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GISHI presents
このページについて 最終更新1999.10.25
GISHI presents
 
私がなぜこのページを製作するに至ったかを書きます。


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私の好きな車両
 私の好きな車両はホームページのタイトル通り、名鉄510形です。小さいながら整ったスタイル,鮮やかな塗色,,楕円形の戸袋窓(これ故に510形は丸窓と呼ばれる),あまり伝わってこない現車情報等、美しさと妖しさに満ちた電車だと思います。

 まだ私が学生だった1980年代前半、510形の塗色がスカーレット一色だった頃、時間的に余裕があったせいもあって、よく岐阜に行っていました。ところが当時(というか最近まで)510形の運用は朝夕に限られており、捕まえにくい電車でした。

 そのうち私も就職し、岐阜に行くこともあまり無くなりました。赤と白に塗色変更されより魅力を増しましたが、生活に追われずっと疎遠でした。

 そんな私が510形を本格的に追いかけだしたのは、1997年3月からです。それまでは行っても年1回くらいだったのが、2,3週間に1回のペースで行くようになりました。これは、新型VVVF車780形の投入で、いよいよ510形全廃かと思いとにかく撮っておこうと3月から4月にかけて5,6回位、岐阜へ行ったことに始ります。

 当時4月のダイヤ改正で定期運用が無くなると趣味誌に紹介されており、3月末に集中して撮影しました。そして4月を迎え、改正以後も撮っておこうと岐阜入りすると、改正前は昼間は車庫で寝ているはずの510形が白昼堂々岐阜市内線を走っているではありませんか。

 これは驚きました。何故こんな事になったのか良く解りませんでしたが、調べてみてやっと解りました。理由は、
  1. ダイヤ改正で揖斐線から岐阜市内線への乗入れが大幅に増えた。
  2. 780形は4両では元々予備が無く、510形を予備車として当てにしていた。
  3. 780形は初期不良が多く、実質1両は使い物にならなかった。
などが揚げられます。とにもかくにも510形は1997年4月から1年間、かなりの確率で運用につき、ある時は3連、またある時は急行と揖斐・岐阜市内線,谷汲線を駆巡りました。ただ、揖斐線末端区間(黒野−本揖斐)には乗入れなくなった様で(実際は走ったらしいですが確認できていません)、その区間での510形を私は撮影できていません。

 510形が改正以後も動くと知ってからは、休日や果ては有給休暇をやりくりして、岐阜入するようになりました。四季折々の姿をとらえようと、ロケハン→撮影を繰返しました。

 1998年4月のダイヤ改正では、今度こそ本当に引退かと思いましたが、11月現在そんな兆候はありません。510形はどうやら21世紀まで生延びそうです。

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撮影の成果は?
 何回も510形を撮影した結果、ポジが相当貯まりました。だいたい1日あたりフィルムを2本程度使い、1回の撮影行が1泊2日として1997年3月から1998年11月までで20回程度撮影に来ているので、フィルム2本*2日*20回=80本分のポジがあります。たたし使えるポジは、フィルム1本当り1枚弱しかありません。よって私の持つ510形を撮影したポジのストックは50枚位です。 写真をたくさん撮る様になると、自分の腕前を披露したくなります。私もコンテストに出品したりしましたが、賞をもらったり他人から評価されることはありませんでした。私の写真の腕前は写真集を見れば解ることですが、今ひとつなのかもしれません。しかし私にとって思い入れの深い510形を世に広めたいという思いは強く、悶々としていました。
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電子写真集という形態
 私はネットサーフィンも大好きです。実を言うと私はパソコンを所有していないので、勤務している会社の業務に使用しているパソコンを、私的に使っているのが現状です。会社もある程度は黙認しているので、結構自由に使えます。

 鉄道関係のホームページや掲示板を見ていて、最初はだだ何となく眺めていただけでした。そのうちに、510形の運行情報がネット上に流れているのを知り、そればかりを検索していました。これはけっこう役に立ちました。私は岐阜に住んでいるわけではないので、撮影に行って一番困るのはスカ(運休)であることです。以前は鉄道趣味誌しか情報源が無かったわけですから、本当に便利になりました。ただ欲しいときに情報が得られるわけでもなくバクチの要素も大きいです。

 さて510形のポジが貯まるにつれ、考えたのは写真集を作ることです。最近は自費出版の世界も高画質化と低価格化が進み、A5サイズ50ページ位の写真集を500部作ると、120〜130万円位で出来ます。しかしながら、自分の腕前に自信が持てなかったため躊躇していました。

 そんな時、ジオシティズの広告が目にとまりました。そして電子写真集という形でホームページを作ろうと思いたちました。私の会社はホームページまでは持たせてくれませんので、これなら持てると思いました。ジオシティズは昔からあるのは知っていましたが、機が熟したという感じです。電子写真集なら安価で、段階的に少しづつ、気に入らなければ修正も可能な写真集が作れます。

 名鉄510形電子写真集はモニタ上のバーチャルな写真集です。写真集と名乗るからにはそれなりの画質を求めたいのですが、残念ながら現状のソフト・ハード環境では不可能です。私はいつかオフライン版を作るという夢を持っています。電子写真集はそのためのテストとしての意味もあります。

 また11月15日現在写真は10枚しか掲載してません。また画像読みとり方法が稚拙なため(なんと2Lサイズのダイレクトプリントをスキャナで読んでいる)、画質もいまいちです。これは、フォトCDを利用する方式に改めるつもりです。次回の画像更新時に実験して、結果が良ければ既存の画像も入替えます。

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良いホームページ
 鉄道関係のホームページはたくさんありますが、出来の良いものと悪いものがあると思います。私が考える出来の良いホームページには次の事がいえると思います。
  1. 常に最新情報が読めるように、更新を頻繁に行う。
  2. ページタイトルが解りやすく、見る人の期待を裏切らない。
  3. 最新情報の収集のため、例えば機能している掲示板を設けている。
  4. 中身が独りよがりでなく、誰が見るのか想定して作ってある。
  5. プロバイダへの課金の事を考え、高速表示が出来る。
以上は鉄道関係に限らず、ホームページ全体にもいえることです。逆にホームページでこれだけはやめて欲しいことがあります。
  1. 更新せず古い情報を乗せている。あるいはいつ更新したのか記載がない。
  2. デザインに凝りすぎて表示が遅い。トップページに画像やアイコン,ボタン類が多すぎる。フレームの多用で却って見にくい。また、Javaはトップページでは使わないで欲しい。
  3. ページタイトルの割に中身が貧弱。期待を裏切られる。どこかのテンプレート集とそっくり。
私のホームページも残念ながら誉められたものではなく、勝手な事を言っているなと思われるかもしれません。しかしインターネット歴3年の私からすれば、読む人の立場を考慮したホームページづくりは大事で且つ難しいことだと思います。
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心掛けたこと
 名鉄510形電子写真集の製作に当り、心掛けたことがあります。簡単なことですが、多くの人に見てもらうために私なりに考えた事を記します。

◎デザイン的なこと

  1. ページのデザインには製作者の主張が出ます。私のホームページは510形をテーマにしているため、その塗色に準じた赤(スカーレット)のラインを随所に入れて画面を引締めています。 
  2. 同一countents内の各ページはデザイン的な統一感があった方が良いと思います。見る時の軽快感が違います。
◎特にトップページについて
  1. トップページは通常、リンクなどから飛んで来て最初に見るページです。ここの軽快感は重要だと思います。高速表示をするためなるべく簡略に作ります。画像やアイコン,ボタン類,フレーム,Javaは極力使わない方が良いです。アニメーション,音楽など以ての外です。これらのテクニックを要する(=重くなる)機能はもっと深いところでやった方が、見る人に対して親切です。 
  2. 強調したい情報は上の方に書いた方が良いです。ページは上から表示されるので、大事なことが先に表示されます。また、タイトルには画像を使わない方が良いです。どうしても使いたいときは表示が出るまでの間、タイトルが判るような工夫をしたほうが良いです。
写真集本文について

 普通の紙で出来た写真集を見るときは、どんな見方をするでしょうか。だいたい2つの見方があると思います。1つは、
 「最初のページから1枚づつ順に見る。」
もう1つは、
 「ざっと目を通した後、気に入ったページを見る。」
といったところです。

 電子写真集は、その見方と同じ方法で画像を見る事が出来る様にしてあります。つまり下記のとおりです。

  1. 拡大画像の1ページ目から最終ページまでスムーズに進める様に各ページにリンクを張ってあります。前のページに戻ったり、メインページに戻ることも可能です。
  2. メインページにはサムネイル画像を表示し、画像が気に入ったら、拡大画像へ飛べる様にリンクを張ってあります。
写真のページではこんな事はあたりまえかもしれません。しかしながらいろいろ考えた末にこうした事を記しておきます。
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◎名鉄600V 掲示板について

 これは画像そのものと並ぶ名鉄510形電子写真集の柱の1つです。名鉄関連の掲示板はたくさんあり、それぞれに活況を呈していますが、何故か600V線区に対する書込みが少ないのです。600V線区はマイナーなのかもしれませんが、あまりにも寂しいことです。

 理由を色々考えましたが、本線系の書込みの量と質に圧倒され600V線区の書込みがされていないのではと思い、的を絞った掲示板を作る事にしました。これが 名鉄600V 掲示板 です。

 またこの掲示板は、私が得た情報や電子写真集の更新情報を皆さんに伝えたり、逆に皆さんからの情報や電子写真集への要望を吸上げたりする機能も持っています。

 この掲示板に書込みをしたり読んだりして、510形や600V線区を身近に感じて頂ければ、嬉しいです。

◎ページ全体について
  1. 各ページに最終更新日を記入してあります。これは情報の鮮度表示だとお考え下さい。
  2. 各ページにはページに対し意見があった時への対応のため、メールアドレスが張ってあります。双方向のコミニュケーションを図るためだと御理解下さい。
  3. ページのレイアウトには高速化・軽量化のため<TABLE>タグを全面的に使用しています。ただ多用は禁物かもしれません。一連のノウハウについては テーブルで遊ぼう委員会(T.A.I.) を参考にさせて頂きました。
◎最後に

 ここまで長々と書きましたが、おつきあい頂き有難うございました。そういえば自己紹介をしていませんでした。次章に書きますので、御笑覧下さい。 

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自己紹介1999年10月25日現在
名前GISHI(ぎし)/宮岸 徹
生年月日1962年(昭和37年)12月24日
血液型O型
出身地神奈川県川崎市
現住所東京都葛飾区 
身体的特徴身長170cm,やや太め
職業会社員(電気関係のエンジニア)
趣味カメラ(被写体:鉄道,野鳥)・ドライブ・映画鑑賞・スキー
近況鉄道の町埼玉県大宮市に勤務するようになってから、早1年3ヶ月がたった。JR大宮工場から汽笛が良く聞える。今日は電機かSLか?仕事中でも考えてしまう。
Webページを公開して一年がたった。色々な人との出会いがあり、公開して本当に良かったと思っている。また「写真を使わせて欲しい」との依頼が何件かあり、近々CD−ROMとして発売される予定である。一年前には想像もできなかったことである。
最近、愛車レガシィが初めての車検を迎えた。3年間で走行距離が6万kmを超えてしまった。岐阜通いが過ぎたせいだろうが感無量である。

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