このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
思い出のスポーツ観戦(その1) 長野オリンピック | ||
(2003年5月9日執筆) | ||
このコーナーでは、僕の趣味について、その思い入れとか、印象に残った エピソードなんかを、どんどん紹介していこうかなって思ってます。 記念すべき第1回目は、スポーツ観戦の中で、今までで1番印象に残ってる '98年の長野オリンピックです。 僕は、本当にいろいろなスポーツを観てきました。ざっと思いつくだけでも、 バレーボール、サッカー、野球、相撲、競馬、プロレス、アイスホッケー、 ラグビーなどなど、本当に様々な会場に足を運んでいます。 となると、本当に思い出に残るスポーツ観戦というものも幾つかあるわけで、 このコーナーではそういった物も時々紹介していこうかなって思っているんですが、 やっぱり、どんなスポーツを観ていても、世界一を決める大会っていうのは、 本当に観ていてワクワクしてきます。 で、ほとんどのスポーツにおいて、世界一を決める大会というのは 4年に一度のオリンピックなわけで、僕のようなスポーツファンにとって みたら、オリンピックを生で観るというのは、一生に一度は是非経験して おかなければならないような、世紀のイベントだったりします。 そんな念願が叶ったのが、史上3回目の日本開催となった、1998年2月の 長野大会でした。 当時、専門学校の生徒だった僕は、学校が休みの日に、何でもいいから 観るぞ!って心に決め、その前年の夏前に始まったチケットの予約に臨みました。 その時、1枚の申し込み用紙で、最大8つの競技まで申し込むことができた のですが、まず第1希望として書いたのが、冬のオリンピックの競技の中で、 最も好きなスキーのジャンプ。 ジャンプは、全部で3回(ノーマルヒル、ラージヒル、団体戦)試合が 行われるのですが、この内団体戦は学校がある日に行われるってことで断念 して、あとの2つをまず申し込みました。 それから、ジャンプの次に注目してるアイスホッケーの試合、さらには スケートのショートトラックを申し込むことに。 でも、これらのチケットは、申し込みが多数の場合は、抽選になるわけで、 最悪全部ダメってことも考えられます。ので、絶対にオリンピックは観たい って思ってた僕は、まず間違いなくチケットが購入できるであろうと予想して、 バイアスロンのチケットも申し込みました。 結果、全部で8つ申し込んだのですが、買えたのがスキーのジャンプが 2試合と、バイアスロンの計3試合でした。バイアスロンは予定通りだった けど、ジャンプが2試合とも買えたのは超ラッキー!でした。マジで嬉しかった です。 で、それから月日は流れ、横綱曙の土俵入りが印象的だった開会式が行われ、 いよいよオリンピックがスタート。 まず最初に観に行ったのが、スキージャンプのノーマルヒル の試合でした。 この時は、前日の深夜に、新宿駅を出発する急行の「アルプス」に乗って、 白馬まで行きました。で、ここはとばかりに、思い切ってグリーン車を購入。 すごい、乗り心地良かったです。(ちなみに、電車のチケットは全て売り切れ てました。発売日に買っておいて良かったです。) あと、今回はその後にまた長野に行くってことで、乗車券の方は、指定区間内 の乗り降りが自由で、しかも特急の自由席にも乗り降り自由っていう 「ワイド周遊券」を購入しました。これだと、有効期間が7日あるので、次に観に行く 時にもまだ有効期間内だし、この日の帰りの分と、次に長野に行くときの 行きの乗り降り自由区間までの乗車券(この場合は、小淵沢まで)を買えばいい から、まともに往復の乗車券を買うよりも絶対お得ってことで、迷わず購入 しました。(今では、このタイプの周遊券が無くなってしまって、とっても 残念・・・です。) で、アルプスに乗って白馬に着いたのが、朝の5時過ぎ。試合前の試技(本番の前に行う、練習のジャンプ)が 始まるのが8時半ということで、それまでどっかで時間を潰さなければならない のですが、とりあえず会場までは行っておこうと思って、会場へ向かうバスに 乗って、会場近くまで行きました。(でも、このバス自体が、たったの5分く らいしか乗ってなかったりしました・・・。) それで、バスを降りたところにあったおみやげ屋で、大会マスコットの スノーレッツのぬいぐるみを購入。これが、大会が進むにつれて人気が大爆発 しまして、大会の終盤では会場周辺で売ってる店は皆無って状態になった ことを思うと、ちょっとラッキーだったりしました。 そして、会場に行ってみたのですが、現地に着いたのが、朝の7時前。 ってことで、まだ日も昇っておらず、マジで寒かったです。 ただ、その前日まで、白馬はもの凄い大雪で、予定されていたアルペンの 競技が連日中止になっていたこともあって、僕的に天気が一番の心配だった のですが、この日は雲1つない快晴で、絶好の観戦日和でした。 で、開場時間が来て、会場に入ってからも、試技が始まるまではまだ相当時間 もあったのですが、スノーレッツが出てきて、大会ソングの「WAになって踊ろう」 に合わせて踊ったり、日本代表の原田選手が出てきて万歳をしたりで、 客席は試合前から大盛り上がり。 そして、試技も終わり、いよいよ1回目の競技がスタート。 ここでは、日本代表の4選手(原田、船木、斉藤、葛西)が大活躍で、 中でも原田選手が1回目を終わってトップという結果で、場内は大満足。 そして、全ての結果が決まる2回目のジャンプで、1回目トップだった原田選手が、 優勝を掛けて最後に飛んだのですが・・・。最後は風に恵まれずに失速して しまい、結果は5位でした。 でも、日本勢では、船木選手が2位に入って、見事に銀メダルを獲得。 優勝は、フィンランドのソイニネン選手でした。 試合が終わった後は、翌日にテストを控えてることもあって、そのまま帰宅。 で、行きに来たのと同じ道を歩いて帰ったのですが、ここが本当にもの凄い 人だかりで、車で通ろうとしていた人は、全く動くことができない状態に なってました。 あとで聞いた話なんですけど、なんでも長野駅からこの会場に向かうシャトルバスが 、大渋滞に巻き込まれて試合が終わるまでに会場にたどり着けなかったそうです。 で、バスに乗って白馬駅に出たのですが、ここで素直に東京方面の電車に 乗るってことはせず(だって、メッチャ混んでるんだもん)、せっかく特急も 乗り放題の周遊券を持ってるんだからってことで、あえて反対方向へ向かう 特急の「スーパーあずさ」に乗って、南小谷へ出て、そっから折り返しで松本方面へ 帰る特急の「しなの」に乗りました。この電車は南小谷が始発ってことで、 楽勝で座れて良かったです。(こんなことする人、ほとんどいないし・・・。) それで、松本に出て、松本駅のテレビで、同じ日に行われたスピードスケートの 男子1000mの試合を観戦。ここでは、日本の清水選手が銅メダルを獲得 しまして、この日は日本勢大活躍。後で家に帰ってから知ったのですが、 この日は、モーグル女子で、里谷選手が金メダルを獲得したってことで、 本当に日本勢が大活躍の1日でした。 ちなみに、松本では、船木選手の銀メダルを報じる号外も出てまして、僕も 1部貰ってきました。 松本からは、特急の「かいじ」に乗りました。でも、周遊券の特権でタダで 乗れるのは小淵沢までってことで、小淵沢から先は普通電車に乗って、東京に 戻ってきました。 それにしても、初めてのオリンピック観戦は、天気にも恵まれて、最高に 楽しかったです! 次のページへ |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |