このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大連の
路面電車
203路に乗ろう 次へ>
■乗らないともったいない
  日本型車が活躍する203路。折角大連まで来たら乗って見ましょう。電車は日本製でもここは中国。日本の路面電車とはひと味違った体験が出来まっせ。
★大連駅前
  大連の電車は右側通行。線路の右側にある安全島から乗りましょう。駅前付近は自動車の洪水。それに輪をかけるように自転車とバイク、けったいなミニカーまで走り回ってます。そんななか折り返し電車が現れます。警笛を鳴らしまくりながら渋滞の中に突っ込み、路上に停車。電車から降りた人の波が渋滞の車列に溢れ出すように広がって消えてゆきます。そして、空になった電車はまたまた警笛を鳴らしまくりながら渡り線を折返し、乗り場にたどり着きます。
  大連の電車は3扉。前後両側の扉から乗りましょう。
大連駅前。信号の関係で自動車が切れることも。
レトロな満鉄本社前で離合
★電車に乗ったら
  大連の電車は前払い制。まずお金を払いましょう。運転席の後ろに運賃箱が。1回1元。お釣りは出ません。車掌が乗っていますが、両替はしてくれません。10元札とかを出すと怒られます。乗る前に1元札か1元玉を用意しましょう。地元の人たちは周辺に声をかけて何人分かまとめて払ったりしてますが、中国語ができない私はコンビニで茶(麦酒とか?)を買うときにわざと釣銭を出させて「1元」を貯めるようにしてます。
★電車の中は
  大連の電車は車内もレトロ調。ドアやら窓やら、照明、座席・・調度品も全部レトロ調。と言うか、本物のレトロですね。でも、いきなり液晶モニターが付いていたりします。運転席の左側のスペースは、立ち席ながら運転と車窓を楽しめる特等席。ゆったり大連見物と行きましょう。

  し、しかし・・・・・、警笛の嵐をものともせず直前に割り込む自動車の波、波、波。おかげで、警笛とノッチ、ツリカケの音を繰り返し繰り返し、これでもかと言うほど聞くことができます。  

車内も思いっきりレトロ調。
華楽街を過ぎるとのんびりムード
★さあ終点
  大連の電車は中ドアから降りましょう。日本みたいに「次停まります」ボタンはありません。レトロ電車だからといって、「チン」と鳴らすひもも付いていません。合図をしなくてもたくさん乗り降りするので大丈夫。終点ではどのドアから降りてもかまいません。と言うか、現地の人は勝手にどんどん降りてしまいます。安全島の無い電停では自動車に注意。自動車は日本とは逆の右側からやってきます。
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