このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

カルカッタの路面電車 [カルカッタの路面電車トップ]
■概要
保有車両は319両、稼動車は239両、定期的に運行している車両は170両と言われています。
営業車は2連接構造となっており、前の車両のみ運転台が置されています。前が一等、後ろが二等車となっています。後部車には運転装置はなく、車庫や駅でバックする際も前の運転台からコントロールします。駅はループ線もしくはデルタ線で折り返します。乗降口も進行方向左側にのみ設置されています。
降り口のある側

降り口のある側
rensetsu.jpg

連接部
603.jpg

降り口の無い側
■標準車
最も多く見られるタイプは角ばったタイプ。運転台部分と最後部の幅が狭くなっています。
車両により前面の形状が微妙に異なります。
製造、改造の経緯により、旧型車をノナプクール工場で改造したグループ、バーンスタンダードインディア社製グループ。1984年ごろ造られたジェソップインディア社製のグループに分類できるようです。
239.jpg

前面中央窓が五角形の239号
240.jpg

前面中央窓が長方形の240号
252.jpg

前面窓が角丸で1枚だけの252号
600.jpg

少し高窓の600号
609.jpg

東欧電車風の609号
641.jpg

前面五角形、小窓が丸い641号
655.jpg

軽快電車風の655号
709.jpg

前面が少し傾きがある709号
710.jpg

小窓が丸い710号

背面の形状も多様です。右の270号のようにバス窓が一組だけのものと、2枚窓のものがあります。720号は飾り窓の形状が残っています。

270号の後部車は一つ目小僧型
701b.jpg

701号は地方私鉄のトレーラーもどき
720b.jpg

窓枠がレトロな720号
■旧型車
ノナプール工場で製造した初期の連接車ですわ。前面が丸いタイプの芋虫みたいな電車はガリアハットから朝だけ1往復出て来ました。

前面が傾斜している電車は「像車」との呼び名があります。この日はガリアハットから2両が午前中2往復しました。

角丸高窓の芋虫電車494号

象電車498号乗降口のある側

乗降口の無い側

初期のタイプにも角ばった形状のものもいます。前面が傾斜していません。この日はベルガッチャから朝1往復しました。

張上げ屋根タイプの582号
■改造車・新型車
近代的な形状の電車も走っています。ガラス張りの車体、前面にディスプレイがあるものも。2008年〜2010年にかけてノナプール工場で既存の鋼体車を改修、19両の近代化改造が行われたとの情報もあります。エアコン車も構想中とか。
227

側窓が上に大きい227号
273

屋根部分曲面窓が大きな273号
281

屋根部分が角ばっている281号
514

赤くて暑苦しそうな514号

曲面天井にまで広告の入った516号
■事業用車両
散水車MP−3はエスプラネードに置かれていましてん。車庫に架線作業車もいるとの情報もありますが、今回は確認できませんでした。

平成23年2月23日〜25日撮影 [▼次(乗りましょう)へ]
[作者へメール] [カルカッタの路面電車トップ] [電鉄倶楽部 大阪] [電鉄倶楽部]

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください