このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西稲永岳 〜岩肌険しく、由緒正しき裏山


いわゆる団地の裏山である。稲永界隈は市営住宅の多い地域だが、その北西部に構える小山がこの西稲永岳。小山とは言えど山頂付近一帯が灰色の岩肌に被われた険しい表情をしている。この頂上部、富士山通の諸兄はピンと来ないだろうか。そう、すぐ近くに聳える名山、稲永富士とは瓜二つ、まさしく兄弟分にあたる山なのである。稲永富士から北へわずか400mほどしか離れていないのに、こちらはいかにも寂しく、打ち捨てられた感さえあるが、頂上部の険しさ、登攀の困難さは稲永富士に勝るとも劣らず。腕に覚えのある者は一度訪れるべきであろう。(取材日 2001.8.18)
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