このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


 地下鉄な謎(2003.03.31)
(地下鉄のドアの上に↓のような路線図は貼ってある。もちろん反対側のドアにも。しかし、反対側の路線図は、■の色が赤青逆になっている。)

 駅のホームには二種類の型があって、ひとつが相対式ホームで、もうひとつが島式ホームである。ほんとうはもうひとつあるのだが、ここではのべない。
 相対式は、二本のレールをはさんでホームが向かい合っている。居眠りをして乗り越しに気づいた駅のホームがこれだと引き返すとき、跨線橋か地下通路をとおらねばならず、めんどくさい。
 いっぽう島式は、ホームが二本のレールにはさまれるかたちで位置しており、レールを川の流れに見立てると、ホームは川中島にあたることから、この名がついた。こっちの場合は乗り越しに気づいても、電車を降りて数歩あるくだけでよいから、楽である。
 複線(二本線)の場合、相対式ホームの駅では、進行方向に向かって、降り口は必ず左側である。島式ホームの駅では、降り口はその逆で、必ず右側になる。(ただしこれは、自動車と同じように線路にも「キープ・レフト」の原則を適用した場合。「キープ・ライト」ならば左右逆になるが、上り下り別々の線路を使用するかぎり、右左の別は必ず固定される。)
 ところがわたしが毎日通勤に利用する、地下鉄東西線のある駅は、上りと下りで降り口が逆になる。もちろん複線で、一見相対式ホームの型をしているのだが、地下ホームのため、反対側のホームは壁に隠れて見えない。
 これが単線(一本線)なら、相対式ホームの片われしか存在しないから、上りと下りで降り口は逆になる。正確には上りと下りの乗降口が共用になっている。
 でも営団地下鉄東西線は東京一、ダイヤが過密な地下鉄として有名だから、その駅だけ単線というわけにもいかない。
 これは、大都会・東京に隠された、知られざる永遠の謎である。

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