このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

失われた鉄路



昭和40年代のローカル線では、腕木式信号やタブレット交換がよく見られた。しかしながら、平成の世の中にそれも東京駅から
内房線快速でわずか1時間20分の所に、今でもタブレット閉塞や国鉄時代のDCキハ30・キハ37・キハ38が見られる路線が
あるとは・・・。木更津から上総亀山までの32.2kmを、約1時間で運行している久留里線を紹介する。

内房線木更津駅で113系と並ぶ久留里線キハ37        キハ30 国鉄時代に大都市近郊の非電化区間用に開発された
ラッシュ時間帯は4連、日中は2連で運行される          キハ35系グループで外吊りの両開き3ドアとロングシートが特徴

昭和43年9月
川越線
キハ35

キハ35は片運転
台でトイレ付き

キハ30は両運転
台でトイレ無し

中央線のような
赤一色の首都圏
色になったことも
あった

キハ30
塗色が変わるだけで、雰囲気が随分垢抜けるものである。
製造当時から101系電車のDC版という位置づけであり、
車内もそっくり

全線単線であり、列車交換は横田・久留里で行われる        

タブレット交換風景  預かったタブレットを閉塞機に入れるとチンチンという音が  いつまでこの光景が見られるのか・・・

キハ38  片運転台3ドア両開き  トイレ付のはずがトイレは閉鎖している  ロングシートだがトイレ前のみクロスシート
本来はキハ35系の置き換え用として製造された  現在は久留里線でしか走っていない

タブレット 確認 ○                            久留里駅 ここで木更津に折り返す列車もあります

キハ37  片運転台2ドアのロングシート  ローカル線用の5両しか製造されていないローコスト型試作車

車掌車を転用した東横田駅の待合室   可愛らしい久留里線のマーク         千葉運転区木更津支区

久留里を過ぎると田園風景から一転、山間に入る
終点の上総亀山駅 当初は木原線と接続させる計画であった

E193系 軌道、電力、信号・通信検測車に遭遇

終点の上総亀山駅に到着すると、留置線に何やら見慣れぬ車両が・・・。 3両編成の白いボディに赤いライン、フェイスが小顔で
車体にはEast−i−Dの文字があり、DCなのに何故かしら2両目にはパンタグラフが乗っかっている。

キクヤE193  電化・非電化を問わずJR東日本の全線の軌道、電力、信号・通信の状態を検測する車両でした

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