篠ノ風富士 〜郊外の谷間にひっそり、おっとりとした野並タイプ 名古屋の富士山分布は西高東低とも言われるが、港区西部の物件が続いていたので、こんどは東部の緑区を見ようかと思う。こちらは山を切り開いたニュータウンが多く、富士の姿もゆったり垢抜けたものが多い。こちら住宅街の谷間の篠ノ風富士は典型的な野並タイプ。美しい稜線ながらどこかおっとりとした親しみやすさがある。アクセスが分かりづらいため、行楽客はもっぱらご近所さんばかりではあるが、適度な賑わいもありなかなか愛されている様子。ガレ場のある方が南。周辺は起伏やカーブが多く、道も東西南北に沿っていないため方向音痴には到達困難。（取材日 2001.8.18）
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