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NEO後楽園大会レポ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2001年12月7日(東京・後楽園ホール) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回の北沢大会(11/20)の中で、元チェキッ娘の久志麻理奈ちゃんの 参加するユニット「くしよし」の参戦が発表されました。 チェキッ娘のファンでも あり、NEOのファンでもある自分としては、こんな機会は滅多にないぞ!と 思い、本来なら学校があったこの日、学校をさぼってプロレスを見に行くぞ! と、くしよしの参戦が発表されたその場で即決。 これは、本当に楽しみで、 チェキッ娘の応援掲示板で大会の見所まで書いたりで、たぶん今まで見た プロレスの中でも、1番気合いの入った興行だったんじゃないか、っていうのが、 このNEOとしては初めての後楽園ホールでの興行でした。 この大会は、NEOとしては、いつもの板橋や北沢の10倍近い広さの会場 ということで、本気で力の入った興行だったため、今までのNEOの集大成 みたいな豪華なカードがラインナップされ、それぞれに、ここ何回かの大会から つながるドラマがあって、全部の試合が見所満載な大会でした。 僕にとっても、実は初めての後楽園ホールだったので、この「プロレスの 聖地」と言われる会場がどんなもんか、非常に楽しみでした。 この日の開場は、チケットには午後6時って書いてあったので、6時10分 頃に行ってみたら、まだ準備中で、実際には6時半近くになって開場。 そして、まずこの日から発売された新パンフレットと、この後楽園大会用の パンフレットをセットで購入。(2.500円) その後、席に着く前に、いろいろと売店をのぞいて、まずは告知はがきを 持参するともらえる選手の生写真をゲット。 前回は、NEOマシンガンズだったので、今回は別の選手で行こうと思い、 京子選手の写真をもらいました。 続いて、今までの試合のビデオが発売されたので、本当に印象的だった 前回の北沢大会のビデオを購入。 ビデオ自体は、画像ははっきりいって良いとは言えないですけど、 2,000円の値段を考えれば、逆にファンにとっては今までの試合をもう1度 見ることができるので、マジで嬉しいです。 これからもちょくちょく 購入しようと思いました。 で、それから、この日のゲスト「くしよし」の所属する「AceFile (えーす・ふぁいる)」のブースに行って、サイン入り生写真をもらいに 行くことに。 これは、先着100名様限定で、AceFileのファンクラブの会員なら、会員証 と引き替えに、そうでない人はあるキーワードを答えればもらえるというもので、 ファンクラブの会員ではない僕は、事前にインターネットで見つけてきた キーワード、「くしよしと言えば?」「くどなら」を答えて、写真をゲット。 最初、先着100名様、って聞いた時は、AceFileのファンが大量に列を 作っていたら、譲ろうかな、なんて気持ちもあったのですが、本当に拍子抜け するくらい大楽勝でもらえちゃったので、ちょっと複雑な気持ちにもなりました。 で、思うんですけど、せっかくAceFileのことを全然知らないような人が たくさんいたので、そういう人達にAceFileやくしよしをアピールするために、 もっともっとプレゼントとかファンサービスとかしても良かったんじゃないかな、 って思いました。 ま、それはおいておいて、その後、今日はせっかくの初後楽園だから、いつも はパスする選手とのツーショット写真も撮ってもらおう、って思い、申し込みに。 ということで、京子選手かNEOマシンガンズで行こう、って思っていたら、 京子選手はなかったので、迷うことなくNEOマシンガンズに行きました。 ただ、 NEOマシンガンズだと、スリーショットになるせいか、500円高かったのが ちょっとなぁ・・・。(これくらいサービスして欲しいな、なんてちょっと 思ったりしました。) ま、そんなことをしながら、その後は買ったばかりのパンフレットを読みながら、 試合開始を待つことに。 それにしても、このパンフレット、本当に読んでておもしろかったです。 で、試合開始。 今日は特別な試合、なせいか、今までNEOを見に行った時にはなかった 選手入場式がまずありました。 で、NEOの7人がリングに揃ったところで、選手を代表して井上京子選手が 挨拶。 続いて、Tシャツプレゼントもあって、試合前から本当に盛り上がりました。 そして、いよいよ試合開始。 第1試合 「格闘技戦…?」 3分5ラウンド仲村由佳VSつぼ原人この日は、特別仕立てで、全試合、これまでの抗争(?)を、試合前に 場内のビジョンを使ってビデオが流れました。 これだと、この日が初めての観戦の人でも、その試合の見所が一発で わかるので、この企画、これからもどんどんやって欲しいです。 で、この試合のこれまでの抗争(?)の歴史は、というと、話は遡って 11/2の板橋大会。 この時、後楽園の相手がまだ決まっていなかった仲村に対し、NEOマシンガンズが、 選んだ5人の強者の中から、1人をあみだくじで仲村の対戦相手に決めたわけですが、北斗晶、 ハイアン・グレイシー、ザンディグ、ゲーリー・グッドリッジ、つぼ原人の 中から、よりによってつぼ原人を引き当ててしまった仲村。 それはちょっと・・・、ということで、前回の北沢大会でつぼと戦って、 勝ったら後楽園の相手は変えてもらえるはずだったのですが、頑張って 見事に勝利を収めたにもかかわらず、石田リングアナに暴挙を働くつぼが 許せなかった仲村が、後楽園でもう1回戦ってやると宣言。 しかも、 格闘技戦でやってやると宣言。 そんなわけで、この試合は「格闘技戦」として行われました。 なもんで、ルールの方も揉めに揉め(たのかな?)、当初予定だった 30分1本勝負から、3分5ラウンドに変更されました。 (ただ単に、くしよしにラウンドガールをやらせたかったから、という説も あるのですが・・・。) でもって、この試合の主なルールは、 勝敗は、KOかギブアップ、もしくはレフェリーやドクターのストップや、 セコンドによるタオルの投入といったTKOのみとする。 (要するに、3カウントやリングアウトは無し。) 1ラウンドに3回ダウンしたら負け。 ロープエスケープは認められるが、1ラウンドに3回ロープエスケープ したらダウン1回とする。 5ラウンド戦って決着がつかなかった場合は、判定を行う。 などでしたが、肝心なルールが抜けていたため、試合は本当に意外な展開に なりました。 まずは、お馴染み「ウルトラQ」のテーマに乗って、つぼ原人の入場。 前回は、入場の時に、石田リングアナにいきなり襲いかかったので、今回も 注目してみたのですが、この日のつぼは意外なほどにおとなしく、これといった アクションはなかったです。 続いて、仲村の入場なのですが、ここで流れた曲が「赤胴鈴之助」という ことで、仲村のスタイルは剣道着に竹刀という剣道のものでした。 で、リングに上がってコールを受けると、面を着け始める仲村。 これに抗議するつぼですが、レフェリーのテッド田辺が「格闘技だよ! 剣道は格闘技!」ということで、仲村の剣道スタイルを認めたことから、 仲村は、面と胴に防具をつけ、竹刀を持って戦うことが許され、対する つぼは素手に防具無し、という、かなりハンデのある戦いに。 なもんで、1ラウンドは、一方的に仲村のペース。 なんとか捕まえようとするつぼに対し、思いっきり「面」や「小手」を 叩き込み、本当につぼがかわいそうな展開になりました。 2ラウンドに入ると、つぼも考え、先日行われた「PRIDE」で、足を負傷した 高田延彦がミルコ・クロコップ相手に見せた自分からマットに寝て、相手を グランドに誘う作戦に。 観客からは、期せずして「高田!」コールが起こったりもしたのですが、 ここでつぼは、仲村の剣を、見事なまでのフットワークでかわして、観客を 沸かせました。 でもって、その後スタンドで、遂に仲村の剣を掴んだつぼが、そのまま 竹刀を投げ捨てると、なんとマスク(面)剥ぎに。 これは、結局反則を取られず、まずは仲村の面を外すのに成功。 そして3ラウンド。 序盤は、かつてアントニオ猪木が、モハメド・アリとの対戦で見せた、 寝た状態からのローキック(いわゆるアリ・キック)を連発するつぼ。 そして、その後のスタンド状態で、仲村の剣を掴んだつぼは、そのまま 竹刀を叩き折ってしまい、これでますます条件は五分に近くなったのですが・・・。 そのあと、仲村の腹目掛けてミドルキックをたたき込んだつぼですが、 見事なまでに仲村の胴の防具に命中してしまい、逆に足を痛めることに。 思いっきり痛がるつぼに対し、すかさず足を取った仲村が、そのまま 関節技を決めると、つぼはたまらずタップ。 試合は、見事に仲村が勝利。 試合後、マイクを取った仲村が、「今、世界では人種の違い、宗教の違い で、戦争が起こってるけど、人種とか宗教とか関係無しに、みんな仲良く やろうよ。 人間と原人、ちょっと違うけど、今回戦ってみてつぼとは わかりあえた気がする。」 と言って、その後、石田リングアナをリングに呼んで、つぼと仲直りさせ、 さらには、甲田社長やスタッフ、セコンドで来ていた米山、富松といった 他団体の選手なんかをリングに呼んで、みんなで仲村のテーマ曲に乗って踊りました。 最後は、本当にハッピーなエンドで締めくくられたこの抗争(?)、 僕的には、格闘技戦ということで、剣道で出てきた仲村選手の大勝利、って 感じで、マジで笑えました。 格闘技戦のお笑いは初めて見たのですが、これは本当にヒットネタでしたね。 それにしても、この日のつぼ原人は、いつになく真面目に戦ったような・・・。
第2試合 リアルデンジャラスクイーン・デッドリーランブル(30分1本)八木淳子VS唯我八木の技(特にパワーボム)があまりにも危険(下手)すぎるため、NEOの 選手からは、誰も八木とは戦いたくない、という声があがったにもかかわらず、 甲田社長は一貫して八木の後楽園大会への出場を主張。 なら甲田社長が八木と戦えばいいじゃん、とNEOマシンガンズによって、一時は 社長が八木の相手になるのかな〜、ってムードもあったのですが、前回の北沢大会で、 甲田社長を助けるかのごとく唯我が登場して、後楽園での八木の相手に立候補。 かくして組まれたこのカードなのですが、やはり最大の焦点は、ここまで ファン&選手達から支持されない八木が、今後NEOで戦っていくために、いかに インパクトを残すか、にあったと思いました。 まずは入場シーン。 先に入場した唯我は、新日本の蝶野選手ばりに、「I am 唯我。」とポーズを 取ってアピール。 さらには観客にもアピールして、会場を唯我色に染めてみ せました。 で、続いて八木も入場していよいよ試合開始。 はっきりいって、過去の実績、体格から見ても、八木の勝利は動かないな、 って感じのカードだったので、僕はこの試合、八木がどういう手に出るか? に注目してました。 唯我に構うことなく、柔道殺法を繰り出して秒殺するのか? それとも、 唯我に付き合って、唯我の良さを引き出したうえで、勝利するのか? どちらにしても、そこで強さだけでなく、いかに八木淳子をアピールできる かが勝負だな、なんて勝手に思って見ていたのですが・・・、 結局、八木は唯我に付き合うような形で、試合はスタート。 そのため、序盤戦は、背の高い八木VS小さな唯我、って感じで、大きな 八木を何とかして攻略しようという唯我の動きも目立つ展開に。 そして、八木が噂のパワーボムの体勢に。 ここで、場内は「おーっ!」って感じのどよめきが起きたのですが、ここは まだ序盤ということで、余裕のあった唯我が見事にウラカン・ラナで切り返して みせました。 (そういえば、前回の北沢大会では、甲田社長がこの切り返しの練習を させられそうになった時に、唯我が登場したんだよなぁ・・・。) でも、試合は徐々に八木の一方的な展開に。 得意の柔道技、豪快な払い腰で、唯我を倒すと、またパワーボムの体勢に。 ここで、「みんな、これが見たかったんだろ!」 って、観客にふてぶてしくアピールしてから、遂にパワーボム炸裂! これは、見事に決まって、唯我は大ダメージ。(形も綺麗でした。) でもって、片足で踏みつけるように唯我をフォールして、見事にピン! 唯我も、肩を上げたのですが、すでに時遅く、本当に八木の圧勝な内容でした。 試合後、マイクで、「みんな、私が強すぎるから逃げてんだろ!」と、 NEO全体を敵に回すようなアピールをして、リングを降りる八木。 対する唯我も、この日から「フリー」から「プロレスリング ナイトメア」所属 になったのですが、この「ナイトメア」の旗揚げ戦の対戦相手がまだ決まって ないので、八木にそこでの対戦をアピール。(ちなみに、この日の敗因は、 レフェリーのカウントが速かった、ということでした。) 結果的に、八木、唯我、両選手のいい所が出て、見ていて予想以上に楽しめ たカードでした。 特に八木選手は、前回見たときは、本当にいまいちな内容で、悪く言えば 何をやってんだ!みたいなしょっぱい内容だったのですが、この日は吹っ切れた かのような好ファイトで、今後は、このヒール路線がいいかな、って思いました。
第3試合 「北沢タッグ選手権」&「板橋タッグ王座決定戦」(45分3本)NEOマシンガンズ(北沢タッグ王者)VSアキュート冴、西千明 with キティちゃん9月にNEOマシンガンズ(タニー・マウス&宮崎有妃)に負けて、NEOを 追放になった反NEOマシンガンズ同盟の2人(アキュート&西)。 でも、めげないアキュートは、再三に渡る執拗なアピールで、遂に復帰を 認められ、前回北沢大会では、誰でもいいからパートナーを連れてきて、 NEOマシンガンズと戦え、ということになったのですが、当日、正(?)パートナー の西は吉本新喜劇の練習があって会場には来れず、替わりに西のぬいぐるみ キティちゃんをパートナーに戦ったところ、大苦戦。 その時、新喜劇の練習が早く終わったという西が突然現れ、アキュートと キティちゃんを助け、その場で反NEOマシンガンズ同盟の復活をアピールし、 後楽園で「北沢タッグ」「板橋タッグ」をかけて戦えとアピール。 それに対しタニーは、後楽園では、完全に決着をつけるために、3本勝負 にし、何らかのデスマッチもつける、と言って、この挑戦を呑んだ、という のが、前回までのあらすじ。 気になるデスマッチの方は、リング上に金メダルとキティちゃんのぬいぐるみ を吊るし、それをラダー(脚立)を使って争奪するというもので、この試合、 通常のスリーカウント、ギブアップ、レフェリーストップ、リングアウト、反則などの 他に、リング上に吊された金メダルを先に取ったチームも1本とするという ルールで行われました。 (1本目が金メダルを奪取だった場合、その後は通常のプロレスルールで、 決着がつくまで続行。 なお、金メダルの価値は、前回の北沢大会での甲田社長の MCによると、1個で北沢タウンホール、2個で後楽園ホールの会場使用料 が払えるくらいの価値で、とりあえず1個だけリング上に吊してました。 でもって、当然、一緒に吊してあるキティちゃんをゲットしても、勝敗には 何の影響もないというわけで、この時点である予想は立ったのですが・・・。) まずは入場。 今回、西のキティちゃんは、リング上に吊されているため、反NEOマシンガンズ 同盟も2人で入場。 アキュートの手には、お馴染みの東急ハンズの袋が。 でもって、試合前にゲストのくしよしからNEOマシンガンズに激励の花束の 贈呈があったのですが、ここでくしよしの2人は、なぜか相手チームの 反NEOマシンガンズ同盟に花束を。 ちょっとぎこちない動きだったので、最初は間違えたのかな?とも思ったのですが、 その後の展開からみると、間違いなくネタでした。 それを抗議するNEOマシンガンズに対し、アキュートは「うちらの方がいいからだよ!」 と言って、試合前から何やら怪しい雲行きが・・・。 で、試合開始。 序盤は、両チームとも金メダルを取ろうと、お互いにラダーに飛び乗っては、 落とされる展開に。 でもって、その後はメダルをとりあえずあきらめて、レスリングで勝負する 両チーム。 この日は、いつもと違って、ラダーの使用も認められたため、いつもの 様なコミカルなファイトに加えて、ラダーを使った攻撃もあり、なかなか おもしろかったです。 特に、ラダーをNEOマシンガンズの2人に抱えさえ、動きを封じた所に 西が必殺(?)のぐるぐるパンチを見舞ったら、逆にラダーに手をぶつけて しまったり、NEOマシンガンズの2人が倒れたところに、ラダーを載せて、 そこへアキュートがコーナーからフッとスタンプを投下したら、これも ラダーが邪魔で失敗したり、といった攻防が、印象に残りました。 試合の方は、いつしか場外戦になり、客席に反NEOマシンガンズ同盟の 2人を座らせたNEOマシンガンズが、アキュートの持ってきた東急ハンズ製の 網を2人に被せ、その上からガムテープで固定し、身動きを取れなくしたところを、 「2階から飛ぶぞ!」とアピール。 そして、2階のバルコニーに向かって行き、そこから 飛び降りようとした時、捕獲した2人に逃げられたうえ、レフェリーの場外 カウントが進んでいるのに気付いたNEOマシンガンズ、あわててリングに戻ろうとしたのですが、結局 20カウント以内に戻ることができず、1本目はリングアウトで反NEOマシンガンズ 同盟が取りました。 で、そのあと西が、「頭が違うんだよ!」って頭脳勝ちをアピール。 そして、2本目がスタート。 2本目もメダル争いからスタートしたのですが、この混戦の中から抜け出した 西が、遂にラダーの頂上に。 でもって、NEOマシンガンズの2人もアキュートが押さえていて、ここで 金メダルを取れば、反NEOマシンガンズ同盟の勝利!だったのですが・・・、 ま、お約束というか、予想通りというか、西は金メダルには目もくれずに、 お気に入りのキティちゃんをゲットして大喜び。 アキュートが「何やってんだ!」と、西を叱るも後の祭りで、結局2本目は 宮崎が金メダルをゲットしてNEOマシンガンズが1本取り返しタイにしました。 で、この後、アキュートがマイクで、「西くん、こうなるとは思ってたん だけど、もっと頭使おうよ・・・。」 でも、NEOマシンガンズの方もせっかく取った金メダルを壊してしまい、 会場からは「なにやってんだ!」みたいな爆笑が起きてました。 そんなわけで、試合の方は1対1のタイになり、いよいよ最終決戦に。 ここでは、反NEOマシンガンズ同盟にキティちゃんも加わり、本当に定番の 試合が展開。 コミカルな中にも激しさがあり、特に反NEOマシンガンズ同盟の連続攻撃を タニーがくらった時は、もしかしたら!って場面もあったのですが、最後は タニーが西に、宮崎がアキュートにとダブルでキン肉バスターを決めたNEOマ シンガンズが、そのままタニーはパロ・スペシャル、宮崎はスピニング・トゥ ホールドを決め、見事に勝利。 試合後、タニーが、反NEOマシンガンズ同盟の2人に対し、「これで完全に永久追放だな。」 って言い渡したら、観客からは「え〜っ!」というものすごい不満の声。 「何なんだ、この反応は? みんな、こいつら見たいの?」っていうタニーに 対し、「見たいっ!」っていう観客の大合唱があって、結局、 「観客に支持されてるのなら、認めないわけにはいかないな。 でも、サクラ かもしれないし、千羽鶴でも署名でも何でもいいから、集めてきたら復帰を 認めてやる。」 ということで、「ものすごいたくさんの千羽鶴と署名を集めてやるからな。」 と宣言したアキュート。 この反NEOマシンガンズ同盟の2人が復帰するため、この後、署名&千羽鶴 集めが行われるみたいです。 僕的にも、まだまだこの抗争(?)が見たいので、みなさん、是非署名& 千羽鶴折りをお願いします。 ということで、今回はいつもよりもヴォリュームアップして行われたこの 抗争。 本当にお互いのキャラクター、攻防がかみ合うので、見ていて楽しいです。 自分的なハイライトは、場外戦の時に、ちょうど自分の目の前の通路に 宮崎を連れてやってきた西が、壁に向かって宮崎を引っ張りながら、 「行くぞ! うぉ〜〜〜〜〜っ!!」と、思いっきり元気に叫びながらダッシュをして行きながら、 見事なまでに最後に逆転されたのが、目の前の出来事でもあったので、特に 印象に残ってます。 それにしても、西のボケは、この場外戦といい、キティちゃんの場面といい、 ストレートすぎるのが好きです。 あと、最後のちょっと前、NEOマシンガンズが「マッスル・ドッキング!」 ってアピールした時、結局技をかける前に返されてしまったのですが、できれば 見てみたかったです。(果たして、キン肉バスターとキン肉ドライバーの 合体は可能なのか?) ま、そんなわけで、期待通り、って感じで本当に楽しめた1戦でした。
2−1で、NEOマシンガンズの勝利 第4試合「WWWA世界スーパーライト級選手権」(60分1本)チャパリータASARI(王者)VS椎名由香(挑戦者)今年で共にデビュー9周年の同期の2人、ASARIと椎名。 前回の北沢大会でのタッグマッチのあと、ASARIが自分の持ってるベルトに 挑戦しないか?と、椎名に問いかけたところ、椎名も挑戦を宣言し、 この日の一騎打ちはタイトル戦に。 前回に続き、椎名とASARIのデビュー9周年記念試合として行われたの ですが、それにしてもコール時の椎名に対する紙テープの数は凄かった! で、試合開始。 何の因縁もないライバルの2人の対決、ということで、試合の方は本当に クリーンな展開に。 で、試合の大部分は関節技、締め技の攻防になったのですが、椎名が ASARIのカンガルーキックをキャッチして裏アキレス腱固めを決めれば、 対するASARIも椎名のフライングラリアートを脇固めで切り返したりと、 お互いの意地と意地がぶつかり合う展開に。 そんな攻防の中、先にチャンスを掴んだのは椎名。 ASARIのコーナーからのスカイスタープレスをかわすと、得意のスリーパーホールドに。 これががっちり決まって、何とかロープに逃げようとするASARIを、何度となく リング中央に引き戻し、これは勝負あった!かと思ったのですが、 ASARIも必死に耐え、何とかロープエスケープ。 ならばと、まだダメージの残って立ち上がれないASARIに対し、トップロープ からの攻撃を仕掛けようとコーナーに上る椎名。 で、起きあがったASARIを誘って、フライングボディプレスを放ったのですが、 ここでASARIが見事な切り返し。 上手くすかして椎名の背中に回ると、逆に椎名にスリーパーホールドを。 これがリング中央で見事に決まり、椎名も必死に耐えたのですが、結局 レフェリーがストップして、ASARIの見事な勝利でした。 それにしても、それまでの試合がリラックスムードでの試合だっただけに、 両選手の本格的な技と技の攻防は見応え十分でした。 この2人のライバルストーリーは、まだまだ続くでしょう。
でもって、休憩前のNEOマシンガンズのトークコーナー。 の前に、今日はまず井上京子選手の、新入場曲の宣伝VTRが流れました。 そして、「テリー・ファンク&キン肉マン」の合体ミュージックに乗って、 NEOマシンガンズが入場。 まずは、タニーの「元気ですか!」で、スタート。 で、甲田社長に、「後楽園が満員になったら、無料興行をやるって言ってた けど、どうなったの?」ってアピールすると、社長は、「後ろの方が席が 空いてるから満員とは・・・。」 これに対して、もの凄い「社長!」コールの中、 NEOマシンガンズが、「究極の2択。 満員じゃ なかったら、指つめか、坊主。」って言ったら、社長は「誰が見ても満員です。」 ということで、どうやら無料興行が決定したみたいです。 続いて、ここのところ、NEOでは一番の熱い(?)話題の、甲田社長が 八木選手と戦うか?に。 相変わらず「出来ません。」と否定し続ける社長に対し、「普通、プロレスラー と素人の戦いって嫌がられるけど、これだけ支持されてるのは珍しいよ。」と タニーが言うと、会場からはものすごい「社長!」コール。 で、前回に続き、「パワーボムに来たら、ウラカン・ラナで返せばいいんだよ。」 「今、練習してみよう。」ってことで、その練習を始めようとしたとき、 会場に突然、うしろゆびさされ組の「渚の『…』」が流れて、この日の ゲスト「くしよし」が乱入。 そして、いじめられてる社長を救出すると、NEOマシンガンズに対戦をアピール。 NEOマシンガンズも、さっきの花束の件もあるので、やってやる!という ことだったのですが、さすがにプロレスはできないというくしよしが、歌で 勝負とアピールすると、「歌はプロレスよりも自信ある!」というタニーは 大張り切りで対戦を受諾。 そして、アイドルを夢見る2人は、もし勝ったら、 AceFileに入れてくれ!と要求するのですが、 これには、「年齢制限があるので・・・。 22歳くらいまで。」ということ で、もうすぐ26歳のタニーは論外。 現在22歳の宮崎は、年齢はOKだったのですが、「体重制限もあるので・・・。」 ということで、こちらもダメ。 でも、事務所に話をつける、という口約束のもと、「NEOマシンガンズ、 勝ったら即、AceFile入り決定スペシャル!」と題して、NEOマシンガンズ VSくしよしのカラオケ1曲勝負が行われることになりました。 (ちなみに、ジャッジはアイドルマニアという甲田社長。 コールは、石田 リングアナが務めました。) 特別試合 「NEOマシンガンズ、 勝ったら即、AceFile入り決定スペシャル!」(カラオケ1曲)NEOマシンガンズVSくしよし先行はくしよし。 オリジナルの「いちごいちえ」を披露しました。 僕は、良くこの手のアイドル(特にAceFileは)のイベントに行くので、結構慣れっこになって ましたが、さすがにプロレスの会場だけあって、いつもの雰囲気とは違い ましたね。 コールしてる人はもちろん、手拍子やってる人も少なかったし、跳んでる 人はほとんどいなかったし・・・。 でも、プロレスを見に来て、くしよしの歌が聴けたのが、本当にお得、 って感じで、マジで嬉しかったです。 で、くしよしの後は、いよいよお待ちかねのNEOマシンガンズ。 歌は、プッチモニの「ぴったりしたいX'mas!」、だったのですが・・・。 イントロが流れる中、いきなり曲が中断されると、甲田社長がリングに 上がってきて、「考えてみたら、だいぶ時間が押してまして・・・。 会場の延長料金、バカにならないので、払いたくないし・・・。」 ということで、なんとNEOマシンガンズの歌はカット。 それでも、2人はあきらめきれず、AceFile入りをかけて再度の挑戦を アピールすると、くしよしも「いつ、何時、誰の挑戦でも受ける!」と いうことで、この抗争、続いて欲しいなぁ・・・。
そんなわけで、休憩時間。 この日は、あんまり選手も売店にいなかったのですが、それでもさっき 試合を終えたばかりの椎名選手が売店にいたので、サインをもらっちゃいました。 で、いよいよメインイベント。 |
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