このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

路線概要 [カルカッタの路面電車トップ]
路線はカルカッタ市内中心部の川の東岸に展開しています。ちょっと複雑ですねんけど、都心の3つのターミナルと終点がわかればなんとなく把握できます。

都心部にはハウラー橋、BBDバーグ、エスプラネードの3ターミナルがあって、ここから町の中心部を東側へ横切る路線が伸びてます。そこから、北方向へ, バグバザール、ベルガッチャ、ビダンナガールへ伸びる3本が分岐します。エスプラネードから出る線は東南へも路線が分岐、エスプラネードから南西へ伸びる路線もあります。

よく見かける系統についてのみ説明します。

■エスプラネード〜ベルガッチャ
最大のターミナルはエスプラネード。レニンサラニ通りを東へ向かい、次のウエリントン交差点の3方向分岐を北へ。カレッジ通り、ビダンサラニ通りを北進し、シャムバーザールを経てベルガッチャへ向かいます。(1系統)
カレッジ通り、ビダンサラニ通りは商店街で道幅が狭く、まともに走れたもんやおまへん。終点まで1時間かかります。5系統はシャムバザールで折返します。

シャムバザールで折返し
■エスプラネード〜ガリアハット
ウエリントンを南へ折れて路地を通り抜け、州道1号線へ合流、公園通りを東に折れてパークサーカスで再び南下、ガリアハットへ至るくねくね路線が25系統。パークサーカスで折返す22系統があります。
ガリアハット以南は2004年に廃止しています。
公園線

公園通りでパチリ
■エスプラネード〜ビダンナガール
ウエリントンを直進し、東端で州道1号線へ合流、北上しビビカナンダ通りを東へ折れ、国鉄の下をくぐりビダンナガ−ルへ至るルートが17系統。国鉄をくぐる区間の勾配がきつく、旧型車の入線はできないとか。ラジャバザールで折返す系統もありますねん。終点のビダンナガールは住宅街の団地をぐるっと回って折返しますねん。
美談線

ビダンナガールの折返しループ
■エスプラネード〜キダーポール
エスプラネードの南側の駅から出る電車はキダーポール行36系統のみ。専用軌道が多く、鹿児島市電の谷山線みたいな雰囲気です。
ダイヤモンドハーバー通りを経て市街地の南端、ジョカまで伸びてましたが、2009年に休止していまいました。
木田線

専用軌道で楽々パチリ
■BBD〜バグバザール、シャムバザール、ベルガッチャ
BBDから北へ向かうラビンドラサナリ通りという市場の中を延々と走りますねん、乗ったら面白いけど、ろくに撮れません。北行き一方通行となる区間も南行きの電車がやってきます。まともに走れるわけがありませんな。北へまっすぐバグバザールへ行く8系統と、途中からアウロビンダサナリを抜けてシャムバーザール(10系統)、ベルガッチャ(4系統)へ行く系統が走ります。終点ガリフまでの12系統は滅多に走りません。
馬具線

市場の中で辛うじて一枚
■BBD〜ビダンナガール
BBDからBBガングリー通りを東へ進み、路地を抜けて州道1号線へ合流、ラジャバザールを経てビダンナガールへ向かう16系統。車庫のあるラジャバザールで折返す14系統もあります。ハウラー橋から東進する路線との交差部分にはひし形の平面交差があります。阪堺電車の住吉みたいな感じです。

■BBD〜エスプラネード
エスプラネードを発着する22、25系統の一部がBBDまでやってきます。

住吉

住吉みたいな交差点
■ハウラー橋線
ハウラー橋だけはデルタ線で折り返します。これはハウラー橋を渡って西側の市街地へ伸びていた路線が1993年に廃止された際に終端駅となった関係です。
ハウラー橋からマハトラガンジー通りを東進、国鉄シールダー駅で州道1号線に合流します。ほとんどの区間が市場の中を通っており、まともに走れません。市街地を半周してエスプラネードへ行く系統、ラジャバザールまでの15/12系統、南のパークサーカスまでの20系統が見られます。南北方向の路線との平面交差が楽しめます。
平面交差

平面交差で「お先にどうぞ」
平成23年2月23日〜25日撮影 [▼次(車両)へ]
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