。もちろん、実際に撮影に役立つエッセンスもたっぷりと盛り込まれている。
広田先生のお人柄とテクニックは2才児にもしっかりと伝わっているようで、しつこく何回も見ている。2才の時から、鉄道写真の基礎を自然に学んで(^^;;いるのだから、将来は「スーパー鉄」になってフォトコン常連、RMのカラーグラフで活躍とトーちゃんが為し得なかった(?)夢をきっとかなえてくれるに違いない(^^;;。
ビデオの中で、広田先生が中学生の頃、父親のカメラを黙って持ち出して、叱られるのかなと思ったら「うまく撮れてるじゃないか」と言われ、それから自信がついて写真に興味を持って、現在の自分があるとのことをおっしゃっていた。
シキが私の秘蔵の「ニコンFアイレベル」を黙って持ち出し、せっかく尖っているファインダーをへこませて帰ってきて、しかも写真がピンぼけだったら・・・
私は広田先生のお父様のように寛大な態度をとれるかどうか、はなはだ不安である(^^;;。
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