このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
(三崎〜佐賀関) |
四国と九州を最短距離で結ぶ航路。高知から大分まで続く国道197号線の海上部分を走る、「海の国道197号線」でもある。
三崎港で国道は一旦途切れる。フェリー乗り場には、「197号線の197㎞地点」と書いた看板が立っていた。偶然とはいえ、国道番号と一致しているというのはおもしろいものだ。駐車場の隅には197㎞のキロポストが立っていたし、国道フェリーであることを前面に押し出した航路だ。これもやはり、「ウリ」の一つなのだろうか。
フェリーの到着まで、周囲を散策する。バイク駐輪場の所に、「バイクをきつく縛ります」と書かれた看板があった。フェリーでバイクを縛るのは当たり前のことだが、こうも改まって宣告しているのを見るのは初めてだ。別にびっくりする程のことではないのだが、「きつく」というのが少し気になった。それはさておき。
フェリーが入港してきた。意外なくらいに小さい。陸地に囲まれた内海とはいえ、一応豊予海峡を横切るはずである。すぐ横から別府へ向けて出航する宇和島運輸のフェリーに比べると、頼りなく思えるくらいだ。本当に大丈夫だろうか、と心配になってしまう。
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