このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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急行「アルプス」
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急行「アルプス」の歴史は昭和24年9月まで遡る。新宿〜松本間の不定期準急2403レ・2404レを定期化し、昭和26年4月に「アルプス」と命名されたのが始まりである。設定当時は、新宿〜松本間が準急で松本からは普通列車として長野まで乗り入れていた。昭和30年代にはいると、中央本線にはアルプスの他に「穂高」や「白馬」などの列車が運転される。そんな中、中央線準急の体質改善が実施されアルプスは昼行・夜行4往復となった他、停車駅の見直しで大幅にスピードアップされた2往復については急行に格上げされ、中央本線の急行列車として確実な地位を得るようになる。昭和37年12月には、3往復体制で運行される。昭和40年5月、中央線の松本電化が完成。中央線を走っていた準急・急行群は一気に電車化されるかと思われたが、同年秋に実施されるダイヤ改正によって電車化は最小限にとどめられた。この時に、「アルプス」の下り2、上り1本が165系電車が導入されている。昭和43年には、かつての準急群を加えた結果11往復と最盛期を迎える。ところが、昭和40年代から登山・レジャーブームなどや41年12月に導入された特急「あずさ」が次第に勢力を伸ばし始め、アルプスにも陰りの色が見え始め、昭和61年11月には昼行アルプスがついに全廃。更に165系電車もこの改正で183系に置き換えられた。その後は1往復を死守していたが、平成13年12月のダイヤ改正で上りアルプスが季節格下げになり、下り1本だけが新宿〜信濃大町間を細々と結んでいた。平成14年12月1日、東北新幹線八戸延伸開業に伴うダイヤ改正で下りもついに季節格下げになってしまった。同改正では、他にも東日本の急行群が次々と廃止となり残りは、金沢〜上野間を結ぶ「能登」だけとなってしまった。
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