このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ウルトラマンレオの世界

目次


はじめに

 このページでは、テレビ番組「ウルトラマンレオ」について、あれこれと書いています。 「ウルトラマンレオ」を観たことがある人も、まだ観ていない人でも楽しめるようにしていきたいと思っています。

 「ウルトラマンレオ」って、どんな作品?って思ってる方は、是非ガイドブック代わりにして下さい。

 尚、このページは、マニアックなページにはしたくないので、基本的にテレビ(ビデオ)を観ただけじゃ解らない事は、書かないつもりです。

 でも、ところどころビデオを見ただけじゃ解らないことも書いてますが(MAC隊員のフルネームとか)、 市販されている本や、CDの解説書に書かれていることなので、許して下さい。
 
 



レオはここが面白い!

 はっきり言って、「レオ」は他のウルトラマンとは違う!

 それが、僕にとって「レオ」という作品の一番の印象です。

 僕が、初めて「レオ」を観たのは、おそらく幼稚園か、小学校の1・2年の頃だったと思います。

 でも、その頃は、「レオ」という作品が、特別おもしろい物だとは思いませんでした。

 むしろ逆に、友達の間では、「レオ」よりも、他のウルトラマンの方が面白い という評判でした。

 僕の評価もそれに近い物でした。

 ところが、その評価が大きく変わる出来事がありました。(そんな大袈裟な事じゃないけど・・・)

 それは、中一の時でした。TBSで毎朝「レオ」の再放送をやったのです。

 ちょうどその頃、TBSでは毎日、真夜中に泉麻人さんの紹介で、 「ウルトラQ」や「ウルトラセブン」を放送していて、たまたまそれを観ていたら、 幼少の頃ずっと観ていたウルトラマンが僕の中で蘇ったのです。

 と同時に、初めて解りました。ウルトラマンってこんなに面白いんだって。

 でも、それだけじゃこんなウルトラマンのページを作る程まではハマらなかったと思います。

 ではなぜ、僕がここまでウルトラにハマったのか?

 その答えが、「セブン」が終わった頃から放送された「レオ」でした。

 ある朝、学校へ登校した僕は、「セブン」を毎回観ていて、僕にそのビデオを見せてくれた友達から、 衝撃的な事を聞かされました。

 「今日からレオがやってるよ。」

 「しまった! 観そこねた!」などと思いながら、早速翌朝からビデオ に録って観ることにしました。

 そして朝観てみたら、ものすごい新鮮な感じで、めちゃめちゃ面白かった!

 それ以来私はレオにハマりました。だから、私にとって最初の「レオ」は、1話ではなく2話なのです。

 それから毎日、「レオ」を観てから学校に行くのが日課になりました。

 じゃないと学校でする「レオ」の話しについて行けなくなるからです。

 僕の感覚では、クラスの男の半分以上(大体20人くらいの)は「レオ」を観ていました。

 それくらい当時は人気があったのです。

 僕は毎日ビデオを録ってそれをためていたので、よく観そこねた人から見せ てくれと頼まれました。

 逆に、自分が録画をミスったのを友達に見せてもらったりしました。

 でも、当時残念だったのが、僕が観そこねた第1話は、誰もやってるのに 気づかなくて、ビデオを持ってる人がいなかったことでした。
(その後、何とかレンタルビデオでちゃんと観れたので良かったです。)

 また、「レオ」の中でよく流れていた「フィンガー5」の歌が流行ったりしたりもしました。

 その後、「レオ」以外のウルトラマンも次々に放送されましたが、「レオ」程のブームにはなりませんでした。

 では何で、「レオ」は面白いのか?

 「レオ」って本来は小学生を対象にしている筈なのに、何で中学生にうけたのか?

 それはやはり異常なまでのハイテンションとバラエティに富んだ作品にあるというのが世間的な評価でしょうが、 僕はそれ以上に、「レオ」はホームドラマっていうか、ものすごい身近な所でドラマが展開されていることが面白い最大の要因だと思います。

 だから、今までのウルトラマンと違って、怪獣を攻撃する組織(MAC)は、物語が展開する上での中心ではなく、 主人公おおとりゲンの職場でしかありませんでした。

 そのためMACの隊員達は、他の隊の隊員達に比べて、誰が誰でもいいような感じで、 戦ってた事くらいしか印象に残らないような連中でした。(ちなみに、MACの隊員を全部いえる人は、相当の通だと思います。)

 そして、ホームドラマ路線の究極が、ラスト12話の円盤生物シリーズで、ここではMACもなくなってしまって、より身近な舞台で 物語りが展開されました。

 それから、もう一つ「レオ」が他のウルトラマンと違ったのが、ストレートなまでに 「アクションヒーロー」であるということです。

 特に、最初の頃の「スポ根」路線でハマる人も多いと思います。

 これはかなりおもしろい。(いろいろな意味で)

 などと、かなりマジに書いてしまいましたが、とにかく「レオ」はおもしろいので、観たことがない人は、 一度観てみて下さい。

 マジでおもしろいです!
 
 

戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください